多要素認証基盤 HPE IceWall MFA
製品機能・諸元


機能

1.ID/パスワードだけでなく 様々な認証方式を低コストで利用可能

2.認証方式を各種条件によって動的に決定

認証ポリシーの設定に従って、認証方式が動的に決定されます。

複数の方式の中からユーザーが選択することも可能です。

3.認証方式や要素数をアクセス元/アクセス先に応じて変更

アクセス元(社内/社外)によって認証方式を変える事ができます。

ポリシー設定に従って、アクセス先に対する認証方式や認証の要素の数を変える事ができます。

4.特定コンテンツアクセス時の追加認証

アクセス先のコンテンツに応じて異なる認証ポリシーを設定した場合、二段階目以降の認証が設定されたコンテンツにアクセスした際に追加の認証が求められます。

5.ブラウザートークン機能

ある端末から初めてIceWallにアクセスする際は、ワンタイムパスワードやFIDOなど、ID/パスワードとは別に二段階認証を求められますが、一度ある端末で二段階認証を行えば、その端末のWebブラウザーからの利用では二段階認証を求めず、ID/パスワードのみで利用できるようになります。

他のID識別認証(ID/パスワード、統合Windows認証、クライアント証明書のいずれか)と組み合わせて利用し、二段階認証(ワンタイムパスワードやFIDO)を代替します。

6.シングルサインオン機能

SSO(シングルサインオン)機能によって、1回のログインで複数のWebアプリやクラウドサービスにアクセスする事ができます。

7.リバースプロキシ機能

クライアントからのアクセス要求を、Webアプリケーションサーバに代わって受け付けます。リバースプロキシによってフロントエンドで一括フィルタリングを行なう事ができ、かつパフォーマンスの劣化も最小限に抑えることが可能です。

さらにIceWall MFAのプロキシモジュールはHTTP攻撃(SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティング、バッファオーバーフロー)への対策機能も持っているため非常にセキュアなシステムを構築可能です。


システム構成

IceWall MFAのシステムは、各サーバー/モジュールから構成されます。
※ IceWallの各モジュール・サーバーは別々の筐体(OS環境)に負荷分散する事が可能です。