*BSD技術情報
OpenBSD R5.5インストールフロー

 本ページの内容は限られた評価環境における動作結果、動作させるための情報を報告しているだけであり *BSDの全ての動作を保証するものではありません。また、動作確認に関する情報等はあくまでも `動作確認`であり、動作の保証をするものではありません。特に記載の無い機能動作確認を行っていません。更に詳細な情報については、保証についてをお読みください。

保証について

想定システム

 

 本インストールフローは下記のインストール条件を想定しています。システム構成、インストールオプションが異なる場合には、添付のドキュメント等を参照して、インストール中に適時必要な設定を行ってください。

ProLiant DL320e Gen8 v2

 BIOS 03/28/2014

 Intel Xeon E3-1280 v3 3.60GHz 1P/4C/HT

 Memory 8GB

 iLO4 v1.51

 SATA v2.00.C02/v2.00.C02

 内蔵 DVDドライブ DVD A DU8A4

ProLiant DL360p Gen8

 BIOS 02/10/2014

 Intel Xeon E5-2650 2.0GHz 2P/8C/HT

 Memory 32GB

 P420i v5.42/2GB

 iLO4 v1.51

 SATA v0.90/v0.84

 内蔵 DVDドライブ DVD A UJ8A2

 動作確認は上記の構成で確認しています。異なる CPU世代での動作確認は行っておりません。

本リリースが対象とする CPUアーキテクチャ

 

  • x86_64(amd64) kernelでのみ確認しています。x86(i386) kernelで動作する可能性は高いと思われますが未確認です

本 Releaseでの制限事項

 

  • OpenBSD R5.5のインストール時のパッケージ選択画面で `Directory does not contain SHA256.sig. Continue without verification?`が表示される場合があります。この場合には `y`を入力してください。詳細はOpenBSD FAQを参照してください。

ハードウェアのセットアップ

 

  • DL320e Gen8 v2の内蔵 SATAコントローラを Dynamic SmartArray B120iモードで利用するためのドライバーは *BSD用には用意されていません。本機の RBSUで設定を AHCIモードに変更する必要があります(Legacyモードだと内蔵 DVDドライブが正常利用できません)。
  • DL360p Gen8の内蔵 SATAコントローラは RBSUで設定を AHCIモードに変更する必要があります(Legacyモードだと内蔵 DVDドライブが正常利用できません)。

デバイスインストールフロー

 

  • インストーラの起動方法について
     内蔵 DVD-ROMドライブ、もしくは iLO4の仮想 DVDドライブから起動してのインストールが可能です。内蔵 DVD-ROMドライブが存在し且つ iLO4の仮想 DVDドライブを利用する場合のデバイスファイル名は cd0ではなく cd1を指定します。
  • ディスクコントローラの設定
     インストーラは 内蔵 SATAコントローラ配下のディスクを単体の HDDとして認識します。SmartArray P420i配下のディスクは RAID化された論理ディスクとして認識します。
  • Ethernetコントローラの設定
     インストーラは NICを bge0~として自動認識します。
  • Videoコントローラの設定
     特に設定は不要です。標準的なインストールで X/twmが起動可能です。

インストール後の確認と設定

 

  • ネットワークの動作確認
     #ifconfigでインターフェースを確認し、#ping等での疎通を確認してください。
  • Xの動作確認
     #startxで X.org/twmを起動してください。1280x1024等で正常表示できない等と TFTモニターが表示する場合にはしばらく待つ事で 1280x960等に自動変更されます。#xdpyinfo|grep -i dimensionsで現在の解像度の確認が可能です。キーボードのリピートが行え、チャタリングが発生しない事、マウスカーソルの正常移動、マウスボタンの正常動作を確認してください。
  • メモリの設定
     メモリの設定は特に必要ありません。メモリの認識状況の確認は #dmesg|grep memで行ってください。
  • SMPの設定
     CPUの設定は特に必要ありません。CPU数の認識状況の確認は #dmesg|grep processorで行ってください。
  • ACPIについて
     設定作業は必要ありません。#halt -p による電源断が可能です。

Lights-Outの利用について

 

  • iLO4の仮想コンソール機能をテキストモードで利用した場合、キーボードリピートも問題なく動作しました。
  • iLO4の仮想コンソール機能をグラフィカルモードで利用した場合、キーボードリピートは問題なく動作 し、マウスボタンも問題なく動作し且つローカルとリモートのマウスカーソルも自動追尾しました。R5.4テスト時にはマウスカーソルが飛び飛びで実質利用に耐えなかったが、本テスト時のファームウェア環境では DL320e Gen8 v2、DL360p Gen8共に問題が発生しませんでした(両機種共に R5.4当時と同一機)。R5.5の代わりに R5.4をインストールしても問題なく、また R5.4当時のファームウェア(ProLiant本体、iLO4共に)に戻して R5.4をインストールしても問題が再現しませんでした。
  • iLO4に ssh接続しての TEXTCONSはキーボードリピートも問題なく動作しました。
  • iLO4の仮想 DVDドライブ機能の動作を確認しました。デバイスは /dev/cd1aとしてアサインされ #mount_cd9660での利用が可能でした。
  • iLO4の仮想 ISOドライブ機能の動作を確認しました。デバイスは /dev/cd1aとしてアサインされ #mount_cd9660での利用が可能でした。
  • iLO4の仮想フォルダ機能は利用できませんでした。デバイス認識とデバイスアサインがされましたがマウントが行えませんでした

備考

 

  • DL320e Gen8 v2, DL360p Gen8共に #dmesgに下記の 2行が記録されている。iLO3の記載があるが両機が搭載しているのは iLO4である。

"Hewlett-Packard iLO3 Slave" rev 0x05 at pci6 dev 0 function 0 not configured
"Hewlett-Packard iLO3 Management" rev 0x05 at pci6 dev 0 function 2 not configured

  • DL360p Gen8の #dmesgに下記の 2行が記録されている。前者のデバイスは AERの Global Error Collector関連なのでOpenBSDが対応していないと思われる。

Intel E5 Error Reporting" rev 0x07 at pci0 dev 5 function 2 not configured
Intel E5 Error Reporting" rev 0x07 at pci15 dev 5 function 2 not configured

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2015年11月1日付でHewlett-Packard CompanyをHewlett Packard Enterprise Company とHP Inc.に分社する以前に販売された製品については、現在のモデルと異なる、古い製品名およびモデル番号である場合があります。