フェイルオーバー

フェイルオーバーにより、ターゲットシステムのRemote Copyグループのロールがセカンダリからプライマリ-Revに変更されます。ターゲットシステムに接続されているホストは、Remote Copyグループ内の仮想ボリュームに関連するLUNで読み書きできます。この操作により、Remote Copyは他のターゲットからのデータを同期させ、同期長距離構成のためにそれらのターゲットへの複製を開始します。

フェイルオーバーのために、sysBまたはsysCを選択できます。ここでsysBにフェイルオーバーが行われているとします。

重要:

デフォルトでは、sysBsysCの間で複製が開始されます。ロールの逆転の完了後はグループを開始しないオプションを選択すると、Remote Copyグループが自動的に開始されなくなります。

以下のシナリオでは、フェイルオーバー前とフェイルオーバー後のsysA(ソース)、sysB(ターゲット)、およびsysC(ターゲット)の状態が表示されます。
前提条件の状態

sysA: ソース、プライマリ、読み取り/書き込みアクセス

sysB: ターゲット、セカンダリ、読み取り専用のアクセス

sysC: ターゲット、セカンダリ、読み取り専用のアクセス

グループの状態 (sysA::sysB):停止

グループの状態 (sysA::sysC):停止

グループの状態 (sysB::sysC):バックアップ

DR 状態:正常

複製の方向:停止

フェイルオーバー後

sysA: ソース、プライマリ、読み取り/書き込みアクセス

sysB: ターゲット、プライマリ-Rev、読み取り/書き込みアクセス

sysC: ターゲット、セカンダリ、読み取り専用のアクセス

グループの状態 (sysA::sysB):停止

グループの状態 (sysA::sysC):バックアップ

グループの状態 (sysB::sysC):開始

DR 状態:フェイルオーバー

複製の方向:sysBからsysCへ(ロールの逆転の完了後はグループを開始しないオプションを選択すると、複製は停止します)

自動同期ポリシーが有効になっている場合

前提条件の状態

sysA: ソース、プライマリ、読み取り/書き込みアクセス

sysB: ターゲット、セカンダリ、読み取り専用のアクセス

sysC: ターゲット、セカンダリ、読み取り専用のアクセス

グループの状態 (sysA::sysB):開始

グループの状態 (sysA::sysC):開始

グループの状態 (sysB::sysC):バックアップ

DR 状態:正常

複製の方向:sysAからsysBへ、そしてsysAからsysC

フェイルオーバー後

sysA: ターゲット、セカンダリ、読み取り専用のアクセス

sysB: ソース、プライマリ、読み取り/書き込みアクセス

sysC: ターゲット、セカンダリ、読み取り専用のアクセス

グループの状態 (sysA::sysB):開始

グループの状態 (sysA::sysC):バックアップ

グループの状態 (sysB::sysC):開始

DR 状態:正常

複製の方向:sysBからsysAへ、そしてsysBからsysC