Certified Data Center Facility Operations Manager<含認定試験>(データセンター・ファシリティオペレーションマネージャ認定コース)

スケジュールと申し込み

コースコード

HK763S

日数(開始時間~終了時間)

3日間 (10:00~18:00)

実施方法

受講料

270,000円 (税込み:297,000円)
※本コースは2023年10月1日に価格改定いたしました。

主催

日本ヒューレット・パッカード合同会社

※受講料は、予告なく変更されることがございます。

コースの特徴

  • データセンター ファシリティの運用リーダーになるためのベストプラクティスを習得します
  • ベンダーに依存しない、世界で通用する認定コースと試験のセットです
  • 日本では、HPEでのみ受講および受験が可能です
  • データセンター認定資格について、詳しくはこちらをご覧ください。

コースの概要

データセンターのチームリーダーが計画から監視、レポートに至るまでデータセンターの運用管理に関する深い知識を習得できます。
国際標準に基づいてトピックが取り上げられているだけでなく、世界的なデータセンター施設の管理に長年の経験を持つ熟練のデータセンター専門家によるベストプラクティスを扱います。
データセンター ファシリティー オペレーション マネージャ認定試験に合格すると、CDFOM® : Certified Data Center Facility Operations Manager資格が取得できます。

CDFOM®資格とは
CDFOM は全世界で有効な、データセンターのファシリティを運用管理する高度な専門知識を有することを証明するベンダーに依存しない世界資格です。

スキル標準ユーザー協会によって研修と資格の有用性が認められており、ITスキル標準のスキルマップにも記載されています。
日本においては当社の研修でのみ取得可能です。
有効期限は、3年です。期限切れの期日は、認定証の下の方に記載されます。
なお、有効期間内にCDFOM再試験を受験して合格することで資格を更新できます。更新すると、有効期間は3年間延長されます。
以下の場合は、再度コースを受講していただく必要があります。
・受講後1年以内に合格していない場合
・試験に3回連続で不合格になった場合

受験資格

本研修のすべての講義を受講すること。
研修時間全体の30%以上の席外し・遅刻・早退がある場合は、受験資格を失います。

【認定証のPDF提供】
認定試験合格後に発行される認定証はPDFでのご提供となります。
認定証は試験機関のWebサイトよりダウンロードできます。

※コース概要は、予告なく変更されることがございます。

CDFOMとCDFOSの違い

CDFOM

CDFOS

  • データセンターのチームリーダーの方向け
  • 例えば、ベンダー管理、SLA管理、安全とセキュリティのポリシーと管理、キャリアプランニング、災害復旧/事業継続、組織の問題などが対象
  • データセンターで、日常的な運用の実務に携わる方向け
  • 例えば、機器の保守、電算室のIT機器の設置撤去など、基本的には工学レベルが対象
  • 詳細はこちらをご参照ください

HPE ライブオンライン研修

本コースはHPE ライブオンライン研修に対応しています。
HPE ライブオンライン研修はインターネットを使ったオンライン研修です。場所を選ばずに、演習を含め全ての研修項目を、教室での受講と同じ高いレベルで受講する事ができます。
ライブオンラインに関して、詳しくはこちらをご覧ください。
ライブオンラインでは、オンライン試験を実施いたします。

2021年3月開催分よりテキストは電子版になります。事前に電子テキストをご入手いただいていることを前提に研修を進めさせていただきます。 ご入手いただくための方法は、お申し込み後の弊社からのメールに記載されています。
ライブオンラインではオンライン試験用の試験バウチャーを発行いたします。
バウチャーを使用して後日オンライン試験をご受験いただきます。
オンライン試験についてはこちらをご覧ください。

  • オンライン試験:研修終了後、ご自身の都合に合わせた場所、時間でPCを使用してご受験いただけます(受験に必要となるバウチャーは研修終了日までに発行します)。一定の要件がございます。詳しくはこちらをご覧ください。

前提知識

コンピュータの基礎知識を有する方。
CDCP(データセンタープロフェッショナル認定)を取得しているか、同等の知識があることが望ましい。
※CDCPは必須ではありません。

主な対象者

データセンター ファシリティーの運用管理を担当される実務者、責任者、コンサルタント、マネージャ

コースの目的

このコースを修了すると以下のことができるようになります。

  • ビジネス要件をデータセンターのサービスに変換するニーズ分析を実行する
  • データセンター運用チームを構築および管理する
  • 安全性とセキュリティの実践を実施および監視する
  • データセンターのファシリティとその機器に適したメンテナンス プログラムを特定する
  • データセンターの運用に必要な適切なポリシーと手順を選択する
  • データセンターの可用性、容量、機能を監視する
  • 基本的なデータセンターのプロジェクトを管理し実装する
  • 環境のサステナビリティ・プログラムを設定して実施する
  • 組織のレジリエンスをサポートする適切なバックアップサイトを選択する
  • データセンターのリスクを特定して対応する
  • ドキュメントのライフサイクルを管理およびサポートする
  • 基本的な予算案を作成する
  • ベンダーを選択して管理し、パフォーマンスを測定する
  • データセンター資産を管理する

コースの説明

1. サービスレベルマネジメント

  • サービスレベルマネジメント
  • 要件分析
  • 能力評価
  • サービス構成
  • サービスカタログ
  • サービスレベル契約 (SLA)
  • 可用性の計測
  • SLAのデータポイント
  • サービス報告
  • 苦情対応
  • 顧客満足度調査
  • サービス改善プロセス (SIP)
  • SLA の内容

2. データセンター組織

  • 運用上の課題
  • 組織図
  • 役割と責任
  • スキルマトリクス
  • 不測事態対応/バックアップにおける役割
  • シフト管理
  • パフォーマンスマネジメント
  • キャリア開発
  • 教育と査定
  • 配置転換
  • 後継者育成
  • 懲戒プログラム

3. 安全と法令要件の管理

  • 安全指針と規制
  • 労働安全衛生(OH&S)
  • 安全意識向上研修
  • 作業許可書(PTW)
  • ロックアウト/タグアウト
  • 個人用保護具(PPE)
  • 機器のテストとタグ付け
  • 緊急時の準備と対応
  • 安全性の問題の報告
  • レビュー/内部監査/外部監査

4. 物理的セキュリティ管理

  • セキュリティ指針と手順
  • セキュリティ基準とガイドライン
  • セキュリティスタッフ
  • セキュリティー意識
  • セキュリティインシデント管理
  • 懲戒プログラム
  • レビュー、内部および外部監査

5. 設備管理

  • メンテナンス指針と手順
  • 各種メンテナンスプログラム
  • メンテナンス活動のアウトソーシング
  • 保守契約オプション
  • 保証
  • メンテナンススケジュール
  • サービス状況
  • スペアパーツ管理
  • 汚染管理

6. データセンター運用

  • データセンター運用の指針と手順
  • サービス運用と日常のデータセンター運用

7. 監視/報告/制御

  • 監視要件
  • エスカレーション手順
  • 報告
  • 傾向分析
  • レビュー

8. プロジェクト管理 

  • プロジェクト管理
  • プロジェクト組織
  • プロジェクトマネージャー
  • プロジェクトフェーズ

9. 環境の持続可能性 

  • 持続可能性の重要さ
  • 持続可能性指針
  • 環境管理
  • 電力効率指標
  • 廃棄物管理
  • 水の管理
  • ICT利用管理
  • 環境パフォーマンス測定
  • 再生可能エネルギー係数(REF)

10. 組織の強靭性

  • 事業継続性
  • データセンター設備の選択肢
  • ビジネスへの影響分析
  • 施設の種類
  • 人事
  • 設備、機器、消耗品

11. 組織の統治とリスクおよび法令遵守

  • コンプライアンス
  • リスク管理
  • 文書管理
  • 財務管理
  • ベンダーマネージメント
  • 資産管理

12. CDFOM 試験対策

 

13. CDFOM 認定試験

(ご注意:ライブオンライン研修の場合は研修期間中の試験実施はございません。研修終了後、お客様のご都合に合わせた日程でご受験いただけます。
オンライン試験の詳細はこちらをご参照ください。)

※コース内容は、予告なく変更されることがございます。

備考

受験資格

本研修のすべての講義を受講すること。
2時間以上の席外し遅刻早退がある場合は、受験資格を失います。
 

HPEライブオンライン研修
本コースはHPEライブオンライン研修に対応しています。
HPEライブオンライン研修はインターネットを使ったオンライン研修です。場所を選ばずに、演習を含め全ての研修項目を、教室での受講と同じ高いレベルで受講する事ができます。
ライブオンラインに関して、詳しくはこちらをご覧ください。
ライブオンラインでは、オンライン試験を実施いたします。

テキストは電子版です。事前に電子テキストをご入手いただいていることを前提に研修を進めさせていただきます。 ご入手いただくための方法は、お申し込み後の弊社からのメールに記載されています。

ライブオンラインではオンライン試験用の試験バウチャーを発行いたします。
バウチャーを使用して後日オンライン試験をご受験いただきます。
オンライン試験についてはこちらをご覧ください。

オンライン試験:研修終了後、ご自身の都合に合わせた場所、時間でPCを使用してご受験いただけます(受験に必要となるバウチャーは研修終了日までに発行します)。一定の要件がございます。詳しくはこちらをご覧ください。


認定証のPDF提供
認定試験合格後に発行される認定証はPDFでのご提供となります。
認定証は試験機関のWebサイトよりダウンロードできます。

ご受講いただいたお客様の声

CDFOM)
「国内、海外の傾向などもわかり有意義だった」
「運用で自分の考え方、進め方で迷う部分があったが、研修をうけて正しいことだったと自信が持てた」
「安全管理に関する建築業者とIT事業者のギャップの大きさをあらためて認識した。今後のDC拡張、リプレイス等の場面で役立てたい」
「断片的な知識が体系立てて受講することができ、有益だった」
「講師の話がとてもヒントになり面白かった」
「データセンタのファシリティマネジメントに関してあるべき姿は体系的に理解でき、満足」
「講師の話が分かりやすい。今後の業務へのたくさんの気づきをもって帰ることができた」
「運用担当のお客様からの質問(問い合わせ)に対する回答時に役立たせたい」