History of OpenVMS
OpenVMSの歴史について
History of OpenVMS
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OpenVMSの歴史
OpenVMSは1976年、DECの新しい32ビット仮想アドレスコンピューターであるVAX( Virtual Address eXtention ) のために考案されました。V5.5 以前 は VMS (Virtual Memory System) と呼ばれていました。
最初のVAXモデルVAX-11/780の開発コードが"Star"であったため、VMSオペレーティングシステムは "Starlet" ( Star の女性形 ) というコードネームで呼ばれていました。 "Starlet"という名称は今でもシステムライブラリ STARLET.OLB 等にその名前を残しています。 初めてカスタマにリリースされたVMSはバージョン X0.5 で、これは VAX-11/780のハードウェアベータテストのためのものでした。 その後VAX/VMSバージョンV1.0 が1978年にVAX-11/780とともに出荷されました。
注目のドキュメント
OpenVMS Systems
OpenVMS を Integrity サーバへポーティングするプロジェクトに取り組んだ 3 年半について、歴史的背景、意思決定の背後にある根拠、いくつかの技術的な詳細などを交えながら紹介しています。 (OpenVMS テクニカル・ジャーナルより)
開発エンジニアが語る HPE Integrity サーバへの OpenVMS のポーティング
最初に,このプロジェクトにおける主な出来事と決定事項を年代順に述べます。 後半のセクションでは,最も興味深く,また困難でもあったいくつかのテクノロジの詳細と,それらをいかに連携させて評価版リリースおよび製品版リリースを生み出したかをご紹介します。