HPE GreenLake for Disaster Recovery (以下「本サービス」) は、HPE GreenLake Edge-to-Cloud プラットフォ ーム (以下「本プラットフォーム」) で提供される、Software-as-a-Service です。オンプレミスのリソース向け にディザスタリカバリを as-a-service として提供します。本サービスは、アプリケーションレベルで耐障害 性を維持する責任を負うアプリケーション、ストレージ、バックアップ管理者向けに設計されました。

1.1. 本サービスは本プラットフォームを通じて提供され、Web インターフェイスを使用したディザスタリカ バリの管理を可能にします。これにより、複数の場所におけるディザスタリカバリの管理を統合で きます。

1.2. 本サービスは、必要なコンポーネントを保護された環境に展開し、運用を可能にします。本サービ スのサブスクリプションは、保護対象として設定される固有のリソース数に基づいて行われます。

1.3. 本サービスの一環として、HPE はお客様に対し、契約期間中に本契約に従って本サービスを利用 する権限を付与します。

2.1. 継続的データ保護 (CDP)

• 本サービスは、継続的なデータ保護 (CDP )機能とレプリケーションを提供することで、ダウンタ イムを最小限に抑え、たとえば、計画外の停電、サイバー攻撃、ハードウェア障害、人為的ミス などの破壊的なイベントからアプリケーションを復旧できるようにします。

2.2. 保護グループ

• 保護グループは、1 つまたは複数のリソースのレプリケーションとフェイルオーバーの設定を定 義し、1 つまたは複数のリソースを一貫した方法でまとめて保護します。復旧可能なすべての 時点で、保護グループ内のすべてのリソースを同じ復旧ポイントでリカバリできます。
• 保護リソースとは、1 つまたは複数の利用可能なリカバリポイントがあるリソースです。リソース は、保護を適用できる、一意に定義されたエンティティと定義されます。この例では、エンティテ ィは仮想マシンです。本サービスには、サービスが適用されるエンティティのプロビジョニング は含まれません。
• 本サービスでは、保護対象に設定される保護リソースの数を測定しており、ユーザーがコミット メントを超過しないようにします。

3.1. 本サービスのサブスクリプションには、サブスクリプション期間中の製品サポートが含まれます。サ ポートには、電話、メール (support@zerto.com)、または本プラットフォーム上の Data Services Cloud Console アプリケーションの「ヘルプ」ボタンを使用してオンラインでアクセスできます。

4.1. プレリリース資料

HPE は、一般提供に先立って特定のソフトウェア、機能、機能性、改善、機能強化をお客様に提 供可能にすることがあります (プレリリース資料) 。お客様は、プレリリース資料について以下に同 意するものとします。(i) 本番環境では使用しないこと。(ii) HPE からアップデートの一環として、または別の形で一般に提供される場合とそうでない場合があること。(iii) 保証およびサポートの対象外 であること。(iv) 場合によっては本サービスにおける互換性、パフォーマンス、スケーラビリティの 水準に達していないこと。(v) 正常に動作しない可能性があること。(vi) かかるプレリリース資材に 固有の規約が別途適用される場合があること。お客様は、プレリリース資料にバグ、エラー、問題 が生じた場合、HPE に報告することに同意するものとします。

4.2. 以下はサポートの対象外です。

• 本サービスに直接関係しないコンポーネント、システム、サーバー、またはソフトウェアの専 門知識および支援。
• HPE から提供されたのではない機器、サービスおよびソフトウェアについてのサポート。
• サードパーティのソフトウェア、サービスまたはソリューションについてのサポート。
• 本 Service description の優先順位条項に従い、本項で言及されるサポート対応条項は、デー タサービスソリューション規約の同条項よりも優先されます。本サービスのオンプレミスソフト ウェアコンポーネントはサポートされず、本サービスの有効なサブスクリプション以外では使 用できません。

4.3 HPE のサポート義務は、以下の要因による本サービスの中断、停止、終了、またはパフォーマン スの問題には適用されません。(i) 本サービスの概要および HPE aaS のお客様規約に定められて いる本サービスやサポートの停止に起因するもの。(ii) 不可抗力事象、インターネットアクセス、本 サービス外の関連する問題など、HPE の合理的な制御が及ばない要因によって引き起こされるも の。(iii) お客様または第三者の行為または不作為に起因するもの。(iv) お客様の機器、ソフトウェ ア、その他のテクノロジー、またはサードパーティの機器、ソフトウェア、その他のテクノロジー (HPE が直接管理するサードパーティの機器を除く) に起因するもの。(v) 本サービスの概要および お客様の HPE aaS 条件 (総称して「サポート免責事項」) に従って本サービスを利用するお客様の 権利を当社が停止および剥奪したことに起因するもの。

5.1. コピー操作

バックアッププロセスの一環としてストレージシステムのスナップショットを利用すると、予想以上に 多くのデータがバックアップストレージにコピーされる可能性があります。バックアップストレージの 消費量が課金目的で計測されている場合、これにより、予想以上のストレージ消費量が課金され る可能性があります。ユーザーは、本サービスの運用方法を理解し、データガバナンス規制を継 続的に遵守する責任を負います。

5.2. 契約終了

サブスクリプションの有効期限が近づくと、本サービスからお客様に通知が届きます。お客様は、 現在のサブスクリプションの有効期限が切れる前に、後続のサブスクリプションを購入できます。 後続のサブスクリプションは、現在のサブスクリプションが終了した後に開始され、本サービスは 継続されます。