バックアップソリューション

個々のニーズに最適なデータ保護ソリューションを導入できるように、 OpenVMS 標準の BACKUP ユーティリティから、 異機種混合環境の SAN 内で共通の方法でデータのアーカイブが可能な エンタープライズ・バックアップ・ソリューションまで、 さまざまな選択肢を用意しています。

なお、OpenVMS でサポートするテープライブラリについては、下記を参照してください。

OpenVMS でサポートするテープライブラリ

ストレージ管理ソリューション

OpenVMS では、データ容量の低減やデフラグなど、 HPE が提供するいくつかのデータ保護ソリューションを側面から支える製品から、 アプリケーションデータの効果的な管理を単独で実現する製品まで、 長期に渡り有効性が実証されているさまざまな ストレージ管理ソリューションを提供しています。

    

Archive Backup System for OpenVMS

Archive Backup System (ABS) for OpenVMS は、 OpenVMS システムのために HPE が開発した アーカイブ/バックアップ・ストレージ製品です。

バックアップとアーカイブ作業の自動化を可能にする スケジューリング機能、カタログ機能、およびメディア管理サービスを サポートしており、 手動によるシステムのバックアップとリストア、 ファイル・アーカイブやファイルの検索、 手動によるメディア管理作業などの作業を自動化して、 ストレージの所有コストの半分以上を占めるストレージ管理コストを軽減するとともに、 データ・センター管理者が直面するさまざまなストレージ管理に関する問題を解決します。

クライアントとしてリモートの OpenVMS システム、Windows システム、 Tru64 UNIX システムをサポートするため、 OpenVMS システムをネットワーク内のデータ/バックアップ・サーバーとして動作させることで、OpenVMS のミッション・クリティカルな機能を活用して バックアップ環境を構築できます。

    

HPE Media Robot Utility

HPE Media Robot Utility (MRU) は、テープライブラリやテープローダーを自動制御するためのソフトウェア製品です。 HPE MRU は、OpenVMS、Tru64 UNIX、および Windows で利用できるマルチプラットフォーム・ソフトウェア・ユーティリティです。

HPE MRU を使用すると、デバイスのフロントパネルで操作せずに デスクトップから テープカートリッジのロード/アンロードなどの制御が可能になります。

MRU によりカートリッジの挿入や取り出し、カートリッジのロード/アンロード、 あるいは状態とメディアロボット属性の表示などのローレベルの操作を制御できるため、 テープライブラリやローダで次のような操作が可能になります。

  • デバイスへのテープカートリッジの自動挿入

  • デバイスが適切に動作しているかどうかの確認

  • コマンド・プロシージャから MRU コマンドを使用することでライブラリあるいはローダを自動操作

HPE MRU では、インタフェースとして GUI、CLI、および API が提供されます。

    

Data Protector for OpenVMS

Data Protector は、HPE が提供するマルチプラットフォーム対応のデータ保護ソリューションです。 Data Protector を利用すると、 HP-UX、Windows、あるいは Linux など、OpenVMS 以外のプラットフォームで稼動する Data Protector サーバーから、クライアントソフトウェアがインストールされた OpenVMS システムのディスクデータをバックアップすることができます。

   

Disk File Optimizer

概要

ドライブに格納されるデータが増加するにつれて、ストレージの断片化が発生して、パフォーマンスが低下します。Disk File Optimizer はファイルの断片化を自動的に削減することで、パフォーマンスの低下を防止し、同時にデータの整合性も維持します。ディスク領域を効率よく使用するために、OpenVMS ファイル・システムはファイルの書き込み時にファイルを断片化します。ファイルおよび空き領域の断片化が進むと、ディスクのパフォーマンスとシステムのパフォーマンスが低下します。Disk File Optimizer (DFO) はディスクに格納されているファイル、空き領域、インデックス・ファイルのデフラグメンテーション (断片化の解消) を行うことで、パフォーマンス・レベルを最高の状態に復元します。

Disk File Optimizer には強力なグラフィカル・ユーザー・インターフェイスが用意されているため、デフラグメンテーション・プロセスの設定や管理を容易に行うことができます。アクセス頻度の高いファイルをインデックスの近くに配置し、頻度の低いファイルを遠くに配置することで、高いパフォーマンスを実現できます。また、オフライン・ユーティリティを使用して、ボリューム・インデックス・ファイル (INDEXF.SYS) のデフラグメンテーションを行うこともできます。

    

RAID Software for OpenVMS

   

Hierarchical Storage Management for OpenVMS

  

OpenVMS におけるテープライブラリのサポート方針

OpenVMS サーバーにテープライブラリを接続する場合、 Fibre Channel SAN 環境を利用した接続方式が主流になります。 SAN 接続により、Integrity サーバーと AlphaServer の両方の OpenVMS システムから テープライブラリを利用できるのはもとより、 その他のサーバーを含む異機種混合環境でテープライブラリが共有可能になります。

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プラットフォーム

サポート概要

OpenVMS Integrity

1/8 テープオートローダーの接続については、 SCSI 接続のみが可能です。

1/8 Tape Autoloader を除き、テープライブラリとの接続は SAN 接続のみがサポートされます。

ただし、VMS84I_UPDATE-V0600 以上のキットと HPE Integrity PCIe Ultra320 SCSI アダプタにより、HPE Integrity rx2800 i2 サーバーで MSL2024、MSL4048、MSL8096 などのテープライブラリとの SCSI 接続がサポートされます。

なお、シングルテープドライブの接続については、SAS および SCSI 接続が可能です。

OpenVMS Alpha

初期のいくつかの AlphaServer 環境では SCSI による テープライブラリのダイレクト接続をサポートしていましたが、 最近の新しいテープライブラリに対してはこの接続方式はサポートされません。

1/8 テープオートローダーの接続については、 SCSI 接続のみが可能です。

なお、シングルテープドライブの接続については、SAS および SCSI 接続が可能です。

HPE Storage テープストレージ製品情報

OpenVMS Integrity でサポートする主なテープストレージ製品を以下に示します。

HPE 製テープストレージの製品情報については、下記のページを参照してください。

HPE Storage テープストレージ & メディア

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テープストレージ製品

説明

HPE StoreEver

DAT テープドライブ

DAT 技術を採用した、価格と性能のバランスの取れたデータ保護ソリューションを提供します。

HPE StoreEver

LTO Ultrium テープドライブ

LTO 技術を採用した、容量、性能、管理しやすさ、使いやすさを備えた データ保護ソリューションを提供します。

HPE StoreEver

1/8 G2 SAS テープオートローダー

LTO Ultrium テープドライブの選択、リモート管理、データ暗号化、 さらにはドライブとメディアの状態監視機能などを提供する、 テープオートローダーによる自動バックアップソリューションです。

HPE StoreEver

MSL 2024/4048/8096/6480 SAS/FC テープライブラリ

LTO Ultrium テープドライブの選択、リモート管理、データ暗号化、 さらには性能と容量のアップグレードが可能な、 テープライブラリーによる自動バックアップソリューションです。

HPE StoreEver

ESL G3 テープライブラリ

容量の柔軟な拡張、高いデータ可用性と信頼性、 シンプルで強力な管理性、 エンタープライズクラスのデータセキュリティと法規制の順守など、 お客様が直面するデータ保護とアーカイブの課題を解決するための強力なソリューションを提供します。

ESL G3 は、大規模で複雑な SAN 環境におけるデータ保護と長期アーカイブに理想的なソリューションです。