Linux技術情報

Gen10用 Service Pack for ProLiant(SPP) - 2023.03.00.0x対応環境とインストール方法について

- 2023.03.00.00 Production版 for Gen10/Plus/v2専用版
- 2023.03.00.01 Patch Bundle
- 2023.03.00.02 Patch Bundle
- 2023.03.00.03 Patch Bundle
- 2023.03.00.04 Patch Bundle

 本ページでは、管理ツールに関する技術情報について記述いたします。製品情報については、`SPP & SUM製品` ページをご覧ください。

本ソフトウェアの入手について

 本ソフトウェアの ISO版の入手は、`SPPページ` から可能です。フル版 SPPの後にリリースされる Patch Bundleは単体として入手する方法とフル版 SPPと組み合わせた Custom ISOイメージとして入手する方法があります。

[2023.03.00.04] Patch Bundle単体での入手はダウンロードサイトから。SPP 2023.03.00.00と組み合わせての Custom ISOの入手は SPPページから。
[2023.03.00.03] 
Patch Bundle単体での入手はダウンロードサイトから。SPP 2023.03.00.00と組み合わせての Custom ISOの入手は SPPページから。
[2023.03.00.02] Patch Bundle単体での入手はダウンロードサイトから。SPP 2023.03.00.00と組み合わせての Custom ISOの入手は SPPページから。
[2023.03.00.01] Patch Bundle単体での入手はダウンロードサイトから。SPP 2023.03.00.00と組み合わせての Custom ISOの入手は SPPページから。
[2023.03.00.00] ISOイメージの入手は SPPページから。展開されたパッケージ単体での入手と rsyncでの入手等は SDRから。

ドキュメントの入手について

 本ソフトウェア向けドキュメント(Release Notes, Contents, Server Support Guide, Component Release Notes)は、`SPP説明 & 入手` ページ先の [ドキュメント] タブから入手してください。
 また、`HPESC Support Portal` からも入手可能です。具体的には、検索ボックスに 「SPP」、上部タブで「ドキュメント」、left-menuで 「リリースノート」、「日本語」と「英語」を選択して最新のものを入手してください。

- Release Notes - 2023.03.00.00(Eng), 2023.03.00.01(Eng), 2023.03.00.02(Eng), 2023.03.00.03(Eng), 2023.03.00.04(Eng)

- Component Release Notes - 2023.03.00.00(Eng)

- Content Report - 2023.03.00.00(Eng), 2023.03.00.01(Eng), 2023.03.00.02(Eng)

- Server Support Guide - 2023.03.00.00(Eng)

 本ページ内のこれより以降の情報はこれらのリンク先にある情報の内 Linuxに関連した情報を補足したものとなります。詳細は前述のサイトをご覧ください。

本ソフトウェアの対象機種と、対象ディストリビューションについて

 本ソフトウェアは ProLiantファミリーに対応しています。但し、ProLiantファミリーの全機種・全世代でサポートしている訳ではありません。また、同梱されるコンポーネントの全てが各 ProLiantでサポート提供されている訳でもありません。詳細な対応情報については前述の `HPESC Support Portal` のドキュメントをご覧ください。

 本ページ内のこれより以降の情報は、前述のリンク先にある情報の内 Linuxに関連した情報を補足したものとなります。詳細は前述のサイトをご覧ください。

 旧版となった SPP/Supplementのディストリビューション対応状況、UpdateX/SPx対応状況の一覧については、旧版の技術文書ページの対応表をご覧ください。

本バージョンでの主な変更点について - SUM等

[2023.03.00.04] SUMのバージョンは 10.3.5のままです。
[2023.03.00.03] SUMのバージョンを 10.3.5にアップデートしました。
[2023.03.00.02] 本バージョンには SUMは内包されていません。SPP 2023.03.00.00と組み合わせて利用してください。
[2023.03.00.01] 本バージョンには SUMは内包されていません。SPP 2023.03.00.00と組み合わせて利用してください。
[2023.03.00] SUMのバージョンを 10.2.0にアップデートしました。

本バージョンでの主な変更点と注意点について - ファームウェア

[2023.03.00.04] 大半の System ROMがアップデートされています。
[2023.03.00.04] iLO5ファームウェア、bcm-openがアップデートされています。
[2023.03.00.03] System ROM、iLO5、SmartArray, Apollo 4200 Backplane, NetXtreme-E, NetXtreme NX1のアップデートバージョンを内包しています。
[2023.03.00.02] 本バージョンには System ROM(ML30/ML110/ML350 Gen10, DL20/DL160/DL180/DL325/DL385/DL360/DL380/DL560/DL580 Gen10, XL170r/XL190r/XL230k/XL270d/XL420/XL450 Gen10、MicroServer Gen10 Plus, ML30 Gen10 Plus, DL20/DL325/DL345/DL360/DL380/DL365/DL385 Gen10 Plus, XL220n/XL225n/XL290n/XL420/XL675d/XL645d Gen10 Plus、DL325/DL385 Gen10 Plus v2, MicroServer Gen10 Plus v2), iLO5, NIC(bcm-nxe, bcm-open, broadcom), SmartArray用ファームウェアが同梱されています。
[2023.03.00.01] 本バージョンは System ROM(ML110/ML350 Gen10、DL160/DL180DL360/DL380/DL560 Gen10、XL170r/XL190r/XL230k/XL420/XL450/XL270d Gen10)のアップデートバージョンを内包しています。
[2023.03.00] 詳細は前述の Component Release Notesと Content Reportをご覧ください。

本バージョンでの主な変更点と注意点について - ドライバ、管理ツール等


[2023.03.00.04] 
ドライバの変更はありません。
[2023.03.00.04] 管理ツールの変更はありません。
[2023.03.00.03] sut, storcli, MRStorageAdministratorのアップデートバージョンを内包しています。
[2023.03.00.03] tg3, bnxt_en, libbnxt_reのアップデートバージョンを内包しています。
[2023.03.00.03] megaraid_sasのアップデートバージョンを内包しています。
[2023.03.00.02] 本バージョンは NICドライバ(tg3, bnxt_en, libbnxt_re)と sutのみを同梱しています。
[2023.03.00.01] 本バージョンにはドライバ、管理ツールは同梱されていません。
[2023.03.00] amsd, ssa, ssacli, storcli, MRStorageAdministrator, hponcfg, sutをバージョンアップしました。
[2023.03.00] igb, ixgbe, ixgbevf, i40e, iavf, auxiliary-kmp, ice, netxtreme2, tg3, bnxt_en, libbnxt_re, qlgc_fastlinqをバージョンアップしました。
[2023.03.00] mlnx-ofa_kernelをバージョンアップしました。
[2023.03.00] smartpqi, megaraid_sasをバージョンアップしました。
[2023.03.00] qla2xxx, lpfcをバージョンアップしました。
[2023.03.00] Emlex-Enablement-Kitをバージョンアップしました。
[2023.03.00] mftをバージョンアップしました。
[2023.03.00] elxocmcorekitは提供されていません。
[2023.03.00] NFC-host-agentは提供されていません。

本バージョンでの主な変更点について - SPPメディア部分自体

[2023.03.00.04] 7z圧縮形式で提供されています。単体パッケージで入手した場合、Linuxで解凍するには 7zaパッケージが必要となります。
[2023.03.00.03] 7z圧縮形式で提供されています。単体パッケージで入手した場合、Linuxで解凍するには 7zaパッケージが必要となります。
[2023.03.00.02] 7z圧縮形式で提供されています。単体パッケージで入手した場合、Linuxで解凍するには 7zaパッケージが必要となります。
[2023.03.00.01] 
7z圧縮形式で提供されています。単体パッケージで入手した場合、Linuxで解凍するには 7zaパッケージが必要となります。
[2023.03.00] 
SPPのポータルサイトから SPPのダウンロードサイトへの linkが削除されました。今後はこちらからアクセスしてください。
[2023.03.00] 本 SPPは ProLiant Gen10専用 ISOであり、Gen11との共用版 ISOではありません。
[2023.03.00] 本 ISOは 9.9GBです。DVD-R等のメディアに書込む事はできません。blu-rayメディアに書き込む事は可能です。

バンドルサポート対象ディストリビューション

 本 SPPがバンドル(対象機種、対象ファームウェア、対象パッケージでの統合組合せテスト)としてサポートを行うディストリビューションは、最新のマイナーバージョンと、1ヶ前のマイナーバージョンの 2バージョン分です。具体的には下記のディストリビューションです。

Red Hat Enterprise Linux 7.9
Red Hat Enterprise Linux 8.6
Red Hat Enterprise Linux 8.7
Red Hat Enterprise Linux 9.0
Red Hat Enterprise Linux 9.1
SUSE Linux Enterprise Server 12 SP5
SUSE Linux Enterprise Server 15 SP3
SUSE Linux Enterprise Server 15 SP4

 上記よりも古いディストリビューションに対するモジュールが用意されている場合もありますが、バンドル(対象機種、対象ファームウェア、対象パッケージでの統合組合せテスト)としてのサポートは行っておらず単体テストでの動作確認のみのディストリビューションとなります。HPEは SPPに内包される Smartコンポーネントだけでなくディストリビューションも最新バージョンで運用されることを推奨します。

同梱されている DUDについて

 SPP 2023.03.00.00と Patch Bundleには DUDドライバは同梱されていません。

同梱されている RPMとファームウェアについて

 本ソフトウェアに同梱されている RPMとファームウェアの内容は、トップディレクトリにある `contents.html` に記載されています。本ファイルには適用の推奨度合い(Optical/Recommended/Critical)の記載があります。更に詳細な内容は、前述の `HPESC Support Portal` を参照してください。

SPPメディアからシステムを起動してのファームウェアアップデートについて

 SPPメディアからシステムを起動する `オフラインモード` を利用した場合、デフォルトの動作は `Automatic Firmware Update`モードとなります。本モードは ProLiantに内包されたファームウェアを自動でアップデートを行います。システム起動時のメニューで `Interactive Firmware Update`モードを選択する事で、対象となるファームウェアの選択が可能な `対話側` でのアップデートも可能となります。詳細は前述の `HPESC Support Portal` をご覧ください。

 Automatic(自動型)モードでファームウェアをアップデートする場合に iLO自身のアップデートが行われる場合、仮想コンソールのセッションが一旦切断されます。この場合、数十秒後に再度接続し直してください。セッションが切断されてもファームウェアのアップデート作業は継続されます。

SUMの起動方法

 ISOイメージ上のトップディレクトリには launch_sum.shが用意されていますので、このスクリプトから ISO内にある smartupdateが起動されます。

 但し、SUSE Linux Enterprise Server 15のインストール時に選択したパッケージによっては、lspci, unzip, strings(これらのパッケージは同ディストリビューションの Packageメディアに同梱されています)等のパッケージが足りないとのメッセージと共に起動が失敗します。予め記載されたパッケージを #zypper等で追加してください。

 ISOイメージの一部をコピーしている場合や、zip版の SUMを組み込んでいる等の場合には、SPPコンポーネントが格納されているディレクトリへ移動し、#./smartupdateを実行する事で GUIモードで SUMが起動します。CUIモードで利用する場合には #smartupdate -hで CUIの Consoleモードのヘルプが、#smartupdate -s -hで CUIの Silent(Legacy)モードのヘルプが表示されます。

 なお、smartupdateを起動する際に `./`を付与しないで起動した場合で、RPM版の SUMが導入されている場合には /sbin/smartupdateより RPM版の SUM起動します。

 適用する SPPコンポーネント容量の 2倍が /tmpに必要となります。1GB以上の空きを用意しておいてください。

SPPに新版パッケージを追加する方法について

 SPPが内包するよりも新しいコンポーネント(*.rpm, *.exe, *.compsig, *.fwpkg)がリリースされた場合、それらの追加コンポーネント用に単独のディレクトリを作成してパッケージを配置し、ベースラインメニューで `Additional Packages`としてインベントリを行ってから適用します。詳細は既存のベースラインに最新パッケージを追加していいのか?をご覧ください。

 1ヶのディレクトリに複数の SPPを配置すると .xmlファイルのコンフリクトにより Smart Update Manager(SUM)が誤動作する原因となります。

 また、SPPの ISOイメージをダウンロードする際に差分パッケージを追加した Custom ISOを作成しダウンロードする事も可能です。更に細かいカスタマイズを行いたい場合には、RPM版 SUMを Linux上から起動して最新版の SUM自身を含めた Custom ISOの作成も可能です。詳細は `SPP説明 & 入手` ページ をご覧ください。

GUI/CUIでのデプロイの方法について - ローカル・リモート

 SUMの利用例については、前述の `SPP & SUM製品` ページを参考にしてください。

各種ログについて

 SUMの各種ログファイルの吐き出し場所は下記となります。

・ /var/log/sum
  ユーザ&デバッグログ

・ /var/tmp/localsum
  read onlyもしくはネットワーク共有上からの実行時に必要となった場合のバイナリコピー先

・ /var/tmp/sum
  リモートノードファイル、もしくはリモートターゲットへのデプロイを行った場合


 SUMインストーラでの作業中は随所で html, xml形式でのレポートの作成を行う事が可能です。

Custom ISO化について

 前述の `SPP説明 & 入手` ページからSPPの ISOイメージをダウンロードする際に差分パッケージを追加したり、不要なパッケージを削除する等して Custom ISOを作成してからダウンロードする事が可能です。

 更に細かいカスタマイズを行いたい場合には、RPM版 SUMを別途インストールし、Linux上から起動する事で、最新版の SUM自身を含めた Custom ISOの作成も可能です。

USBメモリ経由でのデプロイ方法について

 SPP ISOには、SPPの ISOイメージを USBメモリ(USB-key)に書込むツール USB Key Utilityが同梱されています。

- Windows/64bit用ユーティリテイ
- 32GB迄の USBメモリにのみ対応
- Intelligent Provisioning(IP)の ISOイメージの書込みにも対応
- SPPもしくは IPの ISOイメージは Windows上でマウントし利用します
 

 注) 書込み方法は `Create a bootable USB key from CD/DVD`(default)を選択してください。これは UEFI対応を行った SPP 2014.02.0以降、IP v1.60以降では `Add an additional CD/DVD to bootable USB key option` には対応していないためです。

 注) Intelligent Provisionin(IP)の ISOイメージを USBメモリを書き込んだものは、UEFIモードで起動した場合にのみ正常な書込みが可能です。Legacy(BIOS)モードで起動した場合には書込みが正常に行わないため、IP自体が正常起動しなくなります。この場合、UEFIモードで起動し直して IPを再度書き込み直してください。


 ISOイメージに同梱している USBkey.exeを利用して SPP ISOの内容を USB-keyに書き込んだ際に UEFIモードで起動できなかった問題には SPP 2021.10.0で対応しました。

PXE経由でのデプロイ方法について

 SPPの ISOイメージを PXE経由でデプロイする方法については、Release Notesの `Using a PXE Server to Deploy Components from the full SPP ISO over a network`をご覧ください。

rpmパッケージ毎の同梱一覧 - ファームウェア以外

 全ての kernel flavor、全ての kernelバージョン、全てのコンポーネントの組合せに応じた RPMパッケージが提供されている訳ではありません。詳細は RPM一覧(2023.03.00.00)、RPM一覧(2023.03.00.02)、RPM一覧(2023.03.00.03)、RPM一覧(2023.03.00.04)をご覧ください。

Open Source & Linux

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2015年11月1日付でHewlett-Packard CompanyをHewlett Packard Enterprise Company とHP Inc.に分社する以前に販売された製品については、現在のモデルと異なる、古い製品名およびモデル番号である場合があります。