ビッグデータサーバーストレージエコシステムソリューション

データ指向経営に適したインフラストラクチャの選択

価値実現時間の短縮

データの生成量と収集量が急激に増大しています。あらゆる業界のお客様が、収集した大量のビッグデータを分析/マイニングして、有益な情報を引き出そうとしています。こうした情報を利用すれば、運用を効率化してコストを削減し、製品やサービスのターゲットをニーズのあるお客様に効率的かつ効果的に合わせるとともに、まだ充足されていないニーズを満たす次世代の製品やサービスを競合他社に先駆けて開発することが可能になるためです。

HPEのビッグデータサーバーストレージエコシステムは、ソリューションに関するエコシステムパートナーの専門知識とHPEの経験、HPE ApolloシステムおよびProLiantサーバーを統合し、お客様がデータから最大の価値を引き出せるようにする、実証済みかつテスト済みの包括的ソリューションです。

HPEは、Hadoop/NoSQLベースの分析、オブジェクトストレージソリューション、ハイパフォーマンスコンピューティング (HPC) とビッグデータの統合など、ビッグデータ革命を推進する最新のテクノロジーに合わせてApolloサーバーストレージシステムを最適化しました。

オブジェクトストレージ

GB単価を抑えた密度最適化ソリューションは、コラボレーション、コンテンツ配信、コンテンツレポジトリ、アクティブアーカイブ、バックアップレポジトリ、コールドストレージなどの大規模なオブジェクトストレージシステムに最適です。

注目すべき理由

オブジェクトストレージソリューションのメリット:

  • 最適な用途 – 作成/アクセスを行うが変更の少ないあらゆる種類のビッグデータファイル
  • 拡張性 – 容量が無制限に等しく、数百ペタバイト超まで拡張可能。クラスターの拡大に合わせて、ほぼ直線的に拡張できるパフォーマンス。
  • 可用性 – 場所、時間、デバイスを問わず、ニーズに応じて最大99%台の可用性をマルチロケーションで実現。
  • 安全性 – ユーザー単位で調整可能なセキュリティを備えたマルチテナント設計。イレージャーコーディングによる保護。
  • 効率性 – 従来のファイルシステムソリューションと比較して、ペタバイト規模のビッグデータのTCOを大幅に低減し、CAPEXとOPEXの両方を削減。
  • 簡素化 – RESTful APIを使用してペタバイト規模のフラットでアドレス可能な名前空間を実現し、ビッグデータのボリュームの増大やファイルタイプの多様化に対応。

Hadoop

Hadoopの並列データマイニングをベースとする分析により、ビッグデータからビジネスに有益な情報を取得することで、お客様の包括的な把握、Web取引の売上拡大、顧客の定着率および満足度の向上などが可能になります。または、大量のマシン生成データを分析して運用を効率化および自動化することで、効率と収益性が向上します。

注目すべき理由

Hadoopベースのビッグデータ分析ソリューション:

  • 最先端のツール – 以前は使用できなかった混合データから結論を引き出すことが可能。
  • ビッグデータ革命の推進 – RDBMS以来、最も急速に拡大しているデータ管理システム。
  • ビジネスに有益な情報 – (顧客の購入、オンラインショッピング、ソーシャルメディアなどの) 構造化されていないさまざまなデータソース間の関連性を特定。
  • 大規模なビッグデータに対応 – コスト効率に優れた並列分析。ストレージサーバーの追加により、容量とパフォーマンスを拡張可能。
  • データ主導の効率化 – マシン生成データと監視を活用して、応答性をテストおよび自動化。

HPCとビッグデータの統合

ビッグデータ分析には高度な処理能力が必要となっています。ハイパフォーマンスコンピューティングでは膨大な量のデータを扱っています。その課題やソリューションに、同じ要素が数多く含まれるようになってきました。ビッグデータとHPCの違いはどこにあるのでしょうか。最終的に、そのソリューションによって問題を解決し、大規模なデータを効率的に処理し、より多くのニーズに対応することができるのであれば、その違いは重要ではありません。

注目すべき理由

  • HPCに必要なビッグデータ – ゲノム生命科学からリアルタイムの気象予報、複雑なシステム製品の設計に至るまで、HPCでは、ますます規模が拡大するデータセットを迅速に、そして何度も繰り返し処理する必要があります。
  • ビッグデータに必要なHPC – Hadoopベースの分析では、高速のストレージ/コンピュートファブリックや、HPCで一般的な高速のCPU、コンピューティングアクセラレータ、高速のI/Oなどの高性能処理が必要となっています。
  • 新しいアーキテクチャーと迅速な発展 – HPCとビッグデータを統合することで実現できます。最先端の発見により、コスト効率に優れた拡張やリソース利用を妨げる従来のボトルネックが解消され、次世代のシミュレーションや分析の複雑さに対処するロードマップを確立できます。

お客様事例/ソリューション概要

BIGLOBEが低コスト、高密度のスケーラブルストレージ環境を構築

日本を代表するインターネット/クラウドサービスプロバイダーのBIGLOBEでは、300万人のブロードバンドユーザーに対応するため、これまで以上に堅牢なメールストレージシステムへの移行を進めています。ユーザーのストレージニーズの増大に備えてBIGLOBEが採用したのは、インテル® Xeon®プロセッサーE5-2400製品ファミリを搭載するHPE ProLiant SL4540 Gen8サーバーと、Scality RINGソフトウェアパッケージでした。BIGLOBEでは、パフォーマンスと信頼性の向上により、構造化されていないデータを長期間管理することが可能になったうえ、従来のストレージ環境と比較してコストを3分の2削減できました。

RTL IIがHPE/Scalityソリューションを活用し、ビデオアーカイブをハイパースケールに移行

ドイツのテレビ局のRTL IIでは、毎年200テラバイトも増加するアクティブビデオアーカイブに対応するため、効率的に拡張できるソリューションを求めていました。同局は、HPE ProLiant SL4540 Gen8サーバーとScality RINGオブジェクトストレージソフトウェアを導入することで、ペタバイトレベルの拡張性を実現し、動画の転送速度を10倍に向上 (60~70分からわずか6分30秒に短縮) させることができました。これにより、同局は最先端の放送コンテンツを配信し、オンラインコンテンツに対する視聴者ニーズの増大に応えることが可能となっています。

 

ペタバイト規模のビッグデータを保存

マシン、アプリケーション、およびユーザーによって生成されたデータは、瞬く間にペタバイトやエクサバイト規模に増大しています。このため従来型のデータベースやストレージシステムでは、データの保存、処理、アクセスが困難になっています。HPE ProLiantサーバーとScality RINGは、今日のペタバイト規模のオブジェクトストレージのニーズに合わせて設計された、ソフトウェア・デファインド・ストレージプラットフォームです。分散型のシェアードナッシングアーキテクチャーを採用し、柔軟なストレージ構成を可能にする階層化機能を搭載しているため、低レイテンシ、最高レベルの耐障害性、さらに高性能のデータアクセスを実現します。