Priority Optimizationポリシーの設定

ポリシーの優先順位 – Priority Optimizationポリシーには、高、正常、または低の優先度を設定することができます。ビジー状態になったストレージシステムは、より優先度の低いポリシーでカバーされている仮想ボリュームのIOPSと帯域幅のいずれかまたは両方のスロットル調整(引き下げ)を開始することができます。これは、より優先度の高いポリシーの遅延目標を満たすために行われます。

  • の優先度設定は、重要性の高いアプリケーションに使用してください。正常およびの優先度設定は、それよりも重要性の低いアプリケーションに使用してください。

  • 遅延目標、IOPSのMinimum performance goals(パフォーマンスの下限目標)、または帯域幅のMinimum performance goalsを指定するポリシーがストレージシステムに設定されていない場合、優先度設定は無視されます。

遅延目標 – ポリシーでは、そのポリシーがカバーする仮想ボリュームに対して遅延の目標値(ms)を指定できます。遅延目標は、応答時間目標とも呼ばれます。

  • 遅延目標をポリシーで指定する場合は、他のポリシーでMinimum performance goalsを指定して、より優先度の低いポリシーでカバーされている仮想ボリュームのIOPSおよび帯域幅のスロットル調整をどの程度行うことが可能かを、ストレージシステムが判別できるようにする必要があります。

Maximum performance limits – ポリシーでは、ポリシーターゲットの仮想ボリュームに対してパフォーマンスの上限を指定できます。上限の超過が発生しないようにするため、ストレージシステムによりパフォーマンスのスロットル調整(引き下げ)が行われます。パフォーマンスの上限は、IOPS(IO/秒)、帯域幅(KB/秒)、あるいはその両方に対して指定できます。

Minimum performance goals – ポリシーでは、ポリシーターゲットの仮想ボリュームに対してパフォーマンスの下限目標を指定できます。ストレージシステムが、より高い優先度のポリシーの遅延目標を満たすために下限目標を下回る値へとパフォーマンスのスロットル調整(引き下げ)を行うことはありません。Minimum performance goalsは、IOPS (IO/秒)、帯域幅(KB/秒)、あるいはその両方に対して指定できます。

  • ポリシーでIOPSまたは帯域幅のMinimum performance goalsを指定する場合は、IOPSまたは帯域幅のMaximum performance limitsもポリシーで指定する必要があります。

  • 遅延目標を指定するポリシーがストレージシステムに設定されていない場合、IOPSおよび帯域幅のMinimum performance goalsは無視されます。