スナップショット(バーチャルコピー)

HPE SSMCを使用すると、仮想ボリュームのポイントインタイムスナップショット(バーチャルコピー)がすぐに作成されます。

スナップショットは作成された時点ですぐに使用可能となり、ソース仮想ボリュームへのポインターのみが含まれている状態となります。ソース仮想ボリューム上のデータが変更されると、その変更はスナップショットに記録されます。HPEストレージOSは、このポインターおよび監視した変更を使用して、元のソース仮想ボリュームを表現します。

重要:

適切な数を超えるスナップショットが同時に実行された場合、システムマネージャーリソースおよびシステムI/O帯域幅が使用され、システムの処理速度が低下します。

Hewlett Packard Enterpriseでは、ストレージシステムのパフォーマンスを最適化するために、スケジュールの数を以下の数値に制限することを推奨します。
  • HPE 3PAR 7200およびHPE 3PAR 7400では、最大375個のスケジュール。

  • HPE PrimeraストレージシステムおよびHPE 3PAR 8000、9450、10000、および20000モデルの場合、最大500。

スナップショット上のデータはそのソースと整合性がありますが、ホストファイルシステムまたはアプリケーションと整合性があるとは限りません。つまり、スナップショットはスナップショットの作成時にソース仮想ボリュームに書き込まれたデータを保持しますが、ホストアプリケーションメモリまたはファイルシステムバッファーに存在するデータは保持しません。

  • スナップショットは、ベース仮想ボリューム、クローン、または他のスナップショットから作成することができます。

  • ベース仮想ボリュームあたりの可能なスナップショット数は、HPEストレージOSのバージョンによって異なります。

  • ストレージシステムあたりのスナップショットの最大数は、ストレージシステムの構成によって異なります。

ストレージシステム上で仮想ボリュームのスナップショットを作成および管理するには、HPE 3PAR Virtual Copyソフトウェアのライセンスが必要です。

読み取りおよび書き込みモード

ソース仮想ボリュームとそのスナップショットの読み取りおよび書き込みモードの関係は、以下の条件をベースとします。
  • ベース仮想ボリュームは、常に読み取り/書き込み両用モードです。

  • ベース仮想ボリュームのスナップショットは、常に読み取り専用モードです。

  • 以降の同じツリー上のスナップショットは、交互に読み取り/書き込み両用モードと読み取り専用モードになります。

スナップショットのプロモート

スナップショットのプロモートは、スナップショットからソースのベース仮想ボリュームへ、または同じツリー上の親の読み取り/書き込みスナップショットへ、データをコピーして戻します。この機能によって、ベース仮想ボリュームまたはスナップショットは、以前の時点にロールバックします。プロモートされたスナップショットは、システムに残ります。

  • スナップショットがホストにエクスポートされる場合、またはターゲット仮想ボリュームがホストにエクスポートされる場合は、スナップショットのプロモートはできません。