ヒューレット・パッカード エンタープライズ（HPE）（日本ヒューレット・パッカード合同会社　本社：東京都江東区、代表執行役員社長：望月 弘一）は本日、ハイブリッド・マルチクラウド管理・運用を包括的に実現するHPE Unified Cloud Management 統合サービスの提供を開始することを発表しました。本サービスでは、お客様のビジネス戦略も見据え、ITインフラにおける8つの領域を網羅し、AIも駆使した管理・運用の最適化およびシンプル化に向けた構想の策定から構築・運用まで一気通貫で実施するサービスを提供します。

AIの導入は急速に進み、企業は競争力強化や業務効率化、顧客体験の向上など、多様な領域で活用を加速しています。その価値を最大限に引き出すにあたって、IT環境の高度化が不可欠です。AI対応を含むワークロードの多様化に伴い、ハイブリッド・マルチクラウド、オンプレミス、エッジで構成される複数のIT環境の管理・運用は一層複雑化しています。こうした環境を円滑に連携し、最新テクノロジーの活用やツール・サービスのオーケストレーションを実現することで、セキュアで俊敏かつ柔軟なITインフラに変革することが新たな標準となりつつあります。HPEでは、HPEアドバイザリー＆プロフェッショナルサービス（A&PS）部門が、HPE Unified Cloud Management統合サービスを通じて包括的に支援しています。

Unified Cloud Management統合サービスが網羅する8つの領域

HPE Unified Cloud Management 統合サービスでは、複雑なIT環境のシンプル化、最適化の継続、競争優位性を持続するための経営資源の確保と活用を後押しします。リファレンスモデルを活用したワークショップを通じて8つの領域におけるAs-Isの分析に基づくTo-Beのギャップを特定し、HPEおよびパートナー製品を含めたエコシステムの導入、インテグレーションを一気通貫で支援します。

• DataOps：データのライフサイクル管理によるデータ活用の効率化
• PlatformOps：一元管理とインテグレーションによる継続的な最適化
• GreenOps：電力消費の可視化など、サステナビリティ戦略の促進支援　
• SecOps：サイロ化の解消と継続的な最適化によるセキュリティ・ガバナンス強化
• SSAMOps：ソフトウェア資産の最適化によるコスト削減
• FinOps：資産とコストの可視化による企業全体の財務管理
• AIOps：　AIを最大限に活用した可観測性向上と自動化
• NetOps：ネットワーク環境の自動化とプログラム化による効率化

HPEの豊富な知見と実績をバックボーンとするアドバイザリー＆プロフェショナルサービス

HPEアドバイザリー＆プロフェッショナルサービスは、企業のIT環境変革を戦略策定から設計、導入、運用まで一気通貫で支援します。HPEは、全世界で15,000名超のITエキスパートを擁し、ハイブリッド・マルチクラウド、AI対応、セキュリティ、コンプライアンスなど複雑化するIT課題に対して豊富な知見とグローバルな実績を活かしたサービスを提供します。HPEは IDC MarketScape: Worldwide Hybrid IT Infrastructure Consulting and Integration Services 2025 Vendor Assessmentでリーダーに選出 されており、引き続き顧客満足度の向上に尽力しています。