Linux技術情報
Service Pack for ProLiant(SPP) - 2020.03.x 対応環境とインストール方法について

- 2020.03.2 Production版 for Gen9, Gen10/Plus共通版
- 2020.03.2 Production版 for Gen10/Plus専用版
- 2020.03.0 Production版 for Gen9, Gen10/Plus共通版
- 2020.03.0 Production版 for Gen10/Plus専用版
- Supplement Bundle for RHEL7.8
- Supplement Bundle for RHEL8.2

 本ページでは、管理ツールに関する技術情報について記述いたします。製品情報についてはこちらをご覧ください。

本ソフトウェアとドキュメントの入手について

 

 本ソフトウェアの Gen9, Gen10/Plus共通版、Gen10/Plus専用版の入手は、SPP製品ページから可能です。本ソフトウェアがリリースされた後に個別リリースされたコンポーネントに関しては後述の ``差分ファイルについて`` をご覧ください。

 本ソフトウェア向けドキュメントは、EIL(Enterprise Information Libraryの `Smart Update`) から入手可能です。

 本ページ内のこれより以降の情報はこれらのリンク先にある情報の内 Linuxに関連した情報を補足したものとなります。詳細は前述のサイトをご覧ください。

SPP製品ページ
EIL - Smart Update

本ソフトウェアの対象機種と、対象ディストリビューションについて

 本ソフトウェアは ProLiantファミリーに対応しています。但し、ProLiantファミリーの全機種・全世代でサポートしている訳ではありません。また、同梱されるコンポーネントの全てが各 ProLiantでサポート提供されている訳でもありません。詳細な対応情報については前述の EIL(Enterprise Information Library) のドキュメントをご覧ください。

 本ページ内のこれより以降の情報は、前述のリンク先にある情報の内 Linuxに関連した情報を補足したものとなります。詳細は前述のサイトをご覧ください。

 旧版となった SPP/サプリメンタルのディストリビューション対応状況、UpdateX/SPx対応状況の一覧については、旧版の技術文書ページの対応表をご覧ください。

旧版の技術文書

本バージョンでの主な変更点について - SUM等

 

[2020.03.2] Smart Update Manager(SUM)は v8.5.0のままです。

[2020.03.0+] RPM版 Smart Update Manager(SUM) v8.5.7が別途リリースされています。

[2020.03.0+] RPM版 Smart Update Manager(SUM) v8.5.6が別途リリースされています。

[2020.03.0] Smart Update Manager(SUM)は v8.5.0のままです。requiresオプションを利用する場合には別途 SUM v8.5.1の利用が必要となります。詳細はこちらから。

 

[!] 詳細な変更点は前述の SPP専用ページ内の `ドキュメント`と、`ホットフィックス&アドバイザリ`をご覧ください。

本バージョンでの主な変更点と注意点について - ファームウェア

 

[2020.03.2] 基本、2020.03.0と同じコンポーネントを内包していますが、下記コンポーネントのバージョンはあがっています。

- firmware-hdd-ee2b63de1d-HPG5-2.1.x86_64.rpm が HPG6-1.1に
- firmware-smartarray-f7c07bdbbd-2.65-1.1.x86_64.rpm が v3.00-1.1に

 

[!] 詳細な変更点は前述の SPP専用ページ内の `ドキュメント`と、`ホットフィックス&アドバイザリ`をご覧ください。

本バージョンでの主な変更点と注意点について - ドライバ、管理ツール等

[2020.03.2] RPM形式のドライバ、RPM形式の管理ツールは SPP 2020.03.0と同じままです。

[2020.03.0+] hpsmh v7.6.6-2が追加リリースされました。

[+RHEL8.2] hp-snmp-agentsがバージョンアップしています。

[+RHEL8.2] SmartArray用 smartpqi, hpsa, hpdsaドライバがバージョンアップしています。

[2020.03.0+] amsd v2.1.1が追加リリースされました。

[+RHEL7.8] amsdと hp-snmp-agentsがアップデートされています。

[+RHEL7.8] ドライバは SmartArray向けのみ同梱されています。

[2020.03.0+] Integrated Smart Update Tool(SUT)v2.5.5が追加リリースされました。

[2020.03.0] hp-amsのバージョンがあがっています。

[2020.03.0] ssa, ssacli, sssaducliのバージョンがあがっています。ssacliの shorthand(短縮語)に csp(clockspeed)、cst(clockstretching)、oob(outofband)、vdmdn(vdmdisocverynotify)が追加されました。ssacliの showコマンドに outofbandが追加されました。

[2020.03.0] be2net, igb, i40e, netxtreme2, tg3, bnxt_en, brcmfcoe, libbnxt_reのバージョンがあがっています。

[2020.03.0] hp-ocsbbdのバージョンがあがっています。

[2020.03.0] smartpqi, hpsa, hpdsaのバージョンがあがっています。

[2020.03.0] qla2xxxのバージョンがあがっています。Broadcom-Enablement-Kitのバージョンがあがっています。

[2020.03.0] be2iscsiのバージョンがあがっています。


[!] 
詳細な変更点は前述の SPP専用ページ内の `ドキュメント`と、`ホットフィックス&アドバイザリ`をご覧ください。

本バージョンでの主な変更点について - SPPメディア部分自体

 

[2020.03.2] Grub2の脆弱性 BootHoleに対応しました。

 

[!] 詳細な変更点は前述の SPP専用ページ内の `ドキュメント`と、`ホットフィックス&アドバイザリ`をご覧ください。

バンドルサポート対象ディストリビューション

 

 本 SPPがバンドル(対象機種、対象ファームウェア、対象パッケージでの統合組合せテスト)としてサポートを行うディストリビューションは、最新のマイナーバージョンと、1ヶ前のマイナーバージョンの 2バージョン分です。具体的には下記のディストリビューションです。

Red Hat Enterprise Linux 7.6
Red Hat Enterprise Linux 7.7
Red Hat Enterprise Linux 7.8 - Supplement Bundleにて
Red Hat Enterprise Linux 8.0
Red Hat Enterprise Linux 8.1
Red Hat Enterprise Linux 8.2 - Supplement Bundleにて
SUSE Linux Enterprise Server 12 SP3
SUSE Linux Enterprise Server 12 SP4
SUSE Linux Enterprise Server 12 SP5
SUSE Linux Enterprise Server 15 SP0
SUSE Linux Enterprise Server 15 SP1

 

 上記よりも古いディストリビューションに対するモジュールが用意されている場合もありますが、バンドル(対象機種、対象ファームウェア、対象パッケージでの統合組合せテスト)としてのサポートは行っておらず単体テストでの動作確認のみのディストリビューションとなります。HPEは SPPに内包される Smartコンポーネントだけでなくディストリビューションも最新バージョンで運用されることを推奨します。

同梱されている DUDについて

 

 SPP 2020.03.0-Gen9, Gen10/Plus共通版、SPP 2020.03.2-Gen9, Gen10/Plus共通版、の `DUD`ディレクトリ配下には下記の DUDパッケージが同梱されています。

hpdsa-1.2.10-176.rhel7u5.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.10-176.rhel7u6.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.10-176.rhel7u7.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.10-176.rhel8u0.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.10-176.rhel8u1.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.10-176.sles12sp4.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.10-176.sles12sp5.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.10-176.sles15sp0.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.10-176.sles15sp1.x86_64.dd.gz


Supplement Bundle for RHEL7.8には下記の DUDパッケージが同梱されています。

hpdsa-1.2.10-179.rhel7u7.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.10-179.rhel7u8.x86_64.dd.gz



Supplement Bundle for RHEL8.2には下記の DUDパッケージが同梱されています。

hpdsa-1.2.10-181.rhel8u1.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.10-181.rhel8u2.x86_64.dd.gz

同梱されている RPMとファームウェアについて

 

 本ソフトウェアに同梱されている RPMとファームウェアの内容は、トップディレクトリにあるcontents.htmlに記載されています。本ファイルには適用の推奨度合い(Optical/Recommended/Critical)の記載があります。更に詳細な内容は、前述の EIL(Enterprise Information Library) を参照してください。

SPPメディアからシステムを起動してのファームウェアアップデートについて

 

 SPPメディアからシステムを起動する `オフラインモード` を利用した場合、デフォルトの動作は `Automatic Firmware Update`モードとなります。本モードは ProLiantに内包されたファームウェアを自動でアップデートを行います。システム起動時のメニューで `Interactive Firmware Update`モードを選択する事で、対象となるファームウェアの選択が可能な `対話側` でのアップデートも可能となります。詳細は前述の EIL(Enterprise Information Library) をご覧ください。

 但し、Service Pack for ProLiantの ISOイメージや DVDメディアを iLO4/5の仮想メディアとしてマウントしシステムを起動した状態で、ファームウェアをアップデートする場合、サポートされるのは Automatic(自動型)モードでファームウェアをアップデートした際のみです。Interactive(対話型)モードでファームウェアを更新することはサポートされません(タイムアウトやスクリプトエラー等が発生します)。

 Automatic(自動型)モードでファームウェアをアップデートする場合に iLO自身のアップデートが行われる場合、仮想コンソールのセッションが一旦切断されます。この場合、数十秒後に再度接続し直してください。セッションが切断されても、Automatic(自動型)モードの場合にはファームウェアのアップデート作業は継続されます。

SUMの起動方法

 

 ISOイメージ上のトップディレクトリには launch_sum.shが用意されていますので、このスクリプトから ISO内にある smartupdateが起動されます。

 但し、SUSE Linux Enterprise Server 15のインストール時に選択したパッケージによっては、lspci, unzip, strings(これらのパッケージは同ディストリビューションの Packageメディアに同梱されています)等のパッケージが足りないとのメッセージと共に起動が失敗します。予め記載されたパッケージを #zypper等で追加してください。

 ISOイメージの一部をコピーしている場合や、zip版の SUMを組み込んでいる等の場合には、SPPコンポーネントが格納されているディレクトリへ移動し、#./smartupdateを実行する事で GUIモードで SUMが起動します。CUIモードで利用する場合には #smartupdate -hで CUIの Consoleモードのヘルプが、#smartupdate -s -hで CUIの Silent(Legacy)モードのヘルプが表示されます。

 なお、smartupdateを起動する際に `./`を付与しないで起動した場合で、RPM版の SUMが導入されている場合には /sbin/smartupdateより RPM版の SUM起動します。

 適用する SPPコンポーネント容量の 2倍が /tmpに必要となります。1GB以上の空きを用意しておいてください。

SPPに新版パッケージを追加する方法について

 

 SPPが内包するよりも新しいコンポーネント(*.rpm, *.compsig)がリリースされた場合、それらの追加コンポーネント用に単独のディレクトリを作成してパッケージを配置し、ベースラインメニューで `Additional Packages`としてインベントリを行ってから適用します。詳細は既存のベースラインに最新パッケージを追加していいのか?をご覧ください。

 1ヶのディレクトリに複数の SPPを配置すると .xmlファイルのコンフリクトにより Smart Update Manager(SUM)が誤動作する原因となります。

 また、SPPの ISOイメージをダウンロードする際に差分パッケージを追加した Custom ISOを作成しダウンロードする事も可能です。詳細は SPP製品ページをご覧ください。

SPP製品ページ

GUI/CUIでのデプロイの方法について - ローカル・リモート

 

 SUMの利用例については、SPPのソフトウェア製品ページを参考にしてください。

ソフトウェア製品ページ

各種ログについて

 

 SUMの各種ログファイルの吐き出し場所は下記となります。

・ /var/log/sum
  ユーザ&デバッグログ

・ /var/tmp/localsum
  read onlyもしくはネットワーク共有上からの実行時に必要となった場合のバイナリコピー先

・ /var/tmp/sum
  リモートノードファイル、もしくはリモートターゲットへのデプロイを行った場合


 SUMインストーラでの作業中は随所で html, xml形式でのレポートの作成を行う事が可能です。

PXE経由でのデプロイ方法について

 

 SPPの ISOイメージを PXE経由でデプロイする方法については、Release Notesの `Using a PXE Server to Deploy Components from the full SPP ISO over a network`をご覧ください。また、Releae Notesは前述の EIL(Enterprise Information Library) から入手可能です。

rpmパッケージ毎の同梱一覧 - ファームウェア以外

 

 全ての kernel flavor、全ての kernelバージョン、全てのコンポーネントの組合せに応じた RPMパッケージが提供されている訳ではありません。詳細はこちらの RPM一覧(2020.03.0-Gen9/Gen10共通版)、RPM一覧(2020.03.2-Gen9/Gen10共通版)RPM一覧(RHEL7.8)RPM一覧(RHEL8.2)をご覧ください。

差分ファイル

 

 本バージョンの SPPよりも新しい差分ファイルの入手は、下記の個別ページから入手してください。



hpsmh v7.6.6-2
Smart Update Manager(sum) v8.5.7
Integrated Smart Update Tool(SUT)v2.5.5
Agentless Management Service(amsd) v2.1.1
Smart Update Manager(sum) v8.5.6
・hp-snmp-agents v10.91-670.4(Supplement Bundle for RHEL7.8をご利用ください) 

Open Source & Linux

2015年11月1日付でHewlett-Packard CompanyをHewlett Packard Enterprise Company とHP Inc.に分社する以前に販売された製品については、現在のモデルと異なる、古い製品名およびモデル番号である場合があります。