Remote Copyの概要
HPE 3PAR Remote Copyソフトウェアは、HPE 3PARストレージシステムにリモート複製およびディザスタリカバリ機能を提供します。
これらの機能は特定のバージョンのHPEストレージOSの一部としてストレージシステム上にインストールされますが、使用するにはHPE 3PAR Remote Copyソフトウェアのライセンスが必要です。HPE 3PARストレージのプラットフォームのサポートについては、HPE SSMC管理者ガイドを参照してください。
Remote Copyの構成および操作は、ストレージシステムのリンクされたペアに基づきます。Remote Copyペアでは、1つのストレージシステムがソースストレージシステムとして動作し、他方のストレージシステムがバックアップストレージシステムとして動作します。ソースストレージシステムにはソース仮想ボリュームが、バックアップストレージシステムには対応するバックアップ仮想ボリュームが含まれます。バックアップ仮想ボリュームには、ソース仮想ボリュームのスナップショットが含まれます。詳しくは、Remote Copy構成の概要を参照してください。
HPE SSMCを使用して、Remote Copyの多くのタスクを実行することができます。詳しくは、データ保護画面、ビュー、およびアクションのまとめを参照してください。
ディザスタリカバリの概要
通常の操作では、データはソースストレージシステムからバックアップストレージシステムに複製されます。これは、複製のナチュラルな方向と呼ばれます。
ヒント: ソースストレージシステムおよびバックアップストレージシステムは、プライマリストレージシステムおよびセカンダリストレージシステムとも呼ばれます。
以下に、ディザスタリカバリの手順の概要を示します。
- ソースストレージシステムに障害が発生したか、またはオフラインになりました。バックアップストレージシステムへの複製が停止されます。
- フェイルオーバーにより、バックアップストレージシステム上の仮想ボリュームがソース仮想ボリュームに変更され、その仮想ボリュームでのホストI/Oが有効になります。
- ソースストレージシステムがオンラインに戻ります。
- 複製の方向が反転して、データがバックアップストレージシステムからソースストレージシステムへ複製されるようになります。ソース仮想ボリュームとバックアップ仮想ボリュームが同期されます。
- 複製がナチュラルな方向に戻り、ソース仮想ボリュームでのホストI/Oが再度有効になります。

