バックアップストレージ
バックアップストレージとは

バックアップストレージは、ファイルとアプリケーションデータをデバイス外に補助的に保存するストレージです。ハードウェアベースとソフトウェアベースの両方で、重要なバックアップデータの安全なメンテナンス、管理、および検索を可能にします。

目次

    バックアップストレージにはどのようなタイプがありますか

    バックアップストレージは、ストレージデバイスと、保存されたデータを管理するソフトウェアで構成されます。ストレージデバイスには、デスクトップまたはポータブルの外付けハードドライブや一連のドライブなど物理的な形態と、ネットワークベースの形態があります。ネットワークストレージを使用すると、クリティカルなコンテンツをリモートで保存、アクセス、検索することができます。

    最近のほとんどのケースでは、組織はネットワークアクセスを介して従業員のコンピューターをバックアップストレージに接続します。ネットワークはファイル、ウイルス対策、データの安全な暗号化の一元的な場所であり、必要な一定間隔で自動的にバックアップを取ることができます。多くの組織では、デスクトップコンピューターやノートパソコンをネットワーク経由でバックアップストレージに接続していますが、これらのネットワークにはハードウェアベースのサーバーまたはサーバーバンドルが必要です。これらのサーバーには、バックアップデータの作成、保存、管理、および検索を容易にするソフトウェアベースのバックアップマネージャーがロードされます。多くの場合、ネットワークバックアップストレージは保存および保護されるデータのセキュリティを一元管理するため、ITマネージャーまたはIT部門がネットワークバックアップストレージの導入とサポートを担当します。ネットワーク化されたバックアップストレージの副次的なメリットの1つは、既知および未知のサイバー攻撃の脅威を軽減および監視するセキュリティソリューションを組織が実装できることです。

    バックアップストレージが重要な理由

    旅行中に財布や身分証明書、お金を紛失したらどれほど困るか考えてみてください。こうした予期せぬ損失により、他のすべての計画が中止になり、なくした物が見つかるか交換されるまで生活が停止するという、厄介な状況が発生します。場合によっては、数週間かかることもあります。

    組織は、重要な従業員、顧客、財務、運用データに関しても同様の状況に直面する可能性があります。デジタル化が進む世界では、データ、ファイル、顧客情報は組織の成功に不可欠であり、そのデータを失うと壊滅的な被害が生じる可能性があります。現代の組織は、消費者の行動データをマーケティングや製品発売の取り組みの中心に据えており、現在と将来の市場計画に役立てるために数か月または数年分のデータを保存および検索する必要がある場合がよくあります。このようなデータの損失により、組織は何年ものマーケティング予算と労力を失う可能性があります。

    さらに、ノートパソコン、PC、オンラインクラウドソフトウェアは、紛失、盗難、ダウンタイム、予期しない障害に対して脆弱であり、こうしたシナリオにより、組織は取引きを逃したり、数時間、数日、またはそれ以上の期間にわたって生産性が停止したりする可能性があります。クリティカルな運用ファイルとデータをバックアップストレージに移動することで、ビジネス目標と成果を確実に満たしながら、時間とコストを節約できるようになります。

    重要なデータのバックアップストレージソリューションを探す場合、組織にはさまざまな選択肢があります。最初のオプションは、すべてのデータをクラウドに保存することです。クラウドとは、有料でデータを保存するオンラインサービスです。このソリューションは便利ですが、クラウドサービスに障害が発生し、バックアップが無効になる可能性があるという問題があります。あるいは、クラウドサービスがハッキングされ、組織のデータが永久に失われたり、盗まれて不正に使用されたりする可能性があります。

    クラウドバックアップストレージの利便性とオンプレミスバックアップストレージのセキュリティを考慮すると、「ハイブリッドクラウド」バックアップストレージプランを採用するのが最適です。このようなプランにより、クラウドバックアップストレージに加えて、オンプレミスバックアップストレージの一元化したストレージ、セキュリティ、データ保護、24時間365日の可用性により、事業継続性が強化されます。

    HPEとバックアップストレージ

    HPEはデータサービスの業界リーダーであり、HPE Storageによって組織は、エンタープライズグレードのSTaaS (ストレージ・アズ・ア・サービス) を利用できるようになります。これにより、計画と調達が効率化され、インテントベースのプロビジョニングによって導入が加速されます。ITチームは、業界をリードするデータ保護と大規模なインフラストラクチャ管理の自動化により安心感が得られます。

    データはあらゆる組織の生命線であり、HPE Storageを利用することで、チームは、データとアプリケーションを完全にクラウド運用にすることで、ビジネストランスフォーメーションを加速できます。HPE Storageによって組織は、クラウド運用のアジリティ、従量制のデータサービス、妥協せずにあらゆるアプリケーションを実行できる柔軟性を兼ね備えた、シームレスなクラウドエクスペリエンスを享受できます。

    最後に、HPE Cloud Volumes Backupでは、従量制課金モデル、そしてハイブリッドクラウド全体で卓越した効率性をもたらすデータモビリティによってコストを最適化できます。さらに、バックアップデータの価値を最大限に引き出して貴重なビジネス資産へと変換することで、開発を加速化して、新規ビジネス展開に向けた有益な情報を生み出します。

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