※2015年11月1日付でHewlett-Packard CompanyをHewlett Packard Enterprise Company とHP Inc.に分社する以前に販売された製品については、現在のモデルと異なる、古い製品名およびモデル番号である場合があります。また分社前に発表したお知らせに関しては、発表当時の社名で記載されております。
保守交換後のHDD及びSSD処理に関して
2014年7月29日
拝啓、平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下HP)では、保守交換後のハードディスクドライブ及びソリッドステートドライブ(以下、HDと記述)の取り扱いにつきまして、お客様が所有されていました磁気データ情報が外部に漏れることのないよう、以下のように万全の体制を整えております。
敬具
記
HDの所有権と機密保持に関して
- 保守交換されたHDの所有権はHPに帰属します。
- HPは、お客様よりHPに返却された、あるいはHP-技術者及びHP認定パートナーが回収したHD内の情報について、下記いずれかの処理を行うまでの期間、少なくとも自己が自己の同種の情報を保持する場合に払うのと同等の注意をもって、保持、保管します。受領の際に機密である旨の明記がない場合も、機密として取り扱います。
- 前項で取り扱われる情報は、2005年4月1日に施行の個人情報の保護に関する法律対象の情報も含まれます。
お客様先にて保守交換後、お客様よりHPに返却された、あるいはHPが回収したHDの取り扱い
HPが回収した保守交換後のHDはHPが契約を締結している業者施設内で厳重に管理保管され、種類や状態により次のいずれかの処理を行います。
- HDが廃棄処理対象品の場合、HP指定廃棄物処理業者に引き取られ最終的に廃棄されます。HPと廃棄物処理業者は、HDの廃棄方法(解体、変形方法)を指示している覚書を交わしており、HD内の情報の流出を防止すべく厳重に管理し、データの復元が出来ないようHP指定の廃棄方法にて処理しております。
- HDが修理(リサイクル)対象品の場合、HP主要物流各拠点(シンガポール、米国および日本国内)へ送付されます。その後、HP社内修理検査部門あるいは契約を交わしているHDの供給元または供給元指定の修理業者へ送られます。そこですべてのHDのデータについて、修理工程において、リフォーマットによりデータ消去作業が行われます。修理作業上、リフォーマット、テストが不可能であれば、内部磁性体やその他の部品が交換されます。部品の交換においても修理不可能と判断されたHDや取り外された内部磁性体等は、製造元の責任下においてデータが復元できないよう物理的な破砕処理を行った上で廃棄処理されます。
HPでは、上記の通り機密保持に関し万全を期しておりますが、お客様先よりHDを持ち出す事が出来ない又はデータ消去証明書が必要な場合は、別途 「ハードウェアオンサイトHD返却不要サービス」・「ハードウェアオンサイトHD返却不要 データ消去付サービス(ソリッドステートドライブ搭載モデルを除く)」をご提供しておりますので、ご検討いただきますようお願い申し上げます。
以上