RH134 Red Hatシステム管理 II
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スケジュールと申し込み | |
コースコード | HK832S |
日数(開始時間~終了時間) | 5日間(9:30~17:30) |
実施方法 | ・クラスルーム(北品川(バーチャル)) |
受講料 | 275,000円(税込み:302,500円) |
コースの概要
専任のLinux管理者となるために必要な主要タスクに重点を置いた学習
Red Hatシステム管理 Ⅱ(RH134)は、Red Hatシステム管理 I(RH124)を受講したITプロフェッショナルが、RHCSAトレーニングトラックで2番目に受講するものです。このコースでは、ストレージの構成と管理、Red Hat® Enterprise Linux® のインストールとデプロイ、SELinuxなどのセキュリティ機能の管理、定期的なシステムタスクの制御、ブートプロセスの管理とトラブルシューティング、基本的なシステムチューニング、コマンドライン自動化と生産性における、Linuxシステム管理のコアスキルについて詳しく説明します。
経験豊富な Linux管理者で、RHCSA認定取得に向けた準備を短期間で行いたい方は、まず RHCSA速習コース(RH199)から始めてください。
このコースはRed Hat Enterprise Linux 8.2に基づいています。
コースの目的
- スケーラブルな方法でRed Hat Enterprise Linuxをインストールする
- セキュリティファイル、ファイルシステム、ネットワークにアクセスする
- シェルスクリプティングと自動化テクニックを実行する
- ストレージデバイス、論理ボリューム、ファイルシステムを管理する
- セキュリティとシステムアクセスを管理する
- ブートプロセスとシステムサービスを制御する
- コンテナを実行する
主な対象者
このコースは、現在のスキルの補強または他のチームメンバーの支援に関心があるWindowsシステム管理者、ネットワーク管理者、その他のシステム管理者、および同様の業務を担当するLinuxシステム管理者向けです。
- 確立された標準と手順を使用した、Linuxシステムの設定、インストール、アップグレード、保守
- 運用面でのサポートの実施
- システム管理によるシステムパフォーマンスと可用性の監視
- タスク自動化とシステム管理のためのスクリプトの作成とデプロイ
前提知識
- Red Hatシステム管理 I(RH124)を修了していることを推奨します。
- 短期間でRed Hat認定システム管理者の取得を目指す熟練したLinux管理者には、RHCSA速習コース(RH199)をお勧めします。
コースの説明
コマンドラインの生産性の向上
Bashシェル、シェルスクリプト、およびRed Hat Enterprise Linuxが提供する各種のユーティリティの高度な機能を使用して、コマンド実行の効率性を向上させます。
将来のタスクのスケジュール
将来1回のみ、または繰り返して実行するコマンドをスケジュールします。
システムパフォーマンスのチューニング
チューニング・パラメーターを設定し、プロセスのスケジュールの優先度を調整して、システムパフォーマンスを向上させます。
ACLによるファイルへのアクセスの制御
ファイルへのアクセス制御リスト(ACL)を解釈して設定し、複雑なユーザーおよびグループアクセス権限を必要とする状況に対処します。
SELinuxセキュリティの管理
SELinuxを使用してサーバーのセキュリティを保護して管理します。
基本ストレージの管理
コマンドラインからストレージデバイス、パーティション、ファイルシステムを作成して管理し、スペースをスワップします。
論理ボリュームの管理
コマンドラインからファイルシステムを含む論理ボリュームを作成して管理し、スペースをスワップします。
高度なストレージ機能の実装
Stratisローカルストレージ管理システムを使用してストレージを管理し、使用中のストレージ空間をVDOボリュームを使用して最適化します
ネットワークアタッチト・ストレージへのアクセス
NFSプロトコルを使用してネットワークアタッチト・ストレージを管理します。
ブートプロセスの制御
ブートプロセスを管理して、提供されたサービスを制御し、問題をトラブルシューティングして修復します。
ネットワークセキュリティの管理
システムファイアウォールとSELinuxルールを使用して、サービスへのネットワーク接続を制御します。
Red Hat Enterprise Linuxのインストール
Red Hat Enterprise Linuxをサーバーおよび仮想マシンにインストールします。
コンテナの実行
シンプルで軽量なサービスを単一のRed Hat Enterprise Linuxサーバー上のコンテナとして取得、実行、管理します。
注:学習内容は、テクノロジーの進歩や対象業務の性質の変化に伴って変更されることがあります。
※本コースはレッドハット株式会社主催コースです。