Linux技術情報
Service Pack for ProLiant(SPP) - 2013.09.0(B)/(C) 対応環境とインストール方法について
Service Pack for ProLiant(SPP) - 2013.09.0(B)/(C) 対応環境とインストール方法について
- SPP 2013.09.0(B) Production版 for G4, G5, G6, G7, Gen8/v2(Intel)
- SPP 2013.09.0(B) Production版 for G1, G2(AMD)
本ページでは、管理ツールに関する技術情報について記述いたします。製品情報については、`SPP & SUM製品` ページをご覧ください。
本ソフトウェアとドキュメントの入手について
本ソフトウェア向けドキュメント(Release Notes, Contents, Server Support Guide, Component Release Notes)は、`SPP説明 & 入手` ページ先の [ドキュメント] タブから入手してください。
また、`HPESC Support Portal` からも入手可能です。具体的には、検索ボックスに 「SPP」、上部タブで「ドキュメント」、left-menuで 「リリースノート」、「日本語」と「英語」を選択して最新のものを入手してください。
本ページ内のこれより以降の情報はこれらのリンク先にある情報の内 Linuxに関連した情報を補足したものとなります。詳細は前述のサイトをご覧ください。
本ソフトウェアの対象機種と、対象ディストリビューションについて
本ソフトウェアは ProLiantファミリーに対応しています。但し、ProLiantファミリーの全機種でサポートしている訳ではありません。詳細な対応情報については、米国のサポートマトリックス[英語]ページで、対象機種を選択後に、`Drivers`セクションで利用されるディストリビューションを選択し、対象となるソフトウェアがサポートされているかを必ず確認してください。
本ページ内のこれより以降の情報は、前述のリンク先にある情報の内 Linuxに関連した情報を補足したものとなります。詳細は前述のサイトをご覧ください。
旧版となった SPP/サプリメンタルのディストリビューション対応状況、UpdateX/SPx対応状況の一覧については、旧版の技術文書ページの対応表をご覧ください。
本バージョンでの主な変更点について - SUM
[2013.09.0(C)+RHEL5.10] hpsumは同梱されていません。
[2013.09.0(C)+RHEL6.5] hpsumは同梱されていません。
[2013.09.0(B)+RHEL6.5] hp-snmp-configの事前設定は SUM v6.0ではサポートされなくなりました。hp-snmp-agentsインストール後 #hpsnmpconfigを実行し SNMPの設定をする必要があります。
[2013.09.0(B)+RHEL6.5] RHEL6.5対応のサプリメントがリリースされました。
[2013.09.0(B)+RHEL6.5] RHEL5.10対応サプリメントと同様に SUMが v6.0になりました。
[2013.09.0(B)+RHEL6.5] RHEL5.10対応サプリメントと同様に hpsum_log.txt, hpsum_detail_log.txt共に retruncode(Exit Code)が記録される様になりました。また、HPSUM_InstallDetails.xmlも作成される様になりました。
[2013.09.0(B)+RHEL6.5] RHEL5.10対応サプリメントと同様に SUM v6.0がサブディレクトリを保持する様になりました。このため HDD等の書込み可能メディア上で利用する場合に必要な #chmod 744実行時には -Rオプションの付与が必要となります。
[2013.09.0(B)+RHEL5.10] hp-snmp-configの事前設定は SUM v6.0ではサポートされなくなりました。hp-snmp-agentsインストール後 #hpsnmpconfigを実行し SNMPの設定をする必要があります。
[2013.09.0(B)+RHEL5.10] RHEL5.10対応のサプリメントがリリースされました。
[2013.09.0(B)+RHEL5.10] SUMが v6.0になりました。従来の独自アプリケーションによるインターフェス形式から、WEBブラウザを利用したインターフェース形態に変更されました。また、従来版では多数のライブラリ等が必要だったものが一切不要となっていますので、SUM自体を稼働させるための事前のパッケージインストールが不要となっています。その他にも機能拡張が行われています。
[2013.09.0(B)+RHEL5.10] hpsum_log.txt, hpsum_detail_log.txt共に retruncode(Exit Code)が記録される様になりました。また、HPSUM_InstallDetails.xmlも作成される様になりました(hpsum_log.txt、hpsum_detail_log.txt、HPSUM_InstallDetails.xml)。
[2013.09.0(B)+RHEL5.10] SUM v6.0がサブディレクトリを保持する様になりました。このため HDD等の書込み可能メディア上で利用する場合に必要な #chmod 744実行時には -Rオプションの付与が必要となります。
[2013.09.0(B)] SUMは v5.3.5のままで変更されていません。
[2013.09.0(B)] /var/hp/logに記録されるログのフォーマットが変更され、hpsum_log.txt, hpsum_detail_log.txt共に retruncodeが記録されなくなりました。
[2013.09.0(B)] hpsum_detail_log.txtにはほぼ何も記録されなくなりました。
本バージョンでの主な変更点について - RPMパッケージ部分(旧称 PSP相当部)
[2013.09.0(C)+RHEL5.10] Heartbleed(CVE-2014-0160)対策された hpsmh v7.3.2-1が同梱されています。
[2013.09.0(C)+RHEL6.5] Heartbleed(CVE-2014-0160)対策された hpsmh v7.3.2-1が同梱されています。
[2013.09.0(B)+RHEL6.5] RHEL6.5対応のサプリメントがリリースされました。
[2013.09.0(B)+RHEL6.5] Brocade用と Emulex用の Enablement Kitは共に x86用は同梱されていません。また、ストレージ系の一部ドライバを除いて殆どのドライバが同梱されていません。詳細は `rpmパッケージ毎の同梱一覧`セクションをご覧ください。
[2013.09.0(B)+RHEL5.10] RHEL5.10対応のサプリメントがリリースされました。
[2013.09.0(B)+RHEL5.10] fibreutilsは同梱されていません。また、ストレージ系以外のドライバの多くも同梱されていません。詳細は `rpmパッケージ毎の同梱一覧`セクションをご覧ください。
[2013.09.0(B)] 本 SPPは SLES10をサポートしません。前バージョンの 2013.02を利用してください。
[2013.09.0(B)] ソース形態だったドライバがバイナリ形態に変更されました。この結果下記の影響を受けます…
・ビルドが不要になったため gccや kernel-devel等が不要になりました。また、SPPのデプロイが高速になりました。
・errata kernel適用後に再度 SPPを適用する必要性がなくなりました。RHEL5, RHEL6の一部のドライバは kmod/override未対応のため errata kernelに追随できなくなりました。
[2013.09.0(B)] hponcfg(Lights-Out設定ツール)が noarchから x86, x86_64版に分離されました。
[2013.09.0(B)] RHEL5.9用にリリースされていなかった mpt2sasが同梱されました。
[2013.09.0(B)] 下記のツールの同梱が開始されました…
・qlgc-utilsと qlgc-docs(qla2xxx, qla4xxx, qlcnic用)
・hp-nx_nictools(NetXen/Qlogic NIC用ファームウェアツール)
[2013.09.0(B)] 下記の提供形態が変更されています…
・ACU(Array Configuration Utility)/-CLI(cpqacuxe/hpacucli)が SSA(Smart Storage Administrator)/-CLI(hpssa/hpssacli)に変更されました。SSA/-CLIは SmartArray P41x世代以降にのみ対応しています。ProLiant G6未満で SmartArray P40x世代を利用する場合には ACU/-CLIを別途入手する必要があります。ACU/-CLIは最新版 v9.40がリリースされています。
・fc-enablementキットは Fibre Channel HBA毎のもの(HP-CNA-FC-Emulex-Enablement-Kit, HP-CNA-FC-hpqlgc-Enablement-Kit, HP-FC-Brocade-Enablement-Kit)に変更されました。従来設定されていた kernelパラメータ等は別途 SPOCK(HPストレージ用サポートサイト)上のドキュメントに基づいて設定する必要があります。
・netxtreme2-iscsiは netxtreme2に統合されました。
[2013.09.0(B)] 下記のドライバの同梱が開始されました…
・qla2xxx(Qlogic Fibre HBA)
・lpfc(Emulex Fibre HBA)
・bfa(Brocade Fibre HBA)
[2013.09.0(B)] 下記のドライバがソース形態からバイナリ形態に変更されました…
・qlcnic(QLogic NIC)
・qla4xxx(QLogic iSCSI HBA)
・nx_nic(NetXen/Qlogic NIC)
・igb(Intel 1Gb NIC)
・ixgbe/ixgbevf(Intel 10Gb NIC/VF)
・netxtreme(Broadcom NIC)
・tg3(Broadcom NIC)
・e1000e(Intel PCI-Express NIC)
・be2net(Emulex NIC)
・be2iscsi(Emulex iSCSI)
[2013.09.0(B)] 下記は同梱されていません…
・hpvca(Version Control Agent)
・e1000(Intel 1Gb PCI NIC)
・SLES11用 bfaドライバ、mlx4ドライバは SP2用しか同梱されていません。
[2013.09.0(B)] hpmouseが iLO4での RHEL5, SLES10でサポートされる様になりました。
本バージョンでの主な変更点について - SPPメディア部分自体
[2013.09.0(B)] SLES用 subset ISOイメージの提供は行われなくなりました。
[2013.09.0(B)] SSA(Smart Storage Administrator)は SmartArray P41x世代以降のみの対応です。ProLiant G6未満で offline ACUを利用するには、前バージョンである 2013.02のコンプリート(フル)版メディアを利用してください。
[2013.09.0(B)] DUD/ccissは同梱されていません。
[2013.09.0(B)] Broadcom NIC用ファームウェアは、本 SUMインストーラのバージョン 5.3.5からは導入できません。このため NICFWディレクトリ配下のツールを利用して別途適用する必要があります。前述の SDRでリリースされている hpsumの v6.0.0を利用してください。
[2013.09.0(B)] Broadcom NIC、Intel NIC用ファームウェアは、SUM 5.3.5から適用する事はできません。Linux上から .scexeを直接起動するか、SUM 6.0.0を入手して適用する必要があります。
[2013.09.0(B)] Broadcom NIC、Intel NIC等のファームウェアは DVD:/NICFW配下に移動されています。
追加用サプリメンタル(差分)等の統合について
以前のバージョンである SPP 2013.02版と本バージョンがリリースされた期間内には下記がリリースされており、本 2013.09.0Bはこれらを包括、もしくはより新しいパッケージを包括したものとなっています。
- Service Pack for ProLiant 2013.02.0B
- サプリメンタル SUSE Linux Enterprise Server 11/SP3対応版
- Driver and Firmware Addendum v1.0、v2機(ML310e Gen8 v2、DL320e v2)対応版
- サプリメンタル Red Hat Enterprise Linux 6.4対応版
- hpsmh v7.2.1-2単体リリース
- hp-ams v1.3.5単体リリース
リリースサイクルとサポート期日について
バージョン番号はリリース日を意味しています。2013.09.0(B)は 2013年 2月版の 0(B)番目のリリース ID製品となります。
サポート期間は約 1年となります。2013.09.0B版を適用したシステムに対しては、2014年 9月版としてリリース予定の SPPがリリースされる迄がサポート対象となります(当該バージョンで回避できないクリティカルな問題があった場合、必須となるアップデートパッケージの適用が必要となる場合があります)。
バンドルサポート対象ディストリビューション
本 SPPがバンドル(同梱ファームウェアと同梱パッケージでの実際に組合せテスト)としてサポートを行うのは下記のディストリビューションとなります。
Red Hat Enterprise Linux 5.8
Red Hat Enterprise Linux 5.9
Red Hat Enterprise Linux 5.10 - 要:サプリメンタル
Red Hat Enterprise Linux 6.3
Red Hat Enterprise Linux 6.4
Red Hat Enterprise Linux 6.5 - 要:サプリメンタル
SUSE Linux Enterprise Server 11/SP2
SUSE Linux Enterprise Server 11/SP3
同梱されている DUDについて
本ソフトウェアの Complete版の `DUD`ディレクトリ配下には下記の DUDパッケージが同梱されています。
- hpahcisr-1.2.6-15.rhel5u7.i686.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-15.rhel5u7.x86_64.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-15.rhel5u8.i686.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-15.rhel5u8.x86_64.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-15.rhel5u9.i686.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-15.rhel5u9.x86_64.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.rhel6u1.i686.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.rhel6u1.x86_64.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.rhel6u2.i686.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.rhel6u2.x86_64.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.rhel6u3.i686.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.rhel6u3.x86_64.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.rhel6u4.i686.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.rhel6u4.x86_64.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.sles11sp1.i586.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.sles11sp1.x86_64.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.sles11sp2.i586.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.sles11sp2.x86_64.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.sles11sp3.i586.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.sles11sp3.x86_64.dd.gz
・
- hpsa-3.4.2-4.rhel6u1.i686.dd.gz
- hpsa-3.4.2-4.rhel6u1.x86_64.dd.gz
- hpsa-3.4.2-4.rhel6u2.i686.dd.gz
- hpsa-3.4.2-4.rhel6u2.x86_64.dd.gz
- hpsa-3.4.2-4.rhel6u3.i686.dd.gz
- hpsa-3.4.2-4.rhel6u3.x86_64.dd.gz
- hpsa-3.4.2-4.rhel6u4.i686.dd.gz
- hpsa-3.4.2-4.rhel6u4.x86_64.dd.gz
- hpsa-3.4.2-4.sles11sp1.i586.dd.gz
- hpsa-3.4.2-4.sles11sp1.x86_64.dd.gz
- hpsa-3.4.2-4.sles11sp2.i586.dd.gz
- hpsa-3.4.2-4.sles11sp2.x86_64.dd.gz
- hpsa-3.4.2-4.sles11sp3.i586.dd.gz
- hpsa-3.4.2-4.sles11sp3.x86_64.dd.gz
- hpvsa-1.2.6-27.rhel5u7.i686.dd.gz
- hpvsa-1.2.6-27.rhel5u7.x86_64.dd.gz
- hpvsa-1.2.6-27.rhel5u8.i686.dd.gz
- hpvsa-1.2.6-27.rhel5u8.x86_64.dd.gz
- hpvsa-1.2.6-27.rhel5u9.i686.dd.gz
- hpvsa-1.2.6-27.rhel5u9.x86_64.dd.gz
- hpvsa-1.2.6-27.rhel6u1.i686.dd.gz
- hpvsa-1.2.6-27.rhel6u1.x86_64.dd.gz
- hpvsa-1.2.6-27.rhel6u2.i686.dd.gz
- hpvsa-1.2.6-27.rhel6u2.x86_64.dd.gz
- hpvsa-1.2.6-27.rhel6u3.i686.dd.gz
- hpvsa-1.2.6-27.rhel6u3.x86_64.dd.gz
- hpvsa-1.2.6-27.rhel6u4.i686.dd.gz
- hpvsa-1.2.6-27.rhel6u4.x86_64.dd.gz
- hpvsa-1.2.6-27.sles11sp1.i586.dd.gz
- hpvsa-1.2.6-27.sles11sp1.x86_64.dd.gz
- hpvsa-1.2.6-27.sles11sp2.i586.dd.gz
- hpvsa-1.2.6-27.sles11sp2.x86_64.dd.gz
- hpvsa-1.2.6-27.sles11sp3.i586.dd.gz
- hpvsa-1.2.6-27.sles11sp3.x86_64.dd.gz
Red Hat Enterprise Linux 5.10用 Supplemental(差分)には、下記の DUDパッケージが同梱されています。
- cciss-3.6.28-23.rhel5u10.i686.dd.gz
- cciss-3.6.28-23.rhel5u10.x86_64.dd.gz
- cciss-3.6.28-23.rhel5u7.i686.dd.gz
- cciss-3.6.28-23.rhel5u7.x86_64.dd.gz
- cciss-3.6.28-23.rhel5u8.i686.dd.gz
- cciss-3.6.28-23.rhel5u8.x86_64.dd.gz
- cciss-3.6.28-23.rhel5u9.i686.dd.gz
- cciss-3.6.28-23.rhel5u9.x86_64.dd.gz
・
- hpahcisr-1.2.6-16.rhel5u10.i686.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.rhel5u10.x86_64.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.rhel5u7.i686.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.rhel5u7.x86_64.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.rhel5u8.i686.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.rhel5u8.x86_64.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.rhel5u9.i686.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-16.rhel5u9.x86_64.dd.gz
- hpvsa-1.2.8-130.rhel5u10.i686.dd.gz
- hpvsa-1.2.8-130.rhel5u10.x86_64.dd.gz
- hpvsa-1.2.8-130.rhel5u7.i686.dd.gz
- hpvsa-1.2.8-130.rhel5u7.x86_64.dd.gz
- hpvsa-1.2.8-130.rhel5u8.i686.dd.gz
- hpvsa-1.2.8-130.rhel5u8.x86_64.dd.gz
- hpvsa-1.2.8-130.rhel5u9.i686.dd.gz
- hpvsa-1.2.8-130.rhel5u9.x86_64.dd.gz
Red Hat Enterprise Linux 6.5用 Supplemental(差分)には、下記の DUDパッケージが同梱されています。
- hpahcisr-1.2.6-17.rhel6u1.i686.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-17.rhel6u1.x86_64.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-17.rhel6u2.i686.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-17.rhel6u2.x86_64.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-17.rhel6u3.i686.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-17.rhel6u3.x86_64.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-17.rhel6u4.i686.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-17.rhel6u4.x86_64.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-17.rhel6u5.i686.dd.gz
- hpahcisr-1.2.6-17.rhel6u5.x86_64.dd.gz
・
- hpsa-3.4.4-125.rhel6u1.i686.dd.gz
- hpsa-3.4.4-125.rhel6u1.x86_64.dd.gz
- hpsa-3.4.4-125.rhel6u2.i686.dd.gz
- hpsa-3.4.4-125.rhel6u2.x86_64.dd.gz
- hpsa-3.4.4-125.rhel6u3.i686.dd.gz
- hpsa-3.4.4-125.rhel6u3.x86_64.dd.gz
- hpsa-3.4.4-125.rhel6u4.i686.dd.gz
- hpsa-3.4.4-125.rhel6u4.x86_64.dd.gz
- hpsa-3.4.4-125.rhel6u5.i686.dd.gz
- hpsa-3.4.4-125.rhel6u5.x86_64.dd.gz
- hpvsa-1.2.8-140.rhel6u1.i686.dd.gz
- hpvsa-1.2.8-140.rhel6u1.x86_64.dd.gz
- hpvsa-1.2.8-140.rhel6u2.i686.dd.gz
- hpvsa-1.2.8-140.rhel6u2.x86_64.dd.gz
- hpvsa-1.2.8-140.rhel6u3.i686.dd.gz
- hpvsa-1.2.8-140.rhel6u3.x86_64.dd.gz
- hpvsa-1.2.8-140.rhel6u4.i686.dd.gz
- hpvsa-1.2.8-140.rhel6u4.x86_64.dd.gz
- hpvsa-1.2.8-140.rhel6u5.i686.dd.gz
- hpvsa-1.2.8-140.rhel6u5.x86_64.dd.gz
同梱されている RPMとファームウェアについて
本ソフトウェアに同梱されているファームウェアの内容は、トップディレクトリにあるcontents.html(フル)版に記載されています。本ファイルには適用の推奨度合い(Optical/Recommended/Critical)の記載があります。
SUM上の仮想 DVDドライブ等から起動する場合について
iLO3/4等の仮想 DVDドライブ等から SUMを起動するとパッケージのスキャンに時間が掛かります。これは複数の OS向けパッケージが同一ディレクトリに配置されている事に起因します。特に コンプリート(フル)版 SPPの場合には 30~45分程度掛かる場合があります。
SUM起動前に必要なパッケージについて - 自動解決方法 & 手動解決方法 - SUM v5.x迄
- RPM版 SUMを別途入手しての`自動`解決方法
本セクションは SUMが v5.xの場合にのみ必要な作業です。
SUMを起動する前に、別途必要なパッケージを追加する必要があります(必要なパッケージは次章に記載)。OSを導入する際のパッケージ選択にもよりますが、多数のライブラリ等の追加インストールを要求される場合があります。SDRサイトで提供されている SUMの RPMパッケージを利用する事で、必要なパッケージの依存関係を自動で解決させる事が可能です。
必要な手順としては、1. RPM形式の SUMを入手、2. DVD(もしくはディストリビューションサイト)へのレポジトリの設定、3. yum localinstallや zypperの実行の 3ステップとなります。下記は特に煩雑な RHEL6の x86_64環境上で hpsumの RPM版を導入する際に、DVDメディアから必要な依存パッケージを自動ロードさせる手順例となります。
#vi /etc/yum.repo/hoge.repo ⇒ ローカルレポジトリ設定
[hoge]
name=hoge
baseurl=file:///misc/cd
gpgcheck=no
#export http_proxy=proxy.hoge.hoge.com:8080 ⇒ proxy利用時のみ必要
#wget http://downloads.linux.hpe.com/SDR/downloads/Extras/Re¥
dHat/6/x86_64/current/hpsum/hpsum-5.*.*-**.rhel6.****.rpm
#yum install hpsum-*.*.*-**.rhel6.****.rpm
#hpsum ⇒ /sbinから起動されます
SPPに添付されている SUMと RPM形式で提供されている SUMは、同じバージョンであれば機能差はありませんが、起動時の動作が一部異なります。詳細はRPM/SUMと SPPに添付される SUMは何が違うのか?をご覧ください。
上記で解決出来るパッケージ依存は hpsumの起動に関してだけです。SPPに含まれるパッケージを稼働させるには、別途 IMA向け(lm_sensors, net-snmp)、FCドライバビルド向け(libnl)等が必要となります。詳細は次のサブセクション `ISO版, tar.gz版同梱の SUMをそのまま利用した `手動`解決方法`を参照してください。また、hpsum上の表示、もしくは PDF版のリリースノート等もご覧ください。
SDRで提供されている RPM版 SUMが SPPに添付されているバージョンよりも古い場合、SPPを展開してあるディレクトリに移動し、#./hpsumとして起動してください。
- ISO版, tar.gz版同梱の SUMをそのまま利用した `手動`解決方法
RHEL5の場合
- net-snmp
- lm_sensor
- libnl(Fibre HBA系のみ) *
- expect(リモートデプロイ時) *
* SUM v5.xでのみ必要なパッケージです
RHEL6の場合
[x86版の場合]
- lm_sensors
- net-snmp *d
- expect *g
[x86_64版の場合]
- lm_sensors
- net-snmp *d
- libXrandr.i686
- libXcursor.i686
- libSM.i686
- fontconfig.i686
- libXi.i686
- libstdc++.i686
- zlib.i686
- expect *g
*d: デフォルトのままの場合のみ追加が必要
*g: グラフィカルモード利用時で且つリモートデプロイを行う場合のみ追加が必要
RHNに接続できずローカルの DVDドライブに対して yumの repositoryを設定する場合は下記を参考にしてください。
#vi /etc/yum.repos.d/hoge.repo
[hoge]
name=hoge
baseurl=file:///misc/cd/
gpgcheck=no
SLES11の場合
- net-snmp
- perl-SNMP
- expect(リモートデプロイ時)
SPPの入手形態による SUMの起動方法の違いについて
SUMを起動する方法は、SPPの入手方法により、下記の方法があります。
- RPM形式の SUMをインストールした場合、#hpsumとして起動します。この場合 /sbin/hpsum経由で /opt/hp/hpsum/bin/hpsumが起動します。SDRで提供されている RPM版 SUMが SPPに添付されているバージョンよりも古い場合、SPPを展開してあるディレクトリに移動し、#./hpsumとして起動してください。
- DVDもしくは USB-key上から直接起動する場合、/hp/swpackages/配下にディレクトリを移動してから、#./hpsumとして起動します。
- HDD上から起動する場合、予め #chmod 744等として適切な権限が付与されている事を確認します。コピー先のディレクトリに移動してから #./hpsumとして起動します。この場合、コピー先のパスには 2byteコードを含む場所(例: `/root/デスクトップ`等)からは正常起動しませんので注意してください。
- SPPを tar.gz(サプリメンタル形態でのみ提供)形式で入手して利用する場合は、tar.gzを HDD上に展開し、中に格納されている `./hpsum`を実行する事で SUMが起動します。 tar.gzを展開する場合、予めディレクトリを掘ってそこに展開する事をお勧めします。
- SDRの `WEBブラウザからの利用方法`経由で SPPを入手した場合、既にファイルが展開されていますので、`./hpsum`を実行するだけで SUMが起動します。*
SPPに新版パッケージを追加する方法について
コンプリート(フル)版の SPPに後からリリースされたサプリメンタル(差分)となる rpmパッケージ、scexeファームウェア、各種 xmlファイル等を追加するには、コンプリート(フル)版の SPPの実行部分が入っている `swpackages`の中身を HDDもしくは USB-key等の書込み可能メディアにコピーし、そのディレクトリに対し差分ファイルを上書きコピーし、最新の SPPキットを作成してください。コピー後には #chmod 744(SUM v6.0では -Rも必要)等として全ファイルのパーミッションを変更しておく必要があります。
GUI/CUIでのデプロイの方法について - ローカル・リモート
SUMの利用例については、前述の `SPP & SUM製品` ページを参考にしてください。
各種ログについて
SUMは /var/hp/log配下に各種ログを作成します。リモートターゲットへのデプロイを行った場合も同様にこのディレクトリにサーバー毎のログが記録されます。
DL360p Gen8+RHEL6.4/x86_64 - hpsum_log.txt hpsum_detail_log.txt
SUMインストーラの随所でレポートの作成を行う事が可能です。インストール中、もしくはインストール後に再度 SUMを起動して html, xml形式でのレポート入手も可能です。
RPMパッケージの導入結果は /var/log/messagesにも記録されます。但し、全てのパッケージが記録される訳ではありませんので実際のパッケージ状況については #rpm -qa --last等での確認を行ってください。
PXE経由でのデプロイ方法について
SPPのフル(Complete)版 ISOイメージを PXE経由でデプロイする方法については、Release Notesの `Using a PXE Server to Deploy Components from the full SPP ISO over a network`をご覧ください。Releae Notesは前述の HPESC Support Portal から入手してください。
rpmパッケージ毎の同梱一覧
RHEL5 | 差分 | RHEL6 | 差分 | SLES11 | |
---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | hpsmh |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | hp-health |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | hp-ams |
○ | ○ | - | - | - | hp-ilo |
○ | ○ | - | - | - | hp-OpenIPMI |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | hp-snmp-agents |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | hp-smh-templates |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | hpssa(x86, x86_64) |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | hpssacli(x86, x86_64) |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | hpdiags |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | hponcfg |
○ | ○ | - | - | - | hpmouse |
○ | - | ○ | ○ | ○ | fibreutils |
Enablement-Kit | |||
○ | - | ○ | ○ | ○ | - hpqlgc |
○ | - | ○ | ○* | ○ | - Brocade |
○ | - | ○ | ○* | ○ | - Emulex |
- | - | ○ | ○ | ○ | hpsa |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | cciss |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | hpvsa |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | hpahcisr |
○ | ○ | ○ | - | ○ | mpt2sas |
○ | - | ○ | - | ○ | hp-qla4xxx |
○ | - | ○ | - | ○ | hp-be2iscsi |
○ | - | ○ | - | ○ | hp-tg3 |
○ | - | ○ | - | ○ | hp-tg3sd(x86, x86_64) |
○ | - | ○ | - | ○ | hp-netxtreme2 |
○ | - | ○ | - | ○ | hp-e1000e |
○ | - | ○ | - | ○ | hp-igb |
○ | - | ○ | - | ○ | hp-ixgbe |
○ | - | ○ | - | ○ | hp-ixgbevf |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | hp-ocsbbd(x86, x86_64) |
○ | - | ○ | - | ○ | hp-nx_nic |
○ | - | ○ | - | ○ | hp-nx_nic-tools |
○ | - | ○ | - | ○ | hp-nx_nic-docs |
○ | - | ○ | - | ○ | hp-qlcnic |
○ | - | ○ | - | ○ | hp-mlnx-en |
○ | - | ○ | - | ○ | hp-be2net |
○ | ○ | ○ | - | ○ | qla2xxx |
○ | ○ | ○ | - | ○ | lpfc |
○ | - | ○ | - | ○ | bfa |
*x86_64のみ同梱あり
KMOD/KMP - override対応ドライバについて
本ソフトウェアに同梱されているドライバの内 KMODの override設定(DUP:driver update program機能)対応で errata kernel適用時にドライバが linkを自動で貼りそのまま HPE提供のドライバが利用可能かどうかの対応は下記となります。
RHEL5 | RHEL6 | SLES11 | |
---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | cciss |
○ | ○ | ○ | hpahcisr |
- | ○ | ○ | hpsa |
○ | ○ | ○ | hpvsa |
○ | ○ | ○ | mpt2sas |
○ | ○ | ○ | qla2xxx |
○ | ○ | ○ | lpfc |
○ | ○ | ○* | bfa |
○ | ○ | ○* | mlx4 |
× | × | ○ | tg3 |
netxtreme2 | |||
× | × | ○ | - bnx2 |
× | × | ○ | - bnx2x |
× | × | ○ | e1000e |
× | × | ○ | igb |
× | × | ○ | ixgbe |
× | × | ○ | ixgbevf |
○ | ○ | ○ | nx_nic |
× | × | ○ | be2net |
○ | ○ | ○ | qlcnic |
× | × | ○ | be2iscsi |
○ | ○ | ○ | qla4xxx |
*SP2のみで SP3用モジュールは存在しない
差分ファイル
本バージョンの SPPよりも新しい差分ファイルの入手は、下記の個別ページから入手してください。
もしくは、米国のサポートマトリックス[英語]ページで、対象機種を選択後に、`Drivers`セクションで利用されるディストリビューションを選択し、対象となるソフトウェアがサポートされているかを必ず確認してからファイルを入手してください。
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2015年11月1日付でHewlett-Packard CompanyをHewlett Packard Enterprise Company とHP Inc.に分社する以前に販売された製品については、現在のモデルと異なる、古い製品名およびモデル番号である場合があります。