Microsoft Azure Stackへの投資をデータセンターに拡大
プライベートクラウドとパブリッククラウドの最適な組み合わせですべてのワークロードを処理すれば、アジリティを向上させてイノベーションを推進し、コストを制御できます。HPE ProLiant for Microsoft Azure Stack Hubは、データセンターでAzureと整合性のあるサービスを実行し、一貫したシンプルな開発、管理、およびセキュリティエクスペリエンスを実現することが可能な、Azureハイブリッドクラウドソリューションです。
ニーズに合わせて、メモリ、ストレージ容量、サードパーティ製電源のサポート、およびラックオプションをカスタマイズできます。また、プロセッサータイプもワークロードに最適となるよう選択可能です。
全体のストレージ容量が最大50%増加し、ノードあたり最大120TBに対応 66%拡大されたメモリ帯域幅と2倍のメモリ容量で、ワークロードの実行をさらに高速化
3つのレベルの保証によりセキュリティを確保 - HPE Silicon Root of Trust (シリコンレベルの信頼性) による改ざんされたファームウェアコードからの保護、ランタイムファームウェア検証によるファームウェアの信頼性の検出、セキュアなリカバリによるファームウェアの復旧
従量制課金モデルを活用してコストを削減できます。HPE GreenLakeフレックスキャパシティにより、まさに必要とするクラウドを構築できます。迅速な拡張が可能で、コストモデルは使用した分だけ支払う従量制、先行投資は不要で、エンタープライズレベルのサポートが受けられ、しかも請求は月に1度という便利さです。
Azureとハイブリッドクラウドのトレーニングを受けた4000人以上のHPEのエキスパートが包括的な専門知識をもとに、お客様の質問にお答えします。HPE-Microsoft Azure Stack Innovation Centerを利用して、購入前に検証し、PoC( Proof on Concept)を実証できます。
Microsoft Azure Stackソリューション
Microsoft Azure Stackのパワーを活用するために必要なソリューションとサービスをご検討ください。
データセンターでAzureと整合性のあるサービスを実行するとともに、オンプレミスソリューションで一貫したシンプルな開発、管理、およびセキュリティのエクスペリエンスを実現できます。
デジタルトランスフォーメーションを促進するITサービスにより、新たなカスタマー・エクスペリエンスを創出してコアとなるビジネスオペレーションを最適化し、新しい製品やサービスを提供できます。
ビジネスで求められる成果を実現します。HPEでは、HPE Pointnextが設計、提供、運用する従量制のITソリューションスイートを通じて、シンプルな従量課金制のITファイナンシャルモデルを提供しています。
HPEおよびMicrosoft Azure Stack Innovation Center (ASIC) により、主題のエキスパートと直接連携して、自社ビジネスに最適のソリューションを設計するための業界をリードする最新HPEソリューションとAzure Stackをテストできます。
Microsoft Azure Stackエンタープライズのユースケース
データ主権、セキュリティ、コンプライアンス
- Microsoft Azure Stack Hubでは、同じアプリケーションの別のインスタンスをAzureまたはAzure Stack Hubでホスティングできるので、グローバルな展開に伴う懸念が解消される
- データ主権の要件を満たしながら、異なる国にあるデータセンターでアプリケーションを展開可能
- Microsoft Azure Stack Hubを使用すると、個人データをそれぞれの国の境界内に確実に留めることが可能
エッジ、非接続アプリケーション
- アプリケーションを、しばらくの間データセンターから切り離して、エッジで実行可能
- 共通のアプリケーションロジックをAzure Stack HubとAzureの両方で共有して、さらに分析するためにデータをAzureに集約可能
- 完全に整合性のあるハイブリッドクラウドテクノロジーを活用して、分析結果の集約や意思決定の強化が可能
パフォーマンス
- 高性能な分析、ビッグデータ、低レイテンシアプリケーションに対応
- Azure Stack Hubを使用して分析アプリケーションをオンプレミスで実行できるので、パフォーマンスの向上、レイテンシの低減、意思決定の迅速化が可能
先進的なアプリケーションの開発
- 一貫性のあるツールを使用して、アプリケーションをプライベートクラウドまたはパブリッククラウドに展開可能
- アプリケーション開発を効率化および簡素化することで、レガシーアプリケーションのアップデートおよび拡張が可能
- クラウドとオンプレミスの両方の環境で、整合性のあるDevOpsプロセスを採用可能

全国の地方自治体や学校、企業のDXを支援、地域の社会課題解決と経済成長に貢献する
NTT西日本がHPE ProLiant for Microsoft Azure Stack Hubで地域創生クラウド・鳥取リージョンを構築、鳥取県情報センターがASPのサービス基盤として利用を開始。
課題
全国の地方自治体様にもサービス提供することで、各地域の社会課題の解決や経済発展に貢献。
解決方法
低コストで高度なシステム化が実現できるクラウドを利用したサービスを提供。
“50年以上にわたるノウハウを生かして全国の自治体様へのサービス展開をおこなうべく『地域創生クラウド』を採用しました”
結果
- 地域創生クラウドはマイクロソフトのAzureと様々な点で互換であるAzure Stack Hubが採用されているため、ビジネスアプリの開発やサービス提供がおこないやすい
- 国内外でAzure Stack Hubを用いたハイブリッドクラウド環境の提供実績が豊富なHPEのサーバーが採用されているおかげで運用開始からトラブルもなく、安定稼働を続けており、安心して自社サービスの展開に集中できる