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アクセシビリティに対するHPEの取り組み

HPEでは、障害を持つ人が利用できる製品やサービスの提供に力を注いでおり、HPEの製品は、合理的に可能な範囲でU.S. Section 508、WCAG 2.0 (レベルAおよびAA)、EN 301 549などの国際標準規格と地域標準規格の要件を満たす設計となっています。

HPEの製品は通常、コンピュータールームに設置されるか、業界標準の通信プロトコルを使用してIoTエンドポイントで分散されます。そしてユーザーは、ワークステーションやPCなどのクライアント側のコンピューティングデバイスを通じてやり取りを行いますが、HPEでは、オープンなオペレーティングシステムを使用して福祉機器との互換性を高めています。

HPEは、アクセシビリティのプロフェッショナルがキャリアを積み、組織において製品やインフラストラクチャへのアクセシビリティの組み込みを推進できるよう支援することに力を注ぐ非営利団体である、International Association of Accessibility Professionals (IAAP) の創設メンバーです。

会員種別 (IAAPの外部Webサイト)

製品アクセシビリティ適合レポート

HPEでは、Voluntary Product Accessibility Template® (VPAT®) を使用しています。このツールは、製品が米国リハビリテーション法第508条のアクセシビリティ標準規格、Webコンテンツアクセシビリティガイドラインv2.0、または欧州連合のEN 301 549の標準規格に適合していることを実証するために使用されます。VPATの目的は、アクセシビリティをサポートする機能を備えた商用の「電子情報技術」製品およびサービスの提供状況に関する初期評価を行う、連邦政府の契約担当者やその他の購買担当者を支援することにあります。

関連するアクセシビリティの標準規格やガイドラインに対するICT製品およびサービスの適合性に関する産業顧客の情報交換を促すツールであるVoluntary Product Accessibility Template® (VPAT®) は、米国情報技術工業協議会 (ITIC) が作成したものです。VPAT®の詳細については、ITICのWebサイトをご覧ください。 

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利用しやすいカスタマーサポート

視覚障害、聴覚障害、または加齢に伴う身体的制限があるお客様、もしくは利用しやすいカスタマーサポートをお求めのお客様は、次の番号でHPEのカスタマーサポートにご連絡ください。その際はサポート担当者がスムーズに支援を行えるよう、お客様のご要望をお伝えください。

• 844-806-3425 (保証関連) または800-633-3600 (契約関連)

• HPEカスタマーサポートの連絡先のWebサイト

• 障害があるお客様、または加齢に伴う身体的制限があるお客様向けのお問い合わせフォーム

米国のお客様に関しては、連邦通信委員会が電話リレーサービス (TRS) にアクセスするための電話番号 (711) を導入しており、聴覚障害や言語障害がある人は、TRSによってテキスト電話 (TTY) などのデバイスを介して電話システムで同じような障害がある人、またはない人と通話できます。各種TRSの詳細については、FCCコンシューマーガイド (外部) をご覧いただくか、FCC Disability Rights Office (外部) でお尋ねください。

アクセシビリティの標準規格と規制

ワールドワイド

Webコンテンツアクセシビリティガイドライン (WCAG)

Webコンテンツアクセシビリティイニシアチブ (WAI) は、WebデザイナーとWeb開発者が障害や加齢に伴う身体的制限がある人のニーズに適合するサイトを作成できるようサポートし、Webコンテンツアクセシビリティガイドライン (WCAG) は、あらゆるWebコンテンツ (テキスト、画像、音声、動画)、Webアプリケーション、およびソフトウェアのアクセシビリティの向上に貢献します。またWCAG 2.0は、ISO/IEC 40500:2012として承認されています。

Webコンテンツアクセシビリティガイドライン (WCAG) v2.0を採用したHPEは、自社のWeb、ソフトウェア、およびWeb以外のドキュメント製品で可能な限りこのガイドラインに従っており、ご要望に応じてWCAG 2.0の適合レポートを提供することが可能です。レポートの依頼については、各地域の営業担当者にご確認ください。

米国

U.S. Section 508

米国アクセス委員会が作成したU.S. Section 508標準規格は、連邦調達規制に含まれており、身体、知覚、または認識障害がある人の情報および通信テクノロジーへのアクセスを取り扱うものです。この標準規格には、さまざまな種類のテクノロジーに固有の技術基準と対象製品の機能に重点を置いたパフォーマンスを基準とする要件が含まれており、ソフトウェアアプリケーションとオペレーティングシステム、Webベースの情報とアプリケーション、コンピューター、通信製品、動画とマルチメディア、および自己完結/クローズド型の製品に関する具体的な基準が定められています。

HPEはこの米国連邦調達政策を支持するとともに、ご要望に応じて製品適合レポートを提供することでお客様のニーズに対応しています。

• 米国政府のSection 508のWebサイト (外部)

• 米国政府のBuy AccessibleのWebサイト (外部)

21st Century Communications and Video Accessibility Act (CVAA)

CVAAは、障害を持つ人が新しいデジタル、ブロードバンド、およびモバイルイノベーションなどの先進的な通信を利用しやすくする、アクセシビリティに関する法律を改定するものです。これらの規制はFCCによって施行され、47 CFRパート14およびパート79としてドキュメント化されています。

U.S. Section 255

電気通信法の第255条は、障害を持つ人が住宅やオフィスで使用する通信製品およびサービスにアクセスできるようにすることを求めるものです。FCCの規則では、基本的な通信サービスだけでなく特殊な通信サービスも対象となっています。

カナダ

Accessibility for Ontarians with Disabilities Act (AODA) は、障害を持つオンタリオ州居住者が財、サービス、および設備にアクセスできるようにするためのアクセシビリティ標準規格を定めるものです。AODAは、一般市民やその他のサードパーティに製品、サービス、または設備を提供し、オンタリオ州で1人以上の従業員を雇用しているすべての個人、もしくは組織に適用されます。AODAの対象となる個人と組織は、2025年1月1日までにアクセシビリティのための対策を講じなければなりません。

• Hewlett Packard Enterprise Canadaの利用しやすいカスタマーサービスに関するポリシー (英語)

• Hewlett Packard Enterprise CanadaのAODA (英語)

• Hewlett Packard Enterprise CanadaのPolitique Relative aux Normes d’Accessibilité (フランス語)

• Hewlett Packard Enterprise CanadaのLAPHO (フランス語)

欧州連合

EN 301 549標準規格 (外部リンク) は、欧州連合がMandate 376に基づいて、情報および通信テクノロジー (ICT) 製品の公共調達用のオンラインツールキットの基準として使用する目的で作成しました。この標準規格は、ICT製品およびサービスに適用される機能のアクセシビリティ要件を規定するとともに、各要件を満たすためのテスト手順と評価手法について説明するものとなっています。

HPEでは、ご要望に応じてEN 301 549の製品適合レポートを提供することが可能です。レポートの依頼については、各地域の営業担当者にご確認ください。