HPE GreenLake for Compute Ops Management - OneView Edition

  • 1. サービス概要

    HPE GreenLake for Compute Ops Management - OneView Edition (以下、「サービス」) は、HPE OneViewのオプションのアドオンサブスクリプションサービスであり、データセンターまたは分散ロケーション全体のインスタンスの接続を集約し、アプライアンス構成の整合性、レポート、分析、サポートの自動化を強化した、マルチサイト管理サポートのための一元化されたクラウドベースのコンソールをお客様に提供します。HPE GreenLake Cloud Platformを通じてHPE OneViewのお客様にクラウド管理エクスペリエンスを提供するこのソリューションを使用すると、お客様はHPE OneViewが稼働しているサイトにリモートアクセスしてサーバープロファイルを管理し、サーバープロファイル/アプライアンスのクローニングや整合性の確保を行うことができます。


    本サービスの一環として、HPEはお客様に対し、契約期間中に本契約に従ってサービスを利用する権限を付与します。

  • 2. サービス機能

    プラットフォームの主な機能は次のとおりです (これに限定されません):


    • フリートサーバー管理
    • サーバーライフサイクル管理
      • インテリジェントな差分のみをベースとするアップデートによるシームレスなファームウェアアップグレード
      • スケジュールまたはオンデマンドのグループベースのファームウェア管理
      • 「Stop on Failure」オプションによるシリアルおよびパラレルのファームウェアアップデート
      • 自動およびオンデマンドでのiLOファームウェアアップデート
      • BIOS 設定とともに iSUT と AMS を統合したファームウェアのアップデートによるファームウェアアップデート
      • RAID0、RAID1、RAID5ストレージ構成をサポートする機能
      • ファームウェアベースラインの自動アップデート
      • グループファームウェアベースラインとコンプライアンス監視、アプリケーション内アラートの設定
      • 自動およびオンデマンドのファームウェアコンプライアンスチェック
      • OSイメージの展開
    • 中央コンソールを介してOneViewインスタンスを統合し、インスタンス間で単一のOneView Edition (OVE) ユーザーインターフェイス (UI) を介してサーバーを監視および管理します。
      • UI内のグラフィック表示とエクスポート可能なレポートの両方で、単一のコンソールからすべての管理サーバーの完全なサーバーインベントリを1つのビューで確認できます。
      • OVE UIからサーバーを一元管理
      • OVE UIからインスタンス全体のサーバーのステータスやアラートを取得
      • OneViewインスタンス全体のプロファイルとテンプレートを一元的に確認、管理
    • 保守性
      • 重大なサービス可能イベントに対するHPEサポートケースの自動作成
      • アプリケーション内およびメール通知による重大なハードウェアアラートの通知
      • オンデマンドのファームウェアコンプライアンスレポート
      • 「アクティビティ」タブで個々のサーバーの監査ログを追跡する機能
      • HTML5対応のWebブラウザーを使用した、iLOごとのリモートコンソール
      • COM UIからのサーバーインベントリのエクスポート
    • アイデンティティおよびアクセス管理
      • ロールベースのアクセス管理 (RBAC)
      • シングルサインオン (SSO)
      • リソースレベルの制限ポリシー (RRP)
    • 統合
      • REST APIのサポート
      • VMware vCenter Lifecycle Manager (vLCM) プラグインモジュール
        • HPE Compute Ops Managementは、一元化されたクラウドベースのプラットフォームを提供することにより、コンピュート運用の管理を簡素化します。また、VMware vSphere Lifecycle Manager (vLCM) との統合により、vCenterコンソールから直接、HPE Proliantサーバーのファームウェアとドライバーを簡単に更新できるようになりました。
      • ServiceNow APIの統合
  • 3. サポート

    3.1. 次のサポートが受けられます (下記サポートサービスは英語での対応を前提としています。日本語でのサポートは平日日中のみとなります)。

    すべてのCompute Ops Management製品には、追加料金なしで以下をカバーする24時間365日のHPEサービスサポートが含まれています:

    • HPE GreenLakeアカウントのセットアップ
    • 基本的なデバイスオンボーディング
    • HPE GreenLake Common Cloud Serviceへの初期デバイス接続
    • デバイスへのサブスクリプションエンタイトルメントの割り当て
    • 一般的なテクニカルガイダンス
    • 24時間365日のソフトウェアサポート
    • アプリケーション内ヘルプやビデオ、コミュニティサポートボード (http://www.hpe.com/forum/computeopsmanagement) を通じて提供されるセルフサービスサポート
    • オンプレミス環境および/またはパブリッククラウド環境、HPE GreenLake Cloud Platform、iLO、HPE GreenLake for Compute Ops Management、HPEファームウェアのアップデートサービス、およびFWアップデートとパッチが保管されるグローバルSPPファイル共有間の接続性

    3.2. SaaSでは次のHPEサポートが受けられます:

    本サービスにおける以下のクラウド/オンプレミスのコンポーネントについての一般的なテクニカルガイダンスとトラブルシューティング:

    • サービスのアクティブ化。
    • SaaSソフトウェアの運用
    • オンプレミスとパブリッククラウド環境、HPE GreenLake Cloud Platform、および本サービスで使用するSaaSソフトウェア間の接続性。
      • 技術的なヒントのナレッジライブラリ
      • エキスパートによるフォーラム対応
      • エキスパートとのオンラインチャット 注意:SaaSのHPEサポートは、HPEの休業日を含め、24時間365日利用できます。

3.3. 応答時間

HPEサポートサービスレベルのリモート応答は、重大度1のインシデントに対して15分で応答し、その他のインシデントに対しては1時間で応答します。HPEは、サポートインシデントを受け付けると、サポートケースを記録して、ケースIDをお客様に通知し、お客様のインシデントの重大度および解決策の回答期限を確認します。インシデントの重大度レベルは次のように定義されています:

  • 重大度1 — 重大なビジネス上の影響:例えば、本番環境の機能停止: 本番環境システムまたは本番環境アプリケーションの機能停止、もしくは重大な影響が生じている状態、データの破損や損失、またはそのリスク、ビジネスが重大な影響を受けている状態、安全およびセキュリティ上の問題など
  • 重大度2 — 限定的なビジネスインパクトまたはビジネスリスク:例えば、本番環境は使用可能であるが一部の機能が制限されるか低下している状態、使用が著しく制限されている状態、非本番環境またはシステムでの重大な問題など
  • 重大度3 — ビジネス上の影響なし:例えば、非本番環境システム (テストシステムなど) または重大度が高くない問題、回避策の実施、インストール、質問、または情報やガイダンスの依頼など

HPEは、複雑なインシデントの解決も可能にするエスカレーション プロシージャーを整備しています。HPEの規定により、担当のHPE管理部門がインシデントのエスカレーションを調整し、問題解決を支援する適切なHPEリソースエキスパートのスキルを活用できるようにします。

  • 4. 免責事項

    4.1. プレリリース資材

    HPEは、一般提供に先立って特定のソフトウェア、機能、機能性、改善、機能強化をお客様に提供可能にすることがあります (プレリリース資材) 。お客様は、プレリリース資材について以下に同意するものとします: (i) 本番環境では使用しないこと。(ii) HPEからアップデートの一環として、または別の形で一般に提供される場合とそうでない場合があること。(iii) 保証およびサポートの対象外であること。(iv) 場合によっては本サービスにおける互換性、パフォーマンス、スケーラビリティの水準に達していないこと。(v) 正常に動作しない可能性があること。(vi) かかるプレリリース資材に固有の規約が別途適用される場合があること。お客様は、プレリリース資材にバグ、エラー、問題が生じた場合、HPEに報告することに同意するものとします。


    4.2. サポート免責事項

    HPEのサポート義務は、以下の要因による本サービスの中断、停止、終了、またはパフォーマンスの問題には適用されません: (i) 本サービスの概要およびHPE aaSのお客様規約に定められている本サービスやサポートの停止に起因するもの。(ii) 不可抗力事象、インターネットアクセス、本サービス外の関連する問題など、HPEの合理的な制御が及ばない要因によって引き起こされるもの。(iii) お客様または第三者の行為または不作為に起因するもの。(iv) お客様の機器、ソフトウェア、その他のテクノロジー、または第三者の機器、ソフトウェア、その他のテクノロジー (HPEが直接管理する第三者の機器を除く) に起因するもの。(v) 本サービスの概要およびお客様のHPE aaS条件 (総称して「サポート免責事項」) に従って本サービスを利用するお客様の権利を当社が停止および剥奪したことに起因するもの。

  • 5. お客様の責任

    5.1. データの削除

    HPEがすべてまたは一部のサービスまたは契約を正当な理由で終了する場合を除き、お客様はリクエストによって、お客様のアカウントの終了日から30日間以内に、サービスからすべてのお客様データを削除する機会を与えられます (データ削除期間) 。

    HPEは、HPEの裁量により、HPEのサービス、Webサイト、またはその他のデータストレージシステムから、データ削除期間後のバックアップコピーを含むがそれに限定されない、お客様のあらゆるデータを削除できます。HPEは、(i) お客様によるいかなるタイミングでのお客様データの削除、また、(ii) データ削除期間後にHPEによって削除されたお客様データのバックアップの削除、破壊、損害、損失、またはお客様によるバックアップの失敗について責任を負いません。

    本サービスに導入された新機能は、すぐにご利用いただけます。新機能が有償機能である場合、その新機能は定価で導入され、ボリュームや一定期間のサブスクリプションコミットメントによって定価からの割引を受けられる可能性があります。

  • 6. 解約

    6.1. サブスクリプションの解約

    サブスクリプションの有効期限が近づくと、本サービスからお客様に通知が届きます。お客様は、現在のサブスクリプションの有効期限が切れる前に、後続のサブスクリプションを購入できます。継続のサブスクリプションは、現在のサブスクリプションが終了した後に開始され、本サービスは継続されます。

  • 7. 適用される規約と条件

適用条項

URL

本サービス概要書に記載されているサービスは、HPEデータプライバシーおよびセキュリティ契約の付則の対象となります。

関連情報