Linux技術情報
Service Pack for ProLiant(SPP) - 2014.02.0/MSB/(B) 対応環境とインストール方法について

本ソフトウェアの対象機種と、対象ディストリビューションについて

[2014.02.0(B)]　 圧縮方式が p7zip(.7z)形式に変更されました。RHEL, SLESでは標準対応していません。作業用の別マシンで解凍される事をお勧めします。

[2014.02.0(B)] 　hpsumが v6.3.1になりました。詳細は SUM v6.3.1の技術情報ページをご覧ください。

[2014.02.0-MSB] 　圧縮方式が p7zip(.7z)形式に変更されました。RHEL, SLESでは標準対応していません。作業用の別マシンで解凍される事をお勧めします。

[2014.02.0-MSB] 　hpsumは同梱されていません。

[2014.02.0] 　Smart Update Manager(SUM)が v6.2にアップデートされました。詳細は SUM v6.2の技術情報ページをご覧ください。

本バージョンでの主な変更点について - RPMパッケージ、SCEXEファームウェア

[2014.02.0(B)] 　hpsmhが Heartbleed(CVE-2014-0160)対策された v7.3.2-1に変更されました。これ以外の RPMは全て 2014.02.0と同じものです。

[2014.02.0-MSB] 　onboard Administrator用ファームウェア、H22x用ファームウェア等が同梱されています。

[2014.02.0＋] 　hpsmh v7.3.2-1が Heartbleed(CVE-2014-0160)としてリリースされました。

[2014.02.0] 　全ドライバが KMOD/override対応しました。

[2014.02.0] 　RHEL6, SLES11に HPE提供の hpsaを導入した場合、IMAを稼働させるとログを圧迫する問題が修正されました。

[2014.02.0] 　iscsiuio(Broadcom用 iSCSI UserSpace I/O driver)パッケージが新規追加されました。

[2014.02.0(B)] 　DUDの内容は 2014.02.0と同じです。

[2014.02.0-MSB] 　DUDとして hpvsa, mpt2sasドライバが同梱されています。

[2014.02.0] 　DUD/ccissの同梱が行われています。

• サプリメンタル Red Hat Enterprise Linux 5.10対応版
• サプリメンタル Red Hat Enterprise Linux 6.5対応版
  

リリースサイクルとサポート期日について

　バージョン番号はリリース日を意味しています。2014.02.0は 2014年 2月版の 0番目のリリース ID製品です。サポート期間は約 1年となります。2014.02.0を適用したシステムに対しては、2015年 2月版としてリリース予定の SPPがリリースされる迄がサポート対象となります(当該バージョンで回避できないクリティカルな問題があった場合、必須となるアップデートパッケージの適用が必要となる場合があります)。

バンドルサポート対象ディストリビューション

　本 SPPがバンドル(対象機種、対象ファームウェア、対象パッケージでの統合組合せテスト)としてサポートを行うのは下記のディストリビューションとなります。

　下記のディストリビューションは、本 SPPがバンドル(対象機種、対象ファームウェア、対象パッケージでの統合組合せテスト)としてのサポートは行っておらず単体テストでの動作確認のみのディストリビューションとなります。HPEはディストリビューションの 2マイナーバージョン迄を SPPでのバンドルテストでの対象としています。

同梱されている DUDについて

　本ソフトウェアの Complete版の `DUD`ディレクトリ配下には下記の DUDパッケージが同梱されています。

cciss-3.6.28-24.rhel5u10.i686.dd.gz
cciss-3.6.28-24.rhel5u10.x86_64.dd.gz
cciss-3.6.28-24.rhel5u7.i686.dd.gz
cciss-3.6.28-24.rhel5u7.x86_64.dd.gz
cciss-3.6.28-24.rhel5u8.i686.dd.gz
cciss-3.6.28-24.rhel5u8.x86_64.dd.gz
cciss-3.6.28-24.rhel5u9.i686.dd.gz
cciss-3.6.28-24.rhel5u9.x86_64.dd.gz

・

hpahcisr-1.2.6-16.rhel5u10.i686.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-16.rhel5u10.x86_64.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-16.rhel5u7.i686.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-16.rhel5u7.x86_64.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-16.rhel5u8.i686.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-16.rhel5u8.x86_64.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-16.rhel5u9.i686.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-16.rhel5u9.x86_64.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.rhel6u1.i686.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.rhel6u1.x86_64.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.rhel6u2.i686.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.rhel6u2.x86_64.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.rhel6u3.i686.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.rhel6u3.x86_64.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.rhel6u4.i686.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.rhel6u4.x86_64.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.rhel6u5.i686.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.rhel6u5.x86_64.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.sles11sp1.i586.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.sles11sp1.x86_64.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.sles11sp2.i586.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.sles11sp2.x86_64.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.sles11sp3.i586.dd.gz
hpahcisr-1.2.6-17.sles11sp3.x86_64.dd.gz

mpt2sas-15.10.02.00-8.rhel6u0.i686.iso.gz
mpt2sas-15.10.02.00-8.rhel6u0.x86_64.iso.gz
mpt2sas-15.10.02.00-8.rhel6u1.i686.iso.gz
mpt2sas-15.10.02.00-8.rhel6u1.x86_64.iso.gz
mpt2sas-15.10.02.00-8.rhel6u2.i686.iso.gz
mpt2sas-15.10.02.00-8.rhel6u2.x86_64.iso.gz
mpt2sas-15.10.02.00-8.rhel6u3.i686.iso.gz
mpt2sas-15.10.02.00-8.rhel6u3.x86_64.iso.gz
mpt2sas-15.10.02.00-8.rhel6u4.i686.iso.gz
mpt2sas-15.10.02.00-8.rhel6u4.x86_64.iso.gz
mpt2sas-15.10.02.00-8.rhel6u5.i686.iso.gz
mpt2sas-15.10.02.00-8.rhel6u5.x86_64.iso.gz

　本ソフトウェアの (B)版の `DUD`ディレクトリ配下の内容は前述の 2014.02.0版と同じものが同梱されています。

同梱されている RPMとファームウェアについて

　本ソフトウェアに同梱されている RPMとファームウェアの内容は、トップディレクトリにあるcontents.htmlコンプリート(2014.02.0フル)版、contents.htmlコンプリート(2014.02.0(B)フル)版に記載されています。本ファイルには適用の推奨度合い(Optical/Recommended/Critical)の記載があります。

　MSB版に同梱されている RPMとファームウェアの内容の詳細についてはこちら(PDF)のコンテンツレポートをご覧ください。【提供は終了しました】

SUM上の仮想 DVDドライブ等から起動する場合について

　iLO3/4等の仮想 DVDドライブ等から SUMを起動するとパッケージのスキャンに時間が掛かります。これは複数の OS向けパッケージが同一ディレクトリに配置されている事に起因します。特に コンプリート(フル)版 SPPの場合には 30～45分程度掛かる場合があります。

SPPの入手形態による SUMの起動方法の違いについて

　SUMを起動する方法は、SPPの入手方法により、下記の方法があります。

GUI/CUIでのデプロイの方法について - ローカル・リモート

各種ログについて

　SUMは /var/hp/log配下に各種ログを作成します。リモートターゲットへのデプロイを行った場合も同様にこのディレクトリにサーバー毎のログが記録されます。

DL360p Gen8＋SLES11sp3/x86_64　－　hpsum_log.txt 　hpsum_detail_log.txt

　SUMインストーラの随所でレポートの作成を行う事が可能です。インストール中、もしくはインストール後に再度 SUMを起動して html, xml形式でのレポート入手も可能です。

　RPMパッケージの導入結果は /var/log/messagesにも記録されます。但し、全てのパッケージが記録される訳ではありませんので実際のパッケージ状況については #rpm -qa --last等での確認を行ってください。

rpmパッケージ毎の同梱一覧 - ファームウェア以外

　全ての kernel flavor、全ての kernelバージョン、全てのコンポーネントの組合せに応じた RPMパッケージが提供されている訳ではありません。詳細はこちらの RPM一覧(2014.02.0フル版)、RPM一覧(2014.02.0(B)フル版)、RPM一覧(MSB版)をご覧ください。

• hpsmh v7.3.2-1が追加リリースされています*
  

• hpsmh-7.3.3-1が追加リリースされています*

履歴：以前の記述を取り消しまたは修正いたしました。