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FAQ:OpenBSD

OpenBSDハード、ソフト等、全般に関する質問・回答集です。

FAQ:OpenBSD

ハード、ソフト等

ハードウェア関連

SmartArrayは利用できるか?

 

 現行の SmartArray 5i等は OpenBSD R3.3では利用できません。

 [04-JUN-2007] OpenBSD R4.1ではSmartArray(P400で確認)のRAID構成が利用できますが、以下の制限事項があります。

  • HDD障害発生時に messages等への記録・通知が発生しません。リビルドの発生と終了は HDDアクセス LEDで確認してください。
  • リビルド開始~終了までの進行状況を OS上から確認する手段も同様にありません。

 [01-OCT-2013] SmartArray P420iを利用する場合でも、論理ドライブの障害状況等は /var/log/messagesに記録されないままですが、iLO4が OSに関係なく P420iを監視していますので、iLO4の WEB I/F経由で確認するか、snmpwalkでenterprises.232.3.2.3.1.1.4の値が 2(OK)である事を監視してください。

17-SEP-2003, revised 01-OCT-2013

 
OpenBSDで SMPは稼動するか?

 

 OpenBSD R3.3では正式サポートされていません。

 [01-OCT-2013] OpenBSD R5.3の amd64版では複数の論理 CPUの自動認識が行える事を確認しています(DL320e Gen8 v2, DL360p Gen8)。

21-OCT-2003, revised 01-OCT-2013

 
OpenBSDで Broadcom NICは利用できるか?

 

 OpenBSD R3.3で、BCM5701, BCM5702がインストーラで自動認識され、利用可能な事を確認しています。

 [01-OCT-2013]
 OpenBSD R5.3では bcm5720の利用を確認しました。bcm5719は認識は可能ですが利用は出来ませんでした(bge0: watchdog timeout -- resetting)。
 [06-NOV-2013] bcm5719の問題は R5.4で 修正されている事を確認しました。

revised 18-NOV-2003, revised 06-NOV-2013

 
OpenBSD R5.3は利用できるのか?

 

 ProLiantDL320e Gen8 v2での動作確認を行いました。
 ProLiant DL360 Gen8では NIC(bcm5719)が安定して動作しませんでした。割込みロストが大量発生します。[06-NOV-2013]R5.4で修正されている事を確認しました。
 一般に、R5.3を利用するにあたっての注意点としては、内蔵 DVDを利用する場合には接続している SATAコントローラのモードを AHCIに設定 (Legacyは利用不可) する必要があります。

01-OCT-2013, revised 06-NOV-2013

 
内蔵 DVDドライブが途中で停止するが?

 

 内蔵 DVDドライブから R5.3のインストーラを起動し、インストールの最終段階で行われるファイルコピーが 1%の段階で停止します。これは ProLiantの内蔵 DVDドライブを接続している SATAのモードが Legacyになっているためです。AHCIモードに切り替えて利用してください。ちなみに、USB-DVDドライブを利用してインストールする事も可能です。

01-OCT-2013

 
OpenBSDで iLO4は利用可能か?

 

 OpenBSD R5.3環境で iLO4(DL320e Gen8 v2, DL360p Gen8)を利用した場合の動作確認結果は下記となります。記載していない他の iLO4の機能については確認を行っておりません

  • IRC(仮想コンソール)を GUIモードで利用する場合、マウスが飛び飛びとなり思った場所に移動する事ができず、勝手にマウスのボタンが押される事もあるため利用するのはほぼ不可能。但し、キーボードは問題なく利用可能。但し、程度として DL320e Gen8 v2の方が程度が軽い感じだった。
  • IRC(仮想コンソール)を CUIモードで利用する場合には特に問題は見受けられなかった。
  • TEXTCONSは DL320e Gen8 v2では問題は見受けられなかったが、DL360p Gen8では稀に [Enter]が勝手に入力されているかの様にスクロールする事が稀にあった。
  • 仮想メディアの Virtual DVDは、特に問題は見受けられなかった。
  • 仮想メディアの Virtual ISOは、特に問題は見受けられなかった。
  • 仮想メディアの Virtual Folderはデバイスとしての認識とアサインは行われたが、No such file or directoryとなりマウント出来なかった。

02-OCT-2013

 
SmartArrayの障害情報を知るには?

 

 SmartArray pシリーズ関連の障害情報は OpenBSDのログファイルには記録されません。iLO4の WEB I/F経由で確認するか HDDケージの LEDで確認する必要があります。ちなみに iLO4では iLO3で可能だった SMASH CLP経由での SmartArray配下の個別ディスク状況を確認する事はできません(SMASH CLP側にマッピングされていないため)。但し、現時点に於いては SmartArray pシリーズを搭載した ProLiantで OpenBSD R5.3が安定稼働する機種を確認していません(DL360p Gen8は NICが安定稼働せず)ので、DL320e Gen8 v2に SmartArrayを追加するか、DL360p Gen8に NICを追加しての動作確認を行う必要が生じます。

08-OCT-2013

 
SR Gen10/Plusコントローラは OpenBSDで使えるのか?

 

 ProLiant Gen10世代の SmartArrayコントローラとなる P408i-a SR Gen10コントローラ等は、現時点に於いて OpenBSD R6.3では、HBAモード配下デバイスは認識しません。RAIDモード配下デバイス は /dev/sdXとして認識されますがディスクラベルを付与する段階等で ioctl DIOCGPDINFO: Input/output errorとなり、利用できません。

 [2023-APR-24] P408の動作状況は装着する ProLiantにより異なります。DL360 Gen10に P408を装着した場合は、前述の通り /dev/sd0として認識できるものの実際の利用は行えませんが、DL325 Gen10に搭載した P408の場合には /dev/sd0自体が認識できない状態となります。本事象は R6.9, R7.1共に同様です。

 [2023-APR-24] OpenBSD R7.1に於いて、SmartArray Gen10である P408配下の論理ドライブ認識は Xeon系機では可能ですが、インストール時に `disklabel: DIOCGPDINFO: Input/output error` となり利用できませんでした。EPYC系機の場合は論理ドライブの認識自体が不可能です。SmartArray Gen10 Plus系の P416配下の論理ドライブは認識できません。

29-MAY-2018, revised 24-APR-2023

 
MR Gen10 Plusコントローラは OpenBSDで使えるのか?

 

 ProLiant DL360 Gen10 Plusに MR416を搭載した構成で確認したところ、OpenBSD R6.9, R7.1共にデバイス認識はできませんでした。別のコントローラを検討してください。

25-APR-2023

 

NVMeは利用可能か?
 

 OpenBSD R7.1と ProLiant DL360 Gen10 Plusでの直結接続形態の NVMeドライブは認識と利用が可能です。但し、Legacy(BIOS)モードでは仕様上、NVMeからシステムを起動する事はできません。但し、本構成に関してはデバイスの動作レベルでの確認のみであるため OpenBSD R7.1インストールフローには掲載しておりません。ちなみに、デバイスファイルは /dev/sdXとなります。

26-APR-2023


on-board SATAは利用可能か?
 

 利用可能です。主に本サイトのインストールフローでは ProLiant MicroServer Gen10 Plusでの on-board SATAを利用しています。また、最新機種である DL360 Gen10 Plusと OpenBSD R7.1の組み合わせでも利用可能な事を確認しています。但し、後者の構成に関してはデバイスの動作レベルでの確認のみであるため OpenBSD R7.1インストールフローには掲載しておりません。

27-APR-2023

 

X.orgは利用可能か?

 

 ProLiantの殆どの機種では MGA系 Videoコントローラを搭載しており、DL360 Gen9に於いては R5.6から X.orgの利用が行えなくなりました。MicroServer Gen10 Plusは動作確認を始めた R6.7から R6.9迄では X.orgの利用が可能でしたが、R7.0, R7.1では利用が行えなくなりました。R7.0, R7.1での MicroServer Gen10 Plusは Service Pack for ProLiant(SPP) 2022.03.0同梱のファームウェアを利用して確認しましたが、本ファームウェアであっても R6.9は X.orgが使えています。なお、OpenBSD R6.9と R7.1での X.org Video Driver, glx, mga, vesa, vgahwのバージョンはそれぞれ v24.1, v1.0.0, v2.0.0, v2.3.4, v0.1.0と同じでした。

28-APR-2023

iLO

OpenBSDで仮想コンソールは利用可能ですか?

 

 ローカルコンソールがテキストモードの場合、iLO4の仮想コンソールは特段制限なしで利用可能です。また、iLO4へ sshで接続して利用する textconsも利用可能です。ローカルコンソールがグラフィカルモードの場合、R5.5で利用可能な事を確認しており、ローカルとリモートのマウスカーソルも自動追尾可能です。R5.6以降では X.org自体が利用できないため未確認です。詳細はR5.5インストールフローをご覧ください。

02-MAR-2016

 
OpenBSDで仮想メディアはインストール時に利用可能ですか?

 

 ProLiant Gen9の iLO4では仮想 ISO/DVDをインストール時に利用した場合、パッケージ選択画面で /dev/cd1(内蔵 DVDが無い場合には /dev/cd0)が認識されない場合があります。ProLiant DL120/160/360 Gen9でそれぞれ 10回ずつインストールを実行した場合の発生率は R5.7では 30回中 2回発生しました。回避方法は仮想メディアを一旦アンマウントを行い再度マウントし直して、ProLiantを再起動させる必要があります。R5.8では 30回中一度も発生しませんでした。ProLiant Gen8の iLO4では R5.7であっても仮想 ISO/DVDはインストール時に問題は発生しませんでしたが、ProLiant Gen9での問題発生率から鑑みて潜在的に問題がある可能性があります。運用環境にもよりますが、インストール時の問題としては許容可能範囲の事象と思われます。

03-MAR-2016

 
OpenBSDで仮想メディアはインストールした後に利用可能ですか?

 

 ProLiant Gen9の iLO4では仮想 ISO/DVDをインストール後に #mount_cd9660で利用できない場合があります。/dev/cd1(内蔵 DVDが無い場合には /dev/cd0)は仮想 ISO/DVDのマウント状況に関わらずシステム起動直後からアサインが行われていますが、実際にマウントが行われた場合に `HP Virtual DVD-ROM 0,0`が記録されずに、`uhbu0: device problem, disabling port 1`が記録されます。回避方法としては仮想メディアを一旦アンマウントを行い再度マウントし直す事で正常利用可能となります。但し、稀に一度では成功しない事があります。ProLiant DL120/160/360 Gen9でそれぞれ 10回ずつ合計 30回試した結果として、R5.7では 3回(全て DL360 Gen9)発生し、全て 1回のマウントのし直しで回避できました。R5.8では 30回の内 6回(DL120 x3回、DL160 x2回、DL360 x1回)で、1回のマウントのし直しで成功しなかった事が一度(DL360)だけありましたが、2回目のマウントで成功しています。ちなみに、再起動は iLO4からの [Cold Boot], [Reset], [Momentary Press]からの電源断を経由しての [Mementary Press]での電源投入、#rebootコマンド等多彩な組み合わせを行いましたが、特に関連性は見られませんでした。ProLiant Gen8の iLO4では R5.7, R5.8共に問題は発生しませんでしたが、ProLiant Gen9での問題発生率から鑑みて潜在的に問題がある可能性があります。運用環境にもよりますが、再マウントで回避可能である事から許容可能範囲の事象と思われます。

04-MAR-2016

全般

全般

OpenBSDでパッケージのインストールから先へ進めないが?

 

 OpenBSDのインストールで利用するインストールメディアによっては、パッケージ選択後に `Directory does not contain SHA256.sig. Continue without verification?`のデフォルトである `n`のままでは先に進めなくなります。installXX.imgに内包されているパッケージが配置されているディレクトリにはサインをチェックするためのシグネチャーファイルがないため、インストーラはサインの正当性を確認する事ができません。インストーラでは `y`を選択しサインのチェックを行わずにインストールを進める必要があります。サインの正当性は別途インストール前に #signifyコマンドを利用して行う必要があります。

08-MAR-2016

 
OpenBSDの初回起動時にしばらく停止するが?

 

 OpenBSR R6.1以降ではインストール後の初回起動時にファームウェアのアップデートを試みますが、企業内で proxyを利用している場合にはレポジトリへの接続が行えないために 5分強程度起動が停止します。下記の方法で起動後に proxyを設定してからアップデートが可能です。レポジトリの詳細は http://firmware.openbsd.org/firmware/6.x/ をご覧ください。

#export http_proxy=http://hoge.com:8080
#fw_update -n
 Missing: vmm-firmware
#fw_update
 vmm-firmware-1.10.2p2: ok

11-SEP-2019

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