ゴトリ ラボスが、クリーニング/リネンサプライ業界のスマート工場化を推進



ゴトリ ラボス 様

 

パッケージソフト「GLOBE」とタワー型のHPE ProLiantサーバーが中小企業が抱える課題を解決


"GLOBEは、発売開始から約2年で世界の約60のランドリー工場で導入されており、その大部分に、HPE ProLiant MLサーバーシリーズが採用されています"

―ゴトリ ラボス日本オフィス
 Sales Director
 Masaru Nishikawa 氏

スイス発のグローバル企業であるゴトリ ラボスは、クリーニング/リネンサプライ/ユニフォーム業界に特化し、多様な業務プロセスを効率化するシステムソリューションを発表している。中でもパッケージソフトとして提供されるランドリー工場管理ソリューション「GLOBE」は、ランドリー工場の業務プロセスを広範に「見える化」できることから注目を集めている。このGLOBEの稼働環境として推奨されているのが、HPE ProLiant MLサーバーである。

 

業界

ソフトウェア開発

 

目的

リネンサプライ/ユニフォーム業界の生産工程にICT、デジタル技術を導入し、ランドリー工場のスマートファクトリー化を推進。工場管理と生産業務の効率化を達成する。

 

アプローチ

工場管理パッケージソフトウェア「GLOBE」により工場全体の稼働状況を「見える化」するとともに、取得データを組み合わせたBI機能により経営に貢献する指標を提供する。

 

ITの効果

・工場管理ソフトウェア「GLOBE」の稼働環境に、クラス最高水準の性能と拡張性を持つインテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー搭載のHPE ProLiant MLサーバーを推奨

・高信頼サーバーにより過酷な工場内でも24時間365日の安定稼働が可能

・最長7年標準保守、堅固なファームウェアセキュリティにより長期間稼働を実現

 

ビジネスの効果

・ランドリー工場のスマート化を推進し、業務効率を向上

・従業員の作業目標や作業効率などの提示による働き方の改善

・人員配置も含めた工場全体のパフォーマンスを最適化

チャレンジ

クリーニング/リネンサプライ業界の生産プロセスをデジタル化

 

ICTの発達、デジタライゼーションの進展に伴い、世界的にインダストリー4.0が進行している。製造業の生産工程や流通行程に先進技術を導入することにより、生産・流通にまつわるコストを削減し、生産性を高めようという動きだ。

『工場のスマート化』ともいわれ、我が国では第四次産業革命として、経済産業省がこれに対応するための官民の羅針盤となる「新産業構造ビジョン」を策定しており、この世界的な動きに追随しようとしている。

このインダストリー4.0の導入が急速に進んでいるビジネス分野のひとつに、クリーニング/リネンサプライ/ユニフォーム業界がある。早いタイミングで機械化が進んでいたことが、逆にその後の情報化、デジタル化のハードルとなっていた業界のひとつといえるだろう。そこに、ついにデジタルの波が押し寄せようとしている。

この潮流をリードしているのが、スイスに本拠を置くゴトリ ラボスだ。リネンサプライ/ユニフォーム業界に特化した多彩なソリューションを展開するオランダ企業、ABSランドリービジネスソリューションズのグループに連なる1社である。

ゴトリ ラボス日本オフィスは、アジア・パシフィックエリア、特に日本市場に注力するための拠点となる。日本オフィスでSales Directorを努める西川勝氏は次のように話す。

「私たちが対象としているのは家庭向けクリーニング事業者ではなく、日本では工業クリーニングといわれる分野で、ホテルや病院のリネン類を扱うリネンサプライ事業者、あるいはユニフォームを扱うユニフォーム事業者が対象です。カスタマーが所有するリネン類をお預かりし、クリーニングしてお返しするというものと、お客様がリネン類やユニフォームを所有し、カスタマーにレンタルするという2通りのビジネスモデルがありますが、いずれもランドリー工場で生産(=クリーニング)を行います。このランドリー工場のスマート化に貢献するのが私たちの提供するソフトウェアです」

ランドリー工場では多種多様なマシンが稼働している。洗濯機、乾燥機、洗い上がった製品のシワを伸ばすプレス機や仕上げ機、折りたたみ作業を自動で行うフォルダーなどが連携し、生産(=クリーニング)を行う。だが、この一連のプロセスを一気通貫で管理することはこれまで困難だった。これを先進的なデジタル技術を用いて解決するのが、ゴトリ ラボスのソリューション「GLOBE」である。

ゴトリ ラボス

Managing Director
Marien van Bezooijen 氏

ゴトリ ラボス日本オフィス

Sales Director
Masaru Nishikawa 氏

インテル® Xeon®
スケーラブル・プロセッサー搭載

ソリューション

パッケージソフトウェア「GLOBE」を核にランドリー工場の稼働状況を「見える化」

 

GLOBEはランドリー工場内で稼働するマシン類や、現場でのオペレーションを担当する従業員の実働状況をリアルタイムで「見える化」することで、ランドリー工場のスマート化を進めるものだ。パッケージソフトウェアとして提供され、現在のバージョンは4.0。インダストリー4.0やLEANアプローチといった世界的な生産プロセス効率化の潮流に対応した機能を備えている。

GLOBEはランドリー工場の各マシンから取得したデータを集約し統合管理する。すでに稼働している工場のマシンにセンサーなどのデータ取得用デバイスを後付けで設置することもできるため、マシンのメーカーや種類、数に制約されることなく、必要なデータを取得できる点が最大のポイントである。

各マシンには洗濯物投入などのオペレーションのために、従業員が数人単位で配置されて生産ラインが構成されるが、データを取得するポイントに応じて、生産ライン、従業員の稼働状況もデータとして取得できる。マシンと人員の両面から工場の稼働状況、稼働率などを把握することができるようになる。

従来は、たとえば各マシンの生産量を把握するには、それぞれのマシンを巡回してカウンターを確認するなどの属人的な作業が不可欠だった。工場によっては専任の従業員が必要となっていたところが、GLOBEではPCやタブレットの画面上に工場のマシンレイアウトに模した平面図が表示され、そこからリアルタイムで各種のデータを閲覧、確認することが可能になる。画面や操作メニューは日本語化されており、誰にでも直感的に操作することができる。

「電力や水などのエネルギーの利用状況はもちろんのこと、人員のデータを勤怠システムと連携させれば、労務管理にも活用できます」(西川氏)

GLOBEにはBI機能も内蔵されている。デフォルトで用意されている規定レポートは20数種に及び、各マシンや人員の稼働率を日次、週次、月次で表示・出力するなど、取得データを組み合わせることで柔軟なデータ利活用を実現。マシンの定期メンテナンスや入れ替えといったスケジュール管理から人員配置計画といった経営戦略策定に資するさまざまな指標として提供することもできる。

「これまでの経験からいえば、GLOBEの導入は既存の業務プロセスを見直す絶好の機会にもなります。業務全般を見直していただくことで、人員の適正な配置も『見える化』され、業務効率化も進展します。従業員サイドからすれば、その日の作業目標や自分自身の作業効率なども『見える化』されるため、働き方が主体的になるという効果もあります。さらに、工場の生産傾向と人員のスケジュールをマッチングさせて効率的なシフトを自動作成する機能もフォローしています」(西川氏)

 

「GLOBE」の稼働環境にHPE ProLiant MLサーバーを推奨

 

ゴトリ ラボスでは、GLOBEの稼働環境として、HPE ProLiant MLサーバーシリーズを推奨している。西川氏は次のように話す。

「GLOBEはリネンサプライ/ユニフォーム業界が待望していたパッケージソフトウェアということで高く評価されています。発売開始から約2年で世界の約60のランドリー工場で導入されており、その大部分に、HPE ProLiant MLサーバーシリーズが採用されています」(西川氏)

HPE ProLiant MLサーバーシリーズは、世界的に定評あるHPE ProLiantシリーズの中でもエントリークラスに位置づけられるタワー型サーバー製品だ。クラス最高水準の性能と拡張性を持つインテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーを搭載し、設置場所や稼働環境に応じて3タイプのモデルから選択できる。

“Silicon Root of Trust(シリコンレベルの信頼性)”を基盤とする最新の管理ツールiLO Management Engine(iLO 5)の標準搭載により、HPE独自の電子認証を活用したファームウェア更新機能に加え、ファームウェアへの不正な書き換えを早期に検出して正常な状態に回復するセキュリティ機能や、サーバーのライフサイクル管理を最適化する多彩な運用支援機能を実装。運用管理にかかる手間とコストを大幅に削減している。

「GLOBEはリアルタイムでマシンや人のデータを収集し、高性能な暗号化DBを利用することから、その稼働環境には高いパフォーマンスと信頼性が不可欠です。また、お客様の大切なビジネスデータを守る意味では、堅固なセキュリティも必須です。この両面からHPE ProLiantサーバーは最適と考えています。全世界で同一品質の製品が調達できることも私たちが推奨する理由のひとつです」と西川氏は話し、さらに次のように続ける。

「最大7年間の本体標準保証、摂氏40℃までの稼働を保証する耐熱性など、ランドリー工場のような過酷な環境でも、一度設置したら安心して長く使い続けることができる優れた素養を備えているのがHPE ProLiant MLサーバーシリーズです。GLOBEはゴトリ ラボス本社にて24時間サポートを実施していますが、それもHPE ProLiant MLサーバーシリーズがあってこそ、なし得ることです」(西川氏)

GLOBEはMicrosoft Windows Server 2019上で稼働するため、ハードウェアの機能と合わせ、OS自体が備えるセキュリティ対策機能や長期保証なども活用できることから、安心して長く使い続ける素養をさらに万全のものとしている。

ベネフィット

世界的なイベントの開催を追い風に成長するリネンサプライ/ユニフォーム業界に貢献

 

2018年11月、ゴトリ ラボスでは日本進出の足がかりの一環として、ランドリーマシンメーカーのイベントにブース出展した。そこに設置されたGLOBEのデモ環境用のサーバーは、西川氏自らが日本でHPEのオンラインストア「HPE DirectPlus」から調達したものという。

「参加決定からイベント開催まであまり時間がなく、本社からハードウェアを送付してもらうよりも日本で調達したほうが早いということになったため、HPE ProLiant ML110 Gen10サーバーを購入して対応しました。HPE DirectPlusならではの最短5営業日納品でサーバーが調達できたため、ゆとりをもってデモ環境の準備ができました」(西川氏)

ゴトリ ラボスではグローバルでサーバーの推奨スペックを用意しており、それに準じた構成のHPE ProLiant ML110 Gen10サーバーを選定したとのことだったが、デモ環境には十分なパフォーマンスを発揮し、来場者の反応も良好だったという。

「日本のリネンサプライ/ユニフォーム業界は経営者の代替わりが活発化しつつある状況で、GLOBEのようなソフトウェアがパッケージ製品として提供されていることに興味と関心を示してくださる方は少なくなかったですね」と西川氏は笑顔を見せる。

今後、我が国では世界的なイベントが続々と開催されることから、インバウンド市場の拡大が見込まれ、ホテル業界は活況を呈している。一方、病院や介護・福祉施設関連のニーズも拡大基調にあるなど、リネンサプライ/ユニフォーム業界は新たな成長の好機を迎えつつある。GLOBEのようなソリューションはこの流れを加速させるに違いない。

最後に西川氏は次のように語って締めくくった。

「GLOBEの安定稼働には信頼性に優れたサーバーが欠かせません。今後もHPEには確かな品質を備えたサーバー製品の提供を期待しています」

ご導入企業様

ゴトリ ラボス 様

 

所在地:東京都中央区日本橋人形町2-25-11 三幸ビル3B

URL:https://www.abslbs.com/ja/