Linux技術情報

Service Pack for ProLiant(SPP) - 2015.06.0 対応環境とインストール方法について

Service Pack for ProLiant(SPP) - 2015.06.0 対応環境とインストール方法について

- 2015.06.0 Production版 for Gen9, Gen10共通版
- Supplement for SLES11/SP4
- Supplement for RHEL6.7

 本ページでは、管理ツールに関する技術情報について記述いたします。製品情報については、`SPP & SUM製品` ページをご覧ください。

本ソフトウェアとドキュメントの入手について

 本ソフトウェア向けドキュメント(Release Notes, Contents, Server Support Guide, Component Release Notes)は、`SPP説明 & 入手` ページ先の [ドキュメント] タブから入手してください。
 また、`HPESC Support Portal` からも入手可能です。具体的には、検索ボックスに 「SPP」、上部タブで「ドキュメント」、left-menuで 「リリースノート」、「日本語」と「英語」を選択して最新のものを入手してください。

 本ページ内のこれより以降の情報はこれらのリンク先にある情報の内 Linuxに関連した情報を補足したものとなります。詳細は前述のサイトをご覧ください。

本ソフトウェアの対象機種と、対象ディストリビューションについて

 本ソフトウェアは ProLiantファミリーに対応しています。但し、ProLiantファミリーの全機種・全世代でサポートしている訳ではありません。また、同梱されるコンポーネントの全てが各 ProLiantでサポート提供されている訳でもありません。詳細な対応情報については前述の HPESC Support Portal のドキュメントをご覧ください。

 本ページ内のこれより以降の情報は、前述のリンク先にある情報の内 Linuxに関連した情報を補足したものとなります。詳細は前述のサイトをご覧ください。

 旧版となった SPP/サプリメンタルのディストリビューション対応状況、UpdateX/SPx対応状況の一覧については、旧版の技術文書ページの対応表をご覧ください。

本バージョンでの主な変更点について - SUM等

[2015.06.0/RHEL6.7]  本 SPPには Smart Update Manager(hpsum)は同梱されていません。

[2015.06.0/SLES11SP4]  本 SPPには Smart Update Manager(hpsum)は同梱されていません。

[2015.06.0]  Smart Update Manager(hpsum)が v7.3.0にアップデートされました。詳細は Smart Update Managerの技術情報ページをご覧ください。

本バージョンでの主な変更点について - RPMパッケージ、RPMファームウェア

 

[2015.06.0/RHEL6.7]  hpdsa, hpsa, hpvsaのバージョンがあがっています。

[2015.06.0/RHEL6.7]  mlnxドライバ・ユーティリテイの構成が変更されています(mlnx-enドライバ + mlnx-en-utils ⇒ mlnx-ofa_kernelドライバ + mlnx-ofa_kernel-**-OFED(ユーティリティ))。

[2015.06.0/RHEL6.7]  CNUは同梱されていません。NIC用温度センサーデーモンは ocsbbdのみ同梱されています。詳細は `rpmパッケージ毎の同梱一覧`をご覧ください。

[2015.06.0/RHEL6.7]  NICドライバ、FCドライバ、iSCSIドライバ、SAS HBAドライバは同梱されていません。詳細は `rpmパッケージ毎の同梱一覧`をご覧ください。

[2015.06.0/RHEL6.7]  hpahcisrドライバは同梱されていません。

[2015.06.0/RHEL6.7]  その他の管理ツール系のバージョンは 2015.06.0と同じままです。

[2015.06.0/SLES11SP4]  hpdsa, hpsa, hpvsaのバージョンがあがっています。

[2015.06.0/SLES11SP4]  mlnxドライバ・ユーティリテイの構成が変更されています(mlnx-enドライバ + mlnx-en-utils ⇒ mlnx-ofa_kernelドライバ + mlnx-ofa_kernel-**-OFED(ユーティリティ))。

[2015.06.0/SLES11SP4]  CNUは同梱されていません。NIC用温度センサーデーモンは同梱されていません。詳細は `rpmパッケージ毎の同梱一覧`をご覧ください。

[2015.06.0/SLES11SP4]  NICドライバ、FCドライバ、iSCSIドライバ、SAS HBAドライバは同梱されていません。詳細は `rpmパッケージ毎の同梱一覧`をご覧ください。

[2015.06.0/SLES11SP4]  その他の管理ツール系のバージョンは 2015.06.0と同じままです。

[2015.06.0]  Red Hat Enterprise Linux 6.6に対応しました(Supplement版ではなくフル版として)

[2015.06.0]  Intel 40Gb Ethernet用ドライバ i40eが新規追加されました。

[2015.06.0]  多数の RHEL7.1用のドライバが追加されました(be2net, e1000e, igb, ixgbe, ixgbevf, nx_nic, tg3, qlcnic, qla2xxx, lpfc, be2iscsi, qla4xxx)。

[2015.06.0]  多数の SLES11/SP2用ドライバが削除されました(be2net, e1000e, igb, ixgbe, ixgbevf, nx_nic, tg3, qlcnic, be2iscsi)。

[2015.06.0]  iscsiuioが削除されました(SLES12用のみが提供されていました)。

[2015.06.0]  多くの RPMファームウェアがアップデートされています。

本バージョンでの主な変更点について - DUDドライバ, SPPメディア部分自体

[2015.06.0/RHEL6.7]  DUDが同梱されています。hpdsa, hpsa, hpvsa全てのドライバのバージョンが 2015.06.0に比べてあがっています。

[2015.06.0/SLES11SP4]  DUDが同梱されています。hpdsa, hpsa, hpvsa全てのドライバのバージョンが 2015.06.0に比べてあがっています。

[2015.06.0]  DUDが同梱されています。cciss, hpahcisrドライバのバージョンは SPP 2015.04.0に比べてあがっておらず、hpsa, hpvsa, hpdsaドライバのバージョンはあがっています。

[2015.06.0]  容量が大きくなり、DVDに焼く場合には DL(dual layer)メディアが必要になりました。

追加用サプリメンタル(差分)等の統合について

 

 以前のフル(Complete)版バージョンのイニシャルリリースである SPP 2015.04.0と本バージョンがリリースされた期間内にリリースされた SPPの MSB版、もしくは Supplement版はありません。

リリースサイクルとサポート期日について

 

 本ソフトウェアのサポート期間は約 1年となります。フル版がリリースされた後に MSB版や Supplement版がリリースされた場合は、それらのリリースから 1年間がサポート期間となります。

バンドルサポート対象ディストリビューション

 

 本 SPPがバンドル(対象機種、対象ファームウェア、対象パッケージでの統合組合せテスト)としてサポートを行うのは、最新のマイナーバージョンと、1ヶ前のマイナーバージョンの 2バージョン分です。具体的には下記のディストリビューションです。

Red Hat Enterprise Linux 6.5
Red Hat Enterprise Linux 6.6
Red Hat Enterprise Linux 6.7 - Supplemenにて
Red Hat Enterprise Linux 7.0
Red Hat Enterprise Linux 7.1
SUSE Linux Enterprise Server 11/SP3
SUSE Linux Enterprise Server 12
SUSE Linux Enterprise Server 11/SP4 - Supplemenにて

 上記よりも古いディストリビューションに対するモジュールが用意されているものもありますが、バンドル(対象機種、対象ファームウェア、対象パッケージでの統合組合せテスト)としてのサポートは行っておらず単体テストでの動作確認のみのディストリビューションとなります。

同梱されている DUDについて

 

 本ソフトウェアの 2015.06.0 フル(Complete)版の `DUD`ディレクトリ配下には下記の DUDパッケージが同梱されています。

cciss-4.6.28-12.rhel6.i686.dd.gz
cciss-4.6.28-12.rhel6.i686.dd.gz.txt
cciss-4.6.28-12.rhel6.x86_64.dd.gz
cciss-4.6.28-12.rhel6.x86_64.dd.gz.txt
cpq_cciss-4.6.28-12.sles11.i586.dd.gz
cpq_cciss-4.6.28-12.sles11.i586.dd.gz.txt
cpq_cciss-4.6.28-12.sles11.x86_64.dd.gz
cpq_cciss-4.6.28-12.sles11.x86_64.dd.gz.txt

hpahcisr-1.2.6-17.sles11sp1.i586.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.sles11sp1.x86_64.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.sles11sp2.i586.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.sles11sp2.x86_64.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.sles11sp3.i586.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.sles11sp3.x86_64.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-18.rhel6u1.i686.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-18.rhel6u1.x86_64.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-18.rhel6u2.i686.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-18.rhel6u2.x86_64.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-18.rhel6u3.i686.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-18.rhel6u3.x86_64.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-18.rhel6u4.i686.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-18.rhel6u4.x86_64.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-18.rhel6u5.i686.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-18.rhel6u5.x86_64.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-18.rhel6u6.i686.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-18.rhel6u6.x86_64.dd.gz

hpdsa-1.2.4-140.rhel6u5.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.4-140.rhel6u6.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.4-140.rhel7u0.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.4-140.rhel7u1.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.4-140.sles11sp3.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.4-140.sles12sp0.x86_64.dd.gz

hpsa-3.4.10-120.rhel6u1.i686.dd.gz
hpsa-3.4.10-120.rhel6u1.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.10-120.rhel6u2.i686.dd.gz
hpsa-3.4.10-120.rhel6u2.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.10-120.rhel6u3.i686.dd.gz
hpsa-3.4.10-120.rhel6u3.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.10-120.rhel6u4.i686.dd.gz
hpsa-3.4.10-120.rhel6u4.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.10-120.rhel6u5.i686.dd.gz
hpsa-3.4.10-120.rhel6u5.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.10-120.rhel6u6.i686.dd.gz
hpsa-3.4.10-120.rhel6u6.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.10-120.rhel7u0.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.10-120.rhel7u1.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.10-120.sles11sp1.i586.dd.gz
hpsa-3.4.10-120.sles11sp1.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.10-120.sles11sp2.i586.dd.gz
hpsa-3.4.10-120.sles11sp2.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.10-120.sles11sp3.i586.dd.gz
hpsa-3.4.10-120.sles11sp3.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.10-120.sles12sp0.x86_64.dd.gz

hpvsa-1.2.14-100.rhel6u1.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.14-100.rhel6u1.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-100.rhel6u2.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.14-100.rhel6u2.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-100.rhel6u3.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.14-100.rhel6u3.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-100.rhel6u4.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.14-100.rhel6u4.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-100.rhel6u5.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.14-100.rhel6u5.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-100.rhel6u6.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.14-100.rhel6u6.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-100.rhel7u0.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-100.rhel7u1.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-100.sles11sp1.i586.dd.gz
hpvsa-1.2.14-100.sles11sp1.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-100.sles11sp2.i586.dd.gz
hpvsa-1.2.14-100.sles11sp2.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-100.sles11sp3.i586.dd.gz
hpvsa-1.2.14-100.sles11sp3.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-100.sles12sp0.x86_64.dd.gz

 本ソフトウェアの 2015.06.0 Supplement for SLES11/SP4版には、下記の DUDパッケージが同梱されています。

hpdsa-1.2.4-144.sles11sp3.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.4-144.sles11sp4.x86_64.dd.gz

hpsa-3.4.10-124.sles11sp1.i586.dd.gz
hpsa-3.4.10-124.sles11sp1.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.10-124.sles11sp2.i586.dd.gz
hpsa-3.4.10-124.sles11sp2.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.10-124.sles11sp3.i586.dd.gz
hpsa-3.4.10-124.sles11sp3.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.10-124.sles11sp4.i586.dd.gz
hpsa-3.4.10-124.sles11sp4.x86_64.dd.gz

hpvsa-1.2.14-103.sles11sp1.i586.dd.gz
hpvsa-1.2.14-103.sles11sp1.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-103.sles11sp2.i586.dd.gz
hpvsa-1.2.14-103.sles11sp2.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-103.sles11sp3.i586.dd.gz
hpvsa-1.2.14-103.sles11sp3.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-103.sles11sp4.i586.dd.gz
hpvsa-1.2.14-103.sles11sp4.x86_64.dd.gz

 本ソフトウェアの 2015.06.0 Supplement for RHEL6.7版には、下記の DUDパッケージが同梱されています。

hpdsa-1.2.4-144.rhel6u5.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.4-144.rhel6u6.x86_64.dd.gz
hpdsa-1.2.4-144.rhel6u7.x86_64.dd.gz

hpsa-3.4.10-124.rhel6u1.i686.dd.gz
hpsa-3.4.10-124.rhel6u1.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.10-124.rhel6u2.i686.dd.gz
hpsa-3.4.10-124.rhel6u2.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.10-124.rhel6u3.i686.dd.gz
hpsa-3.4.10-124.rhel6u3.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.10-124.rhel6u4.i686.dd.gz
hpsa-3.4.10-124.rhel6u4.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.10-124.rhel6u5.i686.dd.gz
hpsa-3.4.10-124.rhel6u5.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.10-124.rhel6u6.i686.dd.gz
hpsa-3.4.10-124.rhel6u6.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.10-124.rhel6u7.i686.dd.gz
hpsa-3.4.10-124.rhel6u7.x86_64.dd.gz

hpvsa-1.2.14-103.rhel6u1.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.14-103.rhel6u1.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-103.rhel6u2.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.14-103.rhel6u2.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-103.rhel6u3.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.14-103.rhel6u3.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-103.rhel6u4.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.14-103.rhel6u4.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-103.rhel6u5.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.14-103.rhel6u5.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-103.rhel6u6.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.14-103.rhel6u6.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-103.rhel6u7.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.14-103.rhel6u7.x86_64.dd.gz

同梱されている RPMとファームウェアについて

 

 本ソフトウェアに同梱されている RPMとファームウェアの内容は、トップディレクトリにあるcontents.htmlフル(2015.06.0 Complete)版に記載されています。本ファイルには適用の推奨度合い(Optical/Recommended/Critical)の記載があります。更に詳細な内容は前述の HPESC Support Portal を参照してください。

SPPからシステムを起動する offlineモードについて

 

 Service Pack for ProLaitnの ISOイメージや DVDメディアからシステムを起動し、Interactive Firmware Updateモードを選択する事で、ファームウェアの更新*、Smart Storage Administrator(SSA)によるストレージの構成・管理・診断、Insight Diagnosticsによるシステム診断が可能です。詳細は前述の HPESC Support Portal をご覧ください。

* 仮想メディア経由の場合にはサポートされません

SPPを iLOの仮想 DVDドライブから起動する場合について

 

 Service Pack for ProLiantの ISOイメージや DVDメディアを iLO3/4の仮想メディアとしてマウントし、システムを起動するオフラインモードでファームウェアをアップデートする場合、サポートされるのは Automatic Firmware Updateモードのみで、Interactive Firmware Updateモードでのファームウェアの更新はサポートされません(タイムアウトやスクリプトエラー等が発生します)。

 Automatic Firmware Updateモードを利用してファームウェアをアップデートする場合、仮想コンソールのセッションが切断される場合があります。この場合、数十秒後に再度接続し直してください。この場合でも仮想メディアは接続が続行されアップデート作業は継続されます。

SUMの起動方法

 

 ISOイメージ上のトップディレクトリには launch_hpsum.shが用意されていますので、このスクリプトから ISO内の hpsumが起動できます。

 ISOイメージの一部をコピーしている場合や、zip版の hpsumを組み込んでいる等の場合には、SPPコンポーネント(********.rpmや ********.scexe等)が格納されているディレクトリへ移動し、#./hpsumとする事で GUIモードで SUMが起動します。CUIモードで利用する場合には #hpsum -hで CUIの Consoleモードのヘルプが表示されます。#hpsum -s -hで CUIの Silent(Legacy)モードのヘルプが表示されます。この場合 `./`を付与しないで起動した場合には、RPM版の hpsumが(導入されている場合) /sbin/hpsumより起動します。

 適用する SPPコンポーネント容量の 2倍が /tmpに必要となります。1GB以上の空きを用意しておいてください。

SPPに新版パッケージを追加する方法について

 

 SPPが内包するよりも新しいコンポーネント(*.rpm, *.scexe)がリリースされた場合、それらコンポーネント用に単独のディレクトリを作成して配置してください。

 1ヶのディレクトリに複数の SPPを配置すると .xmlファイルのコンフリクトにより hpsumが誤動作する原因となります。

GUI/CUIでのデプロイの方法について - ローカル・リモート

 SUMの利用例については、前述の `SPP & SUM製品` ページを参考にしてください。

各種ログについて

 

 SUMは /var/hp/log配下に各種ログを作成します。リモートターゲットへのデプロイを行った場合も同様にこのディレクトリにサーバー毎のログが記録されます。

 SUMインストーラの随所でレポートの作成を行う事が可能です。インストール中、もしくはインストール後に再度 SUMを起動して html, xml形式でのレポート入手も可能です。

PXE経由でのデプロイ方法について

 SPPのフル(Complete)版 ISOイメージを PXE経由でデプロイする方法については、Release Notesの `Using a PXE Server to Deploy Components from the full SPP ISO over a network`をご覧ください。Releae Notesは前述の HPESC Support Portal から入手してください。

rpmパッケージ毎の同梱一覧 - ファームウェア以外

 

 全ての kernel flavor、全ての kernelバージョン、全てのコンポーネントの組合せに応じた RPMパッケージが提供されている訳ではありません。詳細はこちらの RPM一覧(2015.06.0フル版) RPM一覧(2015.06.0 Supplement/SLES11SP4)RPM一覧(2015.06.0 Supplement/RHEL6.7)をご覧ください。

差分ファイル

 本バージョンの SPPよりも新しい差分ファイルの入手は、下記の個別ページから入手してください。

  • 現在差分ファイルはリリースされていません。

 もしくは、米国のサポートマトリックス[英語]ページで、対象機種を選択後に、`Drivers`セクションで利用されるディストリビューションを選択し、対象となるソフトウェアがサポートされているかを必ず確認してからファイルを入手してください。

Open Source & Linux

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support
サイト情報

2015年11月1日付でHewlett-Packard CompanyをHewlett Packard Enterprise Company とHP Inc.に分社する以前に販売された製品については、現在のモデルと異なる、古い製品名およびモデル番号である場合があります。