Linux技術情報
NS204i-p Gen10+ Bootコントローラー
NS204i-p Gen10+ Bootコントローラー
本ページに記載してある内容は限られた評価環境に於ける検証結果に基づいたものです。本ページの情報を利用する前に予め技術情報、ディストリビュータが提供する WEBサイト等をご覧ください。
対応するドライバー
本機が利用するドライバは inboxドライバの nvme.koモジュールを利用します。HPEからドライバは提供しません。
本機のモードについて
本機は RAID専用デバイスです。2基の M.2 SSDは自動で RAID-1として構成され、論理ドライブの作成等の指定は不要の自動設定を行います。
本機からのシステム起動に関して
本機は UEFIモードでのみシステムを起動する事が可能です。Legacy(BIOS)モードでの起動は行えません。
インストーラによる認識状況
本機をサポートする ProLiant Gen10以降がサポートされるディストリビューションで自動認識可能
障害状況の確認について
本機は、本機自身と M.2 SSDの障害情報を iLO5に通知しますので、Linuxの導入を行うだけで障害状況を iLO5が内包する mail機能、snmptrap機能、syslogd機能を使ってネットワーク越しに通知する事が可能です。
smartctlでのステータス確認方法
本機は、smartmontoolsに於いて論理ドライブとなる RAID-1に関する情報の取得が可能です。M.2 SSDの個別情報の取得は行えません。これは smartctlが NS204i-pの先にある物理デバイスに対応したプロトコルを実装していないためです。
#smartctl -a /dev/nvme0 (RAID論理ドライブ)
本機の機能と特徴
NS204i-p Gen10+ Bootコントローラー | |
物理形状 | スタンドアップカード形式 |
PCI-Express | Gen3対応、x4レーン |
SSDプロトコル | NVMe |
RAIDレベル | RAID-1 |
物理ドライブ | 2(最大/標準) |
論理ドライブ | 1 |
Open Source & Linux
2015年11月1日付でHewlett-Packard CompanyをHewlett Packard Enterprise Company とHP Inc.に分社する以前に販売された製品については、現在のモデルと異なる、古い製品名およびモデル番号である場合があります。