Linux技術情報 FAQ:ソフトウェア、管理ツール等

Linux関連で利用する HPEソフトウェアに関する質問・回答集です。

FAQ:ソフトウェア、管理ツール等


 

Intelligent Provisioning(IP)、旧SmartStartセットアップソフトウェア

 

Intelligent Provisioningでは ftp経由のソースレポジトリにアクセスできないが?

 

 Intelligent Provisioningは proxy経由の場合には、ftpプロトコルでのソースレポジトリへのアクセスはサポートされません。別のアクセス方法を試すか、proxyの必要ないネットワーク上に ftpサーバを構築し、レポジトリを作成してください。

21-MAY-2012

Intelligent Provisioning経由で Linuxを導入するメリットは何か?

 

 VID(virtual install disk)と呼ばれる iLO4が持つ NANDメモリ領域から DUD形式のドライバをロードする事が可能です。特に Dynamic SmartArrayの様に non-GPL形態である HPEからのみ提供されるドライバを利用する HBAを利用する場合には、事前のドライバ収集の手間が省ける事になります。

 [20-MAY-2013] IP v1.3では hpvsaドライバをロードするのに面倒なドライバパスの指定等が不要となりました。

09-AUG-2012, revised 20-MAY-2013
 

SLシリーズに IPは搭載されているのか?

 

 ProLiant Gen8の SLシリーズにも Intelligent Provisioning(IP)は搭載されています。但し、大量のデプロイを想定している SLシリーズでは `メンテナンスの実行`メニューだけが装備されており、`構成とインストール`メニューは装備されていませんので、OSの自動・手動(半自動)・手動(IP1.30未満)インストールは行えない事を意味します。

 [26-FEB-2015] ProLiant XLシリーズも同様に IPの `メンテナンスの実行`メニューのみが搭載されています。

04-DEC-2012, revised 26-FEB-2015

IP v1.3で何が変わったのか?

 

 Dynamic SmartArrayを利用する場合の利便性が大幅に向上しています。Intelligent Provisioning(IP) v1.3未満の場合、DUD/hpvsaドライバは VID(Virtual Install Disk)からロードする必要がありました。この際、インストーラによっては DUDの配置場所をメニューで選択したり、フルパス指定する必要がありました。IP v1.3では Dynamic SmartArray配下に VFATファイルシステム(RHEL6では EFI System Partitionとして認識)を作成し、ドライバを配置します。また IPの作業が終了し再起動した後、システムは DVDメディアではなく、この VFATシステムから起動し、ディストリビューションのインストーラの初期段階の設定である DUDの設定や B120iで必要となる AHCIドライバのロード抑制を自動で行います。このパーティションからシステムを起動するために、RBSUの Standard Boot Orderの IPL:1は HDDに変更されます。ちなみに、起動の際 boot:プロンプトは一瞬しか表示されないため起動パラメータの引渡しが困難となります。
 IP v1.3未満では VIDを onにした場合、USB-keyとして認識されるため、ブートローダの導入場所が HDD上に配置される様に指定する必要がありました。また、パーティション設定を行う際、書込み禁止である VIDが認識されていると自動でのパーティション設定ができませんでした。IP v1.3の場合、前述の VFATファイルシステムは削除してしまう事、また VIDは offのままで認識されない事からブートローダやパーティションの自動設定での不便さが解消されています。

 ディストリビューションに x86版を利用する場合、vmallocパラメータの引き渡しが別途必要となります。詳細はIP v1.3経由のインストで気をつける事は?をご覧ください。

10-JAN-2013

IP v1.3では SmartArray(P)でもパーティションは作成されるのか?

 

 Intelligent Provisioning(IP) v1.3では、ソフトウェア RAIDである Dynamic SmartArrayだけではなく、HW-RAIDである pシリーズの SmartArrayシリーズであっても、VFATファイルシステムが作成されます。

 [25-MAR-2013] IP v1.4の VFATファイルシステムには hpsaドライバが同梱される様になりました。このドライバはインストール時の kernelで利用されますが、インストールする環境には導入されません。

16-JAN-2013, revised 26-APR-2013
 

Win95 FAT32は消してもいいのか?

 

 Intelligent Provisioning(IP) v1.3からは、ドライバと初期段階のインストーラ自体を SmartArray上のパーティションに作成します。このパーティションがディストリビューションのインストーラからは Win95 FAT32もしくは EFI System Partitionとして認識されます。このパーティションはインストーラ起動後には不要ですので、インストール作業中に削除して構いません。

18-JAN-2013

インストール時に特殊なパラメータを引き渡したいが?

 

 Intelligent Provisioning(IP) v1.3経由で Linuxを導入する場合、ディストリビューションのインストーラからシステムが起動しないため、システム構成によってはboot:プロンプトが一瞬しか表示されません。この場合、IPを利用せずに Linuxの導入を行う必要があります。

21-JAN-2013
 

SLES11/SP1インスト時に kISOは必要なのか?

 

 SLES11/SP1メディアを利用した場合、RBSUで設定する SATAがデフォルトの Legacyモードの場合、インストーラの途中で内蔵 DVDドライブが認識できなくなります(AHCIなら認識可能)。このため、IPを利用するか否かに関わらず、SATAを Legacyモードで利用する場合には、SLES11/SP1のインストール前に予め kISOイメージの入手が必要となります。

 [20-MAY-2013] 本 FAQには以前 IP v1.3以降では kISOが無くてもインストールが可能と記載しておりましたが、正確には SATAのモードを Legacyではなく ACHIに変更する必要があります。

22-JAN-2013, revised 20-MAY-2013

Gen8で DVDから起動しなくなったが?

 

 v1.3の Intelligent Provisioning経由で OSをインストールした場合、ブートデバイスの優先順位として HDDがプライマリに変更されます。このためローカル接続した DVDドライブ、iLO4の仮想メディアとして接続した DVD共に、それらのメディアからシステムは起動しません。これらのメディアからシステムを起動させるには、RBSUの Standard Boot Orderの IPL:1を CD-ROMに戻す必要があります。

 [12-MAR-2014] IP v1.60より起動デバイスの順序を one-time HDD bootとする事により本現象は発生しなくなりました。

23-JAN-2013, revised 12-MAR-2014

新しくリリースされたばかりのディストリをインストするには?

 

 Intelligent Provisioning(IP) 1.3以降の手動(半自動)、1.5以降の推奨(自動)インストール機能は、ディストリビューションの DVDメディアをチェックしています。IP v1.3の場合 Red Hat Enterprise Linux 6は 6.2と 6.3のみに対応しています。IP v1.3のリリースよりも後にリリースされたディストリビューションのマイナーアップデートは DVDメディアのチェックで弾かれてしまいます。IPのバージョンアップが行われ、新しいディストリビューションのマイナーアップデートに対応する迄の間は、IPの手動(半自動)・自動インストールを利用せずに RBSU、ACU等を手動で実行してから Linuxのインストールを行う必要があります。
 Dynamic SmartArrayを利用する場合、HPEのダウンロードサイトで hpvsaドライバが提供されている事を確認し、DUDメディアとして USB-key等からロードする必要があります。

04-FEB-2013, revised 06-FEB-2014

UEFIの boot entryに HP_Assited_Installationが残っているが?

 

 本ブートエントリは Intelligent Provisioning(IP)の推奨インストールを実行した際に作成される一時的なパーティションに対するもので、インストール後にはパーティション自体が削除されますので本ブートエントリ自体も不要となりますので削除して構いません。

 《[14-MAR-2017] IP v2.50から本ブートエントリは作成されなくなりました。》※履歴:《》は以前の記述を取り消しました。

01-JUN-2015, revised 14-FEB-2017
 

オンラインでアップデートできないのか?

 

 Linux向けには Intelligent Provisioning(IP) Update RPMが提供開始されています。RPMのインストールを行うだけでアップデートが可能です。RPMインストールの前に予め、hp-health, hponcfgの稼働と sdparmの導入が必要です。この方法でのアップデート方法は、Intelligent Provisioning Update DVDを利用する場合の様にオフラインで行う必要がなく、IP自身からアップデートを行う場合の様に ProLiantをネットワークに接続しておく必要もありません。RPMは Software Delivery Repository(SDR)で提供されています。

24-MAR-2016
 

serial consoleから起動できないが?

 

 POST終了時の起動選択メニューとして ESC+0によるメニューが表示されますが、Intelligent Provisioining(IP)は GUIモードにしか対応していないため serial console上では `error: no such device`等のエラーが表示された状態のままとなります。この後 IPは ローカルコンソール側で起動を続行します。

20-JAN-2017

ファームウェアのアップデートが出来なくなったが?

 

 Intelligent Provisioning(IP)内からシステムのファームウェアをアップデートするために従来は hp.comドメイン上のレポジトリを利用していましたが、現在 hpe.comドメインへの移行が完了しております。このため hpe.comドメインへ接続可能な IPを利用する必要があります。ProLiant Gen8用では IP v1.63以降、Gen9用では v2.50以降が hpe.comドメインに対応したものとなります。

14-MAR-2017

Always Onとは何か?

 

 ProLiant Gen10の Intelligent Provisioning(IP)は従来とは異なり、再起動後等の POST以外の状態でも起動が可能になりました。これは OSが稼働している online状態でも IPの起動が可能な事を意味しますが、この IPの起動自体に関しては OSに非依存であり、iLO5の WEB I/F上で利用するものであるため、どの Linuxディストリビューションでも利用が可能です。例えば、OSが通常稼働している状態や ProLiantの電源が入っていない状態であっても iLO5 WEB I/F経由で IPを起動する事により、IP経由での各種設定が行えます。RBSUでの設定も POST時と同様のものが設定可能となり次回再起動後に反映されます。

26-OCT-2017

VIDが有効にできなくなったが?

 

 Intelligent Provisioning(IP)に同梱されている Virtual Install Disk(VID)を利用するには RBSUから VIDを有効化する必要がありますが、ProLiant Gen9の System ROM v2.50以降、Gen10の System ROM v1.20以降では RBSU内に VIDを有効化するリストは表示されなくなりました。これら最新の System ROMを利用した場合の Linuxでの影響としては、この VID自体をインストーラから利用する事はできなくなりますが、現在ディストリビューション標準のドライバでインストールが可能な事、chipsetレベルでの kernelへの対応が必要な場合には VID内の DUD形式ドライバだけではなく、インストーラ自体を改変した kISOイメージが必要となる事などから、Linux環境では VIDが利用できない事のデメリットは Linuxをインストールした後で DUD形式ドライバを作成できなくなる事となります。逆に、VIDを有効にする事でデバイスアサインがずれ(floating)たり、SUSE Linux Enterprise Serverで SmartArrayを誤認識する事象が発生しなくなります。

27-DEC-2017

AlwaysOnから Linuxをインストールする事のメリットは?

 

 AlwaysOn形態での Linuxインストールのメリットは、PXEインストール環境や VNCもしくはシリアルコンソール設定を行う必要がなく、FTP(Red Hat)もしくは CIFS(SUSE)サーバを用意するだけで仮想メディアを利用せず(アドバンスドライセンス不要)にリモートインストールが可能な事です。インストール状況は、iLO5 WEBインターフェース画面左下のスモールスクリーンで簡易的な確認が可能です。

11-DEC-2018

 

Smart Update Manager(SUM)、旧Smart Update Firmware DVD

 SUMインストーラの FAQはSmartStartセクションの FAQも参考にしてください。

 

Linux上から起動できないが?

 

 Smart Update Firmware DVDのインストーラである SUMは、RHEL5のオートマウント機能を利用しているメディア上からはそのままでは実行できません。回避方法については、SUMを同様に採用している SmartStart CDの FAQである CD-ROM上の autorunが起動できないが?を参照してください。
 SLES11の場合には、autorunを起動するのに必要なパッケージが提供されていないため、Linux上からは実行できません。DVDメディアから起動するオフラインモードで利用するか、PSPを HDD上に展開し、PSPに含まれる SUMを起動し、Smart Update Firmware DVDのメディア内の /hp/swpackages/等の .scexeファイルが配置されているディレクトリを指定してください。実行結果-1実行結果-2


14-MAY-2010
 

サポートされているハードウェアを知るには?

 

 DVDに収録されているファームウェアの完全なリストは、/_autorun/HTMLFILES/en/にある cdcontent-fw.htmとなります。この中にはサポートされる ProLiant本体、オプション製品等の一覧が記載されています。

25-AUG-2010

オンラインとオフラインのどちらの形式に対応しているのかを知るには?

 

 cdcontent-fw.htmにオンラインとオフラインのどちらかに対応しているか、また両方に対応しているかの記載があります。

26-AUG-2010

ProLiant 100のサポートはいつからか?

 

 v9.10Bから ProLiant 100シリーズの G6以降の一部がサポートされています。サポート対象は cdcontent-fw.htmに記載されており、下記となります。

  • DL165 G7/SL165z G7 Servers
  • DL160 G6/SL160z G6 Servers
  • DL170h G6/DL2x170h G6/DL4x170h G6/SL170z G6/SL2x170z G6 Servers
  • ML150 G6 Servers
  • DL180 G6/DL160se G6 Servers
  • SL165z G6 Servers
27-AUG-2010

サプリメンタル機能が無くなったのに、サプリメンタルが提供されているが?

 

 以前の Firmware Maintenance CD時代には、サプリメンタル形式のファームウェアを SUM(Smart Update Manager)から FDDや USB-key経由でロードする事ができましたが、Smart Update Firmware DVDの SUMでは、この機能はなくなりました。現在提供しているサプリメンタル形式のファームウェアは、Smart Update Firmware DVDを USB-keyに変換し、そこに追加するか、Linux上から SUMを起動したりした場合に、HDD上にサプリメンタル形式のファームウェアを配置してロードさせる事が可能です。また、このサプリメンタル形式のファームウェアは Linux上で直接実行可能な .scexe形式ですので、オンラインアップデートが可能なものについては、直接 #shから実行する事も可能です。

18-OCT-2010

バンドルとリリースセットの違いは?

 

 バンドルと云うのは複数のソフトウェアを1つにまとめたものを云います。Smart Update Firmware DVDでは、`ML-DL 300/500/700 Series Bundle for Linux`等として定義されています。この中には、ProLiant ML/DLの 300以上シリーズ本体の firmware、それら ProLiantでサポートされるオプションの firmwareが含まれています。
 リリースセットと云うのは、バンドルと同様に複数のソフトウェアを1つにまとめたものですが、それに含まれているソフトウェアを全て組み合わせた上での動作を確認しているもので、バンドルのスーパーセットと云えるものとなります。
 firmware以外では、PSP(ProLiant Support Pack)等もバンドルとなり、SDR(software delivery repository)で使われる概念です。

20-OCT-2010

Smart Update Firmwareの物理メディアの提供はいつまでだったのか?

 

 v9.30が最後の物理メディアでの提供となります。次版は Support Pack for ProLiant(SPP) 2011.12.0版の一部として、HPEサイト上での ISOイメージでの提供となります。

11-JAN-2012

Windows上の SUMからファームウェアをデプロイできるか?

 

 SUM(Smart Update Manager)インストーラ v5.0から可能になります。本インストーラは、SPP(Support Pack for ProLiant) 2012.01から同梱されています。

17-AUG-2012

RPM/SUMで何が便利になったのか?

 

 SDRサイト上で RPM形式の SUMが提供された事により、SUMが必要とする依存パッケージを自動でインストールさせる事が可能になります。依存関係の解決が一番面倒な RHEL6の x86_64環境の場合には、1. RPM形式の SUMを入手、2. DVD(もしくはディストリビューションサイト)へのレポジトリの設定、3. #yum localinstallや #zypperの実行、と云う 3ステップだけで終了します。実行結果はこちら

25-OCT-2012

RPM/SUMと SPPに添付される SUMは何が違うのか?

 

 SDRサイト上で提供されている RPM形式の SUMと SPP(Service Pack for ProLiant)に同梱される SUMは、リリース時期が多少前後する違いはありますが基本的には同じものです。現在の v5.2.0に於いての違いは下記となります。

  • 前者は実行時に依存のあるライブラリのチェックをコンソール画面に表示しながら起動(スクリーンショット)を行いますが、後者は行いません。
  • 前者は /sbin配下に配置され、後者は SPPを展開したディレクトリ配下に配置されます。前者にはパスが切られていますので、どのディレクトリからでも実行可能です。後者を指定して起動したい場合には、SPPを展開したディレクトリへ移動してから、`#./hpsum`として実行してください。
  • 前者は SPPのレポジトリ指定を手動で追加する必要がありますが、後者はカレントディレクトリをデフォルトでスキャンします。

25-OCT-2012
 

SUM自体がダウンロード可能になったが入手先は?

 

 SUM v5.1.0-26より RPM形式にて提供を開始しました。ダウンロードサイトでの提供は行っておらず、SDR上での提供となります。RHEL6/x86_64用の場合を例にあげると http://downloads.linux.hpe.com/SDR/downloads/Extras/RedHat/6/x86_64/current/hpsum/となります。ちなみに、SUM自体は x86向けの 32bit仕様となっています。

02-NOV-2012

どうしても returncodeが 253になるが?

 

 SmartArray B110i用 hpahcisrドライバは実際に B110iコントローラが稼働する ProLiant以外には導入できません。B110iを搭載していない ProLiantで hpahicsrを除外せずに hpsumによるデプロイを実行するとパッケージの導入が失敗します(returncode = 253)。hpahicsrドライバの RPMパッケージ自身にはデバイスのチェックを実際に行う仕組みが備わっているため、本現象が発生します。B110iを搭載していない構成の場合には hpahcisrを除外してください。

08-JUL-2013

NICドライバが導入されていないのに returncodeが 0だが?

 

 hpsumは src形態のドライバのビルドが失敗しても #echo $?での returncodeとしては 253ではなく 0を返します。hpsumは srcパッケージの導入迄の結果迄しか保持していません。その後の #rpmbuildによるビルド結果、#rpmによるバイナリパッケージの導入結果については returncodeには反映させません。SUMの GUI画面ではビルドと導入結果迄を含めたステータスが表示されます。CUI画面で確認したい場合には /var/hp/log配下の hpsum_execution_log_MM-DD-YYYY_HH-MM-SS.logにて確認してください。#rpm -qaや /var/hp/log/localhost配下のファイルでは確認できません

26-JUL-2013

SUM v6.0は従来と何が違うのか?

 

 Smart Update Manager(SUM)は v6.0は従来の独自アプリケーションによるインターフェース形式から、WEBブラウザを利用したインターフェース形態に変更されました。また、従来版では多数のライブラリ等が必要だったものが一切不要となっていますので、SUM自体を稼働させるための事前のパッケージインストールが不要となっています。その他にも機能拡張が行われています。詳細はhpsumの技術情報もしくは、オンラインヘルプ等をご覧ください。

23-JAN-2014, revised 04-FEB-2014

SUM v6.0は従来の SPPでも利用できるのか?

 

 Service Pack for ProLiant(SPP)の 2012.10版以降であれば Smart Update Manager v6.0の利用が可能です。但し、コンポーネントの構成は SPP2013.09.0B以降のパッケージからサポートされます。Software Deliery Repository(SDR)等から v6.0の SUMを入手してください。ちなみに、SPPに同梱されている SUMは SPP2013.09.0(B)の RHEL5.10用サプリメントから v6.0に変更されています。今後リリースされる SPPも SUM v6.xが同梱されていきます。

27-JAN-2014, revised 04-FEB-2014

同時に複数の SUMを起動できるか?

 

 SUM v6.xでは同時起動は行わないでください。同時起動にあたる行為としては、WEBブラウザで複数のタブやウィンドウを開いたり、WEBブラウザで SUMを実行中に、コマンドラインで SUMを起動する事も含みます。リリースノート等に記載されている `複数のタスクを同時に実行`と云うのは SUM内部でのタスクを意味しています。

28-JAN-2014, revised 06-FEB-2014

VCAではなく SUMを利用するメリットは何か?

 

 Version Control Agent(VCA)はサーバベースのターゲットのみがデプロイの対象でしたが、Smart Update Manager(SUM)は非サーバーベースとなる iLO、Onboard Administrator(OA)、Virtual Connect(VC)等に対しても直接デプロイが可能という非常に大きなメリットがあります。
 VCAのレポジトリサーバである Version Control Repository Manager(VCRM)は、2014年初頭現在では Smart Update Manager(SUM)よりも強力な管理機能を実装しています。今後数回の SUMの新版がリリースされても VCRMの機能と同等にはなりません。SUMが VCRMの機能に匹敵する様になった段階から 1年間は VCRMのカタログデータは更新されます。管理者が SUMベースのデプロイ環境に移行した時点で行う事は VCAのアンインストールだけとなります。
 今後の状況の詳細については SUM関連のドキュメント(《US》, JPN)をご覧ください(2014年 2月現時点では HP Smart Updateベストプラクティス実装者ガイドに記載されています)。※履歴:《》はリンクを取り消しました。

19-FEB-2014

SUMでのリモートデプロイは何台迄行えるのか?

 

 100台迄のノードをターゲットとする場合には hpsum v6.xを使われる事をお勧めします。Systems Insight Manager(SIM)は v7.0より標準のデプロイツールとして Smart Update Manager(SUM)を利用しています。より大規模なデプロイを行うには強力な管理・レポート機能がサポートされる SIMの利用をお勧めします。

21-FEB-2014

dryrunが使えないが?

 

 Smart Update Manager(SUM) v5.xでスクリプトのテスト、ファームウェアのアップデートの準備確認等を主な目的としていた dryrunスイッチは SUM v6.0以降ではサポートされていません。

04-MAR-2014

ファームウェアはオンラインで更新できるのか?

 

 Service Pack for ProLiant(SPP) 2012.02と Smart Update Manager(SUM) v5.0.1の組合せ以降で一部オフラインでしかアップデートできなかったファームウェアもオンラインでアップデートが可能になりました。但し、事前に到達しておくべきファームウェアバージョンがありますので、古すぎるファームウェア(2011.09未満)を利用している場合には、オンラインで更新できない場合があります。
 詳細については SUM関連のドキュメント(《US》, JPN)をご覧ください。※履歴:《》はリンクを取り消しました。

05-MAR-2014

オフラインで GatherLogs.shを使うには?

 

 Service Pack for ProLiant(SPP)のコンプリート(フル)版メディアからシステムを起動し、オフラインモードの Interactive Firmware Updateを利用してファームウェアのアップデートを行った結果として GatherLogs.shでのログ収集を行う事が出来ます。まず、コンソールを開くために [Ctrl]+[d]+[b]+[x]を押します。USB-keyを装着すると /media/usb-sdXとしてマウントされますので移動します。/mnt/bootdevice/hp/swpackages/GatherLogs.shを実行すると USB-key上に HPSUM_Logs_MM-DD-YYYY_HH-MM-SS.tar.gzが保存されますので USB-keyを #umountしてください。
 前述したパスは SPP 2013.09.0Bでの例です。以前の SPPでは /mnt配下の構成が異なる場合がありますので、#dfもしくは #findでパスを探して DVD-ROMのマウント先を読み替えてください。

13-MAR-2014
 

SUMを使った場合 snapperで自動スナップショットが採られるのか?

 

 SUSE Linux Enterprise Server 11/SP2以降で btrfsを /に利用した環境に対して、Smart Update Manager(SUM)を使って RPMパッケージをインストールしても snapperの自動スナップショット対象とはなりません。SUMは内部的に #rpmを利用していますが、#rpmコマンドには snapper-zypper-pluginの様に連携するためのプラグインが存在していないためです。必要に応じて SUMでパッケージをインストールする前後に snapperで preスナップショットと postスナップショット相当の singleスナップショットを採ってください。

17-MAR-2014
 

USB-keyからマルチブートが出来ないが?

 

 Smart Update Manager(SUM) v6.2.0では UEFI機に対応しました。この変更により USB-key等からのマルチブート設定がサポートされなくなりました。

22-MAY-2014

SUM v6.3.1未満からアップグレードするには?

 

 Smart Update Manager(SUM) v6.0以降 v6.3.1未満で利用していたノード情報を SUM v6.3.1で引き継ぐには hpsum_migration.shを実行して移行する必要があります。v5.xで利用していたノード情報を引き継ぐには port_tagets.shを用意しています。詳細は -hオプションもしくは、こちらの Smart Update Managerユーザーガイドを参照してください。

27-MAY-2014

localhostガイド付きアップデートとは何か?

 

 Smart Update Manager(hpsum) v6.xの提供形態は RPM版で単独リリースされるものと、Service Pack for ProLiant(SPP)に同梱されるものがあります。localhostガイド付きアップデートは後者で利用可能な形態です。前者の起動方法は #hpsumとする事で /opt/hp/hpsum/bin/hpsumが起動します。後者は SPPメディアの /hp/swpackagesに移動してから #./hpsumとする事で起動します。
 hpsum v6.xを利用して SPPをデプロイする際には、デプロイするためのコンポーネント(rpm, scexe)の配置場所であるベースラインを設定し、デプロイする対象となるノード(グループ設定も v6.3.1より可)を設定する必要があります。これらの作業は RPM版の hpsumでは必須ですが、SPPに同梱されている hpsumを利用する場合で、文字通り localhost(ノード)に対して SPPに同梱されているベースラインをそのまま利用してデプロイする場合には、不要な作業となります。

 [08-OCT-2014] hpsum v7.1.0からローカルホストガイドアップデート(旧称 localhostガイド付きアップデート)でベースラインの指定が可能になりました。この変更により RPM版 hpsumでも本機能の利用が可能になりました。

20-AUG-2014, verified with hpsum v6.3.1, revised 08-OCT-2014

CUI用のヘルプが表示されないが?

 

 Smart Update Manager(hpsum)のコマンドライン用のヘルプを出すには、そのモードによってそれぞれ別にヘルプ表示が行われます。hpsum  v6.xから新規追加された `Console`モードのヘルプを表示するには、#hpsum -hだけで表示可能です。#hpsum -h -sを利用する事で、hpsum v5.xと同様の Silent(Legacy)モード用のヘルプが表示されます。

21-AUG-2014, verified with hpsum v6.3.1

各種のレポートを作成するには?

 

 Smart Update Manager(hpsum) v6.xを GUIモードで起動する事で `アクション`リストからレポートの作成が可能です。コマンドラインから作成する場合には #hpsum -combined_reportを実行する事で、html形式、xml形式、csv形式でのレポートが /var/hp/log配下に作成されます。#firefox file:///var/hp/log/HPSUM_Combined_Report_06-25-2014_15-15-56.html等で閲覧可能です。combined形式ではなくレポートの種類を限定する事も別途指定可能(/report, /inventory_report, /firmware_report, /dependency_report, /installed_report)です。

22-AUG-2014, verified with hpsum v6.3.1

CUIからワンコマンドで SPPを一式導入したいが?

 

 Service Pack for ProLiant(SPP)に同梱されている Smart Update Manager(hpsum)を利用する事で `localhostガイド付き`モード(SPP同梱の hpsumを利用)を利用した Silent(Legacy)モードで簡単にデプロイが可能です。実際のコマンドは #./hpsum -sの実行だけとなります。下記は SPPの ISOイメージの利用方法を含めた一括デプロイを行った後で、RPMとファームウェア(scexe)のデプロイ状況を確認する例です。


#mount -o loop HP_Service_Pack_for_ProLiant_SPP201402b.2014_********.iso /mnt
#cd /mnt/hp/swpackages
#./hpsum -s
#

25-AUG-2014, verified with hpsum v6.3.1
 

ファームウェアだけデプロイするには?

 

 Service Pack for ProLiant(SPP)に同梱されているコンポーネントの中で、一部のものだけデプロイする方法は様々な方法があります。GUIモードで簡単に行う方法として、SUMがデプロイを推奨したコンポーネントの中で不要なものを除外する方法があります。この方法はその場限りでのデプロイに適しています。別の方法としては必要なコンポーネントだけを指定したベースラインを作成する方法があります。この方法は多数のノードに対してデプロイを行ったり、後日何度も同様の作業を行う際に不要なコンポーネントの除外する作業が不要となります。Silent(Legacy)モードでは #hpsum -s -romonlyでファームウェアだけをデプロイする事が可能です。

03-SEP-2014, verified with hpsum v6.3.1

no_mgmtは何のためにあるのか?

 

 Smart Update Manager(hpsum)の Silent(Legacy)モードを使ってデプロイする際に Insight Management Agent(IMA)の種類を定義する方法として -use_ams、-use_snmp、-use_wmi、-no_mgmtがあります。それぞれ AMSモード用、IMA/SNMPモード用、IMA/WMIモード用(かつて Linuxでも一部の構成に対してのみ存在したモードです)、管理エージェント無しとなります。但し、これらの指定は Linux環境では意味を持ちません(-no_mgmtにしても IMA一式が導入されます)。IMAパッケージ群や hp-amsパッケージを導入したくない場合には、別の方法でコンポーネントの取捨選択を行ってください。

 [05-OCT-2016] hpsum v7.3.0より Linuxでも正常に機能する様になりました。--use_amsを指定すると何がインストされるのか?も合わせてご覧ください。

04-SEP-2014, verified with hpsum v6.3.1, revised 05-OCT-2016
 

CLIでコンポーネントの個別指定ができないが?

 

 Smart Update Manager(hpsum)の Silent(Legacy)モードには `-c`でコンポーネント(rpm, scexe)を指定する事が可能です。`-c`はコマンドの最後に記載する事でコンポーネントをスペースで区切り連続記載する事が可能ですが、この機能は hpsum v5.xでは機能していましたが、v6.xでは機能しませんのでコンポーネント毎に `-c`を付与する必要があります。hpsum v6.4.1を同梱している Service Pack for ProLiant(SPP)の 2014.06.0を利用し、Silent(Legacy)モードで hpsmhと iLO4のファームウェアの 2ヶだけをデプロイする例が下記となります。


#mount -o loop HP_Service_Pack_for_ProLiant_2014.06.0_784915_001_spp_2014.06.0-SPP2014060.2014_0618.4.iso /mnt
#cd /mnt/hp/swpackages
#./hpsum -s -use_location /mnt/hp/swpackages -c hpsmh-7.3.3-1.x86_64.rpm -c CP023646.scexe
 Copying hpsum files to /tmp/hpsum-07-09-14-15-16-18
 hpsum_service_x64 started successfully on port 63001, ssl port 63002 and ftp port disabled.
#

05-SEP-2014, verified with hpsum v6.4.1
 

対象となるデバイスのファームウェアを特定をする方法は?

 

 Service Pack for ProLiant(SPP)に同梱されているファームウェアの内、どれが対象デバイスに対応しているのかを確認する一番簡単な方法は、Smart Update Manager(hpsum)を起動しインベントリを実行する事で、展開サマリー画面に `適用可能なコンポーネント`の一覧がリストされますので確認が可能です。
 実機を利用せずにファームウェアを特定するには、SPP専用サイトの `ドキュメント`タブで提供される、ContentsReport.pdfから確認する事が可能です。また、SPPの ISOイメージにも同様の contents.htmlを同梱しています。
 但し、最新版のファームウェアは Service Pack for ProLiant(SPP)に同梱されていない場合があります。この場合にはコンテンツレポート等が提供されていません。また、Software Delivery Repository(SDR)からファームウェアを入手する事も可能ですが、この場合には readme等も提供されていません。これらの場合には別途ドライバー & ダウンロード等から当該ファームウェアページへ行き、リリースノートや 改定履歴(Revision History)等を参照する必要があります。

10-SEP-2014, verified with hpsum v6.3.1

ファームウェア自体から対応デバイスを特定をする方法は?

 

 ファームウェア自身である scexeコンポーネントから対応デバイスを特定するには、scexe形式が内部で圧縮されているため、そのままでは #strings等では確認できません。#sh ./CPnnnnnn.scexe --unpack=.とする事でカレントディレクトリに一旦解凍してから、CPnnnnnn.xmlファイルを確認する事でどのデバイス向けのファームウェアなのか等の概要が確認可能です。

11-SEP-2014, verified with hpsum v6.3.1
 

Silent(Legacy)モードで複数のベースラインの指定は可能か?

 

 ベースライン毎に --use_locationを利用して指定する事で利用可能です。下記の例では SPP 2014.02(B)の ISOイメージを loopback mountした /mntと SPP 2014.02.0(B)には同梱されていない新しい hpsmhを配置している /root/spp.laterの 2ヶのベースラインを利用してデプロイしています。この場合 /mnt/hp/swpackages配下にある hpsmhは v7.3.2-1ではなく v7.3.3-1がデプロイされます。


#hpsum -s -use_location /mnt/hp/swpackages -use_location /root/spp.later

03-DEC-2014
 

RPM版 hpsumを利用しなければならない場合とは?

 

 Service Pack for ProLiant(SPP)に同梱されている hpsumではなく、RPM版の hpsumを別途入手して利用しなければならないのは 2つのケースがあります。SPP(サプリメント版等)に hpsumが同梱されていない場合。もしくは SPPに同梱されている hpsumよりも 新しいバージョンの hpsumを利用したい場合となります。

04-DEC-2014

zip版 hpsumは何に使うのか?

 

 サプリメント版や MSB版等の Service Pack for ProLiant(SPP)には hpsumが同梱されていません。hpsumの `ローカルホストアップデート`機能は SPPに同梱されている hpsumから起動した際にのみ利用可能な、文字通りローカルホスト(ノード)へ SPPを簡単に適用するものですので、RPM版 hpsumではこの機能を利用する事ができません(v7.1.0からは可能、但しベースラインの指定が必要)。zip版 hpsumをサプリメント版や MSB版に追加する事で、hpsumが同梱されているフル版の SPPと同様にローカルホストアップデート機能が利用できる様になります。

14-JAN-2015
 

ベースラインの指定が 2通りに増えたが?

 

 hpsum v7.1.0のローカルホストガイドアップデートではベースラインを指定する事が可能になりました。ここで指定するベースラインはベースラインライブラリで登録したものとなります。区別しやすい様に `ベースライン`と `追加パッケージ`の 2通りに分かれています。従来のベースラインライブラリでもこの 2種類に分かれており、今回の hpsum v7.1.0から増えた訳ではありません。
 ベースラインライブラリから、フル版の Service Pack for ProLiant(SPP)が存在するディレクトリを指定し追加した場合は `HP Serivce Pack for ProLiant`として扱われます(バージョンはタイトルとは別に 2014.09.0として表示されます)。同様に、Supplemntが存在するディレクトリを指定し追加した場合は `Red Hat Enterprise Linux 6.6 Supplement for HP Service Pack for ProLiant 2014.09.0`として扱われます。同様に、MSB(maintenance supplement bundle)が存在するディレクトリを指定し追加した場合は `HP Maintenance Supplement Bundle for SPP 2014.09.0`として扱われます。これら 3形態の SPPには *.rpmや *.scexeだけではなく、SPP自体の情報を持つ bp0*****.xmlが含まれています。これに対し、*.rpmと *.scexeしか存在しない、つまり bp0*****.xmlが存在しないディレクトリを指定し、ベースラインとして追加した場合には `Additional Package`として扱われます。前者の bp0*****.xmlを含むベースラインはローカルホストガイドアップデートに於いては `ベースライン`側にリストされ、後者の bp0*****.xmlを含まないベースラインは `追加パッケージ`側にリストされます。

02-FEB-2015

カスタムベースラインを手動作成する際に気をつける事は?

 

 hpsumの GUIモードによるベースラインライブラリでは、*.rpmと *.scexeをメニュー形式で取捨選択するカスタムベースラインを作成する事が可能です。但し、この機能は Linuxでは意図した通りのパッケージの選択できない場合があります。このため必要な *.rpmと *.scexeが分かっている場合には手動で特定のディレクトリに必要なパッケージをコピーして手動でカスタムベースラインを作成する事となります。手動でカスタムベースラインを作成する際の注意点としては、Service Pack for ProLiant(SPP)の情報を含む bp0*****.xmlを含まない様にしてください。このファイルが存在するとベースラインにコピーしなかったパッケージの情報迄含んでいるためファイルの数が合わないためにインベントリ時にエラーとなります。

17-FEB-2015

既存のベースラインに最新パッケージを追加していいのか?

 

 既存のベースラインに最新パッケージを追加しても hpsumは最新パッケージをインベントリ対象には含めません。具体例を挙げると、SPP 2014.09.0の DVDメディアから hp/swpackages配下をシステム上の /root/spp2014090にコピーします。。この SPPには iLO3用ファームウェア v1.80(CP022551.scexe)が含まれています。この v1.80よりも新しい v1.82(CP02547.scexe)を /root/spp2014090にコピーします。hpsumは /root/spp2014090をインベントリした場合、SPP 2014.09.0用の定義ファイルである bp00****.xmlが存在するかを最初にチェックし、存在した場合にはその定義ファイルに記載されたコンポーネントのみをインベントリ対象とします。このファイルに記載されているのは iLO3 v1.80用ファームウェアのみですので、最新の v1.82はインベントリされません。
 SPPに含まれるコンポーネントよりも新しいものを単独で追加するには、別のディレクトリに配置し、そのディレクトリを hpsumがインベントリする様に指定する必要があります。この例の場合 iLO3用ファームウェア v1.82を別の /root/supplementに配置し、hpsumの `Baselines`に /root/spp2014090を指定、`Additiona Packages`に /root/supplementを指定する事で、hpsumは CP025437と CP022551の 2ヶをリストし、その内の新しい CP025437を自動選択します。

18-FEB-2015, verified with hpsum v7.1.0
 

複数の SPPを 1ヶのディレクトリにまとめても構わないのか?

 

 SPPにはバージョン毎に *.rpmと *.scexe等の定義ファイルとして bp00****.xmlが割り当てられていますので、*.rpmや *.scexeのコンポーネントはどの SPPバージョンに所属しているのかはきちんと区別されますが、これ以外に使われている *.xmlファイルは SPPのバージョンに関わらず同一のファイル名が割り当てられています。このため複数の SPPを同一ディレクトリにまとめるために上書きする等した場合には、hpsumが誤動作する原因となりますので SPPはそれぞれ別のディレクトリに配置してください。

20-FEB-2015, verified with hpsum v7.1.0, revised 23-FEB-2015

Firefoxがオフラインになり表示内容がアップデートされないが?

 

 hpsumの画面が更新されない場合、Firefoxがオフラインになっている可能性があります。現在の状況を確認するにはメニュー(表示しない場合にはメニューバーを表示) ⇒ ファイル内の オフライン作業にチェックが入っているか否かで確認できます。Firefoxが自動でオフラインに切り替わらない様にするには、Firefoxのロケーションバーに `about:config`を入力し、設定画面の検索バーに `network.manage-offline-status`を入力します。表示されている初期設定値クリックしユーザ設定に変更(Firefoxのデフォルト設定値はバージョン、また ESR版か否かによって設定が異なる場合があります。)してください。

26-MAR-2015

--use_amsを指定すると何がインストされるのか?

 

 hpsumの -s(Silent)モード向けで利用する本オプションは、iLO4の AMSモード、即ち hp-amsを利用して障害監視を行う様に hpsumに対してコンポーネントを選択させるものです。但し、Service Pack for ProLiant(SPP) 2015.04.0迄の環境では正常動作しておらず、--use_amsを利用しても hp-health, hp-snmp-agents, hp-smh-templates, hpsmhと云う Insight Management Agent(IMA)一式がインストールされていました。SPP 2015.06.0では hp-health, hp-smh, hp-amsだけがインストールされる様に修正されました。また、#hpsum -sだけで実行した場合のデフォルト動作としても ProLiant Gen8/Gen9では -use_amsとしての動きとなります。hp-ams以外に hp-healthや hpsmhも導入されるのは hpdiagsや hpssa利用時の利便性をあげるためのものです。具体的には hp-healthは hpasmcliをはじめとして ProLiantに特化した管理機能追加、また hpdiagsでの診断項目増加が可能となります。hpsmhは hpssa等へのリモートアクセスが可能となります。これらの機能向上が不要で hp-amsを利用した障害監視だけを目的としている場合には、hp-healthと hpsmhはアンインストールしても構いません。

13-JUL-2015

hpsumは tg3ドライバを予め新しくしてからファームウェアを更新するのか?

 

 hpsumを利用して HPE提供の tg3.koドライバと hp-firmware-nic-broadcomを同時適用する場合、先に tg3.koドライバが導入されますが、稼動中の tg3.koドライバを利用したままで hp-firmware-nic-broadcomが適用されます。このため、Red Hat Enterprise Linux 6.6に標準搭載された tg3.koドライバ経由でファームウェアを更新する際にはタイミングマージンが 1msしかないものであるため、ファームウェアの更新が正常に終了しません(ログ等では成功となる場合があります) 。
 tg3.koドライバの更新だけを先に行ってから、#modprobe -r tg3と modprobe tg3でドライバを入れ替えるか、#rebootした後で、hp-firmware-nic-broadcomのファームウェアを適用する事で、Red Hat Enterprise Linux 6.6に標準搭載された tg3.koのタイミングマージン 1ms問題を回避する事が可能となります。

01-DEC-2016

RHELのバージョンを更新しているのに認識されないが?

 

 Smart Update Manager(hpsum)をオンラインで稼動させた場合、稼動しているディストリビューションのバージョンを判断するためにパッケージ管理システムを利用しています。例えば、Red Hat Enterprise Linux 7.0をインストールした環境に対し、kernelや一部のパッケージだけを RHEL7.2のものにアップデートし、/etc/issueや /etc/redhat-releaseをエディタ等で RHEL7.2相当に改変しても hpsumはシステムを RHEL7.2とは判断しません。redhat-release-server-7.x-x.el7.x86_64.rpm自体をアップデートする必要があります。

07-FEB-2017

/tmp/localhpsumが作成される場合があるが?

 

 Smart Update Manager(hpsum)が書込み不可能なメディア上から起動された場合、/tmp/localhpsumに hpsumの稼働に必要なファイルが作成されます。例えば、Service Pack for ProLiant(SPP)の ISOメディア上の DVD:/hp/swpackages配下にある hpsumを #./hpsumとして起動した場合等が該当します。DVD:/hp/swpackagesを HDD上に #cp -aし、その配下にある hpsumを #./hpsumとして起動した場合には /tmp/localhpsumは作成されません。また、RPM版 hpsumを起動した場合にも作成されません。

19-JUN-2017

v5.04と v5.04(A)の区別がつかないが?

 

 SmartArray Px4xが v5.04で稼働している ProLiantに対し、SmartArray Px4xファームウェア v5.04を含む Service Pack for ProLiant(SPP)をベースラインとし、v5.04(A)を Additional Packageとして追加指定した場合、Smart Update Manager(hpsum)は Additional Package側の v5.04(A)を選択しますが、[Selected]ではなく [Force]となりインストールを行いません。これは v5.04と v5.04(A)のファームウェアパッケージのバイナリ部分が同じものであるので正しい動作となります。

02-AUG-2017

ISO内の hpsumと RPM版 hpsumは同じか?

 

 RPM版の Smart Update Manager(hpsum)のみがフル機能版となり、zip版や Service Pack for ProLiant(SPP)の ISO:/hp/swpackages配下に同梱されている hpsumは機能限定版となります。具体的には CLIモードの upgradeオプションをサポートしていません。CLIモードで upgradeを利用する場合には、フル機能版となる RPM版 hpsumの導入が必要となります。下記はファームウェアアップデートを SPP ISO同梱の hpsumで実行した結果となります。


#mount -o loop spp2017040.iso /mnt
#yum install $(/mnt/hp/swpackages/hpsum requires)
#/mnt/hp/swpackages/hpsum list
#/mnt/hp/swpackages/hpsum upgrade
  Searching for firmware......
  Analyzing results...........
  ERROR: "/opt/hp/hpsum/bin/x86/hpsum_service_x86" not found
  Traceback (most recent call last):
   File "hp-sum.py", line 2411, in run
   File "hp-sum.py", line 2394, in _run_command
   File "hp-sum.py", line 841, in run
   File "/hp-sum-7.6.0/hp/hpsum/hpsum6.py", line 132, in __init__
  HpsumNotFoundError: "/opt/hp/hpsum/bin/x86/hpsum_service_x86" not found


CLIでファームウェアのアップグレードを行うには、下記のいずれかの方法を採る必要があります。

  • RPM版 hpsumを入手し導入する。
  •  GUIモードで SPP ISO内の hpsumを起動する。
  •  SPP ISOからシステムを起動し offlineモードで hspumを起動する。
  •  ファームウェアパッケージの導入後にファームウェア毎に hpsetupを起動する(数が少ない場合)。

08-AUG-2017, revised 16-AUG-2017

v8.0では何が変わったのか?

 

 Smart Update Manager(SUM) v8.0は ProLiant Gen9以降用となり、パッケージ名も従来の hpsum-7.x.x...rpmから sum-8.x.x...rpmに変更されています。iLO連携アップデート機能が削除されている事以外には、機能・インターフェース的には従来の v7.xと大きく変わっていないためユーザは従来通りの作業が可能です。起動方法としては RPM形式の場合には #smartupdate、Service Pack for ProLiant(SPP)添付形式の場合には launch_sum.shスクリプトとなります。ログの吐き先も /var配下で各種ログ毎に変更されています。ProLiant Gen10向けに対して利用するには証明書ファイルである .compsigファイルがパッケージ毎に必要となります。本ソフトウェアは従来通り RPM単体としての提供の他、SPP 2017.07の Production版に同梱されています。

13-OCT-2017
 

v8.0で関係ないコマンドが実行されるが?

 

 Smart Update Manager(SUM) v8.0のコマンドヘルプには誤った記載があります。SUM v8.0の起動方法は #smartupdateもしくは #hpsumのいずれかですが、#smartupdate -hで表示されるヘルプには SUM v8.0の利用方法として #sumが記載されています。この #sumを実行すると、ディストリビューションに標準搭載されている、ファイルのチェックサムとブロック数を表示するコマンドが実行されます。


17-OCT-2017

WWWブラウザへの証明書はどこか?

 

 Smart Update Manager(SUM)を起動し WWWブラウザでアクセスする際、WWWブラウザ環境によっては証明書が必要となる場合があります。この証明書は Service Pack for ProLiant(SPP) 2017.07.2の場合には ISO:/packages/assets/certificates/ と、RPM版 Smart Update Manager(SUM) v8.0.0には /opt/sum/bin/assets/certificates/ の配下に CA.crtとして用意されています。

27-OCT-2017
 

iLO5レポジトリにファームウェアを送り込めるのか?

 

 iLO5はファームウェアパッケージ用のレポジトリ領域を装備しています。iLO5に対応を行った Smart Update Manager(SUM) v8.0は、このレポジトリ領域に対して hpilo.ko経由でファームウェアを送り込みます。このため Windowsでは CHIFドライバのインストールが自動で行われますが、Linuxの場合には hpilo.koは現在どのディストリビューションでもデフォルトでロードされますので特段の作業は不要となります。このレポジトリ領域へのアクセスは iLO5 WEB I/F等のネットワーク越しに利用する事も可能です。

06-DEC-2017

.compsigがない場合にはどうすればいいのか?

 

 Smart Update Manager(SUM) v8.0は適用するコンポーネント毎に .compsigファイルが同一ディレクトリに配置されている必要があります。.compsigファイルが入手できない古いコンポーネントがデプロイ対象となっている場合、[展開]ボタンを押すことはできません。デプロイ対象から選択を外して続行するか、.compsigでの認証を必要としない以前のバージョンとなる SUMの 7.6を利用する必要があります。ちなみに、Post-Production(G7, Gen8)向けSPPとなるバージョン G7.0、バージョン Gen8.0に同梱されている SUMは v7.x台のままとなります。

07-DEC-2017

.zipが展開できないが?

 

 Smart Update Manager(SUM)を Linux上で稼働させ、デプロイ対象ノードに VMwareが含まれている場合には VMware用向けの zipコンポーネントを解凍するために #unzipコマンドが導入されている必要があります。

08-DEC-2017

同時に何台まで展開できるのか?

 

 Smart Update Manager(SUM)が同時にコンポーネント展開に対応できるノード数は v8.0.0では 50台(VMwareは 10台)です。詳細は Smart Update Managerのユーザガイド(ソフトウェア ⇒ システムおよびサーバ管理 ⇒ Smart Update)をご覧ください。

07-FEB-2018

インストールセットとは何か?

 

 Gen10サーバの iLO5にはファームウェアコンポーネントを格納しておく NAND領域が装備されています。Smart Update Manager(SUM)でコンポーネント群を展開する際に、このコンポーネント群をひとまとまりとしたインストールセットとして登録する事ができ、このインストールセットを起点に後からファームウェア等を一括して導入できます。また、最新バージョンを登録しておき、システムダウンのタイミングで一括更新する事も可能です。インストールセットへの登録は Smart Update Manager(SUM)からのみ可能です。登録されたインストールセット内の個別コンポーネントの展開はiLO5 WEB I/F上から手動で実行する事も可能です。

08-FEB-2018

システムリカバリセットとは何か?

 

 システム BIOS、iLOファームウェア、CPLD(complex programmable logic device)、Inovation Engine、SPS(server platoform service)の 5ヶのファームウェアで構成される特殊なインストールセットで、Gen10サーバがファームウェアの異常で起動しなくなった場合や、破損した場合等に復旧させるために利用します。通常のインストールセット同様にこのコンポーネント群をひとまとまりとしたものを一括してファームウェア領域にフラッシュする事で起動しなくなった Gen10サーバの起動を復旧させる事が可能となります。このシステムリカバリセットは Gen10サーバには出荷時にロードされていますが、削除して新しいものを登録し直す事も可能です。通常のインストールセット同様に Smart Update Manager(SUM)からインストールセットを作成し、そのインストールセットに対して Administratorアカウントから RESTful経由でシステムリカバリフラグを立てる事でインストールセットがシステムリカバリとなります。また、System Recovery Setをまとめて提供する ISOイメージをリリースする場合もあります。

09-FEB-2018

Firefox上で突然接続エラーとなったが?

 

 Smart Update Manager(SUM)の GUIモードを Firefox上で利用している際に、Firefox自身のアップデートチェックが掛かると SUMは接続エラーを表示し停止します。SUMを起動した端末には addons.update-checkerからの WARNINGが記録されています。事象が発生した場合には SUMを再度起動してください。Firefoxのオプション画面で Firefox自身の アップデートチェックの自動更新を停止する事で本事象の発生の抑制が可能です。

12-APR-2018

requiresオプションでエラーになるが?

 

 Smart Update Manager(SUM) v8.5.0で #smartupdate requiresを実行すると Unsupported Commandエラーとなります。本事象は v8.5.1で対応済みです。v8.5.0のまま回避するには #smartupdate install requiresを代わりに利用してください。ちなみに、本オプションは #yum install $(smartupdate requires) として必要となる RPM形式の Smartコンポーネント(ファームウェア、管理ツール、ドライバ)等を調べるために利用するものとなります。この利用形態の場合は #yum install $(/opt/sum/bin/x64/sum_le_x64 requires) でも代替可能となり、#smartupdate install requiresに比べると表示結果が見やすくなります(Red Hat Network未登録時の警告が一度しか表示されないため)。

29-JUL-2020

 

SPP(Service Pack for ProLiant) - コンポーネント(RPM/SCEXE/EXE)関連のみ

 

SPPは PSPと何が違うのか?

 

 Service Pack for ProLiant(SPP)は ProLiant Support Pack(PSP)の後継製品となります。HPEが提供するドライバ、管理ツールを適用する場合には、従来の PSPと同様に SUMインストーラを利用しますので変わりありません。
 PSPで利用していた SUMインストーラでもファームウェアの適用が可能でしたが、ファームウェア自体は PSPに同梱されていなかったため、別途ファームウェアを用意する必要がありました。SPPでは RPMパッケージだけではなく、ファームウェアも同梱していますので、ファームウェア・ドライバ・管理ツールの全てを統合的に最新のものにデプロイする事が容易に行う事ができる様になっています。

25-SEP-2012

SPPのサプリメントとは何か?

 

 Service Pack for ProLiant(SPP)を提供するスケジュールは年に 3~4回程度を予定しています。SPPのリリースの合間にはディストリビューションのマイナーアップデート(UpdateX/SPx)がリリースされる場合があります。直近では、SPP 2012.06がリリースでは RHEL6.3には対応できていません。次回予定されている SPPのリリース迄時間がある場合等に、次回リリース予定の SPPに同梱予定の RPMを先行リリースする場合があります。これをサプリメントと呼びます。サプリメントには RPMだけではなく SUMやファームウェアを含む場合もあります。
 このサプリメントは従来の PSPと同様に ./hpsumで SUMインストーラを起動して利用する事もできますし、既存の SPPに追加して利用する事も可能です。

[13-DEC-2018] SUMの起動方法は、SPPのバージョン、Production/Post-production版、SPP同梱/RPM版等により異なります。詳細はそれぞれのドキュメントを参照してください。

02-OCT-2012

SPP(Service Pack for ProLiant), 旧PSP(ProLiant Support Pack) - RPM関連

 

NICドライバのビルドに失敗するが?

 

 kernelソース環境がインストールされているのに NICドライバだけがビルドに失敗する場合、kernelソース環境が不整合を起している場合があります。また、先にビルドしたモジュールが構成した kernelソース環境よりも、より整ったソース環境を求めるモジュールが後からビルドを実行すると旨くビルドできない事があります。この場合、make oldconfig, make depを行う際に KERNELRELEASE=を指定してください。詳細は Ethernet FAQのビルドに失敗するが?をご覧ください。

02-JUL-2003

SSH経由で PSPがインストできないが?

 

 PSP を SSH の X fowarding経由で GUIインストールする場合、LDU windowが表示されず CUIモードで起動することがあります。また、LDU windowが表示されてもマウスの右クリックで LDU window が crash することがあります。これは、SSH clientの設定によって起こる問題なので以下の方法で対処してください。

  • LDU が CUIモードで起動する場合

SSH client の X fowarding機能が無効になっています。
"-X"option で target server へ再接続し LDUを起動してください。


# ssh -X target-server-ipaddr

 

  • LDU GUI windowを右クリックすると window が crash する場合

SSH clientが X11クライアントを信頼しないモードになっています。
"-Y"option で target server へ再接続し LDUを起動してください。


# ssh -Y target-server-ipaddr

 

上記設定を SSHコマンドラインオプションで指定するのではなく、デフォルトで有効にしたい場合、/etc/ssh/ssh_config の下記2項目を "yes" に変更(無い時は追加)してください。


ForwardX11 yes # "-X"オプションと同機能です
ForwardX11Trusted yes # "-Y"オプションと同機能です

18-JAN-2005

管理ツールを利用するために firewallに開ける穴は?

 

hpsmh(SMH)、SIM、VCAを利用するのに必要な通信経路の確保は下記になります。

2301:tcp, udp  -  ブラウザ経由での SMHへのアクセス
2381:tcp, udp  -  同上
161: tcp, udp  -  SIM-SNMP間通信()
162: udp  -  同上
280: tcp,udp  -  VCAからの HTTPイベント通知

: CA(customer advisory)では tcpの記述だけですが、実際は udpも必要です

07-OCT-2005
 

EL4、SLES9には bondingが入っていないがどうすればいいのか?

 

 EL4、SLES9用 PSPには bondingドライバが入っていませんので、ディストリビューション標準のものを利用してください。また、EL4用には vlanドライバも入っていませんので、同様にディストリビューション標準のものを利用してください。

28-AUG-2006

RHEL5.3に PSPを適用したら lockupしたが?

 

 RHEL5.3からは iLO2用ドライバ hpiloが標準搭載されています。このドライバと HPEが提供する hp-iloドライバが同時ロードされるとシステムが停止します。この問題は、hp-ilo v8.16-2もしくはその後にリリースされた PSP v8.20で同時ロードしない様にされ問題は解決しています。PSP v8.15のままで運用を行う場合には blacklistを利用しての回避方法もあります。詳細はIMA v8.15対応環境とインストール方法についてをご覧ください。

07-JUN-2009

PSPインストール後に mptctl.ko、mptbase.koドライバーがロードされるが?

 

 LSI Logic製 HBAを装着していないサーバーでも、PSPをインストールすると、 PSPでインストールされる SCSI HBA用 storage agent(cmascsid)起動時に、ディストリビューション標準の mptctl.ko、mptbase.koドライバーが自動でロードされます。
 LSI Logic製 HBAを装着していないサーバーで、これらのドライバーをロードしたくない場合には、PSP設定ファイル(PSP8.10以降は /opt/hp/hp-snmp-agents/cma.conf、PSP8.00以前は /opt/compaq/cma.conf)にて、下記の cmascsidを起動しない設定を追加する事により回避可能です。


exclude cmascsid

08-FEB-2010

SUMとは何か?

 

 Smart Update Managerは PSP v8.40から導入されたものです。ドライバー、管理ツール、ファームウェアを導入するためのインストーラで、従来の LDU(Linux Deployment Utility)の後継となります。SUMは Linux向け PSP(の RHEL, SLES用)、Windows向け PSP、Smart Update Firmware DVDに同梱されています。HPEサイトからの直接インストール機能、リモートデプロイ機能、ファームウェア配布機能が利用可能となりました。無くなった機能としては、ハードウェアデバイスのチェック機能等があります。

21-APR-2010
 

SUMが無関係なドライバや管理ツールをいれようとするが?

 

 SUMには LDUが持っていたハードウェアチェック(自己検出)機能がありません。このため、SUMはインストール可能なパッケージを全てリストします。この状況のまま SUMのインストールを行うと、不要なドライバーや管理ツールが導入されますので、必要なものだけを選択する必要があります。例えば、Fibre Channel HBAが装着されていないのに、Fibre Channel HBA用のドライバや fibreutilsツールが導入されます。これは LDUに比べて後退した機能となります。
 ちなみに、Windows版の SUMは、パッケージの .EXE自体に内蔵されているハードウェアチェック(自己検出)機能を利用しますので、不要なドライバーや管理ツールがリストされる事はありません。例えば、Windows環境に於いては Intel系 NICを装備している ProLiantで Broadcom系の NICドライバを間違って適用した場合には、.EXE自体がマシンチェックをしてインストールを防ぎます(結果)。

 ハードウェア構成に応じて、不要な rpmパッケージを削除する事により上記作業で行う、面倒な SUM上でのパッケージの取捨選択作業が不要になります。この場合、SUMのバンドル選択画面での `未検出コンポーネント`上からも削除された rpmパッケージの確認(画面)が可能です。この状態で、`検出したコンポーネント`、即ち削除しなかった rpmパッケージは問題なくそのままインストールが可能です。不要な RPMの削除についてのサポート詳細については別途 カスタマーアドバイザリーに記されています。
 また、errata kernel適用後に再度 PSPの適用を行う場合には、バンドルを指定してから `すべてのバンドルを強制アップデート`機能を利用する事で、個別のパッケージ毎に `強制アップデート`ボタンを押していく必要もなくなります。

  [03-FEB-2011] SmartArray B110i用の RHEL6向け RPM/hpahcisrだけは、SATAコントローラのモードを確認するために自己検出機能が装備されています。#rpm -ivh kmod-hpahcisr-xxx.rpmを実行した時点で `Hpahcisr is currently not controlling any storage...`と表示されエラーとなります。RHEL6以外の RPM/hpahcisrには自己検出機能は含まれていません。

21-APR-2010, revised 03-FEB-2011



SUMがライブラリやパッケージが足りないと云うが?

 

 SUMには LDUが持っていた不足パッケージの自動追加機能がありません。このため、足りない snmp、lm_sensor、各種ライブラリは、ディストリビューションのメディア等から予めインストールしておく必要があります。
 必要なパッケージについては、ダウンロードサイトの `Install Instructions`に記載しています。本 Linuxサイトの PSP提供ぺージでは利便性のために同じ内容のものを用意しております。

21-APR-2010

SUMは不要なファームウェアも導入してしまうのか?

 

 ファームウェア用のパッケージ形態である .scexeはそのパッケージ自身にハードウェアデバイスのチェック(自己検出)機能がありますので、不要なパッケージがリストされたり、導入される事はありません。

21-APR-2010

SUMの HPEサイトからの直接インスト機能で落ちてくるのは何か?

 

 ファームウェア用のパッケージ形態である .scexeと、ドライバーや管理ツールのパッケージ形態である RPMファイルが落ちてきます。但し、PSP v8.40リリース時点に於いては Linux環境ではファームウェアの直接インストールのみがサポートされています。RPMパッケージの直接インストールは将来サポートされる予定です。

21-APR-2010

SUMのバンドルとは何か?

 

 ドライバーや管理ツールをひとまとめにしたものをバンドルと呼び、下記の種類があります。

  • ProLiant Support Pack
  • ProLiant WBEM
  • Integrity Support Pack
  • Integrity WBEM


 ProLiantを Linuxで利用する場合に利用する主なバンドルは、PSP(ProLiant Support Pack)となります。このバンドルと云う概念は、PSP v8.40以降で提供されている SUM(Smart Upadte Manager)インストーラや、SDR(Software Delivery Repository)レポジトリサーバーで主に利用されます。このバンドルと云うのは、PSPが対応するディストリビューション、CPUアーキテクチャ、PSPのバージョン毎に用意されています。特定のバンドルを指定する事はすなわち、特定の PSPバージョンを指定する事と考える事ができます。
 ちなみに、Smart Update Firmware DVDを利用してファームウェアのアップデートを行う際にも、バンドル(とリリースセット)と云う概念が存在します。

21-APR-2010

SUMのバンドルなしバージョンとは何か?

 

 SUMインストーラ上に表示されるこの文言の意味は、PSPに同梱されるドライバーや管理ツールでありながら、PSPには同梱されていないバージョンを意味します。例えば、PSP v8.40に同梱されているドライバーや管理ツールが次の PSPのバージョンが出てくる前に、バグフィックスや機能追加を行うためにワンショットでリリースされる場合があり、これらのパッケージの事を意味します。

21-APR-2010

SUMのバンドルなし製品とは何か?

 

 SUMインストーラ上に表示されるこの文言の意味は、PSPに同梱されないパッケージを意味します。具体的には各種ファームウェアと、PSPには同梱されていない各種ドライバーや管理ツールです。後者の具体例としては iSCSI関連(iscsi-initiator-utils, hp-pel, hp-pbl)のパッケージがこれにあてはまります。例えば、iscsi-initiator-utilsの複数バージョンを SUMの起動ディレクトリに配置した場合、SUMからは正常に複数バージョンがリストされ、任意のバージョンを選択して導入する事が可能です。

21-APR-2010

SUMでバンドルバージョン、なしバージョン、なし製品の指定する意味は?

 

 SUMインストーラでは `バンドルバージョン`の選択、`バンドルなしバージョン`のチェック指定、`バンドルなし製品`のチェック指定が可能ですが、最新バージョンのパッケージを適用する場合には、これらのバンドル関連オプションを一切指定する必要はありません。システムに適用可能な最新のパッケージが自動選択されます。後は、デバイス的に不要なパッケージの選択を解除してインストールボタンを押すだけで結構です。

 敢えて、`バンドルバージョン`の選択が必要となるのは、特定のバージョンの PSPを導入する場合や、PSPに同梱しているパッケージのみを導入したい場合に指定します。例えば、複数の PSPを同じディレクトリに展開している場合、SUMはバンドルを複数表示しますので、1つ古いバージョンの PSPを導入したい。また、最新の PSPよりも新しいバージョンのドライバーを同じディレクトリに配置している場合であっても、PSPに同梱されているパッケージのみを導入したい場合に有効です。

 敢えて、`バンドルなしバージョン`のチェック指定が必要となるのは、バンドルで特定の PSPバージョンを指定した状況で、その PSPに含まれているパッケージよりも新しいものが存在し、それも導入したい場合に指定します。

 敢えて、`バンドルなし製品`のチェック指定が必要となるのは、バンドルで特定の PSPバージョンを指定した状況で、ファームウェアのアップデートや PSPに同梱されていないドライバーや管理ツールも一緒に導入したい場合に指定します。

21-APR-2010

SUMはディストリビューションの検出をするのか?

 

 SUMは稼働している OSのディストリビューションの種類と、CPUアーキテクチャの判断を行います。このため、Red Hat EL5/x86版システム上で別のディストリビューションである SUSE Enterprise 11/x86版、または CPUアーキテクチャだけが異なる Red Hat EL5/x86_64版向けの PSPを展開した SUMを起動すると `There were no bundles found for this target.`とメッセージが表示されます。この場合にリストされるのは、`noarch`(もしくは `i386`等)とされているディストリビューションや CPUアーキテクチャに依存しないパッケージのみがリストされる事となります。

 正確には、SUMが /etc/redhat-releaseや /etc/SuSE-releaseを読み解き、また rpmパッケージ内のチェックスクリプトを併用してチェックを行っています。このため PSPを適用する kernelのバージョンとそれらの -releaseファイルのバージョンは一致する様にしておく必要があります。

22-APR-2010
 

SUMで複数のディストリや CPUアーキテクチャを管理する事は可能か?

 

 可能です。但し、異なったディストリビューションや CPUアーキテクチャの PSPパッケージを `同一ディレクトリ` に配置するのは管理効率の向上はそれ程見込めません。例えば、Red Hat EL5/x86向け PSPを展開したディレクトリに、別 CPUアーキテクチャである x86_64版向けのものを配置したり、別ディストリビューションである SUSE Enterprise 11を配置する事も技術的には可能です。但し、1つのディレクトリに全てを放り込む事によって、ファームウェアの様にファイル名だけでは、どれが最新のものなのかの判断がつけづらくなったりし、ファイル管理の面で煩雑になります。また、パッケージの名称が変更(例えば Qlogic社が NetXen社を買収して NetXen NICドライバが Qlogic NICドライバに変更される等)されたり、将来的にバージョン番号の付与方法が大きく変わったり、以前のバージョンに戻したい場合等に 、特定の機能とサブバージョンが紐付いている場合、どのバージョン迄戻すべきなのか等の判断が難しくなる事があります。また、PSPを PSPで上書きすると RPMのパッケージ以外の部分、即ち SUM関連のファイルが古くなってしまう等のファイル管理にも気をつける必要が出てきます。
 お勧めは、SUMの tar.gzを `rhel5-x8664_psp840`等の様に、ディレクトリを分け、必要に応じて別のディレクトリに対して SUMの `ソース画面`で別のディレクトリをブラウズで指定するのがファイル管理の面から考えると分かり易いと思われます。次の新版の PSPがリリースされるよりも前にリリースされるパッケージ(即ち `バンドルなしバージョン`)のみを、同じ PSPの展開するディレクトリに配置するのが管理面で分かり易いと思います。

22-APR-2010

SUMで hp.comから直接インストールされるファイルの区別は可能か?

 

 SUMのアイテム一覧で (地球) HP.comのマークが付与されます。SUMのバージョンが v4.00未満の場合には `HPE`ロゴだけが表示されます。

22-APR-2010

SUMを終了すると hp.comから落としたファイルはどうなるのか?

 

 hp.comからダウンロードされるファイルは /tmp/hp_sum/RepositoryManager配下に置かれます。`ソース選択`画面で `HP.comから以前ダウンロードしたコンポーネントを含む`を選択する事で、それらのパッケージを再度利用する事が可能です。これらのファイルが SUMの起動ディレクトリにコピーされる等のアクションは起こりません。ファイル管理の面からは、必要に応じてファイルを SUMの起動ディレクトリに移動するか、削除してください。

22-APR-2010

SUMのリモートデプロイで Linuxと Windows間の適用は可能か?

 

 クロスプラットフォームインストールはサポートしていません。

22-APR-2010

SUMで異なるディストリビューション、CPUアーキテクチャにリモートデプロイ可能か?

 

 一部のパッケージのみ可能です。導入可能なパッケージは `noarch.rpm`形式のディストリビューションや CPUアーキテクチャに依存しないもの、もしくは `i386.rpm`の様にディストリビューションに依存しないものだけが対象となります。例えば、SUSE Enterprise 11/x86版上から、当該 OS用の SUMを起動し、リモートの Red Hat Enterprise 5/x86版に対してデプロイを試みた場合、ACU、NICドライバ-、SMH等の `noarch`のパッケージと、Insight Diagnosticsや SMHの i586, i386パッケージのみがリストされ、それ以外のパッケージは `マッチしないシステム`として適用除外されます。

22-APR-2010

SUMのリモートデプロイで Unable to Access Hostが出るが?

 

 ファイアーウォールに引っ掛かっている可能性があります。また、OSを再インストールする等した場合には、.ssh/known_hostsに記録されている接続情報を削除する必要があります。

22-APR-2010

SUMのリモートデプロイ時に expectパッケージはリモートにも必要か?

 

 不要です。expectは SUMを実行するローカル側だけに必要となります。

22-APR-2010

SUMのリモートデプロイで全てのターゲットのパスワードは同じにする必要はあるのか?

 

 必要はありません。複数のターゲットの内パスワードが異なる等で認証に失敗した場合には、再度 [入力]でターゲットを追加すると別途アカウント名とパスワード名を入力する事が可能です。

22-APR-2010
 

SUMのリモートデプロイでリモート側に make, gcc等は必要か?

 

 不要です。SUMを実行するローカル側でビルドを行い、expectを利用してリモートサーバにビルドしたバイナリー形式の RPMをデプロイする仕組みとなっています。

22-APR-2010

SUMのリモートデプロイは CPUの種類だけあっていれば利用可能か?

 

 ローカルとリモートのディストリビューションが異なる場合には、ソースからドライバーをビルドする事ができません。kernel flavor(UNI/SMP, Xen, PAE等)が異なる場合にはローカル側にリモート側の kernelに対応する develがインストールされていればローカルでビルドを行い、リモートへの配布は可能(複数バンドルソース RPMの省略導入開始)です。ローカルでドライバをビルド仕様上、ローカルにリモートとは異なる CPUアーキテクチャ(x86, x86_64)向けの develを導入できない事から、ローカルとリモートの CPUアーキテクチャが異なるとビルドはできません。
 ソースからビルドを行わない RPMパッケージ、例えば ACUや hponcfg等は noarch.rpm形態ですので、ローカルとリモートの環境がディストリビューション、CPUアーキテクチャ迄異なってもデプロイが可能です。また hpsmhの様に i386.rpm等の形態のものは、CPUアーキテクチャさえ同じであればデプロイが可能です。但し、注意しなければならない点として、ローカルの環境ではサポートしていても、リモート側ではサポートしていないものが SUMのディレクトリに存在する場合、SUMはリストするのでそのコンポーネントを対象リストから外す必要があります。例えば、hpmouseは SLES11ではサポートしませんが、SUMの起動ディレクトリに RHEL5用の hpmouseが存在する場合には、SUMはそれを SLES11向けのパッケージリストに表示(SLES11上での hpmouse)してしまいます(hpmouseの RPMスクリプトはディストリビューションのチェックをしないため実際に導入されてしまいます)。
 この様に、ローカルとリモート環境が異なる場合には、NICドライバの様に全ての導入が行える訳ではない事、また考慮しなければならない事項もありますので、管理ツールだけの更新を行う等の様な特定の場合以外には、ローカルとリモートは同一環境で行うか、iLO2や VNCでリモート操作を行って SUMをローカルで起動させて PSPの導入を行う方が簡便です。

22-APR-2010

SUMで一般の RPMパッケージのインストールは可能か?

 

 技術的にできない事はありませんが HPEはサポートしません。ディストリビューションに付属のパッケージマネージャー等の利用を推奨します。ディストリビューションに付属のインストーラ等を利用してください。技術的な観点では、rpmbuildが必要な RPMパッケージについては別途ビルド方法を明示するための .xmlでの記述が必要となりますので、HPEが提供するパッケージの様に rpmbuild迄は行われません。また、一般の RPMを SUMでリストした場合に、依存関係に問題がないにも関わらず必要なファイルが足りないと警告する場合があります。具体的には、RHEL5.4/x86の環境で rdesktopは問題なくインストールが可能ですが、uucpは `fileutils`が足りないと云ってきます。但し、実際には uucpは #rpm -ivhで依存関係の問題を警告する事なくインストールされます。

23-APR-2010

SUMが最新 kernelでサポートしないパッケージを入れてしまわないのか?

 

 リリースされている kernelに対してサポートしないものは入りません。例えば、RHEL5向け PSP8.40には fibreutilsや、Emulex/Qlogic FCドライバーが含まれています。しかし、これらのパッケージは RHEL5.3未満向けのものとなるため、RHEL5.4の環境等にインストールしようとしても `This RPM is not supported on RHEL5.3 or greater`となるためインストールは行われません。このチェックは RPM自身が行っているため、SUMでのインストール前には `インストール可能`と表示されます。
 但し、PSPよりも後にリリースされた kernelに対しては、kernel側の仕様変更等によりインストールを行おうとして、失敗する場合があります。

 例外として、hpmouseの RPMパッケージはディストリビューションのチェックをしていないため、複数のディストリビューション用のモジュールを同一ディレクトリに配置した場合、SLES11でサポートしない hpmouseが SLES11向けに導入されてしまいます。この場合、手動で SUM上の hpmouseの選択を外してください。詳細は SUMのリモートデプロイは CPUの種類だけあっていれば利用可能か?をご覧ください。

23-APR-2010

SUMのインストール後 initrdの数が増えたが?

 

 ストレージ系ドライバーの中でもプレビルトされたドライバーを持っているドライバーパッケージは、稼働している kernelだけでなく、/lib/modules配下の対象となる全ての kernelにドライバーを導入します。また、SUMで複数のストレージ系ドライバーを導入した場合、それぞれの RPM内スクリプトが個別に mkinitrdを実行します。結果的に、UNI kernel用に HP-initrd-XX.XX.XX.img、HP-initrd-XX.XX.XX.img-0、HP-initrd-XX.XX.XX.img-1、HP-initrd-XX.XX.XX.img-2... と作成され、SMP用にも同様に HP-initrd-smp-XX.XX.XX.img-0、HP-initrd-smp-XX.XX.XX.img-1、HP-initrd-smp-XX.XX.XX.img-2... と作成されます。Xen kernel, PAE kernel, bigsmp等があれば、それぞれの kernel用に mkinitrdがストレージ系ドライバー毎に mkinitrdが行われます。

23-APR-2010

SUMでの設定の保存とインポートとは何か?

 

 パッケージが持つ事前設定情報の保存と読み込みを行います。例えば、SNMPの community名や、hpmouseの稼働設定等です。一つ一つのパッケージ毎に GUI上から `今すぐ設定`を押して入力する事なく、以前の設定が再利用可能です。但し、この設定は rpmパッケージのバージョンに紐付いていますので、以前の PSPで利用した設定が再利用できるとは限りません。

23-APR-2010

SUMでは errata kernel適用後にどうすればいいのか?

 

 従来の LDUインストーラと同様に再度 SUMを起動し、PSPを再適用してください。必要となるのは /lib/modules配下のドライバーが対象となります。既に適用されているものは `すでに最新`状態となりますので、バンドルの選択画面もしくは、個別のパッケージ毎に強制インストールを指定して、インストールする必要があります。

23-APR-2010

SUMでは既に最新となっているがロードされるのは古いドライバだが?

 

 SUMはパッケージが既に導入されているか否かを RPM DBのリストを用いています。SUMでは `既に最新`となっていても、dmesgで確認できるドライバーバージョンが古い場合には別の CPU flavor(UNI/SMP, PAE, Xen等)向けに導入されていないか確認してください。SUMは RPM DBの CPU flavor迄はチェックしていません。この例は PAE kernel起動時に e1000eを導入し、その後で alternative kernelに変更した状態の例です。

23-APR-2010

PSPを導入すると HPE製 kernelに切り替わるのか?

 

 切り替わりません。そもそも HPEは kernelを提供していません。また、ディストリビューションが提供している kernelをビルドし直す事もありません。PSPに同梱されているストレージ系ドライバを導入する際、initrdを別途作り直しているだけです。この作り直した initrdを利用するために Grubのエントリとして `HP-2.6.X-XX-N`等とした新規エントリを追加しています。実際に /boot配下を見ると Grubのエントリに対応した HP-initrd-2.6.X-XX.img-Nと云う名称の initrdが増えているのが確認でき、vmlinuzはディストリビューションが提供するものしかない事が分かります。

29-JUN-2010

SUMでリモートサーバにデプロイするのにエージェントは別途必要か?

 

 SUMはデプロイ先となるターゲットサーバに対して小型の SOAPサーバをコピーするため別途エージェント等は不要です。デプロイ終了後はログファイルを SUMを実行しているローカルにコピーし、ターゲットサーバ上ではそのログ以外のファイルを全て削除して作業を終了します。

06-JAN-2011

SUMで FTP over HTTPは利用できるのか?

 

 SUMで ftp.hp.comから最新ファームウェアをダウンロードする際には FTP over HTTP proxyは利用できません。

07-JAN-2011
 

SUMで一部のファームウェアが落ちてこないが?

 

 SUMからファームウェアをダウンロードする際、SUMを Linux上で起動している場合には、オンライン上でアップデート可能なファームウェアしかダウンロードされません。オフラインモード専用のファームウェアを利用するには、別途ファームウェアを WEBブラウザでダウンロードし、Smart Update Firmware DVDから作成した USB-keyに追加してから利用してください。

19-JAN-2011

SUMでの再起動が指定時間通りにならないが?

 

 `再起動遅延`で 1分未満を指定した場合、SUM上では指定した秒数のカウントを行いますが実際には 1分に切り上げられます。/var/log/messagesには `The system is going DOWN for reboot in 1 mintes!`が記録されます。

21-JAN-2011

SUMで HDDのファームをアップデートしたが変わらないが?

 

 MSA20等の外付けストレージボックス内にある HDDのファームウェアをアップデートした場合、別途ストレージボックスの電源を再投入する必要があります。

24-JAN-2011

SUMのデプロイ結果等の見やすいレポートを作成したいが?

 

 ./hpsumに対して -report、-inventroy_report、-firmware_reportを引き渡す事でレポートが作成されます。
 -reportが出力するのは、インストールが必要なコンポーネント(Install needed)、インストール済みのコンポーネント(Already installed)のリストと、それらコンポーネントの個別の説明が記載されます。保存場所は、PSPの実行ディレクトリ配下でファイル名は HPSUM_Report_xx-xx-xxxx_xx-xx-xx.htmlとなります。
 -inventory_reportが出力するのは、コンポーネントの個別の説明が記載されます。-reportでの内容と重複していますが、こちらはページトップにコンポーネントへのページ内リンクが付与されています。保存場所は、PSPの実行ディレクトリ配下でファイル名は HPSUM_Inventory_Report_xx-xx-xxxx_xx-xx-xx.htmlとなります。
 -firmware_reportが出力するのは、現状のファームウェアバージョン一覧とそのデバイス IDが記載されます。保存場所は、PSPの実行ディレクトリ配下に HPSUM_Firmware_Report_xx_xx_xxxx_xx-xx-xxディレクトリの HPSUM_Firmware_Report.htmlとなります。

01-FEB-2011

SUMでインストールするドライバの名称が変わるが?

 

 tar.gzでのファイル名と、ビルド後のファイル名称が異なるドライバパッケージがあります。例えば RHEL5用 PSP8.60に同梱されるe1000ドライバのファイル名称は hp-e1000e-8.0.23-1.src.rpmですが、インストール後に #rpm -qaで表示されるのは kmod-hp-e1000-PAE-8.0.23-1となります。PSPのインストーラである SUMでインストール前に表示されるファイル名は src.rpmのファイル名となります。この src.rpmのパッケージをビルドした後のバイナリ rpmのファイル名は異なるものになるパッケージとなるものがあります。この場合、SUMがパッケージをインストールした後に表示されるファイル名は、rpm DBに登録されるものと同じバイナリ rpmのファイル名となります。また、man等のドキュメントは別途 hp-e1000-doc-8.0.23-1となります。

14-FEB-2011, revised 25-MAY-2012

RHEL6向けの HPEのドライバは KMOD対応なのか?

 

 readmeに KMOD/override対応が可能であるかの確認(但し、`KMOD/override`と云う直接的な表現は行われておりません)を行ってください。例えば PSP v8.62の kmod-hpsa-2.0.2-6.el6.i686.txtには下記の記載があります。


This KMOD RPM will install binary driver that supports Red Hat Enterprise Linux 6
and the errata kernels made available for this release. Once installed
these drivers will be carried forward with each errata kernel upgrade
using facilities included in Red Hat Enterprise Linux 6. This is a big improvement
from previouse releases allowing the customer to not wait on driver updates
when errata kernels are released.


 PSP v8.62の場合、hpsa, cciss, hpahcisr, mptlinuxが対応パッケージとなります。

28-FEB-2011, revised 18-OCT-2012
 

RHEL6以外にも KMOD形式のドライバが提供されているが?

 

 [25-MAY-2012] PSP v9.00に搭載されている pre-built済みのストレージドライバ(cciss, hpahcisr, mpt2sas)については、RHEL6以外のディストリビューションでも KMOD/override対応になりました。

28-FEB-2011, revised 18-OCT-2012

RHEL6の x86_64版なのに i686用ライブラリが必要なのか?

 

 PSPのインストーラである SUM(Smart Update Manager)が i686用パッケージを必要としています。必要なパッケージを #yum install hoge.i686として CPUアーキテクチャの `.i686`を指定して導入してください。必要とされるライブラリ等が提供されているパッケージ名が分からない場合、#yum whatprovides */hoge.so.6等として探す事ができます。

02-MAR-2011

RHEL6上の silentモードでの起動なのに X用ライブラリが必要なのか?

 

 PSPのインストーラである SUM(Smart Update Manager)が起動時に必要なパッケージを全てチェックするために必要となります。

03-MAR-2011

SUMで 29台の同時デプロイをしたが一斉に開始しないが?

 

 SUMが同時にデプロイ可能なのは最初の 20台のリモートターゲットに対してだけとなります。残りの 9台は後にデプロイが開始されます。

04-MAR-2011

SUMでローカルサーバをグループに登録できないが?

 

 ローカルサーバをリモートターゲットと共にリストに追加する事はできません。`エントリーとして有効ではありません`としてエラーメッセージがポップアップします。

07-MAR-2011

SUMの高速インストールを開始する方法は?

 

 ./hpsum -express_installとして SUMを起動する事で GUIモードでもサイレントモード(-s)の様に全自動でのデプロイが可能です。本モードはローカルサーバに対してのみ有効です。

17-MAY-2011

SUMの終了コードの意味は?

 

 SUMを実行した後に /var/hp/log配下の hpsum_log.txtと hpsum_detail_log. txtの最後にリターンコード(終了コード)が記録されます。これは SUMがモジュールの導入に成功したか否かについての結果を記すものです。ターゲットサーバが 1台の場合には 0, 1, 2, 3の意味はそれぞれ、成功。成功、但し再起動が必用。モジュールが既に最新か対応するモジュールが無かったためインストールが試みられなかった。失敗。となります。ターゲットサーバが複数台の場合、または詳細な情報についてはドキュメントサイト(ソフトウェア製品)上の `HP Smart Update Managerユーザガイド`をご覧ください。

25-MAY-2011, revised 05-AUG-2011

SUMでのリモートデプロイは便利か?

 

 SUMはリモートとなるターゲットサーバに SOAPサーバを送り込んで遠隔操作を行いますのでターゲットサーバ上での設定は不要なため非常に便利です。但し、kernelバージョン、CPUアーキテクチャが SUMを実行するサーバとターゲットサーバで異なる場合には、NICドライバ等の様に一度 #rpmbuild -bbを行うパッケージ処理を考慮する必要があるため煩雑になる場合があります。

 [06-FEB-2014] SPP 2013.09.0B以降の NICドライバは pre-builtされており、#rpmbuild -bbの処理の考慮は不要となりました。詳細はSPPの技術ページをご覧ください。

02-FEB-2012, revised 06-FEB-2014

SOAPサーバとは何か?

 

 Simple Object Access Protocolの略で、SUMがリモートターゲットに対して RPMパッケージの導入、設定、ログ採取等を行うためのミニサーバで、実体はリモートターゲット上の /tmp/hp_sum配下で実行されます。また、導入されるパッケージも /tmp/hp_sum配下に一時的にコピーされます。詳細は sourceforge上の gSOAPプロジェクトページをご覧ください。

03-FEB-2012, revised 20-SEP-2012

SUMでのリモートデプロイ時の SOAPサーバの後処理は必要か?

 

 SUMがリモートのターゲットサーバに小型で安全な SOAPサーバをインストールし、その SOAPサーバが RPMパッケージやファームウェアの導入、ログ採取等を行います。それらのデプロイ作業が終了した後は、SOPAサーバを含め /tmp/hp_sumディレクトリ丸ごと自動で削除されるので考慮は不要です。

06-FEB-2012

kernelをアップデートしたのに違うドライバがロードされているが?

 

 PSPで提供されている RHEL6用ドライバの中には KMOD/override対応しているものがあります。これは kernelをアップデートしても既存のドライバがそのまま利用できる事を意味します。kernelをアップデートしても同梱されているドライバがロードされていない場合には KMOD/override対応ドライバがロードされたままになっていないか rpm DBで導入状況を確認(#rpm -qa | grep -i hogehoge)してください。

 [06-FEB-2014] KMOD/override対応の状況はSPPの技術ページをご覧ください。

22-FEB-2012, revised 06-FEB-2014

KMOD/overrideとは何か?

 

 昨今 HPEが提供するドライバの中には RHELの /lib/modules/.../extra配下に導入されるものがあります。その導入作業の際に、errata kernelが存在すると、その errata kernel用の /lib/modules/.../weak-updates/配下に extra配下のドライバへの linkを貼ります。kernelは通常どのドライバを利用するかの指定が無い場合には、/lib/modules/.../kernel/drivers配下のディストリ標準の(inbox)ドライバを利用します。この KMODでの linkを利用する仕組みとなる DUP(driver update program)機能で貼られた link先のドライバを利用する様に override設定(/etc/depmod.d/hp-hogehoge-rhel5.conf等)が行われている場合に限り、weak-updates配下のドライバを利用する事になります。つまり、ドライバパッケージが KMODに対応しているだけで、overrideするための指定がない場合には errata kernelへの追従ができませんので、現実には KMODのメリットを享受できません。

 HPEが提供するドキュメントによっては、この linkを利用したドライバ更新の仕組みを KMPと記載したり、KMODと記載したりしています。本サイトではこの KMODパッケージが DUPの override設定を含む形式である事を明確に区別するために敢えて `KMOD/override`と記載しています。

 2012年 5月現在で、KMOD/override対応のパッケージは、pre-built系のストレージドライバ(cciss, hpsa, hpahcisr, hp-vsa, mpt2sas)だけとなります。ドライババージョンやディストリビューションによって KMOD/override対応時期が異なりますので、ご注意ください。

 [06-FEB-2014] 本 FAQは SPP 2013.09.0B未満用です。2013.09.0B以降の NICドライバの一部はoverrideに対応しているものもあります。詳細はSPPの技術ページをご覧ください。

04-JUN-2012, revised 06-FEB-2014

SUMを使うと NICドライバが errataにあたらないが?

 

 SUMは前回ビルドした NICドライバを /tmp/hp_sum/RPMSにコピーしています。errata kernelへ同じドライバを適用する場合、SUMはこのディレクトリに既にビルドしたドライバが存在する場合には、新規にビルドせず、過去にビルドした RPMパッケージをそのまま利用します。このため、errata kernelへ NICドライバを適用するためにインストールオプションの `強制インストール`をチェックしても、古い kernel用にビルドされた NICドライバが古い kernelに導入される事になります。新しい kernelへ NICドライバを導入するには、/tmp/hp_sum/RPMS配下にある過去にビルドしたパッケージを削除してから SUMを起動する必要があります。
 ビルド自体が意図した kernelに対して行われない場合には、kernel-develの導入状況をチェックしてください。詳細はKMOD対応 NICドライバが想定しない場所にインストされるが?を参照してください。

 [06-FEB-2014] 本 FAQは SPP 2013.09.0B未満用です。2013.09.0B以降の NICドライバは pre-built形式に変更されており、この FAQは当て嵌まりません。詳細はSPPの技術ページをご覧ください。

21-AUG-2012, revised 06-FEB-2014

RPM DBとファイル名のバージョンが一致しないが?

 

 RPMパッケージのファイル名に記されているバージョンと RPM DB上のバージョンの末尾が一致していないパッケージがあります。例えば、HP-FC-Brocade-Enablement-Kit-4.0.0.0-1.x86_64.rpmは #rpm -qa|grep -i 4.0.0.0-1としてもリストされません。本パッケージの RPM DB上に登録されているバージョンは 4.0.0.0-`0`となります。同様に kmod-mpt2sas-15.10.02.00-8.rhel6u5.x86_64.rpmも RPM DB上のバージョンは 15.10.02.00-`0`として登録されています。#rpm -qaに対して grepする際には前方一致で検索を行ってください。

02-APR-2015

RHEL5, SLES10用の SPPはもう出てないが?

 

 Service Pack for ProLiant(SPP)のフル版としてのリリースは Red Hat Enterprise Linux 5向けは 2014.06.0、SUSE Linux Enterprise Server 10向けは 2012.10.0が最後となりますが、SPPに含まれるコンポーネントの内、その後もサポートが継続されているコンポーネントもあります。これらは通常のダウンロードサイトから入手する事も可能ですが、限定的な SPPとして Software Delivery Repository(SDR)上で提供されており、現時点で最新となる SPP 2015.06.0対応のものも入手可能です。アクセス方法は SDRのトップディレクトリから `spp`を選択し、`2015.06.0`等の SPPのバージョンではなく `redhat` ⇒ `5` ⇒ `x86_64` ⇒ `2015.06.0`等としてディストリビューションから辿ってください。RHEL5, SLES10向けの限定的な 2015.06.0には、各種ファームウェアの他、hpdiags, hponcfg, hpsmh, hpssa, hpssacliの最新版が提供されています。

10-JUL-2015

提供されている RPMは全ての ProLiantでサポートされるのか?

 

 Service Pack for ProLiant(SPP)に同梱されている RPMコンポーネントの全てが各 ProLiantに対してサポートされている訳ではありません。これはデバイス固有のファームウェアに限った話ではなく、汎用的管理ツールに対してもあてはまります。サポート制限が一番厳しい ProLiant ML10 v2を例にすると SPP 2015.10.0の対応状況は下記となります。対象となる RPMコンポーネントの ProLiant個別対応状況は Server Support Guideにて提供されています。詳細はSPP専用ページをご覧ください。

× - hpams
× - hp-health
○ - hpsmh
× - hp-snmp-agents
× - hp-smh-templates

× - hpssa
× - hpssacli
× - hponcfg
○ - hpdiags

 [2016-APR-15] SPP2016.04.0では、上記以外にも hponcfgのサポートが追加されました。

16-MAR-2016, revised 15-APR-2016

 

SPP(Servicer Pack for ProLiant) - SPPメディア自体関連のみ

 

USB Key Utilityとは?

 

 Service Pack for ProLiant(SPP), Intelligent Provisioning(IP)のリカバリメディア等の isoイメージを USB-key上から起動可能とする Windows x64専用ユーティリティです。syslinuxを利用して isoイメージを起動可能にするよりも簡便です。isoイメージは 1GBより大きなものもサポートします。USB-keyは 32GB迄の容量に対応しています(32GB超デバイスはユーティリティ内でリストされません)。SPPの ISO:/usb/hpusbkeyに配置されています。

11-DEC-2015

 

ダウンロード時にカスタム化するには?

 

 Service Pack for ProLiant(SPP)の入手時にカスタムダウンロードが利用可能になり、ダウンロード時とデプロイ時のサイズと時間の短縮化が可能です。含めたいパッケージを個別に取捨選択したり、MSB(maintenance support bundle)、SPP Hot Fix、OS Supplementを含める事が可能です。ISOイメージからの起動も BIOS, UEFIの両モードに対応します。詳細はwww.hpe.com/servers/spp/customから。

06-OCT-2016

オフライン版 hpdiagsがないが?

 

 Service Pack for ProLiant(SPP)の ISOメディアからシステムを起動した際の、オフライン版 Insight Diagnostics(hpdiags)のサポートは 2017.04が最後のバージョンとなります。 Production(現行製品 - Gen9, Gen10向け)版としてリリースされた最初の SPPとなる 2017.07以降には同梱されていません(2017.10.1)ので、ProLiant Gen9の場合には UEFIユーティリティ内のハードウェア診断ツールを利用してください。なお、ProLiant Gen10では hpdiagsのサポートは online, offline共に提供されていませんのでご注意ください。
 ProLiant G7, Gen8向けの Post-Production版となる SPP G7.0版、Gen8.0版には、従来同様にオフライン版 Insight Diagnosticsが同梱(Gen8.0)されています。

04-DEC-2017

 

Management Component Pack(MCP)

 

PSP, SPPと MCPの違いは何か?

 

 RHEL/SLES向けの PSPが SPPに変更されたのに伴い、RHEL/SLES向け以外の PSPは Management Component Pack(MCP)へ名称変更されました。RHEL/SLES向け以外の PSPにはもともと SUMインストーラ、ドライバが入っていませんでしたので、MCPへの変更は名称変更だけとなります。

 [04-APR-2013] MCPには hp-amsパッケージが追加されています。これは iLO4で AMSモードによる監視を行うためのものであり、MCPがリリースされているディストリビューションでは iLO4搭載機種では監視方法の選択肢が広がる事になります。ちなみに、PSPでは v9.00から hp-amsが追加されています。

03-OCT-2012, revised 04-APR-2013

ファームウェアは含まれていないのか?

 

 MCP(management component pack)にはファームウェアは含まれていません。ファームウェアは SPP(Service Pack for ProLiant)の ISO メディア等で提供されています。SPPに同梱されているファームウェアは SPPがサポートする Red Hat Enterprise Linuxと SUSE Linux Enterprise Server 向けでは OS上から実行する事で、オンライン形式でのファームウェアアップデートが行えます。これら以外のディストリビューションを利用している場合 には、SPPの ISOイメージ自体からシステムを起動する事で OSの種類に関係なく、オフライン形式でファームウェアのアップデートが可能です。

17-JAN-2019

ファームウェアのアップデート時間を短くしたいが?

 

 MCP(management compoent pack)ではファームウェアの提供が行われていませんので、SPP(Service Pack for ProLiant)の ISOからシステムを 起動してのオフライン形式でのファームウェアアップデートを行う必要があります。但し、iLO5を搭載した ProLiant Gen10の場合には、OSの種類 に関係なく行う事が可能な方法として、iLO5経由でのダイレクトアップデートで行う事が可能なファームウェアがあります。また、iLO5のインス トールキューに登録しておき再起動後の POST時に RESTful UEFI Update Toolを経由してアップデートを行う事が可能なファームウェアもあります。これら を併用する事でファームウェアアップデートに掛かる時間の短縮を図る事が可能となります。詳細は iLO5向け FAQである ファームウェアを iLO5経由でアップデートしたいが?をご覧ください。

23-JAN-2019

 

Insight Management Agent(IMA), System Management Homepage(SMH)

 

起動状況のログはどこに?

 

 `/var/spool/compaq/cma.log`になります。適時削除して構いません。

revised 25-JUN-2001, verified Agent4.90~5.10

アクセス不能のままだが?

 

 `/var/spool/compaq/cma.log`を参照してください。SNMPtrap関連のエラー、特に `community_string`の取得に失敗している場合、一般に `/usr/share/snmp/snmpd.conf`(もしくは /etc/snmp/snmpd.conf)ファイルの記述に問題があります。


Feb 19 10:05:24 localhost cmahostd[1341]: Failed to find community_string


 とりあえず `snmpd.conf`ファイルを下記の例の様に 4行だけ(Remote Insight Boardを装備していない場合は 3行)の記述にしアクセス可能になるかどうか試して、問題を切り分けつつ `snmpd.conf`の記述を利用システム用に変更してください。


rwcommunity public
trapcommunity public
trapsink 16.175.164.194 (管理者コンソール用)
trapsink 16.175.164.56 (Remote Insight Board用)


 v6.00以降では RIB-LOE/2, iLO用に `trapsink xx.xx.xx.xx`を記述する必要はありません。

revised 27-DEC-2002, verified Agent4.90~6.10
 


ソフトウェアRAIDの障害は検知可能か?

 

 可能です。但し、`/dev/md0`等を監視(`利用率`の監視は可能)しているのではありません。通常、ソフトウェアRAIDの障害は、個々の HDDの障害が起因(画面)となりますので HDDの障害として監視可能です。

revised 27-DEC-2002, verified Agent4.90~6.10
 

XPだとアラート警告が受けられないが?

 

 Insight Managerを Windows XP上で動作させる場合、Insight Managerの [設定]メニュー内のWinSNMP画面を開き、`次回WinSNMPを使用する`のチェックを外す必要があります。但し、Insight Managerは Windows XPでは正式サポート外です。Insight Manager 7をご利用ください。

20-SEP-2002


#make depすると buildが失敗するが?

 

 ASM/RSMドライバは kernel環境に合わせてモジュールを buildしますが、予め NICドライバの buildで #make oldconfig; #make dep等を行っていると旨く kernel source環境が利用できない事があります。この場合、KERNELRELEASE=を指定して kernel source環境を整備してください。


#cd /usr/src/linux-2.4
#make mrproper
#make oldconfig ⇒ #make -e KERNELRELEASE=`uname -r` oldconfigへ変更が必要
#make dep ⇒ #make -e KERNELRELEASE=`uname -r` depへ変更が必要
#rpm -ivh hpasm-6.20.0-14.RedHat-AS-2-1.i386.rpm
  Starting HP Server Management Drivers and Agents, please wait ...
  ls: /boot/vmlinuz.version.h: No such file or directory
  The hpasm RPM installation failed!
  See /opt/compaq/cpqhealth/cpqhealth_boot.log for details.
#tail /opt/compaq/cpqhealth/cpqhealth_boot.log
  /lib/modules/2.4.9-e.16enterprise/build/include/linux/version.h does not match
  the version of this kernel (2.4.9-e.16enterprise).
  This is an indication that a patch has been loaded but not the sources
  to match the running kernel. This driver requires the sources to all
  kernel patches to be loaded in order to relink to the kernel symbols
#


 通常、NICドライバの Release Notes等では Red Hat 8.0以外の場合には KERNELRELEASE=を指定した方法は記述していませんので注意が必要です。
 
 また、Red Hat 7.xの場合でも errata kernelが Red Hat 8.0と統一された 2.4.18-19.7x以降では、KERNELRELEASE=を指定する必要があります。指定する必要があるかどうかは buildするモジュールが kernel source環境を細かく見るか等によります。

15-APR-2003, verified RH7x~RH80/IMA620
 


RSMドライバを導入した後、bcm5700のビルドが出来なくなったが

 

  RSMドライバを導入すると cpqci.oの依存関係が不整合となります。bcm5700をビルドする際、全ての kernelモジュールの依存関係をチェックするため、bcm5700のビルドに失敗してしまいます。bcm5700をビルドする際に、一度 RSMをアンインストールする事で問題が回避可能です。依存関係が不整合となる問題は、RSMドライバ v7.0で修正されています。また、bcm5700 v7.1.9e-1では自分自身以外の整合性のチェックを行わない様に変更されています。

26-AUG-2003
 

IMAで bondingの状態変化の監視は可能か?

 

 可能です。下記は、bondingドライバ v1.0.4g-1と IMA v7.00, bcm5700での例です(e100, e1000でも可能)。

 チーミングしている Ethernetケーブルを 1本引き抜くと Insight Managerにはこのように警告が表示されます。

 iLO, RIB-LOE2からのメッセージは、下記になります。


切断時 デバイスステータス変化
復旧時 デバイスステータス変化


 /var/log/messagesでの表示例は下記になります。

case1(eth0切断⇒eth1切断⇒eth1復旧⇒eth0復旧)での/var/log/messages
case2(eth1切断⇒eth0切断⇒eth0復旧⇒eth1復旧)での/var/log/messages

revised 10-MAY-2004
 


IMAを導入すると 40.000MB/s transfers等のメッセージが出力され続けるが?

 

 aic7xxx.oドライバ v6.2.10以前のドライバを利用し、Adaptec HBAに TAPEと HDDを同時接続した場合に発生します。aic7xxx.oドライバをアップデートしてください。

 NetVaultを利用した場合、TAPEと HDDを Adaptec HBAに同時接続しない場合にも同様の問題が発生します。

21-APR-2004
 

iLO経由でのトラップが飛ばないが?

 

 WEBブラウザから iLOへアクセスし、'SNMP Alert Destination(s):'へ SIM等の監視マシンの IPを設定し、'Forward Insight Manager Agent SNMP Alerts'が Yes(デフォルトは No)になっていることを確認してください。

 ちなみに [Send Test Alert]でテストトラップを送信する場合には、'Enable iLO SNMP Alerts'を Yes(デフォルトは No)にする必要があります。

28-SEP-2005

snmpwalkで other(1) statusが返ってくるが?

 

 snmpdは各種デバイス情報を ASMが取得し HDD上に書き込んだもの経由で読み込みます。この際システム負荷が高い場合には読み込みのタイムアウトが発生し other(1) statusが返される事があります。この問題は kernel 2.4系で且つファイルの open/closeを頻繁に行う場合に於いて発生する確率があがりますが、これらの要因を持たない構成でも発生する事があります。

06-SEP-2006

SMHからのテストトラップが RHEL4で飛ばないが?

 

 SMHからのテストトラップは net-snmp-utilsパッケージが必要になります。#rpm -qa|grep snmp-utils等で導入されているのを確認してください。RHEL3ではシステムツールパッケージ群の選択で標準導入されていましたが、RHEL4では '詳細'で明示的に指定する必要があります。

08-DEC-2006, revised 11-DEC-2006

SCSI/SAS HBAの障害情報が IMLに記録されないが?

 

 SmartArrayコントローラの場合、HDDの障害情報等は従来の SMH, SNMPtrap, Local mailに加え NVRAM上の IML領域への記録が可能になっていますが、SmartArray以外の HBAでは IML領域への記録はサポートされていません。

30-MAY-2007

割り込みが大量に消費されているらしいが?

 

 hpasmを始めとした IMA関連が時刻同期等の timer割り込みを大量消費する場合、下記のエラーが記録される事があります。hpasm 7.80では polling関連の修正により改善されています。


kernel: warning: many lost ticks.
kernel: Your time source seems to be instable or some driver is hogging interrupts
kernel: rip mwait_idle+0x56/0x7c


 また、これとは別にシステム自体の割り込み負荷が高い場合(システム起動時等)には、IMAをロードしていない状態であってもこのメッセージが記録される場合があります。

10-SEP-2007, revised 19-OCT-2007
 

RHEL4/U5 snmpd問題回避策の優先順位は?

 

 snmpdが大量にログを出力する RHEL4/U5のみでの問題に対して、下記3つの回避策が提供されています。お勧めするのは 1の net-snmpパッケージのアップデートです。但し、アップデートができない場合は、2の 'snmpdの起動オプション変更'を次に推奨します。3の 'syslog.confの設定変更'は、infoレベルの情報取得が出来なくなりますので注意が必要です。下記回避策の 1と 2の詳細については IMA v7.80技術情報をご覧ください。3の詳細については IMA v7.90技術情報をご覧ください。

 
  1. net-snmpパッケージ v5.1.2-11.EL4.10.0.1へのアップデート
  2. snmpdの起動オプション変更
  3. syslog.confの設定変更

09-OCT-2007, revised 27-APR-2009
 

デュアルホーミングだと trapが飛ばないが?

 

 NICポートが複数ある場合、意図しないIPアドレスが agent addressに設定される場合があります。この問題は /opt/compaq/cma.confに `trapIf eth0`等と送信先を明示する事で IMAが送出する agent addressのコントロールが可能です。但し、この回避方法が有効なのは IMAが直接扱う ProLiantに特化した情報(NIC link、HDD障害・復旧、CPU利用率、filesystem利用率等)であり、net-snmp標準の trapや、hpsmhのテスト trap(hpsmhから net-snmp-utilsの snmptrapコマンドを叩いているだけなので)に対しての制御は効きません。この問題は net-snmpの根本的な問題と思われますが、SourceForgeに現在あがっている v5.4.1でも修正は確認できませんでした。ちなみに、/etc/snmp/snmpd.confに記載できる clientaddrでは本問題の解決に利用する事はできません。

 ルーターやゲートウェイが source IPを書き換えている場合には、それら製品のマニュアルで書換えの停止が可能か否かを確認してください。

 [2013-OCT-09] net-snmp標準の trapや、hpsmhのテスト trapに対しての制御は、RHEL5.3の net-snmp-5.3.2.2-5.el5より v1trapaddressオプションでの指定が可能です。詳細はbondingから一般の SNMPトラップを飛ばせないが?をご覧ください

12-FEB-2008, revised 09-OCT-2013
 

障害監視サーバからメール通知を送りたいが?

 

 IMAの機能で障害状況をメールする trapemail機能があります。設定ファイルとなる /opt/compaq/cma.confでは、デフォルトとして localの root宛てにだけ送信します。他宛てにも送信したい場合、下記の様に続けて同様の送り先を記述してください。


trapemail /bin/mail -s 'Compaq Management Agents Trap Alarm' root
trapemail /bin/mail -s 'Compaq Management Agents Trap Alarm' John_Doe@nowhere.com


 この例では、localの rootと john_doe@nowhere.comのそれぞれに障害通知メールが送られます。この際、/bin/mailコマンドを利用するために sendmailパッケージが導入されている必要があります。また、mail送信のために sendmailデーモンが稼動している必要があります。sendamailは v8.12以降 local-to-localの送信であっても sendamailデーモンを稼動させておく必要がありますので、停止してしまうと localの root宛てにも送信できなくなってしまいます。
 また、この例では john_doe@nowhere.com宛てにメール通知が行われていますが、この mailアドレスがネットワーク上の別サーバ上のものであっても、監視対象上の sendmailサーバの設定は不要です。ネットワーク上の DNSサーバにアクセスできさえすれば DNSサーバの MXレコード設定からメールを届ける事が可能です。
 つまり、Linuxディストリビューションをインストールすれば通常 sendmailデーモンはデフォルトで起動していますので、後は IMAを導入し、/opt/compaq/cma.confへの設定を 1行記述するだけで、どこへでも障害メール通知を送る事が可能となります。

17-APR-2008
 

Xen kernelだと IMAのトラップが飛ばないが?

 

 snmpd.confの設定が正しければ、実際には SNMPトラップは飛んでいます。しかし、それを受けとる SIMサーバが、管理対象サーバの IPアドレスと不一致しているため当該パケットを廃棄すると云う現象になります。原因はパケットに記載されている agent addressが変更されているためです。この現象は、virbr< num> bridgeを標準構成で利用している RHEL5で見受けられます。回避方法としては デュアルホーミングだと trapが飛ばないが?に記載してある `trapIf`で `eth0`を指定する事で回避可能です。

 [2012-OCT-23] IMAがサポートする I/Fでは Xenの bridgeは正式にサポートしていないため、ハードウェア障害時の SNMP Trapは発報できません(一部飛ぶ trapもあります)。IMAを利用しない iLO4の agent-lessもしくは AMSモードを利用してください。

07-AUG-2008, revised 23-OCT-2012
 

bonding だと NIC関連の trap がSIMで認識されないが?

 

 NICポートが複数ある場合、意図しないIPアドレスが agent addressに設定される場合があります。この問題は /opt/compaq/cma.confに `trapIf eth0`等と送信先を明示する事で IMAが送出する agent addressのコントロールが可能です。しかし、bondingインターフェイス(bond< N>)経由で snmptrapを飛ばす場合、NIC関連(Link up/down等)の snmptrapのみ、trapIfの設定が反映されず、誤ったagent addressで送信される為、SIM(Systems Insight Manager)でNIC関連の snmptrapを認識できません。これは cmanicdの問題で、IMA v8.25で修正されています。

10-FEB-2009, revised 28-JUL-2009

hpsmhの UID/GIDを指定するには?

 

 hpsmhインストール時に作成される `hpsmh`アカウントの UID/GIDは、useradd および groupaddコマンドのデフォルト値が使われますので一意に定まりません。この仕様は、一般的な運用で問題になることはありません。但し、システム運用上のルール等で hpsmhユーザに特定の UID/GID割り当てたいことがあります。この場合、割り当てたい UID/GIDで `hpsmh`アカウントを作成した後、hpsmhパッケージをインストールしてください。hpsmhパッケージのインストールスクリプトは、当該アカウントの存在を認識し、既に割り当てられている UID/GIDを利用します。この方法は hpsmh-2.1.10-186(PSP v7.90)以降で利用可能です。

25-MAR-2009

RHEL5だけ SMHでテストトラップが送れないが?

 

 RHEL5は従来と sudoerの仕様が異なり、リアルな ttyコンソールにログインしている場合でしか sudoが稼働しません。#visudoで /etc/sudoersファイルの `Defaults requiretty`を `#`でコメントアウトしてください。他には、SMHが必要なパッケージとして、snmptrap関連パッケージ、sudo関連パッケージが導入されているか確認し、/sbin/hpsnmpconfigで再設定を試みてください。

15-MAY-2009

Fibreケーブル切断時の障害検知情報がおかしいが?

 

 MSA1xxx/2xxxへの接続を二重化している場合で、Fibreケーブルを切断すると下記のメッセージが記録されますが、このメッセージは誤りです。この問題は IMA v8.30で修正される予定です。


誤) Host controller status change: slot N, status is now cpqSsChassisName.
 ⇒⇒ `cpqSsChassisName`がそのまま表示されます
正) Host controller status change: slot N, status is now Not Connected.

03-JUL-2009

Insight Diag.の起動用リンクがなくなっているが?

 

 SMH v8.26-1(PSP v8.20)からインターフェースが変更され、Insight Diag.用の起動リンクは `WEBアプリケーション`タブ内に移動しました。ちなみに ACUと VCAの起動リンクは SMHのトップページに残っています。

15-JUL-2009
 

trapmailで root宛てメールが停止できないが?

 

 /opt/hp/hp-snmp-agents/cma.conf内の trapemail /bin/mail.... rootの先頭に #を付与し、IMAを再起動してください。v8.20より前の IMAでは root宛てメールだけはハードコーディングされていたためメールの送信が停止できませんでした。

17-JUL-2009

SELinuxのモードを変更したら SMHに何も表示されなくなったが?

 

 RHEL5のインストール時に SELinuxを disabledでインストールし、IMAを導入した後で SELinuxを enforcingモードに変更後 #fixfiles relabelを行った場合に発生します。回避方法は SELinuxを enforcingか permissiveモードにした後で、再度 IMAを導入してください。

28-AUG-2009

iLO2用チャネルドライバが upstrem kernelに統合されたのはいつからか?

 

 kernel 2.6.27からになります。詳細は《ChangeLog》をご覧ください。ちなみに、ディストリビューションでは Red Hat EL5.3より backportされ搭載され始めています。※履歴:《》はリンクを取り消しました。

 

07-OCT-2009

システム終了時に 2ヶのサブエージェントの停止が失敗するが?

 

 cmarackd、cpqriisdは共に p-classブレードの監視やファームウェアアップグレードするためのサブエージェントです。p-class以外のシステムでは起動されません。しかしシャットダウン時や hp-snmp-agentsからの手動での停止時には、これらのサブエージェントの起動如何を問わずに停止しようとするため、停止に対しての FAILEDのメッセージが表示されます。このメッセージの出力を停止するには、/opt/hp/hp-snmp-agents/cma.conf(IMAのバージョンにより場所が異なる事があります)内の `exclude`の後ろに除外したいサブエージェントを記載してください。


exclude cmarackd
exclude cpqriisd

05-NOV-2009
 


c-classブレードのシャーシは SMHで見えるか?

 

 c-classブレードのシャーシは OSやアプリケーションから、その存在を意識させる必要が無い様に、完全に透過型となっています。このため IMAや SMHからは認識できません。SMHから c-classサーバを表示させると、ProLiant ML/DLと同様にサーバ単体で稼働している様に表示されます。
 c-classブレードのシャーシをはじめとした統合管理を提供するのは、オンボードアドミニストレータが行います。詳細は、こちらをご覧ください。

06-NOV-2009
 

root宛てメールの内容を /var/log/messagesにも記録するには?

 

 /opt/hp/hp-snmp-agents/cma.confに `trapemail /usr/bin/logger`を追加する事で可能です。

 [2013-MAY-31] 但し、cmanicdは /var/log/messagesに記録される link down時の文字列をチェックしているため、loggerで mail内容を記録するとログがループして記録され続けます。ログの増大に注意しつつ運用を行うか、cmanicdの稼働を停止するかが必要となります。もしくは iLO4搭載機の場合は AMSモードでの監視も検討してください。

18-MAY-2011, revised 31-MAY-2013

WBEMプロバイダは利用できないのか?

 

 RHEL5, SLES11向けに hpmgmt、hp-smx、hpsmx-webappパッケージとして提供しており、ディストリビューションに搭載されている tog-pegasusと連携します。但し、従来の SNMPベースの IMAに比べて表示可能な情報が少なめとなっています。また、これらのパッケージは PSPへの同梱はされておりませんので、ダウンロードサイトから入手する必要があります。

 [2016-APR-15] Linux向けに IMA/WBEMがリリースされたのは RHEL5, SLES11向けのみとなります。

06-JUN-2011, revised 15-APR-2016
 

hp-OpenIPMIとは何か?

 

 通常の OpenIPMIが行う KCS(keyboard controller style)インターフェースへの pollingベースのアクセスではなく interruptドリブンなデータ収集効率を行う効率性の高い(high-performance)ドライバです。その他に、iLO2(hpilo)の直接認識機能、OS稼働中の BMC(base management controller)のファームウェアアップデート失敗時のリカバリ機能等があります。HPEは OpenIPMIをメインテナンスしているコミュニティに働きかけ、hp-OpenIPMI相当の機能を upstream kernel 2.6.18以降に取り込んで頂きました。詳細は #man hp-OpenIPMIをご覧ください。

13-DEC-2011

hp-OpenIPMIをインストールしなければならないのか?

 

 利用するディストリビューション向けに hp-OpenIPMIパッケージが提供されている場合で、IMA(Insight Management Agent)を利用する際には導入を行う事を推奨します。昨今のディストリビューションでは標準搭載の OpenIPMIドライバ自体が hp-OpenIPMIドライバ相当の機能を装備しています。この場合、hp-OpenIPMIパッケージのインストール時にスクリプトが自身を利用するかどうかを判断します。ディストリビューションに標準搭載されている OpenIPMIドライバが hp-OpenIPMIドライバと同等機能を装備している場合、HPEから hp-OpenIPMIパッケージは提供していません。IMAの一部となる、hp-healthの起動スクリプトは hp-OpenIPMIドライバが存在するかを判断し、効率の高い hpasmxldを利用するか、標準の hpasmlitedを利用するか自動判断しますので、hp-OpenIPMIが実際に利用されるのか否かを意識する必要は特にありません。

 [2014-NOV-04] RHEL5.5以降の OpenIPMIには hp-OpenIPMIでの機能実装が行われており、別途 hp-OpenIPMIの導入は不要です。

12-JAN-2012, revised 04-OCT-2014

hp-iloのインストールは必要か?

 

 本ドライバの利用目的は iLO2/3の専用 NICポート経由で SNMPトラップを送信する場合、iLO2/3のファームウェアを Linux上からアップグレードする場合、hponcfgツールを利用した各種設定を行う場合、BL-class用シャーシ監視のための cpqriisd(Rack Infrastructure Service)との通信等に利用されます。昨今のディストリビューションには hpiloドライバが標準搭載されはじめています。HPEが提供するパッケージ名称は hp-iloですが、実際のドライバ名称はディストリビューション標準搭載のものと同じ hpiloとハイフンが付かないものになっています(ハイフン付きのドライバも一時期存在していました)。

13-JAN-2012

hpsaを使う場合でもサブエージェントは cmaidadか?

 

 SmartArray用ドライバとして従来の blockドライバ形式である ccissではなく SCSIドライバ形式となった hpsaを利用した場合でも IMAが利用するサブエージェントは cmaidadのままとなります。

16-JAN-2012

hpahcisrを使う場合でもサブエージェントは cmaidadか?

 

 fake RAID等と呼ばれるソフトウェア RAIDの一種となる SmartArray B110i利用時でも IMAが利用するサブエージェントは他の SmartArray同様に cmaidadとなります。

17-JAN-2012
 

SC08eが IMA上で見えないが?

 

 IMA上からは SC08は認識できません。本コントローラは P2000 G3専用のコントローラとなります。ストレージシステムの監視は、P2000 G3自体の WEB I/Fから設定します。
 従来の SC08Geは p-SCSI時代より広く使われてきていた mptlinuxドライバを利用していましたので、 IMAがコントローラを認識する事ができました(ディストリビューションによっては mptctlが必要です)。速度が 6Gbとなった SC08eは mpt2sasドライバを利用しますが、この mpt2sasに対応した IMA用ストレージサブエージェントが提供されていないため IMA上からの認識はできません。

23-FEB-2012

一度だけ PXE起動させたいが?

 

 hp-healthパッケージ内に hpbootcfgツールが入っています。次回の reboot時の 1度だけ起動デバイスを変更する事が可能ですので、次回の起動時には PXEから起動しインストールを行う事や、DVDからシステムを起動、メンテナンスツールを起動し、作業終了後の再起動後には再度 HDDからシステムを起動させる事が可能です。詳細は #man hpbootcfgをご覧ください。また、hpbootcfgのスーパーセットとも云える hpasmcliからも起動デバイスの変更(set boot once pxe)が可能です。

15-AUG-2012

コマンドで温度、空冷ファン状況、電源状況を確認できるか?

 

 hp-healthパッケージ内に hplogツールが入っています。本ツールは、#hplog -v等による IMLに格納されたログデータの表示を行う以外に、#hplog -tで現在の温度状況、-fで空冷ファン状況、-pで電源状況の表示が可能です。詳細は #man hplogをご覧ください。

16-AUG-2012

KVM環境の bridge経由で IMAの trapが飛ばないが?

 

 IMAがサポートする I/Fでは KVMの bridgeは正式にサポートしていないため、ハードウェア障害時の SNMP Trapは発報できません(一部飛ぶ trapもあります)。IMAを利用しない iLO4の agent-lessもしくは AMSモードを利用してください。

[2016-JAN-29] Service Pack for ProLiant(SPP) 2015.10.0に同梱されている IMA(hp-health群) v10.30-1752で SNMPトラップが正常に発報可能となりました。

26-OCT-2012
 

特定のサブエージェントの SNMP setを無効にしたいが?

 

 #ps -efで `-s OK`と表示されるサブエージェントは、SNMP setが有効になっている事を意味します。/opt/hp/hp-snmp-agents/SUBAGENT/etc/SUBAGENT内の `-s OK`を `-s NOT_OK`に変更し、サブエージェントを再起動する事で SNMPの setが不可となります。

09-NOV-2012

EDACと IMAはぶつかるのか?

 

 EDAC(error detection and correction)ドライバが稼働している場合、IMAがメモリエラー状況を収集するよりも前に EDACドライバがエラー状況を収集し、ステータスをクリアする場合があります。このため、タイミングによっては IMAでメモリエラーの収集ができない場合があります。ハードウェア構成によっては、ステータス状況を EDAC側に対してブロックする構成や、更にそのブロックを強制解除(e752x_edac force_function_unhide=1)する EDACドライバオプション等様々な構成があります。メモリエラーの情報収集を IMAに任せたい場合には EDACドライバはロードしないようにしてください。EDACドライバの停止の仕方はEDACドライバをロードさせたくないが?をご覧ください。

 [2013-MAR-19] 上述の方法による EDAC用モジュールのロード停止による EDACコンポーネント全ての停止ではなく bootパラメータで `mce=ignore_ce`を引渡し、メモリ関連のポーリングとレジスタクリア機能を停止する方法での回避を推奨します。

03-DEC-2012, revised 19-MAR-2014

IMAを利用した場合に software watchdog timerは使えるか?

 

 各種の watchdog timerは kernelへの通知に /dev/watchdogファイルをオープンしますので、同時に利用できる watchdog timerは基本的には 1ヶのみとなります。IMAの v8.50以降では内包する hp-health内の watchdog timerを hp-asrdに変更し、ASR(HW watchdog timer)を機能的に切り離しましたので、/etc/init.d配下の hp-asrdを停止する事で IMAの機能の内 ASRだけを停止し障害監視を有効にできます。もしくは hp-asrdのモードを変更する事で対処が可能な場合があります。詳細は #man hp-asrdをご覧ください。
 ちなみに、IMA v8.50未満では kernelへの通知には /dev/cpqhealth/casrをオープンしていましたので、他の watchdog timerと同時利用する事が可能でした。

05-DEC-2012

uhci_hcd: Controller not stopped yet!が表示されるが?

 

 RHEL6で #lsusb -vを実行時、あるいは SPP 2013.02以降で提供される hp-snmp-agents v9.30をインストールしている場合、/var/log/messages にkernel: uhci_hcd xxxx:yy:zz.w: Controller not stopped yet!が記録されます。
 この現象は、#lsusb -v を実行時、uhci_hcdドライバーを使用する iLO USBコントローラーのサスペンド処理が旨く行われていない為に発生します。
 hp-snmp-agents v9.30をインストールしている場合は、hp-snmp-agentsで提供される cmastdeqdデーモンから30秒周期で実行される usb-device.shスクリプト中で #lsusb -vが実行される為、約30秒周期でこのメッセージが記録されます。
 iLOのリモートコンソールを開いている場合には、iLO USBコントローラーに仮想キーボードデバイスが接続され、iLO USBコントローラー自体のサスペンド処理が無効となるので、このメッセージは発生しません。また、RHEL5ではiLO USBコントローラーのサスペンド機能が実装されていないため、当現象は発生しません。
 この現象は、iLO4(ProLiant Gen8)および iLO3(ProLiant G7)の環境で発生することが確認されています。

 以下のいずれかの方法にて、メッセージの抑制が可能です。

1) iLOの設定で、"マウス、キーボードの持続接続"を有効にする。
iLO UHCI USBコントローラーに、常時 iLO仮想キーボードが接続された状態となり、iLO USBコントローラーのサスペンド処理が無効となる為、メッセージの抑制が可能です。
設定の詳細はiLO4ユーザーガイド、及びiLO3ユーザーガイドを参照してください。

2) RHEL6で iLO USBコントローラーの autosuspend設定を無効にする。
以下、メッセージが ” kernel: uhci_hcd 0000:01:00.4: Controller not stopped yet!” の場合の設定手順例です。


a) /sys/bus/usb/devices下から iLO USBコントローラーのデバイスを検索
 # ls -l /sys/bus/usb/devices/usb* |grep "0000:01:00.4"
 usb3 -> ../../../devices/pci0000:00/0000:00:1c.7/0000:01:00.4/usb3


b) /iLO USBコントローラーの自動サスペンドを無効に設定
 # echo "-1" > /sys/bus/usb/devices/usb3/power/autosuspend


 尚、hp-snmp-agents v9.30未満の環境では、lsusb -v コマンドが実行される usb-device.shスクリプトの path指定に誤りがある為、 当メッセージは表示されません。

 set_persmouse_status.xmlが iLO4 v1.20からサポートされており、回避方法 #1のデプロイ時に STK(Scripting Tool Kit)から利用可能です。

 [2013-OCT-17] 本事象は kernel 2.6.32-358.18.1で修正されています。また、hp-snmp-agentsの将来のバージョンでも修正予定があります。詳細はc03928238をご覧ください。

 [2015-SEP-28] hp-snmp-agents v9.50で修正されています。

10-MAY-2013, revised 30-SEP-2015
 


IMAとは具体的にどのパッケージの事なのか?

 

 Insight Management Agentとは hp-healthを中心とした ProLiantのデバイスステータスを取得するエージェント群です。また、広義としてはSystem Management Homepage(SMH)も IMAに含まれます(過去 hp-healthの前身である hpasmに同等機能が実装されていました)。パッケージ群のバージョン番号はそれぞれ異なる事から、IMAとしてのバージョン番号は便宜的に hp-health(もしくは hpasm)のバージョン番号をあてがっています。IMAの歴史的な変遷は下記となります。

v6.20~v7.10B迄 - hpasm(現在の hp-health), hprsm(現在の hp-ilo相当), ucd/net-snmp(cmaX組込済スタック), cmastor(ストレージエージェント), cmanic(NICエージェント)で構成
v7.11 - cmastorが hpasmに統合
v7.20 - hpsmhがリリース
v7.40 - inboxの SNMPスタックの利用に変更
v7.60 - hp-OpenIPMIのリリース
v8.10以降 - hpasmが hp-health, hp-snmp-agents, hp-smh-templatesに三分割

29-JUL-2013

biosdevnameを有効にすると、SMHに NIC情報が表示されないが?

 

 biosdevnameを有効にしている場合、SMHでは NICデバイスの情報が表示されません。
 また同様に、snmptrapによる NICデバイスの障害通知が行えません。
 現行の IMA/SMHでの管理では、biosdevnameの設定を無効にする必要があります。

 [2013-OCT-08] SHMでの NICデバイス情報の表示は、SSP2013.09.0(B)同梱の hpsmh v7.2.2及び hp-snmp-agents v9.40にて可能となりました。

12-SEP-2013, revised 08-OCT-2013
 

hpsmhの UID/GIDの値が大きくなっているが?

 

 System Management Homepage(SMH)を導入する際に作成される hpsmhユーザの UIDと GIDは OSが指定する値に影響を受けます。Red Hat Enterprise Linux 7(もしくは Fedora 16以降)では /etc/logins.defsで指定されている UID, GIDの minimumの値が 500から 1000に変更されているため、hpsmhが持つ UID, GIDも 500以降ではなく 1000以降になります。

15-AUG-2014
 

SATAコントローラ廻りの情報が取得できないが?

 

  Red Hat Enterprise Linux 7、SUSE Linux Enterprise Server 12上で IMAを稼動させた場合、Embedded SATA廻りの情報は System Management Homepage(SMH)に表示されません。PCIスロット情報を取得する IOCTLコマンドの実行結果が kernel 3.8.0から変更されており、IMA内部のストレージエージェントが現時点(SPP 2014.09.0)で未対応のためです。

 [2015-MAY-21] SPP 2015.04.0も未対応です。

14-APR-2015, revised 21-MAY-2015
 

hp-amsと IMAを共存させる方法は?

 

  hp-amsと IMAを併用して運用する場合には、iLO4と hp-amsを組み合わせた構成で障害情報を取得できるデバイスについては、IMA側では障害検知をさせない様にする事を強くお勧めします(障害通知が iLO4+hp-amsと IMAで二重に検出されるため)。具体的な設定方法は、/opt/hp/hp-snmp-agents/cma.confに excludeで稼動させたくない IMAの subagentを記載していきます。なお、一部の sub-agentには依存性があります。例えば、cmanicdを稼働させるには cmapeerdが必要となります。cmasasdを稼働させるには cmascsidが必要となります。
 また、hpilo.koインターフェースドライバのバージョンによっては、iLO4と通信するためのチャネルインターフェースの数が不足する場合がありますので下記にて対処する必要があります。

  • HPE提供 hpiloドライバー v1.3をインストール(デフォルトで /etc/modprobe.d/hpilo.confに `options hpilo max_ccb=16`が記載)
  • RHEL6.4標準装備の hpiloドライバー v1.2で、/etc/modprobe.d/hpilo.confに `options hpilo max_ccb=16`を追記
  • RHEL6.5標準装備の hpiloドライバー v1.4を利用する(デフォルトでチャネル数が 16)

12-MAY-2015
 

POST時のパスワードロックは ASR、kdump利用時にも機能するのか?

 

 ProLiantにはシステム起動時にパスワードロックを掛け、システムの起動自体にセキュリティを設ける事が可能です。
 この機能を利用している状況でシステムがロックアップし、kdumpによる再起動が掛かった場合、システムの起動時にパスワードロックでシステムの起動が停止します。kdumpを利用せず、ASRによるシステムの起動が掛かった場合には、ProLiantは ASRによる強制再起動である事を認識し、パスワードロックをバイパスしシステムは正常起動を行います。
 障害発生時に kdumpを利用し、且つその後の再起動で人手を介さずにシステムを再起動させたい場合には、システム起動時のパスワードロック機能は利用できません。

02-JUN-2015
 

/dev/cpqhealth/cdtが無いとエラーになるが?

 

 hp-healthパッケージに同梱されている #hpuid, #hpasmcliを起動した際に /dev/cpqhealth/cdtが用意されていない場合にエラーとなります。
 本現象が発生するのは、systemdを搭載したディストリビューションを起動した直後にこれらのコマンドを実行した場合に発生します。
 cdtデバイスファイルが作成される迄、数分程度お待ちください。

14-JUL-2015
 

sensor関連パッケージは必須なのか?

 

 Insight Management Agent(IMA)の内、hp-snmp-agentsパッケージはかつて lm_sensor等のパッケージに対して依存関係がありました。依存関係があったのは Red Hat Enterprise Linux 5, SUSE Linux Enterprise Server 10用のもの迄です。これらよりも後のディストリビューション向けの hp-snmp-agentsには依存関係はありません。但し、sensor関連パッケージが導入されていない場合には、一部の温度関連の情報が取得できませんでしたが、Service Pack for ProLiant(SPP) 2015.04.0に同梱されている hp-snmp-agents v10.10では sensor関連パッケージを利用する事もなくなりました。

16-JUL-2015

SNMPトラップが遅報したり一部飛ばなかったりするが?

 

 ここ最近の環境で IMA(Insight Management Agnet)に SNMPトラップを正常に飛ばさせるためにはいくつかの制限がありました。

  • NICが従来の ethX/bondX形式以外のパーティションを利用している場合には、一部の障害イベントの SNMPトラップが発報できませんでした。この問題は ProLiant Support Pack(PSP) v9.00同梱の IMA v9.0.0(hp-health群)以降で対応している事を確認しています。
  • systemdを採用したディストリビューションでは一部の SNMPトラップが 10~20分程度遅報される問題がありました。この問題は Servic Pack for ProLiant(SPP) 2015.10.0同梱の IMAv10.30(hp-health群)以降で対応している事を確認しています。

29-JAN-2016, revised 15-AUG-2016
 

systemctl restart hpsmhdが利かないが?

 

 Insight Management Agent(IMA)を systemd対応のディストリビューションで稼働させた場合、hpsmhdパッケージを導入してから 10分程度の間に #systemctl restart hpsmhdを行っても hpsmhは即時にリスタートを行いません。例えば、IMAを導入し、#rebootせずに IMAを activateしたい場合、#systemctl restart hpsmhdを行っても System Management Homepage(hpsmh)の `コンポーネントのステータス概要`には `アイテムなし`が表示されてしまいます。回避するには #systemctl stop hpsmhdで一旦 hpsmhdを停止してから #systemctl start hpsmhdで hpsmhdをスタートするか、systemctlを使わずに #/etc/init.d/hpsmhd restartで restartする必要があります。また、#sysetmctl status hpsmhdで確認を行った場合 hpsmhdが稼動しているにも関わらず deadとして表示される場合があります。

19-MAY-2016

 

Smart Storage Administrator関連(SSA, SSA-CLI, ADU-CLI) - 旧 ACU/ACU-CLI/ADU

 

ACU-CLI起動時に「No lpfc hosts found」エラーが表示されるが?

 

 Emulex製 FC HBAが装着されていない RedHat EL5.3(x86)以降及び SLES11(x86)の環境で、HP Fibre Channel Enablement Kitがインストールされている場合、ACU-CLIの実行時に下記のエラーが表示されますが、無害なメッセージです。


Detecting Controllers...No lpfc hosts found


 HP Fibre Channel Enablement Kitのアンインストール、及び /usr/lib/libemsdm.soを削除する事で上記のエラー表示の回避が可能です。

01-JUN-2010

ACU/ACU-CLIに ADUが統合されたのはいつからか?

 

 ADU(Array Diagnostics Utility)の提供終了に伴い、ACU/ACU-CLI v8.28-13.0から診断機能が搭載されています。

29-JUL-2010
 

ACUの script機能はいつから ACU-CLIに移ったのか?

 

 v8.28-13.0で ACUから script機能が削除されました。以降 ACU-CLIの同バージョンの hpacuscriptingでサポートされます。

02-AUG-2010, revised 05-AUG-2010
 

ACUはいつから SMH無しでも動く様になったのか?

 

 v8.35-70からです。`-nosmh`オプションを付与して cpqacuxeを起動する事で、Firefox内で ACUが直接起動します。但し、このモードでは SMHが持つリモート接続はできません。

04-AUG-2010
 

ACU-CLIはいつからヒストリー機能が使える様になったのか?

 

 v8.35-70からヒストリー機能が利用可能になっています。また、[TAB]によるコマンド補完機能も利用可能になっています。

16-AUG-2010
 

SMH統合が行われていないが?

 

 Smart Storage Administrator(SSA)を System Management Homepage(SMH)経由で起動した場合で、SSAデーモンを起動していない場合には `エラー: HP Smart Storage AdministratorのHP System Management Homepagen統合は、有効ではありません`と表示されます。サーバ上で #hpssa -startを行い SSAデーモンを起動してください。ローカル上で SSAを利用する場合には #hpssa -localでの起動も可能です。

21-JAN-2014
 

毎回決まったコントローラを指定するのが面倒だが?

 

 Smart Storage Administrator(SSA) CLI(command line Interface)では、毎回指定するコンローラを set targetでデフォルト指定する事が可能です。特に SmartArrayコントローラが内蔵の 1ヶしかない場合等に操作が容易になります。例えば、controller slot=0 physicaldrive all showとして物理ドライブ一覧を取得していたものが、set target controller slot=0を実行しておき、短縮形のキーワードも一緒に利用する事で、pd all showだけで済みます。設定を確認するには show target、設定を削除するには clear targetで行います。hpssacliを終了すると設定は消去されます。
 但し、この set targetは #hpacucli controller slot=0 physicaldrive all show等の様にシェルから直接実行するコマンドモードや、このコマンドモードをそのままバッチに記載した形態では利用できません。#hpacucliとして hpacucliを起動して `=>`プロンプトが表示された状態で利用するコンソールモードでのみ利用可能です。

24-FEB-2014

SSA-CLIのキーワードが長すぎるが?

 

 Smart Storage Administrator(SSA) CLI(Command Line Interface)内でよく使われるキーワードは連想しやすい短縮形でも予約されています。例えば、controllerは ctrl、physicaldriveは pd、ssdphysicaldriveは ssdpd、logicaldriveは ld等です。また、ssdoverprovisioningoptimizationは ssdopo等の様に連想しづらいものもあります。詳細はSmart Storage Administratorユーザーガイドをご覧ください。

26-FEB-2014

HDDが完全に故障する前にアクティベートするには?

 

 SmartArrayのデフォルトの設定は、HDDが完全に故障した時点でスペア用 HDDがアクティベートします。S.M.A.R.T.が HDDの障害予想をした段階でスペア用 HDDをアクティベートするにはアクティベーションモードの変更で動作させる事ができます。

27-FEB-2014

hpssascriptingの書式が変わってしまったが?

 

 hpacuscripting時代にはスクリプトでの Methodモードのデフォルトは Auto(拡張・拡大・移行時の操作が必要な場合に自動で行う)とされていましたが、hp`ssa`scriptingとなった現在はデフォルト値は定義されていませんので Autoか Customを指定する必要があります(#hpssascripting -cでキャプチャした場合は Customになります)。HPEは SmartArray設定の構成を柔軟に行うために一部スクリプトの内容を変更しています。このため過去のスクリプトはそのままでは動作しないものがあります。詳細はカスタムスクリプトの作成例として多数のシナリオとして紹介しているSmart Storage Administratorスクリプティング クックブックをご覧ください。

03-MAR-2014

SSDのオーバープロビジョニングオプティマイゼーションとは何か?

 

 SSDデバイス利用時に時間の掛かるブロックデータの消去による性能劣化を防ぐため、予め空きブロックを用意しておくオーバープロビジョニング機能を効率化するための機能となります。本機能は、SmartArray配下の SSDを RAIDとして利用を開始する際に、利用済みブロックを予め開放する機能です。この措置により初回書込み時のリード・モディファイ・ライトが不要になります(4KBページ単位よりも広い範囲でのアクションが必要)。SSAで作成する Array内に LUNを最初に作成する際と、故障した SSDを交換した際に自動で実行されます。本機能は Smart Storage Administrator(SSA)/-CLI v1.60で利用できる様になりました。オンライン版、オフライン版共に GUI版である SSAではデフォルトで有効となっています。コマンドライン版である SSA-CLIではデフォルト無効となっており、create type=ldでの論理ドライブ作成時に ssdoverprovisioningoptimization=on(省略形は ssdopo)で有効指定できます。

verified with P420i v5.22

27-MAR-2015

SmartArrayが認識されないが?

 

 Smart Storage Administrator(SSA)/CLIに SmartArrayコントローラを認識させるには sg(scsi generic)ドライバが必要です。Red Hat Enterprise Linux 7.0は、sg.koをロードしていた起動スクリプトが存在しましたが、7.1では削除されました。このため 7.1以降の環境では SSA/-CLIで `No controllers detected.`エラーが発生します。別途 #modprobe sgを実行してから SSA/-CLIを起動してください。
 ちなみに、Ubuntu Serverの場合、9.04以降では scsi genericドライバは kernelにビルトイン(CONFIG_CHR_DEV_SG=y)されているため #lsmodでは表示されませんが、SSA/-CLIは SmartArrayコントローラを認識する事が可能です。

18-MAR-2016

POSTで [F5]を押しても SSAが起動しないが?

 

 SmartArrayでの LUNの構成を行っていない場合、POST画面に [F5]キーを押して Smart Storage Administrator(SSA)を起動せよとのメッセージが表示されますが、ProLiantによっては Intelligent Provisioning(IP)内のオフライン用 SSAを実装していない機種があり利用できない場合があります。具体的な対象機種は iLO4に NAND領域を装備していない ProLiant ML10 v2です。本機の場合には Service Pack for ProLiant(SPP)のフル版 ISOイメージからシステムを起動して、オフライン SSAを利用する必要があります。

22-MAR-2016

起動可能な論理ドライブ設定時の LUN認識順序は?

 

 オフライン SSAでの” 起動可能な論理ドライブ/ボリュームの設定”は、Legacy BIOSモードでのプライマリ及びセカンダリ起動論理ドライブを設定する為のメニューですが、Legacy BIOSモードだけでなく UEFIモードの場合でも、設定後の Linux上では、プライマリ論理ドライブ(sda等)、セカンダリ論理ドライブ(sdb等)の順番で認識されます。

15-SEP-2016

SmartArrayの設定をエキスポートしたいが?

 

 SmartArrayの設定をエキスポートするには、ssascriptingで行えます。Smart Storage Administrator CLI(ssacli)に同梱されている #ssascriptingをオンラインで利用する方法と、OSの起動デバイスとして利用されている SmartArrayの設定を行うための ssaoffline.isoからシステムを起動して利用するオフライン版 ssascriptingがあります。ProLiant Gen10の場合には、Intelligent Provisioning(IP)の Deployment Settings(展開プロファイル)でエキスポートする事も可能です。

12-DEC-2018

SIM(Systems Insight Manager)

 

SIMをアップグレードしても #rpm -qaでのバージョンは変わらないが?

 

 例えば SIM5.0 Update1キットを利用して初期インストールを行った場合には #rpm -qaによるバージョンと実際に導入されているバージョンは一致しますが、既存の SIMをアップグレードした 場合、RPMパッケージではなくアップグレード用ツールを利用しているため #rpm -qaで表示されるバージョンはインストール時のバージョンがそのまま表示されます。実際に導入されている SIMのバージョンを確認するには mxversionを利用してください。


#/opt/mx/bin/mxversion
Systems Insight Manager 5.0 with Update 1 - Linux C.05.00.01.00(2006-01-05 16:27)

10-OCT-2006

SIMにトラップが飛んできているのに表示されないが?

 

 NICポートが複数あるサーバの IMAから SNMPトラップを飛ばす際、パケットに記述される agent addressと SIMに登録された addressが異なる場合があります。 SIMはこの2つが一致しているかチェックしています。このチェックに引っかかっているかどうかを デュアルホーミングだと trapが飛ばないが?に記載してある`trapIf`で `eth0`を指定してある事を確認してください。

21-OCT-2008

IMAからのトラップを複数の SIMで受ける事ができるか?

 

 監視対象とするサーバの snmpdの設定でトラップの飛ばし先を複数指定する事が可能です。但し、SIMはパケット内の agent addressと UDPの送信元 IP addressの比較をしていますので、監視対象とするサーバの同一の NICポートから送信する必要があります。これは、監視対象サーバのNICの複数のポートがある場合、ポート別にトラップを飛ばしても SIMでは受ける事が出来ないと云う事を意味しています。複数ある SIMが Ethernetの別セグメントに設置されている場合、パケットを目的の segment向けにルーティングしてください。

22-OCT-2008

SIMが利用するMIB定義ファイルはどこにあるのか?

 

 SIMが利用するMIB定義ファイルは /opt/mx/mibs/下に'*.mib'として存在します。なお、同ディレクトリにある拡張子のみ異なる'*.cfg'ファイルは、 SIMデータベースに MIBをロードできるよう、 MIB定義ファイルを変換したものです。

29-OCT-2008

SIMはどこでダウンロードできるのか?

 

 Systems Insight Managerは v7.0より単体でのダウンロードはできなくなりました。Insight Management DVDに同梱されてリリースする様に変更されています。ダウンロード先は従来のダウンロードサイトではなく HP Passportでの登録が必要な専用サイトに変更されています。

[12-JAN-2017] MIB単体での提供が HPE Passportが不要な形でこちらから提供されています。

06-JUL-2012, revised 12-JAN-2017

Gen8を管理するにはどのバージョンが必要か?

 

 SIM v7.0以降より iLO4の agent-lessモード、AMSモードによる管理が可能になっています。

10-AUG-2012

 

hpsut - Smart Update Tool(OneView用エージェント)

 

systemdに対応したのはいつからか?

 

 hpsut v1.0.0のみが systemd未対応で、起動スクリプトとして /etc/init.d/hpsutdを作成していました。v1.0.1以降は systemdに対応しています。

23-JAN-2017

SPPからデプロイ可能か?

 

 OneView用エージェントである Smart Update Tool(hpsut)が Service Pack for ProLiant(SPP)に同梱開始されたのは 2016.10.0以降となり、デフォルトでデプロイされる様になりました。

04-APR-2017

 

VCA/VCRM(Version Control Agent/Repository Manager

 

VCRMとは何か?

 

 Version Control Repository Managerは Version Control Agent(VCA)と連携するためのリポジトリサーバです。ProLiant Support Pack(PSP)やファームウェアを HPEの ftpサイトから自動でダウンロードを行い、内容を常に最新に保つために VCRMの自動更新機能を利用したり、手動でダウンロードしたパッケージや DVDメディア等から更新する事が可能なレポジトリサーバです。VCAからの要求によりそれらのソフトウェアの配布を行います。具体的には、WWWブラウザから VCAを導入した Linuxシステムへアクセスを行い、トップページの VCAにアクセスしてみてください。

26-JUL-12

Linuxシステム上に VCRMは稼働させられないのか?

 

 利用可能になりました。従来 Version Control Repository Managerの稼働には Windowsシステムが必要でしたが、Systems Insight Manager(SIM) v7.0の Linux版には Linux版 VCRMの同梱が開始されています。従来通り、Version Control Agent(VCA)を Windowsシステム上の VCRMと連携させて利用し続ける事も可能です。

27-JUL-12

VCRMはどこでダウンロードできるのか?

 

 Linux版 Version Control Repository Manager(VCRM)の実体は cpqsrhmoパッケージとなります。この Linux版 VCRMは単体キットとしては提供されておりません。VCRMは Systems Insight Manager(SIM) v7.0に同梱されています。SIMのインストールを行う際に、予め System Managerment Homepage(SMH)が導入されていると、自動的に VCRMも SIMと一緒にインストールが行われます。別途 JREや、Apacheサイトからのパッケージの入手が必要となります。詳細はSIMはどこでダウンロードできるのか?の専用サイトにあるユーザガイドを参照してください。

30-JUL-12
 

VCRMを使い続けられるのか?

 

 Version Control Agent(VCA)のレポジトリサーバ機能である Version Control Repository Manager(VCRM)は、2014年初頭現在では Smart Update Manager(SUM)よりも強力な管理機能を実装しています。今後数回の SUMの新版がリリースされても VCRMの機能と同等にはなりません。SUMが VCRMの機能に匹敵する様になった段階から 1年間は VCRMのカタログデータは更新されます。管理者が SUMベースのデプロイ環境に移行した時点で行う事は VCAのアンインストールだけとなります。
 今後の状況の詳細については SUM関連のドキュメント(《US》, JPN)をご覧ください(2014年 2月現時点では HP Smart Updateベストプラクティス実装者ガイドに記載されています)。※履歴:《》はリンクを取り消しました。

20-FEB-2014

 

iLO: 内蔵 Lights-Out(integrated Lights-Out)/2/3/4/5

 

リモートから SysRqを送信し故意にクラッシュさせられるか?

 

 ホットキーで SysRqを定義する事で特殊なキーコンビネーションを登録し送信する事が可能です。

12-SEP-2006

iLOのリモートコンソールが突然起動しなくなったが?

 

 Javaの cacheをクリアしてください。ホームディレクトリ配下の '.java/deployment/cache/javapi/v1.0/jar/' になります(利用する versionによって読み替えてください)。この現象が発生した場合、FireFoxでリモートコンソールを開くと、別画面でリモートコンソール用ウィンドウが開き、左上に Javaのアイコンだけが表示されるだけとなります。この状態になると、FireFox自体の通常終了が行えなくなります。また、ユーザのホームディレクトリに Java HotSpot Client VMが落ちたと云う hs_err_pidXXXX.logファイルが残される事があります。この現象は Windows環境下でも発生します。Linuxの対処と同様にコントロールパネルから jar cacheを削除してください。

29-MAY-2007

マウスカーソルがずれるが?

 

 iLO1のリモートコンソールの dual-cursorモード、iLO2のリモートコンソール(Javaもしくは ActiveXモード)でローカルとリモートのマウスカーソルの同期が利用していくにつれずれていきます。この場合、[CTRL]キーを押すことで、リモート側のマウスの動作を一時的に停止し、お互いのマウスの位置を合わせる事が可能です。
iLO2の場合には、この他に high-performance mouseドライバを利用する事で、マウスを同期させる事も可能です。詳細はこちらをご覧ください。
ちなみに、Lo100c等ではいずれの方法も利用できません。

04-SEP-2007
 

CPU速度が遅くならないが?

 

 HP Power Regulatorを Static Low Powerモードに設定しても /proc/cpuinfoで表示される CPUクロックには CPUが稼動可能な最高クロック数しか表示されません。但し、実際には 22%の速度低下状態で稼動しています。

17-JAN-2008
 

リモートから画面を飛ばすのに Javaで気をつける事はあるか?

 

 iLO2のリモートコンソール画面の飛ばし先が Linuxの場合、WWWブラウザには Javaプラグインが必要となりますが、ディストリビューションが RHEL5の場合には Java関連で注意が必要です。RHEL5になって Java関連パッケージである libXpパッケージが分割されており、パッケージのインストール状況によっては libXp.so.6ライブラリが不足するので注意が必要です。#rpm -qa|grep libXp等としてパッケージが入っているかを確認してみてください。また Java関連で旨く動かない場合には、.jarキャッシュを一度消してみる事もお勧めします。

08-MAY-2008
 

iLO2の VFD経由で DUDのロードは可能か?

 

 Red Hat系ディストリビューションの場合、 iLO2の仮想FD機能を利用して DUDをロードする事はできません。 Anacondaで DUDのロード先デバイスとして /dev/sda等を選択する画面が表示されず、 /dev/hdaを見にいってしまいます。 Red Hat EL4.7、EL5.2で確認しました。 FDDが搭載されていないシステムの場合、 USB-memoryか USB-FDDを利用してください。 SUSE系ディストリビューションの場合は、 iLO2の仮想 FD機能を利用して DUDのロードが可能です。 SLES9/SP4と SLES10/SP0で確認しました。

03-OCT-2008, revised 10-OCT-2008
 


hpmouseをインストしたら Xが起動しなくなったが?

 

 SELinux環境下で hpmouseを導入すると Xが起動しない場合がありました。この問題は v1.1.2-33で修正されています。

06-JUL-2009
 

ファームウェアがオンラインでアップデートできなくなったが?

 

 Linux稼働中に iLO/2のファームウェアをアップデートするには hp-iloドライバが必要となります。この hp-iloドライバが v8.2台以降の場合、iLOと iLO2のファームウェアバージョンがそれぞれ v1.94未満、v1.70(B)未満には対応しなくなりました。最新のファームウェア以外を適用したい場合には、Firmwareメンテナンス CD、もしくは iLO/2の WEBインターフェースからのアップデートを行ってください。

09-JUL-2009
 

リモートコンソールで2つのマウスカーソルがずれるが?

 

 hpmouseドライバを利用して自動追尾させる方法の他にも #xset m 1や gconf-editorで設定する方法、CTRLキーで制御する方法等がありますので、お試しください。また、利用するローカルの環境が ActiveXか Javaかによってもマウスの追尾結果が異なります。詳細は iLO2での様々なマウスカーソル同期方法についてをご覧ください。

11-AUG-2009
 

iLO2が保持する時刻はどうやって更新されるのか?

 

 iLO2は hp-healthドライバから ProLiantが保持する時刻を定期的に拾って同期します。また、POST時に iLO2が初期化される時点でも ProLiantからの時刻を拾って同期します。ちなみに iLO2のリセットでは時刻の同期は行われません。

12-FEB-2010
 

iLO2用の bin形式のファームウェアが提供されていないが?

 

 iLO2のファームウェアの提供形式として、Linux上でオンラインアップデートを行ったり、Firmware Maintenance CDの SUMツールからアップデートを行うための .scexe形式はダウンロードサイトでそのまま提供されていますが、iLO2の WEBインターフェース上から読み込む形式である .bin形式はそのままの形では提供しておらず取り出す作業が必要となります。#sh ./CPxxxxxx.scexe --unpack=hoge.dir とする事で取り出せます。

09-MAR-2010, revised 09-OCT-2015
 

iLO2のオンラインアップデート時に hpiloは必要か?

 

 必須ではありません。iLO2を .scsexe形式のファームウェアを利用してオンラインアップデートを行うには、.scexeは hpilo(もしくは hp-ilo)経由で行おうとします。もし、hpiloがロードされていない環境の場合には、.scexeは次に ProLiantのマザーボード上の iLO2の設定として `Security Override`ディップスイッチが有効になっている事を前提にファームウェアをアップデートしようとします。必須ではありませんが、ProLiantの筐体を一度開け、ディップスイッチを切り替え、ファームウェアをアップデートし、再度ディップスイッチを元に戻す作業が必要となりますので、hpilo無しでのアップデートを行うなら、iLO2の WEBインターフェース上から .bin形式でのアップデートを行う方が簡単です。

10-MAR-2010
 

新しい ProLiantの POSTがグラフィカルになったが影響は?

 

 ProLiantの最新ファームウェアを適用すると電源投入直後の POSTの一部がグラフィカル表示となります。この際、iLO2を TEXTCONSのテキストモードで接続している場合には、自動的に POST画面は従来通りの表示形式に戻ります(画面)。また、iLO2を VSP(Virtual Serial Port)で接続している場合には、POSTがグラフィカルな表示のままですが、VSP上には画面上の表示が正常に行われます(画面)。また、この POSTのモードは RBSU内の設定(Advanced Options/Advanced System ROM Options/Power-On Logo)で従来通りの POST画面に戻す事もできます。

11-MAR-2010



iLO2から NMIを生成して panicを起こせないが?

 

 iLO2の WEBインターフェースの `診断`にある [システムに NMIを生成]から NMIを押しただけでは、昨今のディストリビューションを Panicさせる事はできず、下記のエラーだけが記録されます。


Uhhuh. NMI received for unknown reason a0 on CPU0.
You probably have a hardware problem with your RAM chips
Dazed and confused, but trying to continue


 iLO2からの NMIで Panicを引き起こす等の目的で利用するには、/proc/sys/kernel/panic_on_unrecovered_nmiに予め 1を引き渡しておく必要があります。
また、iLO2からの NMI生成は一度しか実行できません。既に発行されたか否かについては /proc/interruptsで確認する事ができます。

17-MAR-2010
 


hpiloが無いと何が出来ないのか?

 

 hponcfgの利用ができません。また SMH上では `マネジメント プロセッサー`セクション自体が表示されなくなり、iLO2の Ethernet統計の確認、`内蔵Lights-Outアラート`と `ホストOSアラート転送`の設定変更、iLO2のリセット、IMAとの連携が行えません。コマンドラインから .scexe形式バイナリを直接実行しての iLO2のファームウェアアップデートにも制限が掛かります(詳細は iLO2のオンラインアップデート時に hpiloは必要か?をご覧ください)。

27-SEP-2010
 

hpiloのロードを停止できないが?

 

 #modinfoでのパス情報が /lib/modules配下のものを指し示している場合でも、実際にロードされるのが /lib/modules配下の hpilo.koであるとは限りません。HPEが提供する RPM/hp-iloパッケージを導入している場合には /opt/hp/hp-ilo/bin配下のものを /etc/init.d/hp-iloスクリプトからロードします。このため、HPE提供の RPM/hp-iloパッケージの hpiloのロードを停止する場合には、blacklistでの無効化ではなく hpiloスクリプトを #chkconfigで offにする必要があります。

28-SEP-2010
 

ssh経由で ProLiantの IMLログを取得したいが?

 

 #ssh -l hoge 1.1.1.1 show /system1/log1 -all で、iLO2経由で IMLのログが取得可能です。直接 iLO2に sshで loginしてしまうよりも、ログの保存等の面で便利かと思われます。

07-OCT-2010
 

ssh経由で iLO2のログを取得したいが?

 

 #ssh -l hoge 1.1.1.1 show /map1/log1 -all で、iLO2のログが取得可能です。直接 iLO2に sshで loginしてしまうよりも、ログの保存等の面で便利かと思われます。

08-OCT-2010
 


iLO3になって NMIでの dumpが掛けられないが?

 

 WEBインターフェースの [Generate NMI to System]ボタンを利用した場合の動作は iLO2と iLO3では異なります。iLO2は PCIベースの設計が行われており、NMIを発生させるために SERR#信号線のメモリーパリティーエラーを発生させていました。iLO3では PCI-Expressベースの設計に変更したため同信号線が使えないため、IOCHK#信号線の I/Oバスエラーを利用しています。Linux kernelは前者のエラーには対応していますが、後者のエラーには対応していないか、対応していてもデフォルトで有効利用できません。このため、iLO2では NMIボタンを押す事で kernel panicをリモートから発生させ、kdump等を起動させる事が可能だったものが、iLO3になってからは出来なくなっています。
iLO3で kdump等を発生させるためには HP watchdog timer(hp-wdt.koもしくは hpwdt.ko)の v1.1.0-125以降をロードさせておく事で、iLO2と同じ動作をさせる事が可能になっています。本モジュールはダウンロードサイトから入手が可能です。SLES11の場合には inboxドライバとして標準搭載されています。

[17-FEB-2011] RHEL6と SLES11の場合には、hpwdt/hp-wdtの利用以外にも I/Oバスエラーを利用した検出設定が可能です。#echo 1 > /proc/sys/kernel/panic_on_io_nmiを行うか、/etc/sysctl.confに kernel.panic_on_io_nmi = 1を追加してください。

[18-NOV-2013] RHEL6では、RHEL6.1よりhpwdt.koがinboxドライバとして標準搭載されています。また、上記I/Oバスエラーを利用した検出設定は、RHEL5でもRHEL5.10以降で可能となりました。

04-NOV-2010, revised 18-NOV-2013

hpiloドライバがディストリに標準搭載されたのはいつからか?

 

 RHEL5は Update3以降、SLES11は SP0から搭載されています。

08-DEC-2010
 

iLO2と iLO3は同じと考えていいのか?

 

 iLO2では高性能マウス機能(high performance mouse function)の on/off(autoもありましたが、実質 Linuxでは on扱いでした)を切り替える事が出来ましたが、iLO3では常に onとなるため、iLO2と同じ様には利用できないケースがあります。例えば、 #xset m 1での 2つのカーソルの同期が行えない事、またインストーラによってはリモートのマウスカーソルの制御が一切出来ない場合があります。ちなみに高性能マウス機能とは関係ありませんが、iLO2では可能だった左右の [Ctrl]キーによるリモートカーソルの一時停止も行えなくなっており、手動でのマウス同期も行えません。

02-JUN-2011
 


SMASH CLPで iLO3をコントロールするには?

 

 System Management Architecture for Server Hardware Command Line Protocolは、DMTF(Desktop Management Task Force)の一連の仕様です。iLO3に対し sshで直接ログインを行い SMASH CLPでのコマンドを発行する事で、iLO3と ProLiant本体の情報取得や制御が可能になります。例えば、電源の状態を確認するには #ssh -l hoge 1.1.1.1 show /system1/oemhp_power1で可能となります。詳細はドキュメントサイト(オプション製品)上の `HP ProLiant Integrated Lights-Out 3 vX.XX スクリプティング/コマンドラインガイド`を参照してください。

07-JUN-2011
 


IPMIから iLO3をコントロールするには?

 

 Intelligent Platform Managemetn Interfaceは、業界標準のシステム I/Fで、ProLiant本体の電源、ファン、温度等のステータス情報の取得、ロギング等が可能です。また、システムのリセット、電源断、電源投入等のリカバリ操作も可能です。これらの実際の操作は OpenIPMI, FreeIPMI等のツールを利用しローカルのコンソールから行う事も、ipmilanオプションを利用しネットワーク経由で行う事も可能です。例えば、ローカル上でセンサー情報一覧を取得するには #ipmiltool sensor listで、リモートから電源投入するには #ipmitool -I lanplus -H 1.1.1.1 power onで可能となります。詳細はドキュメントサイト(オプション)上の `HP ProLiant Integrated Lights-Out 3 vX.XX スクリプティング/コマンドラインガイド`を参照してください。

09-JUN-2011
 

iLOは IPMI準拠なのか?

 

 iLO2/3は IPMI v2.0の必須コマンドを全てサポートします。IPMI v2.0の詳細についてはIntel社サイト上のドキュメントをご覧ください。

13-JUN-2011
 

iLOを sshからリセットするには?

 

 sshで iLO2/3にログイン後、cd /map1で移動してから、resetコマンドを発行する事で可能です。

14-JUN-2011
 

iLO3用の日本語ファームウェアが無いが?

 

 iLO3ではファームウェアは英語版しかありません。インターフェースを日本語表示させるためには別途提供されている日本語用言語パックが必要となります。この言語パックはファームウェアとは別個の言語部分だけのオーバーレイ形式であるため、英語版ファームウェアが出てきてから日本語版ファームウェアが出てくる迄のタイムラグが無くなるメリットがあります。

16-JUN-2011
 

p-classが対応する iLO2のファームウェアは?

 

 p-classブレードが搭載する iLO2は v1.82迄の対応となります。それ以降のバージョンを利用するとエンクロージャの監視ができなくなります。

01-AUG-2011

iLO3の仮想フォルダは Linuxからどう見えるのか?

 

 Linuxからは USBデバイス経由の VFATファイルシステムとして認識されます。

02-AUG-2011
 

iLO3から直接 HDDの障害情報を取得できるか?

 

 iLO3は ProLiantのオンボードに搭載されている SmartArray P410iのドライブベイの状況を把握をしています。ドライブベイの状況を確認するには、iLO3の WEB I/Fの `System Information`の `Drives`タブでグラフィカルに確認する事が可能です。また、SMASH CLPで show /system1/drives1等としてコマンドライン経由で取得する事も可能です。詳細は v1.26でのスクリーンショットをご覧ください。

IMA(hp-healthと hp-snmp-agentsの storage agent)が稼働している場合には IMLにもリアルタイムに転送されますので、同様に iLO3の WEB I/Fの `Integrated Management Log`での参照、もしくは SMASH CLPで show /system1/log1/recordN等で取得する事が可能です。詳細は v1.26でのスクリーンショット(HDD障害時HDD修復後)をご覧ください。IMAが稼働していない場合には リブートする等で POSTに遷移した段階で IMLに記録されます。

09-NOV-2011
 

iLO3にパスワードなしでログインしたいが?


 ssh keyを iLO3のアカウントに紐付ける事で可能です。これにより SMASH CLPでのハードウェア情報の取得等でのパスワード入力が不要となります。設定手順としては、下記の手順となります。


#ssh-keygen -t dsa
#cat .ssh/id_dsa.pub ⇒ 内容をコンソール内でコピーする

  • WWWブラウザで iLO3へアクセス
  • Left-menuの Administration ⇒ Securityを選択
  • [Secure Shell Key]タブで利用するユーザを選択
  • [Authorize New Key]をクリックすると `DSA Public Key Import Data`ダイアログが開く
  • 先ほどコピーした内容を貼り付け、[Import Public Key]を押す
  • 画面上部に `Public key import completed.`が表示される


#ssh -l hoge 1.1.1.1 show等として SMASH CLPの結果が帰ってくる事を確認

31-JAN-2012
 

SMASH CLPから VSPを起動するのは?

 

 start /system1/oemhp_vsp1でシリアルコンソールに切り替わり、ESC+(でコマンドラインに戻ります。Virtual Serial Portは物理的にシリアルポート経由でコンソールを利用する構成と同様、事前に Linux側でシリアルコンソールの設定をしておく必要があります。
また、SMASH CLPから直接 `VSP`をたたく事でも起動可能です。

09-MAR-2012, revised 05-DEC-2016
 

VSPでの表示が POST時だけ遅いが?

 

 POST時は ANSIのコントロールコードの処理が加わるため Virtual Serial Port経由での表示が体感的に特に遅く感じられます。

12-MAR-2012
 

VSPでの表示が POST時に最下行で見づらくなるが?

 

 POST時には BIOS関連表示の画面サイズは 80x24を想定して表示しており、80x25との差異により画面が崩れる場合があります。端末の表示を 80x24にあわせる事で回避可能です。

13-MAR-2012
 

SMASH CLPから NMIを引き起こせるか?

 

 nmi serverで iLO3から NMIを引き起こすことが可能です。

14-MAR-2012
 

IPMIの SELと iLO3の logの保持先は同じか?

 

 system event logと iLOが保持する logの NVRAM上の保存先は異なります。また、記録される内容も前者は一般的なハードウェアデバイスに対するイベントが記録されます。後者は iLO自身の情報、iLOによって拡張されたハードウェアデバイス監視の結果が記録されます。

23-MAR-2012
 

iLOはリセットする毎に証明書を再作成するのか?

 

 ユーザガイドには iLOのリセット毎に証明書を作成しなおす旨の記載がありますが実際には行いません。ファームウェアのアップデートを行った場合には 1024bitの RSAキーと DSAキーの生成を行うため、SSH等の通信が 25秒間(iLO4の場合)行えなくなります。iLOの設定を工場出荷時に戻した場合や、ホスト名を変更した場合にも同様にキーの再生成を行います。

02-JUL-2012, revised 29-MAY-2013
 

Windows上の Firefoxで仮想コンソールが開かないが?

 

 Windows環境の Firefoxで iLO3/4の仮想コンソールを開くには、Javaを利用する形態と .Net Frameworkを利用する形態があります。前者は Javaプラグインが必要となるのは iLO2迄と変わりありません。後者は iLO3からサポートされる形態で、Firefoxで .Net Frameworkアプリケーションを稼働させるために別途 .Net Framework Assistantアドオンが必要となります。ちなみに Internet Explorerではこのアドオンは不要です。

10-DEC-2012
 


Language Packが .exe形式だが?

 

 iLO3/4用日本語 Language Packの圧縮形式が Windows向け自己解凍の .exe形式でのみ提供されています。お手数ですが Windows上から実行し解凍してください。Linux上で WINEを稼働させている場合には、WINE上で実行し解凍(実行結果)する事も可能です(WINEは RHEL/SLES共に正式サポートパッケージではないので別途 NotePC等の上で稼働させてください)。多くの自己解凍 .exe形式は Linux上から #unzipで解凍が可能ですが、全てが #unzipで解凍できる訳ではありません。

19-DEC-2012
 

pass-thruを使って iLO専用 NICポート経由で通信するには?

 

 iLO3/4の WEB I/Fにて pass-thruを設定する事で、iLO3/4の NIC I/F経由で Linux側の snmpdとの通信が可能となりますが、実際に snmpdとのやりとりを介在するのは IMA内の sub-agentである cmasm2d(RIB agent)となりますので、別途 IMAを導入してください。

04-MAR-2013
 


VSPでのログを遡りたいが?

 

 iLO4の v1.20とライセンスの適用により Virtual Serial Consoleでの履歴を遡る事が可能になりました。iLO4の WEB I/Fのレフトメニュー、Access Settings ⇒ Virtual Serial Port Logを有効にする事で利用できます。iLO4へ sshでログインし通常通り vspコマンドでシリアルコンソールでの作業を行います。作業が終了したら [ESC]+`(`で VSPから iLO4のプロンプトに戻り、vsp logコマンドで 150ページ分の循環バッファが利用可能です。

15-APR-2013

 

VSPを使うと BUG: Soft Lockupが表示されるが?

 

 シリアルコンソールを遅い速度で利用している場合に本メッセージと共に Call Trace情報が表示される場合があります。主に見受けられるのはシステム起動中のコンソール画面です。iLOの VSP(仮想シリアルポート)は flow制御を行っていないため 9600baud等の遅い速度で利用している場合バッファが一杯になり本メッセージが表示されます。本メッセージを連続で表示し続けている場合、システムが停止する事が非常に稀にあります。115200baud等の速い速度でシリアルコンソールを利用してください。

19-APR-2013, revised 08-MAY-2013
 

iLO4になり snmpwalkできなくなったが?

 

 iLO3迄とは異なり iLO4では read用の community stringがデフォルトで割り当てられていません。iLO4の WEB I/Fのレフトメニューから管理(Administration)を選択し、マネジメントセクション内の読み取りコミュニティ(Read Community)で設定してください。

18-SEP-2013
 

iLOを shared-portで利用していると本体からアクセスできないが?

 

 iLOの Ethernetポートと ProLiant本体の Ethernetポートを共用とする shared-portモードで利用した場合、共用した ProLiant本体の Ethernetポートから iLOの Ethernetポートへのアクセスは行えません。これは、DMTF(distributed management task force)で定義されている Network Controller Sideband Interface(NC-SI)の仕様通りの動きとなります。

14-FEB-2014
 

仮想コンソールでマウスカーソルがずれるが?

 

 iLOの仮想コンソール機能は、ローカルのマウスカーソルとリモートのマウスカーソルの dual cursor状況で利用します。この 2ヶのマウスカーソルを自動的に同期させるためには、X.org側での対応が必要となります。対応した X.orgを採用しているディストリビューションとしては、Red Hat Enterprise Linux 6, 7と SUSE Linux Enterprise Server 12です。対応していない場合には別途 hpmouseドライバの導入等が必要となります。詳細はhpmouseドライバについて技術情報をご覧ください。

21-NOV-2014
 

iLO4の強制リセットを掛ける事は可能か?

 

 ProLiant Gen9では筐体の UIDボタンを長押しする事で、iLO4のソフトリセット(5~10秒)、ハードリセット(10秒以上)が可能になりました。iLO4の設定は変更されませんが、接続中のセッションは全て切断されます。リセットした結果として iLO Event Logにそれぞれ `iLO was soft reset by a local user, device or enclosure`と、`iLO was hard reset by a local user or device`として記録されます。

24-FEB-2015
 

仮想メディアにマウントしている isoファイルを確認するには?

 

 Linux上の Firefoxから iLO4の仮想コンソールを起動し、 isoイメージを仮想メディアとして利用している場合、#lsof *.isoで、Javaが掴んでいる isoイメージを確認する事で確認可能です。

06-MAR-2015
 

知らない 1GBのデバイスが装着されているが?

 

 ProLiant Gen9の 300シリーズ以上での機種は 1GB分の NAND領域をユーザが自由に利用する事が可能になりました。これは Intelligent Provisioning(IP)が DUDドライバを格納している 512MB/FAT32な Virtual Install Disk(VID)とは異なる領域のものです。本機能を利用するには POSTで [F9]を押し、System Configuration ⇒ BIOS/Platform Configuraiton(RBSU) ⇒ System Option ⇒ USB option ⇒ Embedded User Partitionから有効にする事が可能です。iLO4が保持する Active Health System(AHS)ログを保持する等に便利かと思われます。利用例は下記となります。


#parted /dev/sdb p Model: HP iLO LUN 00 Media 0 (scsi)
Disk /dev/sdb: 1074MB
Sector size (logical/physical): 512B/512B
Partition Table: unknown
Disk Flags:
#parted /dev/sdb
(parted) mklabel msdos
(parted) print free
32.3kB  1074MB  1074MB  Free Space
(parted) mkpart primary fat32 1 1074MB
#mkfs.vfat /dev/sde1
#mount /dev/sde1 /mnt

25-MAR-2015
 

systemd, UEFIでのシリアルコンソールの設定は?

 

 UEFIと BIOS機での設定は grub2-mkconfigの書き先が異なるだけですが、systemd関連は大きく変化しています。下記は Red Hat Enterprise Linux 7で iLO4の仮想シリアルコンソールを利用する際の設定例となります。


#vi /etc/default/grub
GRUB_CMDLINE_LINUX="crashkernel=auto....... console=ttyS0,115200n8 \ console=ttyS1,115200n8 \ console=tty0" ⇒⇒ 最後に追加
GRUB_TERMINAL="serial" ⇒⇒ 新規 1行追加
GRUB_SERIAL_COMMAND="serial --speed=115200 --unit=0 --word=8 --parity=no --stop=1" ⇒⇒ 新規 1行追加
#grub2-mkconfig -o /boot/efi/EFI/redhat/grub.cfg
#cp /usr/lib/systemd/system/serial-getty@.service /etc/systemd/system/serial-getty@ttyS1.service
#ln -s /etc/systemd/system/serial-getty@ttyS1.service /etc/systemd/system/getty.target.wants/

13-AUG-2015
 

iLO4がサポートする WEBブラウザは何か?

 

 HPEが動作を確認している Firefoxは、iLO4のファームウェア v1.01で Firefoxの v36と ESR10となり、iLO4 v1.05~v1.20で Firefox ESR10に、iLO4 v1.30で Firefox ESR17に、iLO4 v1.40~v2.00で Firefox ESR24に、 iLO4 v2.10~v2.20で Firefox ESR31になります。これらは iLO4の WEB I/Fへのログイン画面右にあるヘルプで参照可能で、Chromや Internet Exploreについても記載されています。

14-AUG-2015

iLO4の textcons機能は Gen9でサポートされるのか?

 

 UEFIモードでは OSが UEFI-based framebufferを利用しているため利用できません。Legacy(BIOS)モードでは従来通り Gen8と同様に利用可能です。

14-SEP-2015
 

bin形式のファームウェアの取り出し方は?

 

 iLOのファームウェアの提供形式としては Service Pack for ProLiant(SPP) 2015.04.0の提供以降、.scexeだけでなく .rpm形式でも提供されています。これらとは別に iLOの WEB I/F上からファームウェアをアップデートする場合には .bin形式が必要とされますが、この .bin形式はそのままでは提供されていません。.scexe形式もしくは .rpm形式から取り出す必要があります。前者の場合には #sh ./CPxxxxxx.scexe --unpack=hoge.dir とする事で、.scexe形式が .bin形式が取り出せます。後者の場合には #rpm2cpio hp-firmware-ilo4-XX.XX.XX.rpm |cpio -idとする事で取り出せます。

09-OCT-2015
 

sec_error_ca_cert_invalidでアクセスできないが?

 

 Firefox v31では自己証明書を利用しているサイトにはデフォルトではアクセスできなくなっています。Firefoxの URLに `about:config`を入力し `security.use_mozillapkix_verification`の falseをクリックし、trueに変更する事で対象可能です。更なる詳細についてはFirefoxから httpsにアクセスできないが?をご覧ください。

20-OCT-2015
 

SMASH CLPで全ての項目を出力させたいが?

 

 #ssh -l user 1.1.1.1 show -a とする事で、/system1と /map1配下の全てのインスタンスが表示されます。量が多いのでファイルにリダイレクトするのが便利です。

25-NOV-2015
 

SMASH CLPで取得できないステータスがあるが?

 

 iLOが取得しているデバイス情報等の全てが SMASH CLPにマッピングされている訳ではありません。例えば、iLO3の WEB I/F上で表示されている SmartArrayの Drives情報は iLO3の SMASH CLPにもマッピングされていました(v1.26以降)が、iLO4ではマッピングされていないため、SMASH CLPから情報を取得する事はできません。

26-NOV-2015
 

RIBCL XMLスクリプトとは何か?

 

 RIBCL XMLスクリプト、正式名称 Light-Out XML Scripting Sample for Linuxは、iLOにロードさせる事で、ProLiantと iLOの情報を入手したり設定する事が可能となる XMLサンプルスクリプト集です。RIBCLは iLOの前身となる Remote Insight Board - Lights-Out Edition (RIB-LOE)をサポートする Command Languageを記載した XMLを意味します。RIBCL XMLの tgzパッケージを解凍した後にできる linux-LOsamplescriptsX.XX.X.txtにそれぞれの XMLでの操作内容が記載されています。

27-NOV-2015
 

hponcfgに XMLを読ませると STATUS= 0x0001エラーになるが?

 

 hponcfgで XMLを読ませた場合に下記のエラーが発生するのは、当該 XMLでのアクセスがシステムで対応していない場合に発生します。具体的には、iLOのファームウェア、ProLiant本体のファームウェアや hponcfgが古いために発生します。それ以外では、当該 XML自体が、その ProLiantや iLOで対応していないものであるケースがあります。具体的には iLO2搭載機種では Get_EmHealth.xmlは実行できますが、Get_Embedded_Health.xmlは STATUS= 0x0001エラーが発生します。後者の XMLには機能拡張が行われており、iLO2搭載 ProLiantには存在しないデバイスのステータスを入手するためである事が原因です。Get_Embedded_Health.xmlの先頭にある注釈に対応システムの明記があり、本 XMLは iLO3 v1.60以降と iLO4 v1.30以降が対応しており、iLO2への対応は Noneとされています。また、この XMLを iLO3と iLO4で利用した場合にも、< GET_ALL_HEALTH_STATUS/>は iLO4にしか対応していないため出力結果は一部異なる事が注釈から読み取れます。


< /-- ERROR : STATUS= 0x0001
MESSAGE= Syntax error: Line #0: syntax error near ">" in the line: "" -->

01-DEC-2015
 

locfg.plとは何か?

 

 locfg.plは Light-Out XML Scripting Sample for Linux(RIBCL XMLスクリプト)に同梱されている iLO4へアクセスするための perlで作成された iLOへのアクセスツールです。Linux上オンラインで実行する hponcfgに対して locfg.plはリモート上にある iLOに対して hponcfg同様に XMLをロードさせて、ProLiantの各種設定の変更や情報採取を可能とするツールです。下記は iLO4の WEB I/F上で表示されるシステムヘルスのサマリー情報の取得例と、ファームウェア一覧の取得例となります。


#perl ./locfg.pl -s 16.147.234.56 -f Get_Embedded_Health.xml
・・・
< HEALTH_AT_A_GLANCE>
< BIOS_HARDWARE STATUS= "OK"/>
< FANS STATUS= "OK"/>
< FANS REDUNDANCY= "Redundant"/>
< TEMPERATURE STATUS= "OK"/>
< POWER_SUPPLIES STATUS= "OK"/>
< POWER_SUPPLIES REDUNDANCY= "Not Redundant"/>
< BATTERY STATUS= "OK"/>
< PROCESSOR STATUS= "OK"/>
< MEMORY STATUS= "Other"/>
< NETWORK STATUS= "OK"/>
< STORAGE STATUS= "OK"/>
< /HEALTH_AT_A_GLANCE>
・・・
#perl ./locfg.pl -s 16.147.234.56 -f Get_Embedded_Health.xml |grep -i firmware_version
< POWER_MANAGEMENT_CONTROLLER_FIRMWARE_VERSION VALUE = "1.0.9"/>
< FIRMWARE_VERSION VALUE = "1.02"/>
< FIRMWARE_VERSION VALUE = "N/A"/>
< FIRMWARE_VERSION VALUE = "1.1"/>
< FIRMWARE_VERSION VALUE = "2.22 Aug 11 2015"/>
< FIRMWARE_VERSION VALUE = "P89 v1.50 (07/20/2015)"/>
< FIRMWARE_VERSION VALUE = "P89 v1.40 (05/06/2015)"/>
< FIRMWARE_VERSION VALUE = "2.20.219"/>
< FIRMWARE_VERSION VALUE = "15.1"/>
< FIRMWARE_VERSION VALUE = "1.0.9"/>
< FIRMWARE_VERSION VALUE = "1.0"/>
< FIRMWARE_VERSION VALUE = "Version 0x30"/>
< FIRMWARE_VERSION VALUE = "Version 0x01"/>
< FIRMWARE_VERSION VALUE = "3.0.6.267.1"/>
< FIRMWARE_VERSION VALUE = "1.1"/>
< FIRMWARE_VERSION VALUE = "3.17"/>
< FIRMWARE_VERSION VALUE = "2.52"/>
#

14-DEC-2015
 


locfg.plを実行すると getaddrinfoエラーになるが?

 

 Lights-Out XML Scripting Sample for Linux(RIBCL XMLスクリプト)に同梱されている locfg.plを実行するには perlのバージョンが 5.14.0以降の getaddrinfoがサポートされているものが必要となります。ディストリビューションに標準搭載されているものでは、Red Hat Enterprise Linux 7と SUSE Linux Enterprise Server 12が同バージョン以上となっています。

15-DEC-2015
 

locfg.plを実行するのに必要となるパッケージは?

 

 Lights-Out XML Scripting Sample for Linux(RIBCL XMLスクリプト)に同梱されている locfg.plを実行するには別途 perlの extention等が必要となります。必要となるパッケージは locfg.plの先頭にあるコメントをご覧ください。下記はコメントからのパッケージ検索例です。


#head -n 20 locfg.pl
・・・
## To use this program, you may need to install the following Perl modules
## Net::SSLeay
## IO::Socket::SSL
## Term::ReadKey
・・・
# yum search net ssleay
perl-Net-SSLeay.x86_64 : Perl extension for using OpenSSL
# yum search io socket ssl
perl-IO-Socket-SSL.noarch : Perl library for transparent SSL
# yum search term readkey
perl-TermReadKey.x86_64 : A perl module for simple terminal control
#

16-DEC-2015
 

locfg.plを実行すると Socket6.pmエラーになるが?

 

 Lights-Out XML Scripting Sample for Linux(RIBCL XMLスクリプト)に同梱されている locfg.plを実行して、Can't locate Socket6.pmエラーが出る場合には perl-Socket6を導入してください。v4.70.0の locfg.plの先頭にあるコメント行にはこのモジュールが必要となる事を示す記載はありません。

17-DEC-2015
 

SMASH CLPと locfg.plの違いは?

 

 sshで iLOにログインするだけで利用可能な SMASH CLPは非常に簡便に ProLiantの情報を採取・設定が可能ですが、例えば iLO4の WEB I/F上で表示されるヘルスサマリーの全てがマッピングされている訳ではありません。locfg.plは perlを利用する環境を用意する必要がありますが、Linux上のオンラインで利用する Lights-Out XML Scripting Sample for Linux(RIBCL XMLスクリプト)が使えるため SMASH CLPでは採取できなかった SmartArrayのヘルステータス等にも対応可能となります。

25-JAN-2016
 



ipmitool fruでエラーになるが?

 

 #ipmitool fruによる Field Replacement Unit情報を取得する際、ProLiant Gen9では ipmitool自体がセグメンテーションフォルトを引き起こし情報を取得する事ができません。ipmitoolが FRU情報をアクセスした際に iLO4が持つデータ領域へアクセスしますが、ipmitool自体はデータサイズを 256byte固定として動作しているため ProLiant Gen9から 512byteに拡張した領域へアクセスした場合に問題が発生します。Red Hat Enterprise Linux 6系では 6.7で FRUの採取が可能になっています。7系は 7.2でも採取できません。SUSE Linux Enterprise Server 11系では SP4で FRUの採取が可能になっています。12系では SP1でも採取できません。
ちなみに、#dmidecodeでも同様のデータの採取が可能ですが、#ipmitool fruと全く同じデータが取れる訳ではありません。

15-MAR-2016

iLO4の Ping Gateway on Startupが機能していないが?

 

 iLO4が初期化された場合、初期化が終了した後で ICMPエコーリクエストパケットを 4ヶ発行します。これによりネットワークスイッチ上の ARPキャッシュを最新のものに更新させる事が可能となります。本機能は iLO4ファームウェア v2.10以降で機能します。

17-MAR-2016, revised 07-APR-2016

Lights-Out 100がしばらくするとアクセスできないが?

 

 Light-Out 100(Lo100)は稼働後 248日が経過すると 仮想 KVM(keyboard/video/mouse)コンソールにアクセスできなくなります。この問題は Lo100ファームウェア v4.25以降で修正されています。

23-MAR-2016

Java IRCの起動ボタンが複数になったが?

 

 iLO4 v2.40の WEB I/Fでは Java IRC(仮想コンソール)の起動ボタンが [Web start]と [Applet]の 2種類に変更されました。[Applet]は従来のものと同等の Javaプラグインアーキテクチャである NPAPIを利用する形態です。[Web Start]は NPAPIがサポートされない WWWブラウザで利用するための形態です。

Linux + Firefox + JRE環境では、[Applet]で従来通り Java IRCが起動します。また、[Web Start]の場合には /etc/alternatives/javaws(/usr/java/jre1.8.x_xx/bin/javaws)から起動させる事も可能です。但し、JREは 2017年にリリースされる v1.9.0では NPAPIをサポートしない予定となっています。

Linux + Firefox + OpenJDK環境では [Applet]で従来通り Java IRCを起動します。

Chrome v42以降は NPAPIをサポートしなくなりました。Windows + Chrome環境では、[Applet]では起動できませんので、[Web Start]から Java IRCを起動します。

[09-DEC-2016] iLO3ファームウェア v1.88でも Java IRCの起動ボタンが複数になっています。

17-MAY-2016, revised 09-DEC-2016

hponcfgが吐き出す XMLの内容を理解するには?

 

 iLOの新しいファームウェアがリリースされると新機能が追加されている場合があり、 hponcfgで採取する XMLで確認が可能です。また locfg.plで利用するための `Lights-Out XML PERLスクリプティングサンプル`の個別 XMLファイルの先頭にリマークとして簡単な説明がされています。但し、新機能で利用する VALUEが Y/N以外のものであった場合にどの様な値をサポートするのか迄は分かりません。これらの詳細についてはドキュメントサイトにある `iLO 4 スクリプティング/コマンドラインガイド`を参照してください。

08-JUN-2016

電源ユニットの利用状況が拾えないが?

 

 iLO4を搭載した ProLiantの内 300以上の機種の場合、電源ユニットバックプレーンに PMC(power management controller)が搭載されており、iLO4 WEB I/Fの System Information ⇒ Powerタブでは電源ユニットの消費電力量を確認する事が可能です。PMCが搭載されていない ProLiant 100以下の場合には Present Power Readingが N/Aとなり、利用状況の取得は行えません。また、パワーキャッピングも同様に利用できません。

24-AUG-2016

障害情報を iLO4から syslogで飛ばした際に severityは記録されるか?

 

 iLO4自身が検知した障害情報と hp-amsが検知した障害情報を iLO4が内包する syslogdからリモートに記録する事が可能です。デフォルトではこの記録には info/warning/critical等の severityは記録されませんので文字列の内容から障害の程度を判断する必要があります。受け手側の syslogの設定を変更する事で severityを記録させる事は可能です。下記は RHEL6で受ける際の設定例です。


・/etc/rsyslogd.conf内の下記のコメントが外れて有効になっている事を確認する。
$ModLoad imudp
$UDPServerRun 514
$ModLoad imtcp
$InputTCPServerRun 514
・/etc/rsyslogd.conf内の ActionFileDefaultTemplateを下記に変更する。
#$ActionFileDefaultTemplate RSYSLOG_TraditionalFileFormat
$template TraditionalFormatWithPRI,"%pri-text%: %timegenerated% %HOSTNAME% %syslogtag%%msg:::drop-last-lf%\n
・/etc/rsyslogd.conf内の /var/log/messagesに上記テンプレートを追加する。
*.info;mail.none;authpriv.none;cron.none /var/log/messages;TraditionalFormatWithPRI
・514番ポートを開け、rsyslogを再起動する。
#iptables -I INPUT -p tcp --dport 514 -j ACCEPT
#iptables -I INPUT -p udp --dport 514 -j ACCEPT
#service iptables save
#/etc/init.d/rsyslog restart


下記は ACケーブルと電源ユニットの脱着を行った際のログ内容です。


local0.warning: Jul 8 15:56:18 lccjp010 Power: 07/08/2016 15:49 System Power Supply: Input Power Loss or Unplugged Power Cord, Verify Power Supply Input (Power Supply 1)
local0.warning: Jul 8 15:56:18 lccjp010 Power: 07/08/2016 15:49 System Power Supplies Not Redundant
local0.info: Jul 8 15:57:10 lccjp010 Power: 07/08/2016 15:50 System Power Supply Removed (Power Supply 1)
local0.info: Jul 8 15:57:28 lccjp010 Power: 07/08/2016 15:50 System Power Supply Inserted (Power Supply 1)
local0.info: Jul 8 15:57:33 lccjp010 #ILO 4: 07/09/2016 00:45 Server power restored.

12-AUG-2016
 

hponcfgのアップグレードができないが?

 

 hponcfgパッケージの CPUアーキテクチャは従来 noarchでしたが、v4.2.0からは i386/x86_64に変更されました。v4.2.0未満から v4.2.0以降に #rpm -Uvhでアップデートする事はできませんので、一旦 #rpm -eでアンインストールしてから、インストールを行ってください。hpsum(Smart Update Manager)を利用してアップデートする場合にはそのままアップデート可能です。

05-OCT-2016
 

SMASH CLPの ONETIMEBOOTに CDROMオプションが無いが?

 

 iLO4に sshで直接接続し操作を行う SMASH CLP利用時で提供されている ONETIMEBOOTコマンドには iLOの仮想 CD/DVDから起動するための cdromオプションはありません。VM(virtual media)コマンド側で指定する必要があります。

07-DEC-2016
 

locfg.plで ISOイメージが認識されないが?

 

 iLOに対してリモートノードから locfg.plを利用して設定を行う際に利用する Insert_Virtual_Media.xmlを実行した後に Set_VM_Status.xmlを指定して connectする事で iLOの VM(仮想メディア)がターゲットサーバの USBデバイスとして実際に認識されます。

19-JAN-2017
 

SMASH CLPの boot_once指定が利かないが?

 

 SMASH CLPで提供されている VM(Virtual Media)コマンドの set connectコマンドのデフォルト起動指定は ALWAYSになっていますので、set boot_onceの指定は set connectコマンドの後に実行する必要があります。実行手順例は下記となります。


>vm cdrom insert http://192.168.0.1/spp2016100.iso
status_tag=COMMAND COMPLETED
>vm cdrom get
status_tag=COMMAND COMPLETED
Image Connected = No
Image URL = http://1.1.1.1/spp2016100.iso
VM Applet = No
Write Protect = Yes
>vm cdrom set connect
status_tag=COMMAND COMPLETED
>vm cdrom set boot_once
status_tag=COMMAND COMPLETED
>vm cdrom get
Image Connected = Yes
Image URL = http://192.168.0.1/spp2016100.iso
VM Applet = No
Boot Option = BOOT_ONCE
Write Protect = Yes

25-JAN-2017
 

locfg.plで ONETIMEBOOTが指定できないが?

 

 SMASH CLPとは異なり、iLOに対してリモートノードから locfg.plを利用して VM(仮想メディア)を設定を行う際に利用する Insert_Virtual_Media.xmlで指定するのではなく Set_One_Time_Boot_Order.xmlで cdromオプションで起動デバイスを指定する必要があります。下記は linux-LOsamplescripts4.90.0.tgzを利用した際の利用例となります。

・one-time bootを Virtual Mediaに設定する...


#vi Set_One_Time_Boot_Order.xml
< SET_ONE_TIME_BOOT VALUE="UEFI_Shell"> ⇒⇒⇒ `UEFI_Shell`を `cdrom`に変更
#perl ./locfg.pl -s 1.1.1.1 -f Set_One_Time_Boot_Order.xml
...script Succeeded...
#vi Get_One_Time_Boot_Order.xml
#perl ./locfg.pl -s 1.1.1.1 -f Get_One_Time_Boot_Order.xml
< BOOT_TYPE VALUE="CDROM"> ⇒⇒⇒ "UEFI_Shell"から変更されている事を確認
...script Succeeded...


・Vitual Mediaを設定する...


#vi Insert_Virtual_Media.xml
< INSERT_VIRTUAL_MEDIA DEVICE="FLOPPY" IMAGE_URL="http://188.188.188.33/images/Floppy/dos.bin"> ⇒⇒⇒ `floppy`を `cdrom`に変更し http以降も変更
#perl ./locfg.pl -s 1.1.1.1 -f Insert_Virtual_Media.xml
...script Succeeded...
#vi Get_VM_Status.xml
< GET_VM_STATUS DEVICE="cdrom"/> ⇒⇒⇒ `cdrom`に変更
#perl ./locfg.pl -s 1.1.1.1 -f Get_VM_Status.xml
< GET_VM_STATUS
VM_APPLET="DISCONNECTED"
DEVICE="cdrom"
BOOT_OPTION="NO_BOOT"
WRITE_PROTECT="YES"
IMAGE_INSERTED="YES"
IMAGE_URL="http://16.147.200.50/spp2016100.iso"
/>
...script Succeeded...
#vi Set_VM_Status.xml
< SET_VM_STATUS DEVICE="FLOPPY"> ⇒⇒⇒ `cdrom`に変更
< VM_BOOT_OPTION VALUE="BOOT_ONCE"/> ⇒⇒⇒ `connect`に変更
#perl ./locfg.pl -s 1.1.1.1 -f Get_VM_Status.xml
< GET_VM_STATUS
VM_APPLET="DISCONNECTED"
DEVICE="cdrom"
BOOT_OPTION="BOOT_ALWAYS"
WRITE_PROTECT="YES"
IMAGE_INSERTE="YES"
IMAGE_URL="http://16.147.200.50/spp2016100.iso"
/>
...script Succeeded...
#

26-JAN-2017
 

再起動中には locfg.plで設定できない事があるが?

 

 iLOに対してリモートノードから locfg.plを利用して設定を行う際には、対象となるターゲットによっては POST中には設定できない項目があります。POSTが終了してから設定を行うか、システムがダウンしている状況で設定を行ってください。

06-FEB-2017
 

iLO4経由でファームウェアをあげるには?

 

 iLO4経由でアップデートが可能なファームウェアは iLO4自身、ProLiant本体、SPLD(system programmable logic device), SL/XL Chassisの 4種類のファームウェアのアップデートが可能です。これらは iLO4 WEB I/Fのレフトメニューの Administration/Firmwreからアップロードが可能です。予め、#rpm2cpio hp-firmware-****.rpm | cpio -idでファームウェア本体を取り出しておく必要があります。また、iLO4に sshで直接接続しての SMASH CLPの loadコマンドや、Perl Scriptingを利用した Update_Firmware.xmlでファームウェアをアップロードする事も可能です。

13-FEB-2017
 

SMASH CLPでファームをあげるためのインターフェースは何か?

 

 iLO4に sshで直接接続しての SMASH CLPで iLO4と ProLiantのファームウェアをアップデートする際のインターフェースは複数用意されており、一般に iLO4自身と ProLiant本体はそれぞれ /system/swid1と /system/swid2にアサインされています。これとは別に /map1/firmware1では iLO4と ProLiant本体のファームウェアのどちらもアップデートする事が可能です。後者は /system1/swid1を拡張したもので、ファームウェアのバイナリを自動判断して適切なデバイスに対してアップデートを行う事が可能です。但し、アップデート後に ProLiant本体のファームウェアを確認する場合等は /system1/swid2を利用して確認する必要があります。
ちなみに、ProLiant本体のファームウェアを /system1/swid2経由でアップデートした場合と /map1/firmware1経由でアップデートした場合の違いとしては、前者でアップデートした場合のみファームウェアを有効にするための再起動が必要である事を促すメッセージ `iLO may reset depending on the firmware image loaded. Server may need to be manually reset for changes to be applied.`が表示されます。

14-FEB-2017
 

SMASH CLPでファームウェアがあがってないが?

 

 iLO4に sshで直接接続しての SMASH CLPで iLO4のファームウェアをアップデートした際、iLO4自身のリセットが自動で掛かります。SMASH CLPでファームウェアが更新されたのかを確認するには、iLO4のリセット時間を考慮してから確認する必要があります。また ProLiant本体のファームウェアを更新した場合には、別途システムを再起動し、アップデートされた ProLiantのファームウェアを iLO4が認識する時間を考慮する必要があります。システム構成によりますが、前者は 120s程度、後者は 180s程度必要となります。下記は参考例となります。


== iLO4のファームウェアをアップデート ==
#cat ilo4fw250_swid1.sh
ssh -l ilouser 16.147.200.1 show /system1/swid1
ssh -l ilouser 16.147.200.1 load /system1/swid1 -source http://16.147.200.222/ilo4_250.bin
sleep 120s
ssh -l ilouser 16.147.200.1 show /system1/swid1
== DL360 Gen9のファームウェアをアップデート ==
#cat p89fw230_swid2.sh
ssh -l ilouser 16.147.200.1 show /system1/swid2
ssh -l ilouser 16.147.200.1 load /system1/swid2 -source http://16.147.200.222/P86_2.30_09_12_2016.signed.flash
ssh -l ilouser 16.147.200.1 reset /system1
sleep 180s
ssh -l ilouser 16.147.200.1 show /system1/swid2

17-FEB-2017
 

SMASH CLPでファームウェアのダウングレードは可能か?

 

 iLO4に sshで直接接続しての SMASH CLPでファームウェアのダウングレードは可能です。特にオプション等は不要です。

20-FEB-2017
 

仮想メディア経由でファームウェアを上げられるか?

 

 Service Pack for ProLiant(SPP)のフル版 ISOを iLOの仮想メディアでマウントし、システムを起動することで ProLiantに搭載しているデバイス全般のアップデートは可能です。但し、SPPのアップデートモードに注意が必要です。この構成では、iLOの機能を使いつつ iLO自身のファームウェアをアップデートする事になるため、アップデート作業中にiLOのファームウェアのアップデートが行われた段階で、仮想メディアの接続が切断されます。この事象を考慮しているのは SPPの起動モードとして 2ヶある Automaticモードと Interactiveモードの内、前者のみが対応しています。

22-FEB-2017
 

iLO5のサービスポートに Linuxからアクセスできるか?

 

 ProLiant Gen10では iLO5のサービスポートが用意されています。このポートは USBポートとして提供されています。オプションの USB-to-Ethernetコネクタを経由し、Ethernetケーブルを Windowsが稼働するノートパソコン等に接続する事で、https://169.254.1.2 で iLO5 WEB I/Fへアクセス可能となります。この仕組みは Windowsで利用される DHCPがタイムアウトして IPv4アドレスが取得できなかった場合に、自動プライベート IPアドレスとして 169.254.0.1~169.254.255.254 が割り当てられる仕組みを利用しています。Linuxの場合には、DHCPで IPv4が取得できなかった場合にアドレスが割り当てられませんので、#ip addr add 169.254.9.9 dev eno1 等として IPv4アドレスを割り当ててから https://169.254.1.2 へアクセスしてください。

12-DEC-2017
 

iLO5のサービスポートから AHSログを落としたいが?

 

 ProLiant Gen10では iLO5の USBサービスポートが用意されており、USB Mass-Storageデバイスをサポートしています。予めFAT32(512byteブロック推奨)で 1ヶの LUNとして確保しておき、USB-key内に command.txtとして iLO5へのログイン認証に必要なアカウント名とパスワードを記載しておき、USB-keyを装着する事で Active Health System(AHS)ログがダウンロードされます。USB-keyの認識は iLO5 WEB I/Fの iLO Event Logに`USB Flash Disk detected...`として、USB-keyへの書込み終了は `iLO Service Port successfully downloaded the AHS Log to the USB Flash Disk.`として記録されます。USB-keyにアクセスランプが実装されている場合、アクセスランプの点滅が高速からゆっくりの点滅に変化する事でも確認可能です。ミニマムの command.txtは下記となります。この他にログの範囲指定、HPEのケース番号、メールアドレス等のコンタクト先等を含める事も可能です。詳細はiLO5ユーザガイド(ソフトウェア ⇒ Insight Management ⇒ iLO Management Engine)をご覧ください。


{
 "/ahsdata/" : {
  "POST" : {
   "downloadAll"  : "1",
   "UserName"     : "hoge",
   "Password"     : "hogehoge"
  }
 }
}

25-DEC-2017
 

ライセンスが切れると使えなくなる iLOの機能はあるのか?

 

 iLOのライセンス契約が切れた後でも iLOのライセンスによって有効化された機能は利用し続ける事が可能です。但し、ライセンスによって有効化された機能のサポートを受けるにはサポート契約が必要となります。

19-JUN-2018
 

ライセンスを別サーバに移動できるのか?

 

 iLOのライセンスはサーバに紐づいていますので対象サーバ上でのみ有効となります。このため iLOライセンスの移動はできません。

21-JUN-2018
 

ipmitoolで接続できないが?

 

 iLO5はデフォルトで IPMI/DCMI over LAN機能は disabledとなっています。この状態で #ipmitool -I lanplusで接続した場合 Unable to establish IPMI v2 / RMCP+ sessionエラーとなります。iLO5 WEB I/Fの Security ⇒ Access Settingsから設定変更してください。

22-JUN-2018
 

iLO5に対応した hpilo.koのバージョンは?

 

 ProLiant Gen10に搭載されている iLO5に対応する CHIF(channel interface driver)である hpilo.koは v1.5.0が必要となり ます。ディストリビューションの hpilo.ko v1.5.0搭載状況は下記となります。機種によっては必要となるミニマム kernelは 下記よりも新しいものが必要となる場合があります。ProLiant Gen10機種別に必要となるミニマム kernelの 詳細は米国サポートマトリックスをご覧ください。

Red Hat Enterprise Linux 6.9以降
Red Hat Enterprise Linux 7.3/3.10.0-514.6.1以降
SUSE Linux Enterprise Server 11 SP4/3.0.101-94.1以降*
SUSE Linux Enterprise Server 12 SP1/3.12.69-60.64.29.1以降*
Ubuntu Server 14.04 - N/A
Ubuntu Server 16.04 - HWE kernelは .3以降、GA kernelは N/A
Ubuntu Server 17.04以降

* Gen10/Intelのミニマム kernel要件満たさず


28-AUG-2018
 

AHSログを curlで落としたいが?

 

 ネットワーク越しに iLOへアクセスが可能な場合 curlコマンドで AHSログのダウンロードが 可能です。iLO4ファームウェア v1.30以降と iLO5が対応しています。下記は全期間の AHSログ を入手する例となります。


#curl https://192.168.0.1/ahsdata/ahs.ahs?downloadAll=1 -k -v -u ilouser:ilopasswd -o file.ahs

04-DEC-2018
 

curlから iLOにアクセスしたいが?

 

 iLOに対して curlを利用して直接 REST操作を行うには、下記の様な手段が利用可能です。また、#ilorestパッケージ(旧: hprest)を 利用する事で SMASH CLPライクな対話形式によるアクセスと分かりやすい表示も可能です。ilorestパッケージ は Software Delivery Repository(SDR)もしくはダウンロードサイトから入手可能です。詳細はこちらから。


#curl -k -u ilouser:ilopasswd -X get https://192.168.0.1/redfish/v1/Systems/1/ | python -m json.tool

06-DEC-2018
 

ファームウェアを iLO5経由でアップデートしたいが?

 

 iLO5経由で直接アップデート可能なファームウェアとして、下記の 7種類があります。 これらは、iLO5からそれぞれのデバイスに対して直接ファームウェアイメージを投入する事が可能なデバイスです。

  • iLO
  • システムROM/BIOS
  • シャーシ
  • 電源管理コントローラー
  • プログラマブルロジック(CPLD)
  • バックプレーン
  • 言語パック

 上記とは別に、iLO5のインストールキューに登録する事で、再起動後の POST時に RESTful UEFI Update Toolを経由 してアップデートを行う事が可能なファームウェアもあります。実際にデバイスが対応しているかどうかの確認は、Smart Update Manager(SUM)から `iLO`ノードに対してインベントリを実行して対応するデバイスを確認してください。

21-JAN-2019
 

POSTからのファームウェアアップデートに対応する形式は?

 

 iLO5のインストールキューに登録する事で、再起動後の POST時に RESTful UEFI Update Managerを経由 してファームウェアのアップデートを行う事が可能です。但し、HDD/SSDや iLO5からダイレクトにアップデートが可能なコンポーネントには対応していません。詳細はファームウェアを iLO5経由でアップデートしたいが?をご覧ください。本 Toolが対応するファームウェア形式は EXE形式となります。本 Toolは POST時に EXEの解凍を行い、解凍後のフラッシュイメージを REST経由で送り込みファームウェアのフラッシュを行います。実行状況は POST時のコンソール上だけでなく、iLO5 WEB I/F等からも確認が可能です。

22-JAN-2019
 

iLO Virtual NICの設定は必要ですか?

 

 Red Hat Enterprise Linux 8.0以降、SUSE Linux Enterprise Server 12 SP4以降、15 SP0以降では特段設定は不要です。
 Red Hat Enterprise Linux 7.7ではインストール時に認識されますが、インストール後には #ip aや #ifconfigではデバイスが認識できなくなっています。#nmtui, #nm-connection-editor, #nm-tui-editorではデバイスは認識されていますが、実際にデバイスの利用を行う設定をした後で #systemctl restart networkを行うとエラーとなります。/etc/sysconfig/modules/cdc_eem.conf を作成し、/sbin/modprobe cdc_eem >/dev/null 2>&1 を記載し、#chmod +x /etc/sysconfig/modules/cdc_eem.conf を実行した後に再起動を行う事で利用可能となります。

25-MAR-2020
 

iLO Virtual NICとは何ですか?

 

 OS上から直接 iLO5へ接続するための仮想 NIC機能です。物理的な Ethernetケーブルを配線する事なく OS上から直接 iLO5へのアクセスが可能となり、従来の httpsアクセス、#ilorest、#ssh等の iLO5の IPv4へのアクセスがIPv4の 16.1.15.1へアクセス可能となります。本機能は iLO5ファームウェア v1.40以降に実装されており、v2.10よりデフォルト ONとなっています。v2.10未満からアップデートを行った場合には、iLO5 WEB I/Fの [Security] ⇒ [iLO] ⇒ [Virtual NIC]をEnabledに変更する事で有効となります。。

26-MAR-2020

 

iLO4/5: Agentless Management, Agenetless Management Service

 

iLO4搭載機種に IMAを導入する意味はあるか?

 

 iLO4での agent-less構成で監視した場合、NICのリンク監視ができません(AMSモードなら可)。また、OS経由での情報として /proc等の情報やファイルシステム利用量等の情報を拾う場合には IMAの導入が必要となります。また、NIC以外にも Fibre Channel等の一部デバイスも agent-lessでは拾う事ができません。また、/var/log/messagesに障害ログを記録する事もできません。あくまで iLO4の agent-less監視モードは OSに一切依存しない監視構成となります。システムの監視したいデバイス状況、障害状況の取得方法を考慮し、監視方法を決定してください。

[2013-APR-08] iLO4 v1.05と hp-amsの組合せにより /var/log/messagesへの記録が可能になりました。SmartArray関連は iLO4 v1.10から記録可能です。

11-MAY-2012, revised 08-APR-2013

iLO4で監視する場合、OS側の snmpサービスは必要か?

 

 iLO4の agent-less構成でハードウェア監視を行う場合、 OS側にはインストールする必要はありません。iLO4自身が SNMP Trapの発報を行います。

14-MAY-2012, revised 15-MAY-2012
 

iLO4で RHEV-Hを稼働させているハードウェア監視は可能か?

 

 可能です。iLO4の agent-less構成での監視は OSに依存しませんので、OS側の改変が基本的に行えない RHEV-Hや組込みシステム等に最適な障害監視ソリューションです。

16-MAY-2012, revised 31-MAY-2012

iLO4が検知した障害を mailで通知できるか?

 

 iLO4自身はメール送信機能を内包していませんので、iLO4の機能だけでは実現できません。障害時の mail送信は別途、IMAの導入が必要です。もしくは SNMP Trapを受ける SIM(Systems Insight Manager)等の管理サーバからメールを発報させる必要があります。

17-MAY-2012
 

iLO4が送信した SNMP Trapを受けるにはどうすればいいか?

 

 snmptrapdで受信する事が可能ですが、そのままでは logに記録されるだけとなります。Linux標準のソフトウェアだけで行うには traptoemailと連携する等のある程度の作り込みが必要になります。もしくは Zabbix等の管理ソフトウェアの利用が便利です。HPEとしては、弊社が無償提供している SIM(systems insight manager)の利用を推奨します。SIMを利用する事により、HPE製サーバだけでなく様々なシステムの統合監視が可能となります。また、SIMの一部として提供されている MIB kitを Zabbix等に MIB compiler等で取り込む事により、受報したトラップの内容を説明表示させる事が可能です。

24-MAY-2012, revised 01-OCT-2012

iLO4が検知した障害を logに記録できるか?

 

 iLO4のみでハードウェア監視を行う agent-lessモードでは障害情報を /var/log/messagesには記録しません。hp-amsを OS上で稼働させる AMS(agent-less management service)モードで実現可能です。この場合 iLO4のファームウェアは v1.05以上、hp-amsのバージョンは PSP v9.10に同梱されている v1.1.0-604以降が必要となります。

 なお、この AMSモードは全てのハードウェア障害を記録できる訳ではなく、SmartArray関連の障害情報は記録できません。このため、ログに記録された特定の文字列で障害監視を行うには、従来通り IMAを一式導入する必要があります。

[2013-APR-08] iLO4 v1.10より SmartArrayの障害も記録可能になりました。ちなみに、数秒程度で障害情報が記録される他のデバイスとは異なり、SmartArray関連の障害は 40秒程度掛かります。

15-JUN-2012, revised 08-APR-2013
 

hp-amsと IMAを同時稼働させる意味はあるのか?

 

 障害監視を行うデバイスやログ記録が必要か否かにより hp-amsや IMAの必要度合いが変わります。

  • agent-lessモード(iLO4のみでの監視)

- OS上に一切の管理エージェント等を導入したくない場合
- 障害情報の OS上へのログ記録が不要な場合*
- IMAや hp-amsが提供されていない FreeOSを利用する場合
- NICの障害情報取得が不要な場合
- HPCコンピューティングの様に CPU処理を障害監視に利用したくない場合
- IMAでは監視できないデバイス(SmartBattery)*

  • AMSモード(hp-ams稼働)

- NICの障害情報を取得したい場合
- SATA直結ストレージや FCストレージ等の利用で SmartArrayを利用しないため障害情報の OS上へのログ記録が限定的で構わない場合
- IMAを OSに導入したくない場合
- iLO4専用 IPではなく、ホスト名を SIMへ引き渡したい場合
- iLO4だけでは取得できない OS情報を SIM(Systems Insight Manager)に引き渡したい場合
- hp-amsでしか情報を取得できないデバイス(SmartBattery)

  • AMSモード+IMAの一部稼働

- SmartArrayの障害情報を OS上へのログに記録したい場合*

  • IMAのフル稼働

- 従来通りハードウェア障害のログを記録したい場合*
- 多岐に渡るデバイスの障害情報を取得したい場合
- 障害発生時に mailを送信させたい場合*

* iLO4の新しいファームウェアで対応しました。詳細は製品ページをご覧ください。

25-JUN-2012, revised 20-MAY-2015
 

AHSログを取得する方法は?

 

 ハードウェア障害が疑われる場合、HPEのサポートチームに AHSログを送付し解析依頼を行う必要があります。システムの稼働中に AHSログを取得する方法としては、iLO4の WEB I/F経由で取得する方法と、AHSdownload CLIツール(技術文書)を利用して取得する(iLO v1.15以降が必要)方法があります。オフラインでの取得は POSTから Intelligent Provisioingを起動して入手が可能です。

[2015-OCT-14] ProLiant Gen9のファームウェア v1.40(05/06/2015)から RBSUの Embedded Applications ⇒ Active Health System Logもしくは、Sytem Health ⇒ Download Active Health System Logと、RBSUの Embedded Application ⇒ UEFI Shellでの ahsdownloadコマンドで AHSログの採取が可能になりました。どちらの方法も UEFI, Legacy(BIOS)モードで利用可能です。

13-AUG-2012, revised 14-OCT-2015
 

使っていない NICポートが障害扱いになるが?

 

 hp-amsは起動しているネットワーク I/Fを監視しますので、利用しない I/Fは停止する必要があります。例えば、Ethernetポートを 1ヶしか利用しない場合、eth0以外の I/Fは停止し #ifconfigで表示されない様に設定する必要があります。

[2014-SEP-12] #ifconfig|grep ethで認識可能な NICポートは iLO4の WEB I/F上では `OK`として表示され、一度ケーブルが接続され link upした NICポートが後に link downに変化した場合に `リンクダウン`と表示されます。#ifconfig|grep ethで認識されない NICポートは iLO v1.20/1.30では `その他`として表示されていましたが、iLO4 v1.51では `不明`と表示されます。

24-SEP-2012, revised 12-SEP-2014
 

hpiloを v1.3にする必要性は?

 

 hpilo v1.3より通信可能なインターフェース数が増加しました。これにより hp-amsと IMAを同時稼働させる際の sub-agent数の制限が無くなります。インターフェース数の指定は /etc/modprobe.d/hpilo.confの options hpilo max_ccb=16としてデフォルト記載されます。詳細は #man hpiloをご覧ください。

06-NOV-2012
 

iLO4がサポートする MIB一覧はどこにあるのか?

 

 ホワイトペーパー `Linux Best Management Practice`の SNMP elements supported by HP AMSセクションに iLO4の agent-lessモードと hp-amsを利用した AMSモードがサポートするリストが記載されています。詳細はLinux関連 Whitepaperをご覧ください。

07-NOV-2012
 

iLO4の agent-lessモードでの CPU負荷はどの程度減ったのか?

 

 従来のソフトウェアベースである IMA(Insightm Management Agent)に比べ、iLO4の agent-lessモードは CPU処理サイクルの 95%を iLO4側で受け持たせます。このため CPU負荷を障害監視のために極力利用したくない HPC環境でも導入の敷居が低くなっています。

08-NOV-2012
 

Dynamic SmartArrayモードは agent-lessモードで監視可能か?

 

 iLO4の agent-lessモードで Dynamic SmartArrayの監視が可能です。但し、hpvsaドライバが稼働している必要があります。即ち、SATAのモードを RAIDモードにしていても、間違って hpvsaドライバを利用していない場合には監視できません。また、SATAのモードを AHCIや Legacyモードにしている場合にも監視できません。

09-SEP-2013
 

HBAモードの状況の確認は WEB I/Fから可能か?

 

 SmartArray P440arを HBAモードにした場合でも、iLO4の WEB I/Fにあるストレージ情報で `物理ビュー`で状況確認は可能です。但し、P440arの RAIDモードとは異なり、HDD等を抜いた場合には、物理ビューからはデバイス自体が削除されますので、抜く前の情報は分からなくなります。

09-MAR-2015
 

/etc/init.d/hp-amsが無いが?

 

 Red Hat Enterprise Linux 7向けの hp-amsは v2.1.1より systemdに対応したため従来の制御スクリプトである /etc/init.d/hp-amsはなくなりましたので、#systemctlで制御する事となります。SUSE Linux Enterprise Server 12向けの hp-amsはリリース当初から systemdに対応していたため当該ファイルは存在しません。なお、#serviceコマンドによる制御は従来通り利用可能です。

15-JUL-2015

hotplug NVMeデバイスの確認は WEB I/Fから可能か?

 

 iLO4の v2.40の agent-lessモードでは、WEB I/Fの `システム情報` ⇒ [温度]で `Exp Bay Drive`として温度情報が表示されます。また、[デバイスインベントリ]では `NVM Express Controller`と `Express Bay X Switch Card`がリストされます。
 hp-ams v2.4.0を稼働させた AMSモードでは hotplug NVMeデバイスの NANDの疲弊状況変化に対し cpqIdeAtaDiskSSDWearStatusChangeの値を変化させます。

11-MAY-2016
 

AHCIデバイスの確認は WEB I/Fから可能か?

 

 従来、iLO4の WEB I/Fの `システム情報` ⇒ [ストレージ]では Dynamic/SmartArrayとその配下のデバイスだけがデバイスステータスの取得対象デバイスでしたが、iLO4 v2.10以降と hp-ams v2.1.0以降を稼働させた AMSモードに於いて AHCIコントローラと SATAデバイスの情報が表示される様になりました。対象となる構成は、ProLiant Gen8の SATAコントローラが AHCIモード構成の場合と、ProLiant Gen9の AHCIモード構成の場合です。

25-MAY-2016
 

EDACドライバを停止する必要はあるのか?

 

 iLO4と EDACドライバはメモリ障害情報を監視するのに同じ registerを監視しています。EDACドライバが先に registerをチェックした場合、EDACドライバはチェック後に registerをクリアしてしまいますので、後から iLO4がチェックした場合にはメモリ障害を検知できません。この状況を防ぎ iLO4の agent-lessモードもしくは AMSモード時にメモリ障害を確実に iLO4に検知させるためには、bootパラメータで `mce=ignore_ce`を引渡す事を推奨します。本パラメータでは、EDACコンポーネント全ての停止ではなく、メモリ関連のポーリングとレジスタクリア機能を停止する方法となります。
 ちなみに、IMA(Insight Management Agent)稼動時も同様に mce=ignore_ceの引渡しを推奨します。

31-MAY-2017
 

amsdと iLO5が通信できないが?

 

 iLO5に対応した CHIF(channel interface driver)である hpilo.koは v1.5.0以降が iLO5に対応しています。v1.5.0未満の hpilo.koが稼働 している状況で amsdサービスを起動した場合、#systemctl status amsd等では正常稼働していますが、amsdと hpilo.ko間の通信が行えない ため、iLO5の WEB I/F等からは Agenetless Management Serviceが未稼働であると System Informationメニューの Networkや Storageタブ等 で表示されます。また、両社が通信しようとする毎に /var/log/messagesに `hpilo : Open could not dequeue a packet`が記録されます。対応詳細はiLO5に対応した hpilo.koのバージョンは?をご覧ください。

30-OCT-2018

 

ilorest/hprest

 

SmartArrayの LUNはロックされているのか?

 

 Linux上で SSA(smart storage administrator)を起動した場合、ファイルシステムとして利用中の論理ドライブには鍵マークが表示されロックされている事が示されます。この状態では論理ドライブ等の操作は行えない様になっています。ilorestから操作を行う場合には、このロック中かどうかのチェックを行いませんので、システム稼働中での操作が可能になっています。

12-MAR-2019

listcompすると知らないコンポーネントがあるが?

 

 ProLiant Gen10を緊急復旧させるための 5ヶのファームウェアコンポーネントをまとめた SRS(system recovery set)と呼ばれる特殊な Install Setが工場出荷時にロードされています。

13-MAR-2019

従来のツールから ilorestに移行するには?

 

 従来 ProLiantのハードウェア設定を行うために使われている ashdownload, hpbootcfg, hpasmcli, hplog, hpuid, conrepを ilorestに移行するためのドキュメントとして Transition to the RESTful Interface Tool(iLOREst)が提供されています。詳細はこちらから。

10-MAY-2019
 

ilorest自体の設定ファイルはどこにあるのか?

 

 /etc/ilorest/redfish.conf となります。本ファイルにはログイン先サーバ指定(Credential Settings)、iLOのアカウント名とパスワード、save時のファイル名、ログ保存先等の指定が可能です。

20-FEB-2020
 

localhostに投げられるか?

 

 loginしない場合にはデフォルトでは自ノードへ接続を行います。この場合ネットワークを経由するのではなく hpilo.koを通してアクセスを行います。敢えて自ノードにログインする場合に、IPアドレスを指定する場合、iLOと eth0/eno1等のインターフェースを共有する iLOの shared-portモードの場合には ilorestに関係なく over NCSIの仕様によりネットワークパケットが到達できませんので注意が必要です。これは iLOと NICポートトランシーバを共有している場合の仕様となります。

24-MAR-2020

 

iLO4: HPE通報サービス - Insight Remote Support(IRS)

 

HPE通報サービスとは何か?

 

 HPE通報サービス(Insight Remote Support: IRS)は、ProLiantの障害を自動で HPEに通報する機能です。このサービスを利用する事により管理者が障害を認識し、故障パーツの特定、HPEに電話等での通知、障害内容の説明、修理日程の調整と云う段階の最初の 3段階を踏む必要が基本的にほぼ不要となりますので、保守対応時間の大幅な削減を実現します。本サービスは無償です。詳細はこちらから。

10-APR-2014

Direct Connectとは何か?

 

 本機能は iLO4の v1.40より実装された機能で、iLO4が行う HPE通報サービス(Insight Remote Support: IRS)の障害発報が iLO4から直接 HPEに届く形態となり、Insight RS 7等で中継する必要がありません。また、Insight Management Agent(IMA)も不要(hp-amsヘルパーを導入している場合にはより広範囲な障害情報に対応可能)ですので、iLO4を直接インターネットに接続する事が可能であれば、小規模システムでの導入が従来よりも簡単に行う事が可能です。設定は iLO4の WEB I/F以外にも Intelligent Provisioning(IP) v1.60からも可能になっています。

15-APR-2014
 

FreeOSでも利用可能か?

 

 HPE通報サービス(Insight Remote Support: IRS)の構成により FreeOSでも利用が可能です。agent-lessモードで障害検知を行い、iLO4から直接発報(iLO4 v1.40以降の Direct Connect)を行う構成の場合、agent-lessモードで検知可能な障害情報がその発報対象となります。このため、Insight Management Agent(IMA)や hp-amsヘルパーの稼働に関わらず利用可能となります。

16-APR-2014
 

障害検知範囲は構成によって異なるのか?

 

 HPE通報サービス(Insight Remote Support: IRS)の構成により異なります。Insight Management Agent(IMA)で障害検知を行い、Insight RS 7等経由で発報を行う構成の場合、IMAが検知可能な障害情報がその発報対象となります。hp-amsヘルパーを稼働させた AMSモードで障害検知を行い、iLO4から直接発報(iLO4 v1.40以降の Direct Connect)を行う構成の場合、AMSモードで検知可能な障害情報がその発報対象となります。agent-lessモードで障害検知を行い、iLO4から直接発報(iLO4 v1.40以降の Direct Connect)を行う構成の場合、agent-lessモードで検知可能な障害情報がその発報対象となります。

17-APR-2014
 

NANDが無い iLO4での IRSの設定はどこでするのか?

 

 NANDが搭載されていない iLO4を搭載した ProLiantは、Intelligent Provisioning(IP)を搭載しない事を意味しています。該当する ProLiant ML10 Gen9, TM200等の機種に於いては、HPE通報サービス(IRS:Insight Remote Support)の設定は IPからではなく iLO4の WEB I/Fから行ってください。

06-APR-2017

 

省電力機能

 

Power Regulatorは RHEL5で利用可能か?

 

 利用可能です。但し、ProLiant G7, Gen8で Opteron 4200, 6200シリーズ CPUを搭載している構成を RHEL5.8未満で利用する場合には利用できませんので、RBSUでの Power Regulatorモードを OS Controlモードに設定してください。他のモード(Dynamic Power Savings、Static Low Power、Static High Performance)を利用した場合で、init 5から 3に遷移すると、powernow-k8を起点に kernel panicが発生する事を確認しています。

18-APR-2013
 

pcc-cpufreq.koとは何か?

 

 ProLiant本体のファームウェアと OSPM(operating system power management)間のインターフェースとなる PCC(processor clocking control)用の kernelモジュールです。OSが必要とする CPUの周波数を pcc-cpufreq.ko経由で要求するために利用します。予め設定された power capping(消費電力上限値)を超えない CPU周波数迄の利用を許可します。詳細はpcc-cpufreq.txtをご覧ください。

14-APR-2017

pcc-cpufreq.koのロードをハードウェアから抑止するには?

 

 Processor Clocking Control用モジュールである pcc-cpufreq.koは、RBSUの電源関連設定内の Power Regulatorの設定がデフォルトの Dynamic Power Saving Modeで Collaborative Power Controlが有効である場合に pcc-cpufreq.koがロードされ、OS Control Modeの場合にはロードされません。

[07-MAR-2019] Gen10サーバでは pcc-cpufreq.koは使用されません。
デフォルトの Dynamic Power Saving Modeで Collaborative Power Controlが有効である場合、 RHEL7, SLES12, SLES15では OS Control Modeの場合と同じ intel_pstateドライバが使用され、 RHEL6, SLES11では CPU frequencyドライバは使用されません。

26-APR-2017, revised 07-MAR-2019
 

pcc-cpufreq.koのロードを Linux側から抑止するには?

 

 ProLiant側の RBSUの設定を変更するのではなく、pcc-cpufreq.ko自体のロードを抑制するためには、通常の kernelモジュールの抑制方法が利用可能です。本モジュールは PCI IDによる一意に紐づかないモジュールのため、Red Hat Enterprise Linux 6では `install pcc-cpufreq /bin/true`を /etc/modules.d配下から引き渡す必要があります。Red Hat Enterprise Linux 7、SUSE Linux Enterprise Server 12では PCI IDによる一意に紐づく様に変更されました(#grep pcc-cpufreq /lib/modules/`uname -r`/modules.alias)ので、一般的なデバイス用モジュールと同様に /etc/modules.d/配下から blacklistで抑制する事が可能です。

08-MAY-2017
 

使用している CPU frequencyドライバの確認方法は?

 

 CPU frequencyドライバは、ディストリビューションのバージョンやドライバの種類によっては、kernelにビルトインされていて #lsmod では確認できない場合があります。
 RHEL7, SLES11, SLES12及びSLES15では、#cpupower -c N frequency-infoで確認可能です。cpupowerはRHEL7では kernel-tools rpmで、SLES11, SLES12及びSLES15では cpupower rpmで提供されます。SLES11及びRHEL6では #cpufreq-info -c Nで確認可能です。cpufreq-infoは cpufrequtils rpmで提供されます。
 また、#cat /sys/devices/system/cpu/cpuN/cpufreq/scaling_driverでも確認可能です。

21-JUN-2019

Scripting Tool Kit(STK) - 旧SmartStart Scripting Toolkit(SSSTK)

 

SSSTKとは何か?

 

 SmartStart Scripting Toolkit(SSSTK)は、Linuxシステムの自動大量配布を行うためのデプロイメント用ツールです。PXE、CD/DVD, USBメモリからシステムを起動した後に、BIOS/RBSUの設定と SmartArray/Fibre Channelの設定を行ってから、ファイルサーバー上のイメージを利用して Linuxのインストールを無人で行う事が可能です。

28-OCT-2010, revised 08-NOV-2010

ProLiant 100シリーズでも利用できるのか?

 

 以前は SSSTKの名前の通り、SmartStartが提供されている ProLiant 300シリーズ以上でのみ動作するものでしたが、現在は ProLiant 100シリーズでも利用可能となっています。対象となる ProLiantについては、SSSTKの提供形式である tar.gzを展開する事で ServerSupportMatrixと云う pdfファイルに記載されています。

17-NOV-2010

conrepとは何か?

 

 BIOS/RBSUの設定内容をコマンドラインから変更するツールです。ProLiant 300以上の場合、#./conrep -s -f /tmp/conrep.datとした結果がこちらになります。これは RBSUでの設定項目を吸い上げたものです。ProLiant 100シリーズの場合、conrepで設定を吸い上げる際に、別途吸い上げる項目を指定するために機種別の .xmlファイルをパラメータで指定する必要があります。

18-NOV-2010

SSSTKと STKの違いは?

 

 SSSTK(SmartStart Scripting Tool Kit)から STK(Scripting Tool Kit)に変更された v9.00を境に、RBSUの設定を行う conrepユーティリティに加えて hprcu(ROM configuration Utility)が追加されました。この hprcuは iLO4を搭載した ProLiantで利用が可能です。iLO4を搭載してない ProLiantは従来通り conrepを利用します。hprcuの xmlファイルへの出力は conrepと同じオプション(#hprcu -s -f hoge.xml)で利用可能です。
 hprcuが出力する xmlファイルの内容は conrepのものよりも見やすくなっています。従来は設定した項目の内容が記載されているだけでしたが、hprcuは選択可能な項目一覧(option_id)、デフォルト設定(sys_default_option_id)、指定した設定(selected_option_id)が記載されているため従来の conrepの様に一度 RBSUで実際に利用する設定にしてからxmlを採取する必要がなくなっています。下記は Power Regulatorの違いとなります。

 === conrepの場合===

< Section name="HP_Power_Regulator" helptext="Allows tuning of the system power usage">OS_Control_Mode< /Section>

 === hprcuの場合===

< feature feature_id='140' selected_option_id='4' sys_default_option_id='1' feature_type='option'>
< feature_name>HP Power Regulator< /feature_name>
< option option_id='1'>< option_name>HP Dynamic Power Savings Mode< /option_name>< /option>
< option option_id='2'>< option_name>HP Static Low Power Mode< /option_name>< /option>
< option option_id='3'>< option_name>HP Static High Performance Mode< /option_name>< /option>
< option option_id='4'>< option_name>OS Control Mode< /option_name>< /option>
< /feature>

 また、記載可能な文字数(string_max_length)も一目で分かる様になっています。

< feature feature_id='100' feature_type='string' string_max_length='29'>
< feature_name>Server Name< /feature_name>
< feature_value>localhost.localdomain< /feature_value>
< feature_value_sys_default>< /feature_value_sys_default>
< /feature>

 [13-NOV-2013] hprcuは iLO4を搭載した ProLiant Gen8のみのサポートで終了し、今後も conrepがサポートを継続していく事が正式決定しました。

11-JUN-2013, revised 13-NOV-2013
 

SSSTKの設定ファイルのままだと PXE後 NFSマウントに失敗するが?

 

 SSSTK(v8.x)の defaultファイル(/var/lib/tftpboot/pxelinux.cfg配下)をそのまま STK(v9.x)で利用すると PXE起動後の NFSマウントが行えないためデプロイが失敗します。v8.xと v9.xでは、 defaultファイルでの NFSサーバーの指定を行うためのパラメータが変更されているためです。詳細はedlinの STK for Linux活用術、Gen8の設定と OSデプロイ方法をご覧ください。

23-AUG-2013
 

rbsuresetに -pが実装されたのはいつからか?

 

 Scripting Toolkitに内包される rbsuresetツールは v10.20から -pオプションにより RBSUで設定した管理者パスワードをリセットする事が可能になりました。本機能は ProLiant Gen9にのみ対応しています。

12-MAY-2016
 

manファイルが見つけられないが?

 

 STKに含まれるツールの実行ファイル名と manファイルの一部が一致しないものがあります。setbootloader等の様に Compaq時代から存在する実行ファイルに対する manファイルは hp-setbootorderの様に `hp-`が付与されています。例外として hpdiscoveryコマンドに対する manファイルは hp-discoveryとなります。詳細は、hpstk v10.40の RPM版のtreeファイルを参考にしてください。

09-JUN-2016

 

SDR - Software Delivery Repository

 

rsyncがパスワードを要求してくるが?

 

 SDRの rsyncホストは以前の downloads.linux.hp.comから free.linux.hp.comに変更されました。新しいホストを指定してください。

[13-DEC-2018]Service Pack for ProLiant(SPP) 2017.07のリリースと同時に rsyncの接続先が free.linux.hpe.comから rsync.linux.hpe.comに変更されました。

25-JUN-2013

add_repo.shだとエラーになるが?

 

 bootstrap.shの後継として add_repo.shが SDRのレポジトリ登録用に提供されています。本スクリプトはオプション指定時に引き渡す ProductBundleNameが RepoNameに変更されています。例えば、SPPを指定する場合には前者では ServicePackforProLiantだったのが、後者では sppに変更されていますので、従来の bootstrap.shとは異なる RepoNameを引き渡してください。RepoNameは http://downloads.linux.hpe.com/SDR/で確認できます(spp, mcp, hpsum, stk等)。また、add_repo.shでは、レポジトリ登録時に正常登録された旨を伝えるメッセージが表示される様になっています。

20-AUG-2013, revised 02-SEP-2013

FWPPへのアクセスで tokenが必要と云われるが?

 

 FWPP(firmware pack for ProLiant)は SPP(serivce pack for ProLiant)の中からファームウェアだけを抜き出したものです。このサイトへアクセスするには、予め tokenを生成して入手を行い、WWWブラウザ経由でのアクセス、rsyncでのアクセス、yumや zypperからのアクセス時に利用します。詳細は http://downloads.linux.hpe.com/SDR/project/fwpp/ をご覧ください。

15-SEP-2015
 

FWPPへ rsyncする際に returnを押したくないが?

 

 FWPPへ rsyncを掛ける際には tokenを渡した後に returnを押す必要があります。このため、cronを利用してスクリプトから rsyncを起動する場合には rsyncの起動が開始できません。この token引き渡し後に returnキーを押さずに済むスクリプトを http://downloads.linux.hpe.com/SDR/project/fwpp/ で公開していますのでご利用ください。

17-SEP-2015
 

RPM形式のファームウェアのデバイス対応が分からないが?

 

 RPM形式になったファームウェアの内、hp-firmware-smartarray-NNNNN-N.N.N.i386.rpmや hp-firmware-nic-broadcom-NNNNN-N.N.N.x86_64.rpm等はデバイス名が分かりますが、hp-firmware-system-u20-NNNN-N.N.N.i386.rpm(DL160/180 Gen9)の場合には `u20`が対応するデバイス名を知っている必要があります。また、hp-firmware-hdd-181eec78ee-HPG9-3.x86_64.rpmの場合には HDDである事は分かりますが、hp-firmware-a8d1969535-HPD6-X.X.x86_64.rpmや hp-firmware-sas-dh0072faqrd-dh0146faqre-eh0072fawja-eh0146fawjb-HPDJ-3.i386.rpmの場合には HDDであるかすら判断が難しいものもあります。また、hp-firmware-solex-2.2.17.0-1.1.i586.rpm(SAS BL Switch)の様に略称自体に馴染みの薄いものがあります。これら全て Smart Update Manager(hpsum)を利用して inventoryを行う事で詳細な説明が表示されます。hpsumを利用せずに RPM形式ファームウェアの対象デバイスを知る方法は下記となります。

  • #rpm -qipで個別に RPM形式ファームウェアの情報を表示する
  • #find /var/www/html/SDR/repo/fwpp/2015.06.0/ -name hp-firmware-*.rpm -exec rpm -qip {} \; 等として RPM形式ファームウェアの情報をまとめて表示する
  • 最新の FWPPの mapファイルを http://downloads.linux.hpe.com/SDR/project/fwpp/map.html で確認する
  • FWPPのバージョンと同じ SPP(Serivce Pack for ProLiant)のコンポーネントノート(PDF)を http://h50146.www5.hp.com/doc/manual/proliant/soft.html#spp で確認する

18-SEP-2015
 

currentを hpsumのベースラインとして指定していいのか?

 

 SDRの SPPディレクトリ配下で `redhat` ⇒ `6` ⇒ `x86_64`と移動すると、`201X.XX.X`と云う SPPのバージョンとは別に `current`ディレクトリが配置されています。この currentディレクトリは、hpsumのベースラインとしては指定しないでください。本ディレクトリは過去のコンポーネントの全てがリストされているディレクトリです。このため、本ディレクトリは WEBブラウザからのダウンロードを行う際や過去の履歴を追うのに適していますが、hpsumのベースラインとしてインベントリを実行した場合には、コンポーネントの数が多すぎて時間が掛かる事。特にファームウェアに関しては、利用する ProLiant、利用するディストリビューション、利用する hpsumの構成によっては想定していない古いファームウェアがインベントリ対象となってしまうため誤動作する可能性があります。

24-SEP-2015
 

FWPPから落とせないファームウェアがあるが?

 

 Software Delivery Repository(SDR)上の Firmware Pack for ProLiant(FWPP)に対して #yum install -y $(hpsum requires)とすると [Errno 256] No more mirrors try.エラーとなる場合があります。事象が発生するのは hp-firmware-smartarray-gen8servbp12+2-gen8servbp25+2-gen8servbp3x8-gen8servbp3x6-gen8servbp10-3.30-1.1.i386.rpm(ProLiant Gen8 expander firmware)の様なファイル名に `+`が含まれているものです。proxy経由で実行した場合に yumが呼び出す pycurlがファイル名内の `+`の処理をうまく処理できない事で発生します。#wget等で該当するパッケージを入手し予めインストールして回避してください。

21-AUG-2017
 

SPPと FWPPのファームウェアでの違いはあるか?

 

 Software Delivery Repository(SDR)上の Service Pack for ProLiant(SPP)内のファームウェア群は ISOメディアで提供される SPPと同じものが提供されています。Firmware Pack for ProLiant(FWPP)内のファームウェア群には SPP側では対象とならないデバイス向けのファームウェアが配置されています。例えば、hp-firmware-smartarray-gen8servbp12+2-gen8servbp25+2-gen8servbp3x8-gen8servbp3x6-gen8servbp10-3.30-1.1.i386.rpm(ProLiant Gen8 expander firmware)は SPP側とである /SDR/repo/spp/rhel/7/x86_64/current/ には存在しませんが、FWPP側である /SDR/repo/fwpp/2017.04.0/や /SDR/repo/fwpp/rhel/7/x86_64/current/に配置されています。

22-AUG-2017
 

add_repo.shを利用するのに追加パッケージが大量に必要だが?

 

 Software Delivery Repository(SDR)を登録するために用意されている add_repo.shを利用するには、Linux Standard Base(LSB)対応パッケージが必要となるためとなります。例えば、Red Hat enterprise Linux 7.3を日本語 GUIサーバグループで導入した環境で #yum install lsbを掛けると 81ヶのパッケージが依存しておりこれらが追加導入されます。LSBの導入を行いたくない場合には、/etc/yum.repos.d/にレポジトリを手動登録してください。登録方法は一般的なレポジトリ登録と同様で、baseurl=には SDRサイトをブラウズし適切なディレクトリを割り当ててください。ちなみに、FWPP用レポジトリを登録するスクリプトは用意されていません。

28-AUG-2017
 

FWPP用 Tokenとは何か?

 

 Software Delivery Repository(SDR)上の Firmware Pack for ProLiant(FWPP)にアクセスするには、保守契約を HPE Passportに紐づけたアカウントからアクセス用 Tokenを生成しておく必要があります。FWPPサイトの [Generate_Token]で行います。この作業は別マシンの Windows上の WWWブラウザ等で行っても構いません。

05-SEP-2017

FWPPを登録するための scriptはないのか?


 Software Delivery Repository(SDR)上の各種レポジトリを登録するための add_repo.shの様なツールは Firmware Pack for ProLiant(FWPP)向けには提供しておりませんので手動で登録する必要があります。他のレポジトリとは異なり FWPP上で入手した Tokenが別途必要となります。username=に Tokenを記載した設定ファイル例は下記となります。


[fwpp]
username=token_here_token_here_token_here_token_here_token_here_token_here_token_here
password=null
name=fwpp
baseurl=http://$username:$password@downloads.linux.hpe.com/repo
/fwpp/RedHatEnterpriseServer/7/$basearch/current/
enabled=1
gpgcheck=0
#gpgkey=http://downloads.linux.hpe.com/SDR/repo/fwpp/GPG-KEY-FirmwarePackforProLiant

06-SEP-2017
 

ファームウェアアップデートで追加パッケージが必要となるが?

 

 Software Delivery Repository(SDR)上のファームウェアを適用する際に glibc, libgcc, libstdc++, nss-softokn-freebl等のパッケージが必要となる場合があります。#yum install $(hpsum requires)等の実行時に示される依存関係を解消するためにディストリビューションのレポジトリもしくはインストールメディア等をレポジトリ登録しておく必要があります。

11-OCT-2017
 

ファームウェアを全てアンインストしたいが?

 

 Servcie Pack for ProLiant(SPP) 2017.04.0迄は、RPM形式のファームウェアのパッケージ名称は hp-firmawreで始まっていましたが、SPP 2017.07.1では殆どの RPM形式ファームウェアのパッケージ名称は firmware-で始まる様に変更されました。両形式のファームウェアパッケージを全てアンインストールするには、下記を参考にしてください。但し、firmware-で始まるディストリビューション標準のファームウェア、もしくは他社製ファームウェアが導入されていない事を予め #rpm -qa --last | grep firmware等で確認しておく必要があります。


#rpm -e `rpm -qa|grep hp-firmware` ⇒⇒ Gen9迄のファームウェアに対して
#rpm -e `rpm -qa|grep ^firmware-` ⇒⇒ Gen10迄のファームウェアに対して

12-OCT-2017, revised 18-JUL-2019
 

LSBをインストールしたくないが?

 

 Software Delivery Repository(SDR)を登録するために SDRサイト上で用意されている add_repo.shを利用するには、LSB(Linus standard base)準拠パッケージが必要となります。LSB準拠パッケージを導入したくない場合には、一旦 LSBを導入して add_repo.shを実行して作成されたレポジトリの設定ファイルを他のノードに展開して利用するか、add_repo.shスクリプトを利用せずに手動で登録してください。詳細はSDRセットアップ方法についてをご覧ください。

28-JAN-2019

 

FWPPのファームウェアを検索する事はできるか?

 

 SDR(software delivery repository)上で提供している FWPP(firmware pack for ProLiant)内にあるファームウェアを検索したり、インストールする事が可能な Python3ベースの fwgetスクリプトが用意されています。ファームウェアの管理をファイルネームで行う場合に必要となる `U32`が ProLiant DL360 Gen10である事や、SmartArray P408i-p SRが `f7c07bdbbd` 等を予め知っておく必要がないためファームウェア管理が楽になります。本スクリプトは利用するサーバから FWPPへ直接ネットワークアクセスできる場合に利用可能です。ProLiant Gen9迄は HPE Passportに保証が紐づいた状態で Tokenを作成する必要がありますが、Gen10以降では Tokenの作成は必要ですが、HPE Passportでの保障の紐づきは不要となります。詳細はこちらから。

28-JUL-2020

Device Mapper Multipath

 

DM-Multipathで 2.2TBを超えるパーティションのサイズが正しく認識できないが?

 

 Device Mapper Multipathを使用し Storageのマルチパス環境を構築する場合、2.2TBを超える LUNのパーティションテーブルが正しく認識できず、kpartx -aコマンドで LUNのパーティションを認識する際、下記のようなエラーが発生し、2.2TBを超えるパーティションサイズを正しく認識できないシステム構成があります。


GPT:Primary header thinks Alt. header is not at the end of the disk.
GPT:Alternate GPT header not at the end of the disk.
GPT: Use GNU Parted to correct GPT errors.


 この問題は、ディストリビューション標準のものと HPE提供の Device Mapper Multipathの両方で発生します。発生するディストリビューションは下記になります。

  • Red Hat Enterprise Linux 4U8未満
  • SUSE Linux Enterprise Server 9
  • SUSE Linux Enterprise Server 10/SP2未満

19-JAN-2009, revised 05-AUG-2009
 

マルチパスデバイスの自動マウントができないが?

 

 /varが /(root)とは別の partitionの場合、fstabで設定されているマルチパスデバイス (/dev/mapper/mpath0p1等)の boot時の自動マウントが失敗する場合があります。DM-Multipathの設定ファイル (/etc/multipath.conf)にて「bindings_file」パラメータを追加し、DM-Multipathで使用するバインディングファイルを格納するディレクトリを、デフォルトの /var/lib/multipath下から、/etc下などの /(root) partition下のディレクトリに変更することで回避可能です。
 設定手順の詳細は、Red Hat Knowledgebaseをご覧ください。

17-DEC-2009
 

HP DMMPをインストールするとハングするが?

 

  PSP v8.40及び v8.41で提供されるHPE製 cciss driverがロードされている環境で、HP Device Mapper Multipath Enablement Kitをインストールすると、インストール時もしくは reboot時にシステムがハングする場合があります。

 この問題は、RHEL4、RHEL5、SLES10の環境で発生します。HP Device Mapper Multipath Enablement Kitを使用時には、PSP v8.50以降で提供される HPE製cciss driverをご使用ください。
 PSP v8.40及び v8.41で提供されるHPE製 cciss driverと HP Device Mapper Multipath Enablement Kitが既にインストールされ、システムがハングしてしまう環境では、下記の手順にて修復が可能です。

1) boot時の grubメニューで、PSPインストール前の標準の grubエントリーを選択し boot 注1
2) PSP v8.40及び v8.41でインストールされたHPE製 cciss driver rpmを削除


# rm -f /usr/src/HP/driver_backup/lib/modules/`uname -r`/updates/cciss.ko
# rpm -e cpq_cciss

3) PSP v8.50で提供されるHPE製 cciss driver rpmをインストール


# rpm -ivh cpq_cciss-XXXX.rpm

4) reboot

注1 RHEL5環境でPSP v8.40及び v8.41インストール時、下記のいずれかのNIC/iSCSI関連 source driver rpmもインストールされている場合、PSPインストール前の標準の initial RAM Diskは、別名でバックアップされています。


hp-nx_nic、hp-qla4xxx、hp-be2iscsi、hp-be2net、hp-tg3、hp-e1000、hp-e1000e、hp-igb、hp-netxtreme2、hp-mlnx


 この場合、標準のgrubエントリーを選択時、initial RAM Diskの名称の指定を下記のように変更してから bootしてください。


< RHEL5.4の場合の変更例 >
initrd /boot/initrd-2.6.18-164.el5.img
    ↓
initrd /boot/initrd-2.6.18-164.el5.img.dup_orig


[22-JUL-2010] PSP8.50による回避方法に更新しました。

02-JUN-2010, revised 19-OCT-2010
 

DM-Multipathで冗長化したデバイスへの kdumpができないが?

 

 RHEL5の kdump(kexec-tools rpm)では、Device Mapper Multipathで冗長化したSANデバイスへの出力はサポートされていません。

 Device Mapper Multipathの設定ファイル (multipath.conf)にて、kdump出力先のデバイスを blacklist化し、冗長化の非対象とすることで回避可能です。

 RHEL6では、RHEL6.3/ kexec-tools-2.0.0-245以降で、Device Mapper Multipathで冗長化したSANデバイスへの出力がサポートされます。詳細は、Red Hat Knowledgebaseをご覧ください。

[13-JUN-2014] RHEL6情報を追記しました。

08-NOV-2010, revised 13-JUN-2014

RHEL5.6以降、SLES11SP1以降で HP DMMP Enablement Kitが提供されないが?

 

 RHEL5.6以降、SLES11SP1以降では、HP Device Mapper Multipath Enablement Kitに代わり、ディストリビューション標準の Device Mapper Multipathを使用し、HPE製 Storageのマルチパス構成を設定するリファレンスガイドを提供しています。

 詳細はこちらをご参照ください。

19-APR-2011
 

3PAR用の multipath.confの設定はどうすればよいか?

 

 SPOCKサイトにて提供されている HP Storage Array用 Native Device Mapper Multipath リファレンスガイドとは別途、3PARマニュアルサイト[英語]にて提供されている各ディストリビューション用の Implementation Guideにて、3PAR用の multipath.confの設定方法が記載されていますので、そちらをご参照ください。

30-JAN-2012
 

RHEL6で multipath.confがないが?

 

 RHEL6でマルチパス環境を構築する場合、device-mapper-multipath rpmがインストールしても、multipath.confがデフォルトでは用意されません。

 下記コマンドを実行する事で、multipath.confの生成と、デーモン (multipathd)の自動起動の設定が行われます。


#mpathconf --enable

05-SEP-2012

 

デバイス名が mpathaではなく mpathbとなるが?

 

 ProLiant G6世代以降の Smart Arrayと RHEL6の組合せの場合、Smart Array用ドライバが従来の ccissから hpsaに変更され、デバイス名も従来の /dev/cciss/c0d0等から、外部ストレージ等の SCSIデバイス名と同じ /dev/sda等となっています。

 この環境で外部ストレージのマルチパス環境を構築する場合、内蔵 Smart Arrayのデバイスに対し、先に Device Mapper Multipath用のデバイス名 (mpatha等)が割り当てられる為、本来マルチパスを構築したい外部ストレージの Device Mapper Multipath用のデバイス名が以降にずれてしまいます。
 multipath.confに下記のパラメータを追加する事で、複数のパスを持っていないデバイスは Device Mapper Multipathの対象から除外する事ができ、シングルパスである内蔵 Smart Array Diskを Device Mapper Multipathの対象から外す事ができます。


find_multipaths yes

 find_multipathsの設定以前に、既に Device Mapper Multipath 設定が有効で、multipathデバイスが認識されている場合には、find_multipathsの設定に加え、既存のmultipathデバイスのマッピング情報(wwidと割り当てられる multipathデバイス名)が保持されている /etc/multipath下の wwids及び bindingsファイルの編集も行ってください。

 Initial RAM diskに既に Device Mapper Multipath 設定が保存されてる場合には、Initial RAM diskの更新も必要となります。 詳細はfind_multipathsを設定後に bootしなくなったが?を参照してください。

06-SEP-2012, revised 07-MAY-2013
 

デバイス名で /dev/dm-*を使用してよいか?

 

 /dev/dm-*は kernelで内部的にのみ使用されるデバイス名です。また、LUNやパーティションの認識のタイミング (Linux boot中や reboot 後等)により、デバイス名が変動する為、使用すべきではありません。
 /dev/mapper/mpath* デバイス名を使用してください。
 尚、/dev/dm-*と /dev/mapper/mpath*のデバイス名の関連付けは、dmsetup lsコマンドで表示される マイナー番号にて確認できます。


# dmsetup ls
mpathbp1 (253, 3) ←/dev/dm-3
mpathap1 (253, 2) ←/dev/dm-2
mpathb (253, 1) ←/dev/dm-1
mpatha (253, 0) ←/dev/dm-0

24-OCT-2012
 

デバイス名が mpath0から mpathaに変わったが?

 

 multipath.confにて user_friendly_namesを有効に設定している場合のデフォルトのマルチパスデバイス名は、RHEL6以降及び SLES10SP2以降では、従来の /dev/mapper/mpath0等の整数表示から /dev/mapper/mpatha等のアルファベットでの表示形式に変更となりました。

01-NOV-2012
 

パーティションを作成した後、multipathデバイスとして認識しないが?

 

 fdiskで multipathデバイス上にパーティションを作成時、RHEL5の場合には、mpath0p1等のパーティションがオンラインでは自動認識されませんので、別途、以下の kpartxコマンドの実行が必要となります。


#kpartx -a /dev/mapper/mpathN


 RHEL6の場合には、RHEL6.1以前及びRHEL6.5以降では mpathap1等のパーティションが自動認識できますが、RHEL6.2~RHEL6.4では自動認識されませんので、別途以下の kpartxコマンドか partprobeコマンドの実行が必要となります。
 RHEL6でデフォルトの、mpatha等のアルファベット表示の multipath デバイスに対し kpartx -aを実行する際、`-p p`オプションを指定し、パーティションの区切り文字として`p`を付与するようにします。`-p p`オプションを指定なしでkpartx -aを実行した際、パーティションの区切り文字として`p`が付与されない mpatha1等のパーティション名として認識され、再起動時に認識される、パーティションの区切り文字として`p`を付与された mpathap1等のパーティション名とのずれが発生します。


#kpartx -a -p p /dev/mapper/mpathX
    or
#partprobe


 尚、上記RHEL5、RHEL6で実行する kpartx及び partprobeコマンドは、パーティション作成後に再起動を行う場合には不要です。
また、partedでパーティションを作成する際には、RHEL5、RHEL6共にパーティションが自動認識されます。multipath デバイス上でのパーティション作成には partedの使用を推奨します。

 [16-JAN-2013] RHEL6.2以降およびpartedの情報を追記改定しました。
 [01-AUG-2014] RHEL6.5以降の情報を追記改定しました。

05-NOV-2012, revised 01-AUG-2014
 

find_multipathsを設定後に bootしなくなったが?

 

 RHEL6で Device Mapper Multipathの設定を行った後に initramfsを更新した環境では、initramfsにも Device Mapper Multipathの設定が保存されていますので、その後再度 /etc/multipath.conf等を編集し Device Mapper Multipathの設定変更を行った際には、整合性を保つために、initramfsも再度更新する必要があります。

 /etc/multipath.confに "find_multipaths yes"の設定を追加し、initramfsを再度更新しなかった場合には、initramfsによる初期 boot段階とその後の bootプロセス間で、認識される root デバイス名に不整合が発生し、正常に bootできない場合があります。
 正常に bootできない場合には、grubメニューで Device Mapper Multipath設定以前の initramfsを指定して bootするか、Rescueモードで bootし、設定を修復してください。

 尚、RHEL6.5以降では、root file systemがマルチパスデバイスの場合、もしくは # dracut --force --add multipath --include /etc/multipath /etc/multpathで強制的に initramfs を更新している場合を除き、当現象は発生しません。詳細はマルチパス設定変更後に dracutは必要か?を参照してください。

 [17-JUL-2014] RHEL6.5同梱の dracut v004-335.el6以降の情報を追記改定しました。

07-MAY-2013, revised 23-FEB-2015
 

追加した LUNのマルチパスデバイス名が mpathaとなるが?

 

 LUNにマルチパスデバイス名が割り当てられる際、RHEL6.4 以前では、既に使用されている(/etc/multipath/bindingsファイルで登録されている)マルチパスデバイス名の次から順に割り当てられますが、RHEL6.5以降では、既に使用されているマルチパスデバイス名より前に使用可能なデバイス名がある場合、まずそのデバイス名が割り当てられます。

 bindingsファイルで使用しなくなった一部の LUNの登録を削除している場合、例えば mpathaは削除され mpathbのみ登録されている場合に、次に認識された LUNに割り当てられるマルチパスデバイス名は、RHEL6.4 以前では mpathcとなりますが、RHEL6.5以降では mpathaとなります。

10-DEC-2013
 

RHEL5で Storage機種用の標準設定が反映されないが?

 

 RHEL5では、multipath.confの devicesセクションで Storage機種用の設定変更をする場合、変更する特定の設定項目のみを記載して、その他の設定項目は RHEL5で用意されている Storage機種用の標準設定から引き継ぐという事ができません。#multipathd -k”show config” コマンドの結果、もしくは /usr/share/doc/device-mapper-multipath-X.X.X/multipath.conf.defaultsファイルを参照し、multipath.confの devicesセクションで Storage機種用の全設定項目を記載した後、特定の設定項目を変更する必要があります。
 RHEL6の場合は、変更する特定の設定項目のみを記載して、その他の設定項目は RHEL6 で用意されている Storage機種用の標準設定から引き継ぐ事が可能です。
 但し HP Storage用の設定の場合には、SPOCKサイトにて提供されている HP Storage Array用 Native Device Mapper Multipath リファレンスガイドに用意されている HP Storage用設定を使用することが推奨です。
 リファレンスガイドは下記 SPOCKサイトよりダウンロードしてください(初回ユーザ登録必要)。


SPOCKサイト > 「Application Notes 」 > 「≫Solutions: Linux」

18-JUN-2014, revised 30-AUG-2016
 

RHEL7でパーティションデバイス名が変わったが?

 

 RHEL7では、Device Mapper Multipath用の udev rules(/lib/udev/rules.d/62-multipath.rules )にて、デフォルトのパーティション用マルチパスデバイス名のルールが変更されました。その為、RHEL6の時のデバイス名( mpathap1等)とは異なり、mpatha1等の様に、デバイス名とパーティション番号の間の区切り文字としての`p`が付与されなくなりました。

01-AUG-2014
 

DM-Multipathに、マルチパス設定変更後に dracutは必要か?

 

 RHEL6.5同梱の dracut v004-335.el6以降及び RHEL7では、root file systemがマルチパスデバイスの場合、もしくは # dracut --force --add multipath --include /etc/multipath /etc/multpathで強制的に initramfsにマルチパスの設定を反映させた場合を除き、dracut実行時に initramfsにはマルチパス設定情報は反映されないので、マルチパス設定変更後の dracutは不要です。

 RHEL6.4以前では、root file systemがマルチパスデバイスでない場合にも、dracut実行時に initramfsにはマルチパス設定情報は反映されますので、dracut実行後にマルチパス設定変更した場合、再度 dracutを実行する必要があります。

23-FEB-2015
 

rr_min_ioと rr_min_io_rqのどちらを設定するべきか?

 

 両parameterは、パスグループ内の負荷分散で、次のパスに切り替える前に現在のパスでルーティングする IO要求数を指定します。
 RHEL6.2以降、RHEL7 、SLES11 SP2以降、SLES12、Ubuntu 16.04 LTS以降は、rr_min_ioに代わり rr_min_io_rqで指定する必要があります。

10-AUG-2015

Open Source & Linux

2015年11月1日付でHewlett-Packard CompanyをHewlett Packard Enterprise Company とHP Inc.に分社する以前に販売された製品については、現在のモデルと異なる、古い製品名およびモデル番号である場合があります。