HPE Aruba Networking 600H Series Hospitality Access Pointsは、ミッションクリティカルなホスピタリティ、小規模ブランチオフィス、リモートワーク環境にハイパフォーマンスな無線接続を提供します。600Hシリーズは、Wi-Fi 6Eおよび6GHz帯を活用して無線の容量とチャネルを拡張し、2倍以上のキャパシティを実現することで、多くの帯域幅を使用するビデオのニーズ増大、クライアントデバイスとIoTデバイスの増加、クラウドサービスの拡大に対応します。
構成可能なデュアル無線は、Wi-Fi 6Eの3つの周波数帯 (2.4GHz、5GHz、6GHz) のうちの2つに対応し、マルチAP環境で完全なWi-Fi 6Eカバレッジを実現します。柔軟性の高いコンパクトなフォームファクターに、マルチギガビットポートとギガビットポート、PoEサポート、BLEとZigbeeが内蔵されており、ホテル、学生寮、リモートオフィスなどの施設に最適な幅広い接続オプションが用意されています。600Hシリーズには限定ライフタイム保証が付属しています。
最新情報
- ホスピタリティ、ブランチオフィス、テレワーカーなどに最適なハイパフォーマンスのWi-Fi 6Eアクセスポイント。
- 2.4GHz、5GHz、6GHzの帯域のうちの2つの帯域にわたる柔軟なカバレッジで、合計最大3.6Gbpsのピークデータレートを実現します。
- 6GHzの最大7つの160MHzチャネルで、低レイテンシで多くの帯域幅を使用するアプリケーション (高精細ビデオやAR/VRのアプリケーションなど) をサポートします。
- 無線アクセスと有線アクセスが、PoE給電可能でコンパクトなデスクトップまたはウォールマウントのモデルに組み込まれています。
- [1] Bluetooth 5およびZigbee対応によるIoT対応。
機能
ハイパフォーマンスのWi-Fi 6E
HPE Aruba Networking 600H Series Hospitality Access PointsはWi-Fi CERTIFIED™に完全準拠し、OFDMA、MU-MIMO、デバイスのバッテリ寿命を延ばすTarget Wake Time (TWT) など、効率向上の要件をすべて満たしています。
最大1,200MHzの追加容量と最大3.6Gbpsの複合データレートを実現する6GHz帯による高速なパフォーマンスにより、高精細ビデオなどの高帯域幅で低レイテンシのアプリケーションのサポートが向上します。
構成可能なデュアル無線は、Wi-Fi 6Eの3つの周波数帯 (2.4GHz、5GHz、6GHz) のうちの2つに対応し、マルチAP環境で完全なWi-Fi 6Eカバレッジを実現します。
最良の無線信号が得られるAPにクライアントを誘導することでスティッキークライアントの問題を解消するClientMatchテクノロジー、およびレイテンシの影響を受けやすい高帯域幅のサービスやIoTサービスに対してサービスレベルアグリーメントグレードのパフォーマンスを提供するAir Sliceによって強化された無線エクスペリエンス。
高速な2.5GbEアップリンクポート、2つの1GbEポート、および合計最大30W PoEを供給できる2つの1GbE PSEポートによる、便利な有線接続およびPoEのサポート。
強固なセキュリティによるシンプルなアクセス
HPE Aruba Networking 600H Series Hospitality Access Pointsでは、ダイナミックセグメンテーションによってセキュリティが強化されており、ポリシーの動的割り当てとトラフィックの常時保護および分離により、複雑で静的なVLAN、ACL、サブネットを管理するという時間がかかりエラーを起こしやすいタスクが削減されます。
WPA3とEnhanced Openによってネットワーク保護を強化し、より強力な暗号化、認証、ゲストアクセスの認証情報保護を実現します。
ポリシー適用を簡素化するため、600HシリーズではPolicy Enforcement Firewallを利用して、APからゲートウェイ (またはモビリティコントローラー) へのすべてのトラフィックをカプセル化してエンドツーエンドの暗号化と検査を行います。
デバイスの信頼性を強化するために、600Hシリーズには、認証情報、キー、ブートコードを安全に格納するTPMが搭載されています。
IoTへの対応
HPE Aruba Networking 600HシリーズHospitalityアクセスポイントには、IoTベースのロケーションサービス、資産追跡サービス、セキュリティソリューション、およびIoTセンサーの展開と管理を簡素化する、高出力のBluetooth 5およびZigbeeサポートのための802.15.4無線が内蔵されています。
Target Wake Time (TWT) がクライアントとアクセスポイントの通信スケジュールを設定することで、クライアントの消費電力を削減し、他のクライアントとの通信時間のコンテンションを軽減します。
Advanced IoT Coexistence (AIC) 機能は、内蔵型フィルタリングを使用して、Wi-Fi、Bluetooth、およびZigbeeの無線が干渉の影響を受けずに最大容量で動作できるようにします。
Intelligent Power Monitoring (IPM) は、エネルギー消費量に関する有益な情報を提供します。HPE Aruba Networkingのアクセスポイントは、ハードウェアのエネルギー使用状況を継続的に監視して報告します。他のベンダーのアクセスポイントとは異なり、利用可能なPoE電力に基づいて機能を有効または無効に設定することができます。
- 1. Bluetoothの商標はその権利所有者が所有するもので、ライセンスを受けてHPEが使用しています。すべての第三者の商標は、それぞれの所有者に帰属します。