Virtual Desktop Infrastructure向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutions

  • 1. 概要

    仮想デスクトップインフラストラクチャ (VDI) は、ワークプレイスの変革をサポートする技術的イネーブラーです。デスクトップとアプリケーションはノートパソコンではなくリモートサーバーにホストされるため、ユーザーは任意のデバイスを使用していつでもどこでも必要に応じてアクセスできます。仮想デスクトップでは、エンドポイントの紛失や盗難が発生した場合にデータロスのリスクを回避できます。データは暗号化された接続を介してストリームされ、デバイスにキャッシュされることはありません。VDIを使用することで、IT部門は外部ストレージデバイスへのアクセスを制御し、ユーザーによる機密データのダウンロードや未承認ソフトウェアのアップロードを防ぐことができます。


    VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionは、クラウドの簡易性と柔軟性を備えた、オンプレミスVDIソリューションのセキュリティ、パフォーマンス、コンプライアンスの利点を提供するas a serviceソリューションです


    VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionは、オンサイト、リモート、外出先で働く従業員を持つ組織に、他にはないセキュアなas a serviceオプションを提供します。組織のコンプライアンスを確保しながら、ワークロードをオンプレミスに保持して簡単に拡張でき、毎月の従量課金制で利用できます。HPE GreenLake Flex Solutionsでは、データはデータセンターと適切なリージョンに保持されます。


    VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionは、共有リソースを使用するタスクワーカーから、CPUとGPUのコンピューティング専用ノードやメモリを必要とするパワーユーザー、エンジニア、トレーダーまで、さまざまなユーザータイプに合わせた仮想デスクトップ構成を提供します。

  • 2. サービス機能の概要

    VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionには以下のような特徴があります。

    • オンプレミスのメリットを持ち合わせたクラウドモデル - VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionsはオンプレミスのメリットを兼ね備え、クラウド財務モデルに対するお客様のニーズに対応します。お客様は必要なVDIに最適化されたインフラストラクチャとサポートサービスを自社のデータセンターまたはコロケーションに実装し、使用量に応じた月額の利用料金を支払います (最低支払額が適用される)。
    • 柔軟性 - VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionには拡張の柔軟性があり、オンプレミスのセキュリティとパフォーマンスを満たしながら、従量課金制の消費モデルによって需要に合わせた拡大に対応できます。
    • HPEのソリューションは、お客様の要件を満たすオプションを備えたベストオブブリードのエコシステムを活用しています。
    • 包括的なサポート - HPEは、お客様が必要とする充実したサポートエクスペリエンスを選べるよう、優れたスキルを持つリソースを配置し、お客様が包括的に環境を実行してワークロードを追加し、運用を簡素化できるようサポートします。
    • 標準ビルディングブロックに基づくモジュラーソリューション - モジュラービルディングブロックには、ハードウェア、ソフトウェア、サービスが含まれます。
    • 弾力性 - VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionでは、お客様は必要に応じてプロファイルを追加、変更、削除できます。モデルの一部である連携キャパシティプランニングプロセスにより、変動に応じて適切なリソースを利用できます。
    • オンプレミスの高速GPU - VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionは、高速グラフィック機能を備えたオンプレミスソリューションを必要とする、要求の厳しいパワーユーザープロファイルやエンジニアリングユーザープロファイルの必要条件を満たします。
    • 一元的な管理 - HPE GreenLake Centralで、オンプレミスとパブリッククラウド全体の費用とガバナンスをコントロールできます。
  • 3. 主なサービス機能

    VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionは、共有リソースを使用するタスクワーカーから、CPUとGPUのコンピューティング専用ノードやメモリを必要とするパワーユーザー、エンジニア、トレーダーまで、さまざまなユーザーワークロードに合わせた仮想デスクトップ構成を提供します。


    VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionは次の要素で構成されており、1つの契約と1つの請求書で、HPEを単一窓口として最小支払額をベースとした従量課金制の支払いで利用できます。

    • ハードウェアプラットフォーム。ユーザープロファイルのお客様固有の組み合わせに最適化され、完全な制御とレイテンシ削減のためにお客様のオンプレミスまたはコロケーションでHPEが構成、インストールします。
    • (必要な場合) Nvidiaのグラフィックアクセラレーション (BYOLが可能)。Nvidia vGPUソフトウェアは、https://www.nvidia.com/en-us/support/enterprise/で定められている通り、Nvidiaにより管理およびサポートされています。
    • お客様のご要望により、VDIに合わせたアドバイザリとサポートサービスの組み合わせ。

    VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionは、検証済みの構成のVDIソリューションに基づいてCitrix CVAD/DaaSまたはVMWare HorizonのVDIをサービスとして展開することに特化して開発されています。VMware vSphereおよびvCenterのライセンスとVDIソフトウェアライセンス(ゲートウェイおよびロードバランサーコンポーネントを含む)は、お客様が調達する必要があります(BYOL)。お客様が調達する必要のあるソフトウェア、バージョン、ライセンス数のリストは、SOWで定義されます。


    VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionは統合システムとして検証されており、利益を創出するまでの期間を短かくします。このソリューションは、CitrixとVMWare Horizon VDIソフトウェアの両方に最適化されており、信頼性の高い確かなパフォーマンスを提供します。


    HPEは、複雑でないVDIシナリオ (ユーザー数が少なく、シンプルなユーザータイプ) を効果的にサポートするために、少ないサーバー数に限定したHWおよびSWアーキテクチャーと、このような使用事例向けに特別に設計されたサービスを提供しています。複雑でないVDI構成と標準のVDI構成の選択はSOWで行われ、セクション10で指定されているように、システムへの変更に影響を与える可能性があります。


    以下の表1は、VDIソリューション向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionの機能を示しています。特に指定がない限り、複雑でないVDIと標準のVDIシナリオでのサービスは同じです。

    表1. VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionの機能

機能

仕様

ハードウェア

お客様固有のVDI使用事例に最適化。詳細はSOWを参照

ソフトウェア

お客様固有のVDI使用事例に最適化。詳細はSOWを参照

インストールおよびスタートアップサービス

インストール

主な役割と手順:

  • HPEコンサンプションサービススペシャリストが、構築前にお客様から提供された構成情報とHPEのベストプラクティスに従って、工場での構築プロセスを調整します。
  • インフラストラクチャは出荷前に工場で包括的にテストされます。
  • ソリューションを出荷する前に、HPEが配達日時とオンサイトのロジスティクスについてお客様と合意します。
  • HPEフィールドデリバリスペシャリストが、事前に統合、構成されたソリューションを設置し電源をオンにして、外部周辺機器やネットワークコンポーネントに接続します。
  • HPEがハードウェアの検証を実施し、配送中の損傷がないこと、およびソリューションがお客様の環境で適切に接続され機能していることを確認します。
  • 必要に応じて、HPEリモートサポート、監視/管理およびメータリングツールを構成、アクティブ化、テストします。

スタートアップ

HPE VDIスタートアップサービスは、ヒューレット・パッカードエンタープライズのサービススペシャリストによるプランニング、インプリメンテーションセッションを提供し、お客様のデータセンターでのVDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionのインストールと展開、指定されたVDI制御プレーンのセットアップを行います。これは、Citrix CVAD、Citrix DaaS、またはVMware Horizonのいずれかです。

VDIシステム向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionのインプリメンテーション、テスト、検収、お客様への引き渡しがスタートアップサービスの主な目的です。

主なサービス機能を以下に紹介します。

  • 以下のサービスへの準備を含むプロジェクトの開始と計画:
    • VMware vSphere®
    • NVIDIA
    • Citrix CVADまたはCitrix DaaSのいずれか
    • VMware Horizon
  • HPEがシステムを標準運用条件に適合させ、仮想マシンとコンテナを展開できる状態にします。
  • HPEは、HPEのベストプラクティスに合わせて、H必要に応じて基盤となるソフトウェアを更新します。
  • HPEはお客様を手助けして、仮想デスクトップのタイプごとに最大1つのWindows 10/11 VDIのゴールデンイメージを作成します。
  • 本サービスは、オンサイトのコンサルティングリソースのサポートを得ながら主としてリモートで提供されます。
以下の表2に概説されている作業は、VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionのスタートアップ時にHPEが実行します。最終的に、お客様が追加のサービスを必要とする場合は、相談の上追加できます。

表2. スタートアップサービスの機能

機能

サービスの仕様

プロジェクトの開始と計画

  • VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionシステムのインプリメンテーションの役割と責任をお客様と一緒に確認し、以下に説明するタスクと購入したサービスに基づいて、オンサイトとリモートで提供するタスクを決定します。
  • 割当時間を考慮してワークショップを計画しスケジュールを決め、VDI向けに構築されたHPE GreenLake FlexSolutionシステム実装の詳細な要件を把握し、お客様の環境とVDI制御スタックの接続を行うために必要なお客様側の修正タスクを文書化します。
  • ワークショップの結果に基づいて、詳細な設計と修正ドキュメントを作成します。

お客様を支援して、仮想デスクトップのタイプごとにWindows 10/11 VDIデスクトップのゴールデンイメージをデザインします。

VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionのインプリメンテーション

  • ファクトリーエクスプレスサイトでの、VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionシステム1機のハードウェアの初期設定とインストールの監督。
  • お客様のオンプレミスでの、VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionシステム1機のハードウェアのアドオン設定と構成の監督。
  • VDI管理レイヤーノードへのVMware vSphere®とvCenterのインストールと構成。
  • VDIワークロードサーバーへのVMware vSphere®vのインストールと構成。
  • HPEによる管理と監視に使用されるクラスターへのVMware vSphere®およびvCenterのインストールと構成。
  • VDI制御プレーンとしてCitrix Cloudを選択した場合は、お客様のCitrix Cloudテナントの有効化とCitrixライセンスの割当。
  • 管理クラスターへのWindowsサーバー仮想マシンのインストールと構成。特定のVMでは、お客様のActive Directoryを結合する必要があります。
  • 以下の中から選択したVDI制御スタックコンポーネント1つのインストールと構成。
    • Citrix Cloudテナント、Citrix Cloud Connector、Citrix GatewayサービスまたはオンプレミスのCitrix Gatewayを含むCitrix Cloudコンポーネント。
    • Citrix StoreFront、デリバリコントローラー、ライセンスサーバー、Citrix Gatewayを含むCitrixオンプレミスコンポーネント。
    • 接続サーバー、Unified Access Gateway、VMware® DEMを含むVMware Horizonコンポーネント。
  • すべてのワークロードVMware ESXi™ホストへのNVIDIA GPUマネージェーのインストールと構成、およびVDIプライマリイメージへのNVIDIAゲストOSドライバーのインストール。
  • vGPU用NVIDIA License Managerのインストール。
  • 高可用性モードでのMicrosoft SQLまたはPostgreSQLのインストールと構成。
  • HPによるアクティビティの管理と監視アクティビティに必要な仮想マシンのセットアップ。
  • GPUを使用しないゴールデンプライマリイメージ1つ (デスクトップOS VDA) と、NVIDIA vGPUを使用するゴールデンプライマリイメージ1つ (デスクトップOS VDA) に対する、VDIデスクトップOS用のゴールデンプライマリイメージ (プロファイルごとに1つのイメージ) の準備。
  • Citrix VDI管理コンポーネントまたはVMware Horizon管理コンポーネントとお客様の既存のインフラストラクチャとの統合。これには、Active Directory、ADFS、既存のストレージ、データベースサーバー、Citrix Cloudサブスクリプション、ネットワークソリューションが含まれます。
  • Citrix Cloudコネクターを構成し、お客様のデータセンターとCitrix Cloudのコネクティビティを確認します。
  • CitrixポリシーまたはHorizon DEMポリシーとAD GPO設定の構成をお客様と一緒に準備します。
  • 基本的なユーザープロファイル管理、フォルダーのリダイレクト、Citrix VDIまたはHorizon VDIのユーザー個人設定の構成についてお客様をサポートします。
  • Citrix WorkspaceまたはHorizon Clientのクライアントソフトウェアのスタートアップについてお客様にアドバイスを提供します。
  • お客様支給のCitrix Gateway、Citrix Gateway Services、VMware Unified Access Gateway、Citrix/Horizon認定ロードバランサーのインストールと構成。
  • ロードバランサーのインストールと構成 (CitrixロードバランサーまたはF5が選択されており、お客様が調達した場合)。
  • マシンカタログ (MCS)、ワークロードクラスター上のVDIマシンおよび注文した仮想デスクトップの数までのデリバリグループの作成、または注文した仮想デスクトップの数までのインスタントクローンVDIプールとエンタイトルメントの作成。
  • ワークスペースの構成と委任管理。
  • VDIの検証テスト、準備、オンボーディング。VDIユーザー全体の20%を対象としますが、最大100ユーザーを上限とします。
  • CitrixまたはVMware HorizonのVDI管理コンポーネントの機能および高可用性の検証テスト。
  • 開始前に、VDIユーザープロファイルごとに少なくとも1つのユースケース (例: ローミングユーザー、一時ユーザー、ナレッジユーザー) に同意する必要があります。
  • 開始前に、3つのテストケース (VDIユーザー向けに決定されたアプリケーションプロファイルグループに基づく) に同意します。
  • 実装されたソリューションの文書化と引き渡し。

お客様が所有するライセンスでは、HPEがお客様の代理を務めるために、お客様はライセンスキーとサードパーティのWebポータルの認証情報を提供する必要があります。ライセンスは、SOWに記載された数とバージョンでなければなりません。また、セクション7に記載された条件を満たしていなければなりません。

HPE GreenLakeサービスエクスペリエンス

HPE GreenLakeサービスエクスペリエンスの詳細と適用レベルはSOWに記載されています。

VDI TECH ADVICE

オプションサービス - VDIテクニカルコンサルタントが、SOWに定義された範囲内で、Citrix CVAD/DaaS、またはVMWare Horizon、NVIDIAソフトウェアに関連するトピックについて、以下のようにお客様をサポートします。

  • 年に1回、または緊急のセキュリティパッチがリリースされた場合、VDIテクニカルコンサルタントは、セキュリティパッチ/アップグレードを含め、実施すべきソフトウェアパッチ/アップグレードについてお客様に助言します。

VDIテクニカルコンサルタントは、スコープ内のソフトウェアに関連する管理および運用の問題について、オンデマンドでお客様に助言します。

その他のオプションアドオン

HPE教育サービス

オプションサービス - HPE Digital Learner Silverサブスクリプションサービスには、すべてのHPEテクノロジーとITテクノロジーに関する、学習者1名のための1年間のトレーニングが含まれます。詳細については、HPE Digital Learner Bronze、Silver、Goldサブスクリプションサービスのデータシートをご覧ください。

その他のHPEサービス:

HPE Managed Servicesおよびアドバイザリサービスは、個々の場合に応じて別途契約という形で追加できます。

要望に応じて追加可能なVDI固有のアドバイザリサービスには、以下が含まれます。

  • HPE VDI Assessment Services
  • HPE Client Virtualization Transformation Services
  • HPE VDI Optimization Services
  • Windows OS移行およびトランスフォーメーション
  • Windows 10 / 11イメージデザイン、ビルド、メンテナンスサービス
  • 4. サポートおよび管理サービスの詳細

    4.1 ガバナンス

    サービスエクスペリエンスを成功に導くために不可欠なのは、ガバナンスプロセスを丁寧に構築することです。計画的なアクティビティと計画外のアクティビティをまとめ、サービスが想定どおりに実施されるようにします。


    表4. ガバナンスストラクチャ


頻度

アカウントサポートプラン

HPEは、契約期間中に想定されるサービスデリバリアクティビティを文書化し、標準で含まれるサービスと選択されたオプションを取りまとめます。

スタートアップ時

サポートアクティビティのレビュー/インシデントレポート/NA (SOW で定義されたHPE GreenLakeサービスエクスペリエンスのレベルによる)

  • HPEは、その特定期間におけるリアクティブサポートインシデント情報 (インシデント数、経過時間分布、カテゴリごとの応答時間、カテゴリごとの解決時間) を記録したサポートアクティビティのレビューレポートをお客様に提供します。このレポートは必要に応じて潜在的なリスク要因やHPEによる推奨事項も含みます。

半期に1回

サービスプランニングとレビュー

お客様と取引先チームは前期に提供されたサービスをレビューし、動向や今後の変更、想定される影響について議論します。これは、ビジネスやITの要件に関して共通の認識を持つための、オープンなコミュニケーションの場になります。これらのセッションの際、HPE取引先チームはHPEのベストプラクティスを紹介し、詳細なアドバイスを提供します。

半期に1回

4.2 サービスレベル目標 (SLO)

以下のSLOは最終検収完了後に適用されます。

表5. SLO

イベント管理

サービスレベル

対応時間

24時間365日

インシデント管理

応答マトリックス

説明

インシデントの応答時間5の目標

インシデントの解決時間6の目標

優先度1

クリティカル

90% < 15分

90% < 4時間

優先度2

90% < 1時間

90% < 8時間

優先度3

90% < 4時間

90% < 16時間

優先度4

90% < 8時間

90% < 24時間

SLO免責事項

次のものはSLOから除外されます。

  • お客様の承認プロセスの遅延
  • お客様のアプリケーション、ハードウェア、ソフトウェア、サービス、設備に起因するインシデント
  • お客様のWAN関連またはLAN関連の問題に起因するインシデント
  • お客様またはHPEの敷地での不可抗力事象
  • お客様、お客様の請負業者またはベンダー、お客様が管理するまたは管理する権利を持つその他の組織、の作為または不作為 (お客様による義務の不履行を含む)。
  • HPEが合理的に制御できない要因
  • 計画的な機能停止とスケジュールされたメンテナンス
  • お客様が報告しなかったか、チケットがオープンされなかった中断またはインシデント
  • 変更管理プロセスに従ってサービスに追加されたシステムの変更注文の発効日から31日目よりも前に発生したインシデント。
  • 5. メータリングツール

    • HPEは計測ツールを提供して、請求の目的でシステムの使用状況を測定します。
    • HPEの計測ツールは、使用状況を判断するために必要なデータを収集します。
    • 計測はすべてお客様のデータセンターのファイアウォール内で行われ、使用状況データを含めて暗号化された通信 (電子メールまたはAPI) がHPEに毎日送信されます。
    • システムの計測は、HPEによる計測ツールのインストールが完了した日から開始されます。
    • HPEは、計測ツールを継続的に管理、アップグレード、メンテナンスする責任を負います。これには、計測ツールのパッチの識別とインストールも含まれます。
    • HPEは、四半期ごとに、3営業日前までに通知して、適切な使用状況データを検証する目的で計測スクリプト、すべての使用状況データ、およびシステムを検査、監査、テストすることがあります。
    • 明らかな計測スクリプトの障害、使用状況データの不一致、または不正操作の疑いがある場合には、直ちに検査を行えるものとします。
  • 6. サービス前提条件

    • お客様はHPEまたは認定されたサードパーティ経由で、SOW期間中、システム内のすべてのハードウェア、オペレーティングシステム、ソフトウェア製品について、有効なサポート契約を保持している必要があります。
    • サービス対象のすべてのオペレーティングシステムは、製造元の一般提供サポートを受けることになります。
  • 7. お客様の主な責任範囲

    GreenLake利用規約のセクション5.7に従い、以下が本サービスに関連するお客様の責任となります。

    一般的な責任:

    • HPEおよびその他の社内関係者との対応において主要な連絡先を務め、以下のような権限を持つシニアレベルの単一窓口 (SPOC) を指名します。
      • プロジェクトの移行およびプロジェクト期間中に必要な利害関係者を割り当てます。
      • HPEアカウントチームと協力して作業するフォーカルポイントを特定します。
      • HPE GreenLake SOW全体で規定されているサービスのお客様に関する側面のすべてに責任を持ちます。
      • お客様のリソースの特定と割り当てなど、本サービス概要書およびSOWに関連する決定を行う権限を持ちます。
      • HPE GreenLake SOW全体に対する変更を承認する権限を持ちます。
      • 本サービス概要書が添付されている、相互に合意したHPE GreenLake SOWと、HPEへのサービスの購入注文書に署名し、返送します。
    • 本サービス概要書のサービスレベルセクションに記載されているとおりに、すべての運用サポート対応時間中にお客様の窓口となる、少なくとも1名のプライマリ連絡先と1名のバックアップ連絡先のリストをHPEに提供する必要があります。
    • 工場インテグレーションに必要なネットワークの詳細を提供します。
    • 現在のネットワークアーキテクチャー、基準、詳細な設計ドキュメントを提供します。
    • スイッチおよびサーバーをコアネットワークに接続するためのネットワーク接続/ポートを提供します。
    • 当事者間で別の技術的ソリューションが合意されている場合を除き、必要に応じて、NTP、DNS、デフォルトゲートウェイ、ルート、修復などのネットワークサービスにHPEがアクセスできるようにします。
    • 当事者間で別の技術ソリューションが合意されている場合を除き、ソリューションの試運転とインテグレーションを実施できるよう、Active Directoryの資格情報を提供します。
    • 別のバックアップシステムを維持します。
    • お客様のバックアップ手順に従って、永続的な仮想デスクトップイメージと管理ノード上で実行されている仮想マシンのバックアップと復元を実行します。
    • HWおよびSWコンポーネントの構成のバックアップと復元を実行します。
    • お客様データが確実に保護されるよう、修理プロセスの中で交換されるか、HPEに返却されることがある製品のデータを適切にサニタイズまたは消去するなどして、お客様の専有機密情報のセキュリティについて責任を持ちます。医療業界のお客様向けのHPEメディアサニタイゼーションポリシーおよびメディア処理ポリシーで概説されているものを含む、お客様の責任範囲の詳細については、HPE.com/mediahandling (英語) を参照してください。
    • HPEがネットワークにVPN接続できるようにして、HPEがお客様のオンプレミスHPE GreenLake環境を管理できるようにします。
    • 診断ツールおよびメータリングツールによって収集されたデータが、SMTP暗号化されたファイル添付の使用率データとして毎日送信されることを承諾します。使用量データ収集の中断を避けるために、メールリレー、ネットワーク、またはプロキシに変更を加えた場合、お客様はHPEにその旨を通知する必要があります。
    • 作業者がオンサイトに到着して構成およびインテグレーション作業を行う前に、本サービスの計画段階で必要とされ、特定された既存ネットワークの修正を済ませます。
    • VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionのクラスター内でHPEによって展開されるすべてのHPE統合システムは、HPE GreenLakeの契約に含まれています。クラスターに展開された後は、HPE統合システムハードウェアをお客様が移動または修正することは禁じられています。
    • VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionシステムをホストするためのラックスペース、電源、冷却装置を提供します。
    • ハードウェアが設置される場所の設置サイトの準備 (電源、冷却装置など) を必ず完了させておきます。
    • 配送から設置場所までのアクセス経路がラックソリューションの配送のためのラック高、重量、クリアランス要件に対応できることを確認します。
    • クライアントOSのイメージとアプリケーションの管理はお客様が責任を負います。
    • エンドユーザーデバイスを調達、運用、管理します。
    • SOWの一部としてHPEから対象SWのライセンスが提供されない場合は、ISVから直接、またはチャネルパートナーを通じてサードパーティのSWライセンスとサポートを調達します (BYOL)。
    • Microsoft SQLまたはPostgreSQL (HPE推奨) のライセンスとサポートを提供します。
    • お客様が調達するすべてのライセンスについて、HPE GreenLake SOWの全期間中、ライセンスとサポート契約が有効であり、運用されているようにします。
    • チケットの記録やSWのダウンロードのために、お客様に代わってサードパーティのSWサポートポータルにアクセスするのに必要な認証情報をHPEのエンジニアに提供します。
    • お客様が独自のラックを使用することを選択した場合は、プリインストールされたラックを提供し、HPEエンジニアの要求に応じて関連するすべての仕様を伝えます。

スタートアップサービスに関連する責任:

お客様は、スタートアップサービス時に以下を行います。

  • リモート接続ソフトウェアやハードウェアの初期インストールとテストのために、サイトへの物理的なアクセスをHPEに提供する。
  • 本システムのプロビジョニングに関連するすべての機器をお客様サイトで提供します。
  • スタートアップサービスの完了をもって、またはHPEがスタートアップサービスの完了後5営業日以内に書面による問題に関する通知を受け取らなかった場合は、システムを受け入れたものとみなします。
  • 注文の受理から180日以内に全サービスのデリバリスケジュールを設定し、受領します。HPEは180日以内にスケジュールが設定されず提供されなかったサービスの価格を変更する権利を保持します。
  • スタートアップサービスが開始される前に、HPEによって概説された要件と修復作業を正しく完了します。
  • クライアントデバイスとネットワークインフラストラクチャは、サービスプランニングプロセス中にHPEから説明されたVDI展開の要件を満たしている必要があります。
  • Windowsクライアントのライセンスを含め、仮想デスクトップを使用する適切なライセンスを持っている必要があります。
  • リモートアクセス機能をHPEに提供する必要があります。
  • サービスのデリバリのために適切な作業エリアを提供します。これには、電話の外線発信、電源、および必要となるすべてのネットワーク接続が含まれます。
  • サービスが実施されるすべての場所への完全かつ無制限のアクセスをヒューレット・パッカードエンタープライズに提供します。
  • お客様側のプロジェクトチームを動員し、キックオフミーティングに必ず参加するようにします。
  • VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionシステムの詳細な設計ドキュメントを準備するために必要なすべての情報を提供します。
  • 既存のWindowsデスクトップビルドを提供します。
  • Windows 10オペレーティングシステムのライセンスを含め、仮想デスクトップクライアントの実行に必要なすべてのライセンスを提供します。
  • VDI管理インフラストラクチャの展開に使用する強化したサーバーOSイメージテンプレートを提供します。
  • 前述のサービスを完了するために必要に応じて、関連システムおよび関連するアカウントまたは担当者へのアクセスをHPEに提供します。
  • ソリューションの一部であるすべてのWindows Serverが標準のウイルス対策、パッチ適用、更新、管理ツールセットを備えているようにします。
  • VDIトラフィックを許可し、特定のVLANを定義するネットワークを提供します。
  • 必要なActive Directoryとの連携を有効にします VDIインフラストラクチャには、Active Directory (AD) との連携が必要です。VDIデスクトップの専用OUが必要です。VDIユーザー用のADグループを作成する必要があります。管理サーバーをActive Directoryに参加させる必要があります。
  • エンドポイントからGreenLake for VDIプラットフォームへのネットワーク接続を提供します。
  • エンドユーザーに対するヘルプデスクおよびサポートを提供します。
  • Citrix Workspaceアプリケーションをクライアントデバイスにデプロイします。
  • Active DirectoryでのVDIユーザーのオンボード (VDI OUへのユーザーの割当) を行います。

その他のお客様の責任

  • お客様の関連会社は、(i) 絶対的かつ無条件の保証の対象となるか、(ii) HPEによって個別に信用承認を受けています。
  • サービス契約に基づくお客様の権利および義務は、HPEの同意なしに譲渡できません。
  • カスタマ―サービス契約は、すべての当事者によって履行される必要があります。
  • 8. 一般規定/その他の除外事項

    • VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionサービスは、本サービス概要書が組み込まれているHPE GreenLake SOWに基づいて提供されるシステムに限定されます。
    • このサービスは、VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionの新しい実装にのみ適用され、VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionの一部ではない機器の構成の変更には対応しません。
    • 本サービス (またはその一部) は、HPEが決定した場所から提供され、購入国以外の場所から提供される場合もあります。
    • 本サービスは、本サービス概要書および本SOWに基づき、リモートもしくはお客様のサイトで実施されます。
    • VDI向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionには、これらのサービスの一環としてプロフェッショナルサービスに関するHPE標準規約が適用されます。
    • このサービスには、出荷前に実行される作業の再ラックまたは再構成は含まれません。また、お客様の既存のLAN、WAN、またはSAN環境の計画、設計、再構成、実装、または評価は含まれません (ただし、これらはHPEから別のサービスとして入手できます)。
    • HPEは、SOWの期間中に設置場所の変更がある場合は、必要に応じお客様に通知します。HPEは、計測ツールに加えて、リモート監視サービスを提供するために特定のハードウェアおよびソフトウェアツールをインストールすることがあります。それらのツールはHPEが所有するものであり、本サービスの提供は、HPEが使用するためにツールをインストールすることを条件としています。お客様はそれらのツールの利用、移転、譲渡、入質または、何らかの方法による担保権設定を行わないものとします。HPEはSOWの終了または期間満了時にツールを削除します。
    • すべての成果物は、SOWに別段の定めがない限り、納品時に受理されます。
    • 本サービスは英語で提供されます。
    • HPEが本サービスを提供できるかどうかは、HPEおよび認定パートナーに対するお客様の全面的かつタイムリーな協力、ならびにお客様がHPEに提供するあらゆる情報およびデータの正確性および完全性に依存します。
    • HPEおよび認定パートナーは、お客様から提供されるすべての情報が正確であることを前提とし、入手できない情報については、お客様と協力して許容可能な見積りを決定します。
    • 機器は、本サービス概要書が適用されるSOWの技術構成または部品表 (BOM) に具体的に示されます。
    • HPEが所有する機器は、お客様が管理する施設またはHPEが管理する施設に設置されるものとします。そうでない場合は、第三者から権利放棄と同意を得るものとします。
    • 契約期間終了日の90日以上前に契約解除の意思をお客様がHPEに通知した場合、お客様はシステム契約期間の終了時までまたはシステム機器が返却されるまでのいずれか長い期間、毎月の支払額とその他適用される手数料をHPEに支払うものとします。
    • サービスにはチケット送信など、お客様のシステムとのツールの統合は含まれません。この機能は別のプロジェクトとしてスコープに含められます。
    • HPEは、お客様のアプリケーションおよびワークロードに関するサービスアクティビティには一切責任を負いません。
    • 製品サポート契約 (HPEまたはその他のベンダーからのサポート契約) の利用を必要とするインシデントは、そのサポート契約に関連するサービスレベルの対象となります。
    • HPEの裁量にて、ハードウェアタイプまたは構成の複雑性に基づき、電力、冷却、スペース要件、ネットワーク接続に焦点を絞った、サイト環境要件ドキュメントが送付される場合があります。お客様はこれを使用して、ソリューションのデリバリ前にすべての要件を満たしていることを確認できます。必要な場合には、HPEのフィールドスペシャリストがお客様と協力して、すべての環境要件を満たしていることを確認します。
  • 9. システムへの変更

    VDIシステム向けに構築されたHPE GreenLake Flex Solutionに対するシステム期間中の変更はすべて、アカウントサポートプランニング (ASP) ドキュメントに記載されている契約変更管理プロセスを経る必要があります。お客様は、HPEのサービスリレーションシップマネージャーに相談し、契約変更管理プロセスを通じてかかる変更を要求することに同意するものとします。


    お客様は、システムにサーバーを追加することによってのみシステムにインストールされた容量を拡張でき、かかる変更が契約変更管理プロセスの対象となることを了承し、これに同意するものとします。ユーザータイプ間の移行には、HWとSWのアーキテクチャーへの変更も必要になる場合があります。

  • 10. 適用される規約と条件

規約

リンク

データプライバシーとセキュリティに関する合意

データ処理とセキュリティ対策

復処理者リスト

HPE サポートおよびプロフェッショナル サービスのサブプロセッサーのリスト

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