Linux技術情報
Service Pack for ProLiant(SPP) - Gen8用 対応環境とインストール方法について

- ProLiant Gen8用 Post-Production版 - Gen8.0, Gen8.1
- hotfix_2
- ROM bundle Gen8.2.3
- hotfix_9

 本ページでは、管理ツールに関する技術情報について記述いたします。製品情報については、製品ページをご覧ください。

製品ページ

本ソフトウェアとドキュメントの入手について

 

 本ソフトウェアのユーザガイド等をはじめとした、ドキュメントは、EIL(Enterprise Information Libraryの `Smart Update`)に用意しております。

 本ページ内のこれより以降の情報は、前述のリンク先にある情報の内 Linuxに関連した情報を補足したものとなります。詳細は前述のサイトをご覧ください。

 SPPのダウンロード時にカスタム化してからダウンロードする事が可能です。カスタムダウンロードを行うにはこちらから。

EIL - Smart Update

本ソフトウェアの対象機種と、対象ディストリビューションについて

 本ソフトウェアは ProLiantファミリーに対応しています。但し、ProLiantファミリーの全機種・全世代でサポートしている訳ではありません。また、同梱されるコンポーネントの全てが各 ProLiantでサポート提供されている訳でもありません。詳細な対応情報については前述の EIL(Enterprise Information Library)のドキュメントをご覧ください。

 本ページ内のこれより以降の情報は、前述のリンク先にある情報の内 Linuxに関連した情報を補足したものとなります。詳細は前述のサイトをご覧ください。

 旧版となった SPP/サプリメンタルのディストリビューション対応状況、UpdateX/SPx対応状況の一覧については、旧版の技術文書ページの対応表をご覧ください。

旧版の技術文書

SPPの提供形態の変更について

 

 SPPは 2017.07.1からリリース形態の変更を行いました。詳細はこちらをご覧ください。

  • 複数世代向けのコンポーネントを全て含んだ現行の SPPを現行世代向け(Production版)と非現行世代向け(Post-Production版)の 2種類に分けてリリースします。
  • Production版はファームウェア・ドライバ等が全て提供されます。Post-Production版はファームウェア・ドライバ等が提供されます。
  • サーバが Productionから Post-Productionへ遷移する場合、ファームウェア・ドライバのバージョンはフリーズされ、以降は hot-fix向けとして提供が行われます。

本バージョンでの主な変更点について - SUM等

  • Smart Update Managerのバージョンは 7.6.2.3で、v7.xから変更されていません。
  • ログの吐き出し場所は /var/hp/logのままです。
  • 起動スクリプトは launch_hpsum.shのままです。


[!] 詳細な変更点は前述の SPP専用ページ内の `ドキュメント`と、`ホットフィックス&アドバイザリ`をご覧ください。

本バージョンでの主な変更点と注意点について - RPMパッケージ


[hotfix_9]  ISOイメージでの提供はなく SDR(Software Delivery Repository)上のみで提供されています。#yum、#zypperもしくは #rsyncで入手する必要があります。詳細は後述の RPM一覧をご覧ください。

[Gen8.1+]  hponcfg v5.4.0(x86_64)がリリースされました。

[Gen8.1+]  CPU脆弱性対策用 ROM bundle Gen8.2.3がリリースされました。本 ROM bundleは SDR, FWPP上には展開されていないものです。

[hotfix_2]  Red Hat Enterprise Linux 7.3/7.4向け RPM/hpvsaとファームウェア等が hotfix_2としてリリースされました。詳細はダウンロードセクションをご覧ください。

[Gen8.1+]  sut-2.1.0-22.linux.x86_64.rpmがリリースされました。

[Gen8.1]  RPM形態の管理ツールとドライバは Gen8.0と変更ありません。本バージョンは VMware向けの変更です。

[Gen8.0+]  hp-snmp-agents v10.62がリリースされました。

[Gen8.0]  本 SPPは、旧製品向けである Post-Production版としてリリースされる初めての ProLiant Gen8用 SPPで、SPP 2017.04.0の後継版となります。

[Gen8.0]  パッケージ群の配置場所は従来通り ISO:/hp/swpackagesのままで、ディレクトリ構造は変更されていません。

[Gen8.0]  Insight Management Agent(IMA)関連パッケージのバージョンがあがっています。

[Gen8.0]  hp-amsパッケージのバージョンがあがっています。

[Gen8.0]  ssacliパッケージの x86_64版のみバージョンがあがっています(x86版は既に 2017.04.0で同バージョンです)。

[Gen8.0]  Smart Update Toolのパッケージ名が hpsutから sutに変更され、バージョンがあがっています。

[Gen8.0]  Red Hat Enterprise Linux 6, SUSE Linux Enterprise Server 11向け nx_nic(10Gb NIC NetXen/QLogic)は同梱されていません。

[Gen8.0]  ストレージ系ドライバの一部(hpsa, hpvsa, mpt2sas)がディストリビューションの新マイナーバージョンに対応しています。

[Gen8.0]  Gen8非対応の fastlinq(Qlogic 10Gb NIC), hpahcisr(SmartArray B110i), hpdsa(Dynamic SmartArray B140i)ドライバは同梱されていません。

[Gen8.0]  Gen8非対応の cciss(SmartArray P420以下、但しディストリビューションによる)パッケージは同梱されていません。

[Gen8.0]  ファームウェアパッケージのファイル名は hp-firmare-XXXX.rpmのままです。但し、c-class用 OA, Virtual Connect用だけは firmware-XXXX.rpmに変更されています。


[!] 詳細な変更点は前述の SPP専用ページ内の `ドキュメント`と、`ホットフィックス&アドバイザリ`をご覧ください。

 

本バージョンでの主な変更点について - DUDドライバ, SPPメディア部分自体

[Gen8.1]  DUD形態のドライバは Gen8.0と変更ありません。本バージョンは VMware向けの変更です。

[Gen8.0]  本 SPPは、旧製品向けである Post-Production版としてリリースされる初めての ProLiant Gen8用 SPPで、SPP 2017.04.0の後継版となります。

[Gen8.0]  hpsaのバージョンがあがっています。但し、全てのディストリビューションがあがっている訳ではなく、一部 x86/32bit向けもあがっていません。

[Gen8.0]  hpvsaの Red Hat Enterprise Linux 7.4向けは同梱されていません

[Gen8.0]  mpt2sasが同梱されました。Red Hat Enterprise Linux 6.9, SUSE Linux Enterprise Server 12 SP2で H21x/H2x系を認識しない問題に対処しています。

[Gen8.0]  mpt2sasの Red Hat Enterprise Linux 7.3向けのファイル名の一部(U)が大文字になっています。

[Gen8.0]  mpt2sasの SUSE Linux Enterprise Server 11(SP0)向けの x86_64版は同梱されていません。

[Gen8.0]  cciss, hpahcisr, hpdsaは ProLiant Gen8未対応のため同梱されなくなりました。


[!] 詳細な変更点は前述の SPP専用ページ内の `ドキュメント`と、`ホットフィックス&アドバイザリ`をご覧ください。

追加用サプリメンタル(差分)等の統合について

 

 以前のフル(Complete)版バージョンのイニシャルリリースである SPP 2017.04.0と本バージョンがリリースされた期間内にリリースされた SPPの MSB版、もしくは Supplement版、単体 RPMパッケージの管理ツールは下記となります。本 SPPはこれらが統合された Post-Production版の SPPとなります。 

  • ssacli-2.65-7.0

バンドルサポート対象ディストリビューション

 

 本 SPPがバンドル(対象機種、対象ファームウェア、対象パッケージでの統合組合せテスト)としてサポートを行うのは、最新のマイナーバージョンと、1ヶ前のマイナーバージョンの 2バージョン分です。具体的には下記のディストリビューションです。

Red Hat Enterprise Linux 6.7
Red Hat Enterprise Linux 6.8
Red Hat Enterprise Linux 6.9
Red Hat Enterprise Linux 7.1
Red Hat Enterprise Linux 7.2
Red Hat Enterprise Linux 7.3
SUSE Linux Enterprise Server 11/SP3
SUSE Linux Enterprise Server 11/SP4
SUSE Linux Enterprise Server 12/SP1
SUSE Linux Enterprise Server 12/SP2


 上記よりも古いディストリビューションに対するモジュールが用意されているものもありますが、バンドル(対象機種、対象ファームウェア、対象パッケージでの統合組合せテスト)としてのサポートは行っておらず単体テストでの動作確認のみのディストリビューションとなります。

同梱されている DUDについて

 

 本ソフトウェアの Gen8.0版と Gen8.1版の `DUD`ディレクトリ配下には下記の DUDパッケージが同梱されています。

hpvsa-1.2.16-111.rhel6u1.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.16-111.rhel6u1.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.16-111.rhel6u2.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.16-111.rhel6u2.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.16-111.rhel6u3.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.16-111.rhel6u3.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.16-111.rhel6u4.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.16-111.rhel6u4.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.16-111.rhel6u5.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.16-111.rhel6u5.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.16-111.rhel6u6.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.16-111.rhel6u6.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.16-111.rhel6u7.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.16-111.rhel6u7.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.16-111.rhel6u8.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.16-111.rhel6u8.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.16-111.rhel6u9.i686.dd.gz
hpvsa-1.2.16-111.rhel6u9.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.16-102.rhel7u0.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.16-102.rhel7u1.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.16-102.rhel7u2.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.16-102.rhel7u3.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-110.sles11sp1.i586.dd.gz
hpvsa-1.2.16-100.sles11sp1.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-110.sles11sp2.i586.dd.gz
hpvsa-1.2.16-100.sles11sp2.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-110.sles11sp3.i586.dd.gz
hpvsa-1.2.16-100.sles11sp3.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.14-110.sles11sp4.i586.dd.gz
hpvsa-1.2.16-100.sles11sp4.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.16-114.sles12sp2.x86_64.dd.gz
hpvsa-1.2.16-114.sles12sp3.x86_64.dd.gz   

hpsa-3.4.18-108.rhel6u5.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.18-108.rhel6u6.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.18-108.rhel6u7.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.20-100.rhel6u8.i686.dd.gz
hpsa-3.4.18-108.rhel6u8.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.20-100.rhel6u9.i686.dd.gz
hpsa-3.4.18-108.rhel6u9.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.20-113.rhel7u3.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.20-113.rhel7u4.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.18-105.sles11sp1.i586.dd.gz
hpsa-3.4.18-105.sles11sp1.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.18-105.sles11sp2.i586.dd.gz
hpsa-3.4.18-105.sles11sp2.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.18-105.sles11sp3.i586.dd.gz
hpsa-3.4.18-105.sles11sp3.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.18-105.sles11sp4.i586.dd.gz
hpsa-3.4.18-105.sles11sp4.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.20-113.sles12sp2.x86_64.dd.gz
hpsa-3.4.20-113.sles12sp3.x86_64.dd.gz

mpt2sas-15.10.04.00-10.rhel6u8.i686.iso.gz
mpt2sas-15.10.04.00-10.rhel6u8.x86_64.iso.gz
mpt2sas-15.10.05.00-3.rhel7U3.x86_64.iso.gz
mpt2sas-15.10.06.00-5.rhel7u4.x86_64.iso.gz
mpt2sas-15.10.02.00-6-sles11.i586.iso.gz
mpt2sas-15.10.02.00-6-sles11sp1.i586.iso.gz
mpt2sas-15.10.02.00-6-sles11sp2.i586.iso.gz
mpt2sas-15.10.02.00-6-sles11sp3.i586.iso.gz
mpt2sas-15.10.02.00-6-sles11sp3.x86_64.iso.gz
mpt2sas-15.10.04.00-5-sles11sp4.i586.iso.gz
mpt2sas-15.10.04.00-5-sles11sp4.x86_64.iso.gz
mpt2sas-15.10.06.00-6.sles12sp3.x86_64.iso.gz

同梱されている RPMとファームウェアについて

 

 本ソフトウェアに同梱されている RPMとファームウェアの内容は、トップディレクトリにあるcontents.html(Gen8.0), contents.html(Gen8.1)に記載されています。本ファイルには適用の推奨度合い(Optical/Recommended/Critical)の記載があります。更に詳細な内容は前述のEIL(Enterprise Information Library)を参照してください。

SPPメディアからシステムを起動してのファームウェアアップデートについて

 

 Service Pack for ProLaitnの ISOイメージや DVDメディアからシステムを起動し、Interactive/Automatic Firmware Updateモードを選択する事で、ファームウェアの更新、Smart Storage Administrator(SSA)によるストレージの構成・管理・診断、Insight Diagnosticsによるシステム診断等が可能です。詳細は前述のEIL(Enterprise Information Libraryの `Smart Update`)をご覧ください。

 但し、Service Pack for ProLiantの ISOイメージや DVDメディアを iLO4の仮想メディアとしてマウントしシステムを起動した状態で、ファームウェアをアップデートする場合、サポートされるのは Automatic Firmware Updateモードのみで、Interactive Firmware Updateモードでのファームウェアの更新はサポートされません(タイムアウトやスクリプトエラー等が発生します)。

 Automatic Firmware Updateモードを利用してファームウェアをアップデートする場合、仮想コンソールのセッションが切断される場合があります。この場合、数十秒後に再度接続し直してください。この場合でも仮想メディアは接続が続行されアップデート作業は継続されます。

SUMの起動方法

 

 ISOイメージ上のトップディレクトリには launch_hpsum.shが用意されていますので、このスクリプトから ISO内の hpsumが起動できます。

 ISOイメージの一部をコピーしている場合や、zip版の sumを組み込んでいる等の場合には、SPPコンポーネント(********.rpmや ********.scexe等)が格納されているディレクトリへ移動し、#./hpsumとする事で GUIモードで SUMが起動します。CUIモードで利用する場合には #hpsum -hで CUIの Consoleモードのヘルプが表示されます。#hpsum -s -hで CUIの Silent(Legacy)モードのヘルプが表示されます。この場合 `./`を付与しないで起動した場合には、RPM版の hpsumが(導入されている場合) /sbin/hpsumより起動します。

 適用する SPPコンポーネント容量の 2倍が /tmpに必要となります。1GB以上の空きを用意しておいてください。

SPPに新版パッケージを追加する方法について

 

 SPPが内包するよりも新しいコンポーネント(*.rpm, *.scexe)がリリースされた場合、それらの追加コンポーネント用に単独のディレクトリを作成してパッケージを配置し、ベースラインメニューで `Additional Packages`としてインベントリを行ってから適用します。詳細は既存のベースラインに最新パッケージを追加していいのか?をご覧ください。

 1ヶのディレクトリに複数の SPPを配置すると .xmlファイルのコンフリクトにより hpsumが誤動作する原因となります。

GUI/CUIでのデプロイの方法について - ローカル・リモート

 

 SUMの利用例については、SPPのソフトウェア製品ページを参考にしてください。

ソフトウェア製品ページ

各種ログについて

 

 SUMは /var/log/sum配下に各種ログを作成します。リモートターゲットへのデプロイを行った場合も同様にこのディレクトリにサーバー毎のログが記録されます。

 SUMインストーラの随所でレポートの作成を行う事が可能です。インストール中、もしくはインストール後に再度 SUMを起動して html, xml形式でのレポート入手も可能です。

PXE経由でのデプロイ方法について

 

 SPPのフル(Complete)版 ISOイメージを PXE経由でデプロイする方法については、Release Notesの `Using a PXE Server to Deploy Components from the full SPP ISO over a network`をご覧ください。Releae Notesは前述の EIL(Enterprise Information Library) から入手してください。

rpmパッケージ毎の同梱一覧 - ファームウェア以外

 

 全ての kernel flavor、全ての kernelバージョン、全てのコンポーネントの組合せに応じた RPMパッケージが提供されている訳ではありません。詳細はこちらの RPM一覧(Post-Production Gen8.0/Gen8.1)RPM一覧(hotfix_9:ファームウェア含)をご覧ください。

差分ファイル

 

 本バージョンの SPPよりも新しい管理ツールとなる差分ファイルの入手は、下記の個別ページから入手してください。

RHEL6 RHEL7 SLES11 SLES12

  • hp-snmp-agents v10.80/v10.91

RHEL6 RHEL7 SLES11 SLES12

 もしくは、米国のサポートマトリックス[英語]ページで、対象機種を選択後に、`Drivers`セクションで利用されるディストリビューションを選択し、対象となるソフトウェアがサポートされているかを必ず確認してからファイルを入手してください。

履歴:以前の記述を取り消しまたは修正いたしました。

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2015年11月1日付でHewlett-Packard CompanyをHewlett Packard Enterprise Company とHP Inc.に分社する以前に販売された製品については、現在のモデルと異なる、古い製品名およびモデル番号である場合があります。