Linux技術情報
Service Pack for ProLiant(SPP) - 2021.04.x 対応環境とインストール方法について

Service Pack for ProLiant(SPP) - 2021.04.x 対応環境とインストール方法について

- 2021.04.0 Production版 for Gen9, Gen10/Plus共通版( 現時点で未リリース )
- 2021.04.0 Production版 for Gen10/Plus専用版

 本ページでは、管理ツールに関する技術情報について記述いたします。製品情報については、製品ページをご覧ください。

製品ページ

本ソフトウェアとドキュメントの入手について

 

 本ソフトウェアの Gen9, Gen10/Plus共通版、Gen10/Plus専用版の入手は、SPP製品ページから可能です。本ソフトウェアがリリースされた後に個別リリースされたコンポーネントに関しては後述の ``差分ファイルについて`` をご覧ください。

 本ソフトウェア向けドキュメント(Release Notes, Contents, Server Support Guide, Component Release Notes)は、SPP製品ページの [ドキュメント] タブから入手してください。また、HPESC Support Portalからも入手可能です。例えば、検索ボックスに 「SPP」、上部タブで「ドキュメント」、left-menuで 「リリースノート」、「日本語」、「英語」を選択する等で検索してください。

 本ページ内のこれより以降の情報はこれらのリンク先にある情報の内 Linuxに関連した情報を補足したものとなります。詳細は前述のサイトをご覧ください。

SPP製品ページ
HPESC Support Portal

本ソフトウェアの対象機種と、対象ディストリビューションについて

 本ソフトウェアは ProLiantファミリーに対応しています。但し、ProLiantファミリーの全機種・全世代でサポートしている訳ではありません。また、同梱されるコンポーネントの全てが各 ProLiantでサポート提供されている訳でもありません。詳細な対応情報については前述の HPESC Support Portal  のドキュメントをご覧ください。

 本ページ内のこれより以降の情報は、前述のリンク先にある情報の内 Linuxに関連した情報を補足したものとなります。詳細は前述のサイトをご覧ください。

 旧版となった SPP/サプリメンタルのディストリビューション対応状況、UpdateX/SPx対応状況の一覧については、旧版の技術文書ページの対応表をご覧ください。

旧版の技術文書

本バージョンでの主な変更点について - SUM等

 

[2021.04.0] Smart Update Manager(SUM)は v8.8.0にアップデートされています。


[!]
詳細な変更点は前述の SPP専用ページ内の `ドキュメント`と、`ホットフィックス&アドバイザリ`をご覧ください。

本バージョンでの主な変更点と注意点について - ファームウェア

 

[2021.04.0] ProLiant Gen10 Plus/Intel機, Gen10 Plus v2/AMD機に対応しました。

[2021.04.0] 新型デバイス用ファームウェアを内包しました。


[!]
詳細な変更点は前述の SPP専用ページ内の `ドキュメント`と、`ホットフィックス&アドバイザリ`をご覧ください。

本バージョンでの主な変更点と注意点について - ドライバ、管理ツール等

 

[2021.04.0] NVMe Name Server Script(HPE-NFC-host-agent)が新規追加されました。

[2021.04.0] NVMe FC Auto Connect(nvmefc-connect)が新規追加されました。

[2021.04.0] kmod-brcmfcoeが RHEL8向けに提供開始されました。

[2021.04.0] hpsmh, hp-snmp-agentsがアップデートされました。

[2021.04.0] hp-ams, amsdがアップデートされました。

[2021.04.0] ssa, ssacli, ssaducliがアップデートされました。

[2021.04.0] MRStorageAdministrator, storcliがアップデートされました。

[2021.04.0] hponcfgがアップデートされました。

[2021.04.0] sutがアップデートされました。

[2021.04.0] be2net, igb, ixgbe/ixgbevf, i40e/iavf, netxtreme2, tg3, bnxe_en, fastlinq, brcmfcoe, libbnxt_reがアップデートされました。

[2021.04.0] mlnx-ofaがアップデートされました。

[2021.04.0] smartpqi, hpsa, hpdsa, megaraidがアップデートされました。

[2021.04.0] megaraidが RHEL8向けに提供開始されました。

[2021.04.0] qla2xxx, lfpcがアップデートされました。

[2021.04.0] Broadcom-Enablement-Kit, Emulex-Enablement-Kit,hpeqlgc-Enablement-Kit,がアップデートされました。

[2021.04.0] be2iscsiがアップデートされました。

[2021.04.0] mft-mlnx, mftがアップデートされました。


[!] 
詳細な変更点は前述の SPP専用ページ内の `ドキュメント`と、`ホットフィックス&アドバイザリ`をご覧ください。

本バージョンでの主な変更点について - SPPメディア部分自体

 

[2021.04.0] Grub2の脆弱性に対応しました。詳細は a00112478をご覧ください。
・本 SPPの Gen9/Gen10共通版は後ほどリリースされます。


[!]
詳細な変更点は前述の SPP専用ページ内の `ドキュメント`と、`ホットフィックス&アドバイザリ`をご覧ください。

バンドルサポート対象ディストリビューション

 

 本 SPPがバンドル(対象機種、対象ファームウェア、対象パッケージでの統合組合せテスト)としてサポートを行うディストリビューションは、最新のマイナーバージョンと、1ヶ前のマイナーバージョンの 2バージョン分です。具体的には下記のディストリビューションです。

Red Hat Enterprise Linux 7.8
Red Hat Enterprise Linux 7.9
Red Hat Enterprise Linux 8.2
Red Hat Enterprise Linux 8.3
SUSE Linux Enterprise Server 12 SP4
SUSE Linux Enterprise Server 12 SP5
SUSE Linux Enterprise Server 15 SP1
SUSE Linux Enterprise Server 15 SP2
 

 上記よりも古いディストリビューションに対するモジュールが用意されている場合もありますが、バンドル(対象機種、対象ファームウェア、対象パッケージでの統合組合せテスト)としてのサポートは行っておらず単体テストでの動作確認のみのディストリビューションとなります。HPEは SPPに内包される Smartコンポーネントだけでなくディストリビューションも最新バージョンで運用されることを推奨します。

同梱されている DUDについて

 

 SPP 2021.04.0-Gen9,Gen10/Plus共通版の `DUD`ディレクトリ配下には下記の DUDパッケージが同梱されています。

hpdsa-1.2.10-176.sles12sp4.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.10-176.sles12sp5.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.10-182.sles15sp1.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.10-182.sles15sp2.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.10-184.rhel7u8.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.10-184.rhel7u9.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.10-185.rhel8u2.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.10-185.rhel8u3.x86_64.dd.gz

同梱されている RPMとファームウェアについて

 

 本ソフトウェアに同梱されている RPMとファームウェアの内容は、トップディレクトリにある `contents.html` に記載されています。本ファイルには適用の推奨度合い(Optical/Recommended/Critical)の記載があります。更に詳細な内容は、前述の HPESC Support Portal を参照してください。

SPPメディアからシステムを起動してのファームウェアアップデートについて

 

 SPPメディアからシステムを起動する `オフラインモード` を利用した場合、デフォルトの動作は `Automatic Firmware Update`モードとなります。本モードは ProLiantに内包されたファームウェアを自動でアップデートを行います。システム起動時のメニューで `Interactive Firmware Update`モードを選択する事で、対象となるファームウェアの選択が可能な `対話側` でのアップデートも可能となります。詳細は前述の HPESC Support Portal をご覧ください。

 但し、Service Pack for ProLiantの ISOイメージや DVDメディアを iLO4/5の仮想メディアとしてマウントしシステムを起動した状態で、ファームウェアをアップデートする場合、サポートされるのは Automatic(自動型)モードでファームウェアをアップデートした際のみです。Interactive(対話型)モードでファームウェアを更新することはサポートされません(タイムアウトやスクリプトエラー等が発生します)。

 Automatic(自動型)モードでファームウェアをアップデートする場合に iLO自身のアップデートが行われる場合、仮想コンソールのセッションが一旦切断されます。この場合、数十秒後に再度接続し直してください。セッションが切断されても、Automatic(自動型)モードの場合にはファームウェアのアップデート作業は継続されます。

SUMの起動方法

 

 ISOイメージ上のトップディレクトリには launch_sum.shが用意されていますので、このスクリプトから ISO内にある smartupdateが起動されます。

 但し、SUSE Linux Enterprise Server 15のインストール時に選択したパッケージによっては、lspci, unzip, strings(これらのパッケージは同ディストリビューションの Packageメディアに同梱されています)等のパッケージが足りないとのメッセージと共に起動が失敗します。予め記載されたパッケージを #zypper等で追加してください。

 ISOイメージの一部をコピーしている場合や、zip版の SUMを組み込んでいる等の場合には、SPPコンポーネントが格納されているディレクトリへ移動し、#./smartupdateを実行する事で GUIモードで SUMが起動します。CUIモードで利用する場合には #smartupdate -hで CUIの Consoleモードのヘルプが、#smartupdate -s -hで CUIの Silent(Legacy)モードのヘルプが表示されます。

 なお、smartupdateを起動する際に `./`を付与しないで起動した場合で、RPM版の SUMが導入されている場合には /sbin/smartupdateより RPM版の SUM起動します。

 適用する SPPコンポーネント容量の 2倍が /tmpに必要となります。1GB以上の空きを用意しておいてください。

SPPに新版パッケージを追加する方法について

 

 SPPが内包するよりも新しいコンポーネント(*.rpm, *.exe, *.compsig)がリリースされた場合、それらの追加コンポーネント用に単独のディレクトリを作成してパッケージを配置し、ベースラインメニューで `Additional Packages`としてインベントリを行ってから適用します。詳細は既存のベースラインに最新パッケージを追加していいのか?をご覧ください。

 1ヶのディレクトリに複数の SPPを配置すると .xmlファイルのコンフリクトにより Smart Update Manager(SUM)が誤動作する原因となります。

 また、SPPの ISOイメージをダウンロードする際に差分パッケージを追加した Custom ISOを作成しダウンロードする事も可能です。更に細かいカスタマイズを行いたい場合には、RPM版 SUMを Linux上から起動して最新版の SUM自身を含めた Custom ISOの作成も可能です。詳細は SPP製品ページをご覧ください。

SPP製品ページ

GUI/CUIでのデプロイの方法について - ローカル・リモート

 

 SUMの利用例については、SPPのソフトウェア製品ページを参考にしてください。

ソフトウェア製品ページ

各種ログについて

 

 SUMの各種ログファイルの吐き出し場所は下記となります。

・ /var/log/sum
  ユーザ&デバッグログ

・ /var/tmp/localsum
  read onlyもしくはネットワーク共有上からの実行時に必要となった場合のバイナリコピー先

・ /var/tmp/sum
  リモートノードファイル、もしくはリモートターゲットへのデプロイを行った場合


 SUMインストーラでの作業中は随所で html, xml形式でのレポートの作成を行う事が可能です。

Custom ISO化について

 

 SPPは 2020.09.0より Full版 ISOの容量は DVD-RWの 2層(dual-layer)メディアの容量を超えました。DVDに書き込む場合には予め Service Pack for ProLiant - Custom ISO作成方法を参照して ISOの容量を減らす必要があります。Blu-rayドライブの利用、iLO仮想メディアの利用、PXEの利用、もしくは USB-keyからシステムを起動してデプロイを行う場合には、Custom ISO化を行う必要はありません。

USBメモリ経由でのデプロイ方法について

 

 SPP ISOには、SPPの ISOイメージを USBメモリ(USB-key)に書込むツール USB Key Utilityが同梱されています。

- Windows/64bit用ユーティリテイ
- 32GB迄の USBメモリにのみ対応
- Intelligent Provisioning(IP)の ISOイメージの書込みにも対応
- SPPもしくは IPの ISOイメージは Windows上でマウントし利用します

 

 注) 書込み方法は `Create a bootable USB key from CD/DVD`(default)を選択してください。これは UEFI対応を行った SPP 2014.02.0以降、IP v1.60以降では `Add an additional CD/DVD to bootable USB key option` には対応していないためです。

 注) Intelligent Provisionin(IP)の ISOイメージを USBメモリを書き込んだものは、UEFIモードで起動した場合にのみ正常な書込みが可能です。Legacy(BIOS)モードで起動した場合には書込みが正常に行わないため、IP自体が正常起動しなくなります。この場合、UEFIモードで起動し直して IPを再度書き込み直してください。

PXE経由でのデプロイ方法について

 

 SPPの ISOイメージを PXE経由でデプロイする方法については、Release Notesの `Using a PXE Server to Deploy Components from the full SPP ISO over a network`をご覧ください。また、Releae Notesは前述の HPESC Support Portal から入手可能です。

rpmパッケージ毎の同梱一覧 - ファームウェア以外

 

 全ての kernel flavor、全ての kernelバージョン、全てのコンポーネントの組合せに応じた RPMパッケージが提供されている訳ではありません。詳細はこちらの RPM一覧(2021.04.0-Gen9,Gen10/Plus共通版)をご覧ください。

差分ファイル - ファームウェアを除く
 

・現在差分ファイルはリリースされていません。

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