*BSD技術情報
FAQ:FreeBSD
FreeBSDハード、ソフト等、全般、その他に関する質問・回答集です。
ハード、ソフト等
ハードウェアセットアップ
SmartStartには FreeBSDの選択肢がないが?
SCO ⇒ UnixWare x.xxを選択してください。x.xxの部分は SmartStart CD-ROMのバージョンによってサポートしている UnixWareのバージョンが異なります。UnixWare 2.xxがあればそれを選択し、無ければ 7.xxを選択してください。
16-OCT-2000
SMP環境の場合 I/O APICのモードはどれを選択するのか?
FreeBSDでは Full Table Mappedを選択します。UnixWare 2.xxを選択した場合は Full Table Mappedが選択されていますが、UnixWare 7.xxを選択した場合は Full Tableになっていますので変更する必要があります。
詳細はSmartStartによるハードウェアセットアップを参照ください。
16-OCT-2000
Compaqシステムパーティションは残すべきか?
Compaqシステムパーティションは 35MB程度確保される FAT16の隠しパーティションです。HDD容量が気になる場合やインストーラの自動パーティションニングを利用される場合には削除してください。
詳細はSmartStartによるハードウェアセットアップを参照ください。
16-OCT-2000
dual-peer PCIバス上のデバイスは利用できるか?
FreeBSD R4.0以降で標準サポートされています。
16-OCT-2000
ブート時に F3 Unknownと表示されるが?
ブートマネージャで表示される Unknownパーティションは Compaq System Partitionです。SCUを利用する機種の場合、[F3]キーを押す事で SCUが起動します。
16-APR-2001
page faultでインストーラが起動しないが?
FreeBSD R4.2の場合、メモリ搭載量が 4GBの状態でインストーラが起動しません(SCUでの Preferred OS=UX2/UX7/Linux, APIC table=any|preferred=W2K...okay)。一旦 4GB未満にしてインストールを行ない、インストール終了後に 4GBにしてください。
16-APR-2001
parallel port not foundと表示されるが?
ProLiant DL320, DL360の薄型 1Uサーバには、パラレルポートが搭載されていません。このため、インストーラの起動途中に ppc0のパラレルポートの認識に失敗した故のメッセージが表示されます。このメッセージは無視してください。
02-MAY-2001
内蔵 DVDが利用できないが?
FreeBSD R8.xはインストール時に AHCIモードが利用できません。インストーラの最終段階である Choose Installation Mediaで CD/DVDを選んだ段階で No CD/DVD devices found!としてエラーが発生します。ProLiant内蔵 DVDドライブを接続している SATAのモードが AHCIの場合は Legacyに変更してください。ちなみに、R8.xでは USB-DVDを利用してインストール事もできません。R9.xからは AHCIモードでのインストール、USB-DVDを利用してのインストール共に可能になっています。
19-NOV-2013
インストーラが panicするが?
x2apicが有効になっている ProLiant(BIOS, UEFI両モード共)では FreeBSD R10.xのインストーラは正常起動しません。ProLiant Gen9ではデフォルト onですので、予め offに変更する必要があります。設定は RBSU(System Configuration ⇒ BIOS/Platform Configuration(RBSU) ⇒ System Options ⇒ Processor Options ⇒ Processor x2APIC Support)で設定を行ってください。
[2016-JUN-01] FreeBSD R10.3では x2apicを offにする必要はなくなりました。
01-JUN-2016
UEFIの boot entryが作成されないが?
FreeBSD R10.1からサポートされた UEFIモードでのインストールを行っても、UEFI variablesとしての boot entryは自動では作成されないため、boot entryの状況によっては PXE等のタイムアウト後まで OSは起動しなかったり、OS自体が起動しない事があります。インストール後に、別途下記の方法で登録する必要があります。起動名の入力や boot optionの入力も不要であれば、`Embedded SATA Port 1 HDD`等のデバイス自体を `+`キーで UEFI Boot Orderの一番上へ移動する事での起動も可能です。
- POSTで [F9]を押し RBSUを起動
- System Configuration ⇒ BIOS/Platform Configuration(RBSU) ⇒ Boot Options ⇒ Advanced UEFI Boot Maintenance ⇒ Add Boot Option
- インストールしたデバイスを選択
AHCIの場合 : [EFI] Embedded SATA Port 1 HDD
SmartArrayの場合 : [EFI] Embedded RAID 1: SmartArray P440ar Controller - 50.00 GiB, RAID 1 Logical Drive(Target:0, Lun:0))
- [EFI] ⇒ [BOOT] ⇒ BOOTX64.EFIを選択
- 起動名を入力(例: FreeBSD R10.3 UEFI)
- Commit changes and exit[F10]で保存する
- Boot Optionsへ戻り ⇒ UEFI Boot Order
- 作成した `FreeBSD R10.3 UEFI`を選択
- `+`キーで起動エントリの一番上へ移動
- [F10]で保存する。
14-SEP-2016, verified R10.1~R11.0
ファームウェアのアップデートはどうするのか?
ProLiantのファームウェアをアップデートする方法は多岐にわたりますが、一番簡単で あり且つ *BSD系でお勧めの方法が SPP(Service Pack for ProLiant)の ISOメディアを利用 する方法となります。本 ISOからシステムを起動するだけで、各種デバイスのファームウェアが 自動でアップデートされる Automatic Updateの利用をお勧めします。この方法は、OSの種類に 関わらず利用できる一番簡単な方法です。なお、iLOの仮想メディアを利用して起動した場合 には、別モードである Interactive Update(対話型)は利用できませんのでご注意ください。
同様の offlineでのアップデート方法としては、ProLiantに内包されており POST時に [F10]で 起動が可能な IP(intelligent provisioning)からアップデートする方法があります。この方法 は、SPPを利用する場合に比べて予め最新の SPP ISOを入手する必要がなく、オプティカルドライブ もしくは、iLOの仮想メディアを利用するための iLO Advanced Licenseも不要となります。SPP ISO と異なる必要要件としては、IPが最新のファームウェアを入手するために ProLiantから HPE.comへ アクセスできるネットワーク環境の用意が必要となります。
10-SEP-2019
Legacy(BIOS)モードだと ISOから起動しないが?
FreeBSD R11.3, R12.1にのみ存在した、Legacy(BIOS)ブートモードに設定した場合、ISOイメージから起動しなかった問題は R11.4, R12.2で修正されています。また、R13.0では本事象は発生しません。
08-MAY-2023
EPYC機にインストールできないが?
DL325 Gen10のインストール時のパッケージ取得時に `CAM status: CCB request completed with an error` が表示される事があります。また、稀にエラーで停止する事があります。停止する場合には set hw.usb.xhci.msi=0, set hw.usb.xhci.msix=0, set hw.pci.enable_msi=0, set hw.pci.enable_msix=0 の 4ヶのパラメータを引き渡す事で軽減が可能です。本事象は R12.2, R13.0で確認しています。
09-MAY-2023
SmartArray
SmartArrayコントローラは使えるか? FreeBSD
インストーラ、ブートローダ共に genericで利用できるのは R4.1以降になります。
16-OCT-2000
SmartArrayコントローラに TAPEを接続できるか?
TAPEは非SmartArrayコントローラに接続する必要があります。SCSIコントローラを別途追加してください。
16-OCT-2000
内蔵SmartArrayとは何か?
Symbios 53c1510 SCSIコントローラは、アレイアクセラレターカードと組み合わせることにより SmartArrayコントローラモードで動作します。このアレイアクセラレータカードの事を内蔵SmartArrayカードと呼び、2つを合わせて 内蔵SmartArrayコトローラと呼びます。
24-OCT-2000
内蔵SmartArrayと NCR53c810ドライバのどちらが使われるのか?
内蔵SmartArrayカードを装着していない場合、Symbios 53c1510 SCSIコントローラは Symbios(NCR) 53c81x互換コントローラとして動作します。このモードの場合 ncr53c8xx.oドライバ(distributionによっては sym53c8xx.o)が利用されます。内蔵SmartArrayカドを装着している場合は SmartArray用ドライバである cpqarray.oドライバが利用されます。
24-OCT-2000
内蔵SmartArrayに TAPEは繋げられるか?
繋げられません。オプションの SCSIコントローラを装着して TAPEを接続してください。内蔵SmartArrayコントローラ以外の SmartArrayコントローラでも TAPEは繋げられません。ProLiant標準装備の SCSIコントローラに接続してください。
24-OCT-2000
内蔵SmartArrayがリビルドしないが?
FreeBSD R4.1~R4.3と内蔵SmartArrayを組み合わせた場合の制限事項で、システムの再起動を掛けて RAIDのリビルドを行う必要があります。これはホットスペアが存在している場合、していない場合共に同様に存在する制限事項です。また、故障た HDDの交換も同様にオートリビルドが掛かりません。このため RAID論理ドライブのリビルドを行うには、システムの再起動が必要になります。システムの再起動後画面にメッセージが表示されますので、故障した HDDを修理したか否かによって対処してください。
この問題は R4.4で解決しています...
詳細は、こちらをご覧ください。
26-SEP-2001
R4.5で ciss対応 SmartArrayが利用できないが?
4.5 RELEASEのリリースノートではサポートが表明されていますが、インストーラが対応していないため実質問題として利用できません。cissドライバ対応のインストールイメージを公開しましたのでそちらを利用してください。
09-APR-2002, R4.5
リビルドの発生と終了を知る方法は?
cissドライバの場合 /var/log/messagesにメッセージが表示されますので、それをチェックしてください。idaドライバの場合、FreeBSD上から知る方法はありません。ホットプラグタイプの HDDの場合、前面 LEDで確認してください。下記は cissを R6.1で利用した場合のメッセージです。
- 正常な RAID論理ドライブに障害を発生させ、spare HDDが稼動開始した場合 -
kernel: ciss0: *** Hot-plug drive removed, Port: 1I Box: 1 Bay: 1
kernel: ciss0: *** Physical drive failure, Port: 1I Box: 1 Bay: 1
kernel: ciss0: *** State change, logical drive 0
kernel: ciss0: logical drive 0 (da0) changed status OK->interim recovery, spare status 0x0
kernel: ciss0: *** Hot-plug drive inserted, Port: 1I Box: 1 Bay: 1
kernel: ciss0: *** State change, logical drive 0
kernel: ciss0: logical drive 0 (da0) changed status interim recovery->ready for recovery, spare status 0x0
kernel: ciss0: *** State change, logical drive 0
kernel: ciss0: logical drive 0 (da0) changed status ready for recovery->recovering, spare status 0x0
- rebuild中の RAID論理ドライブに再度障害を発生させ、HDDを交換した場合 -
kernel: ciss0: *** Hot-plug drive removed, Port: 1I Box: 1 Bay: 1
kernel: ciss0: *** Physical drive failure, Port: 1I Box: 1 Bay: 1
kernel: ciss0: *** State change, logical drive 0
kernel: ciss0: logical drive 0 (da0) changed status recovering->interim recovery, spare status 0x0
kernel: ciss0: *** Rebuild aborted - write error, logical drive 0 Port: 1I Box: 1
kernel: ciss0: rebuild of logical drive 0 (da0) failed due to write error
kernel: ciss0: *** Hot-plug drive inserted, Port: 1I Box: 1 Bay: 1
kernel: ciss0: *** State change, logical drive 0
kernel: ciss0: logical drive 0 (da0) changed status interim recovery->ready for recovery, spare status 0x0
kernel: ciss0: *** State change, logical drive 0
kernel: ciss0: logical drive 0 (da0) changed status ready for recovery->recovering, spare status 0x0
kernel: ciss0: *** State change, logical drive 0
kernel: ciss0: logical drive 0 (da0) changed status recovering->OK, spare status 0x0
- rebuildが完了した場合 -
kernel: ciss0: *** Parity/consistency initialization complete, logical drive 0
kernel: ciss0: logical drive 0 (da0) completed consistency initialisation
09-APR-2002, revised 17-JAN-2006, verified R4.3~R4.5, R6.1
リビルドの進行状況を知る方法は?
SmartArray用のツールが SoruceForge上で公開されています。詳細は
≫ 《http://www.strocamp.net/opensource/》 をご覧ください。※履歴:《》はリンクを取り消しました。
09-APR-2002, revised 25-NOV-2008
SmartArray P42xは FreeBSD R9.0で利用できるのか?
FreeBSDの対応ハードウェア一覧(現時点でサイト消滅)の対応ハードウェア一覧には SmartArray P42xがリストされていますが、R9.0の Release Notesにはリストされていない等、参照するページによって結果が異なります。実際には FreeBSD R9.0で SmartArray P42xは利用できません。R9.1以降で利用できる様になります(beta1で確認)。
30-OCT-2012, revised 02-FEB-2021
SmartArrayの障害情報を iLO4経由で知る事ができるか?
iLO4の WEB I/F経由で HDDの状態を確認する事が可能です。但し、iLO3で可能だった SMASH CLP経由での SmartArray配下の個別ディスク状況を確認する事はできません(SMASH CLP側にマッピングされていないため)。ちなみに、SmartArray pシリーズ関連の障害情報は cissドライバが FreeBSDのログに記録を行いますのでそちらでの確認が簡単です。また、HDDケージの LEDで確認する事も可能です。
05-NOV-2013
HBAモードは利用可能か?
SmartArray P440arのデフォルト設定は従来の SmartArrayと同じ動作をする RAIDモードですが、ProLiant起動時の POSTから Intelligent Provisioning(IP)を起動し、Smart Storage Administrator(SSA)内から HBAモードに変更する事が可能です。本モードは FreeBSD R10.0から利用可能です。但し、本モードの LUNからシステムを起動するのは ProLiantを UEFIモードにする必要があります。実際には、Legacy(BIOS)モードでも起動する場合がありますが、OSを問わず UEFIモード以外では ProLiantとして意図した利用方法ではないため安定して起動しない可能性がありますので、ProLiantを Legacy(BIOS)モードで利用する際には本コントローラはデータディスク用としてください。ちなみに、デバイスアサインは RAIDモードと同じ /dev/daXで、ドライバも同じ cissを利用します。
12-FEB-2016
SR Gen10コントローラは FreeBSDで使えるのか?
ProLiant Gen10世代の SmartArrayコントローラとなる P408i-a SR Gen10コントローラ等は、現時点に 於いて FreeBSD R10.4, R11.1共に HBAモード配下デバイスは認識しません。RAIDモード配下デバイス は /dev/daXとして認識されますが Partition Scheme画面でディスクラベルの選択時に Operation not supported by device.と なり、サイズが 0と認識されるため利用する事は出来ません。この時点で da0は LUNのサイズ情報を取得できず can't get disk parameters on /dev/daX等ととして fdiskから返されます。また、インストーラ起動時のログとして daX: Attempt to query device size failed : NOT READY も記録されています。
[14-MAR-2019] FreeBSD R11.2, R12.0以降で SmartArray SR Gen10コントローラの認識が可能になりました。なお、MicroSemi社提供のドライバをロードする事で R11.0, R11.1でのインストールが可能な事を確認しました。R10.2, R10.3(R10.4未確認)に関しては MicroSemi社提供のドライバをロードしてもインストールは行えませんでした。
24-MAY-2018, revised 14-MAR-2019
iLO5 WEB I/Fから状況確認は可能か?
SmartArray P408i-a SR Gen10コントローラ配下の物理・論理ドライブの状況は iLO5の WEB I/F上から確認する事が可能です。Linux上で稼働させるための amsdエージェントは FreeBSD向けに提供されていませんが、本情報の取得に関しては特段エージェント等は不要となります。
18-MAR-2019
リビルドログが記録されないが?
SmartArray SR Gen10コントローラ用ドライバ smartpqiは従来の SmartArray用ドライバとは異なり、RAID論理ドライブのリビルド時のログ等を記録しなくなりました。状況は iLO5 WEB I/F上から確認する等してください。
24-JUN-2019
SmartArray SR Gen10で #smartctlが使えないが?
SmartArray SR Gen10コントローラ配下の論理ドライブの情報は、従来のコントローラと同様に #smartctl -a /dev/daXで取得可能です。これは RAIDモードと HBAモードの両方で有効です。これら論理ドライブを構成する物理ドライブの情報は従来の Gen9迄の方法では取得できません。#smartctl -a -d cciss,X /dev/smartpqi0で行ってください。これらは FreeBSD 11.2 Releaseで確認していますが、#man samrtctlにはこれらの事項は記載されていません。ちなみに、HBAモードの論理ドライブの内容と物理モードの内容は同じ内容となります。
15-OCT-2019
Ethernet
tlanドライバがロードに失敗するが? FreeBSD
SMP環境の場合で I/O APICのモードが Full Table Mappedになっていないと tl0: couldn't map interrupt?と表示されることがあります。
16-OCT-00
FreeBSDで Broadcom NICは利用できるか?
BCM5701が安定稼動できる様になったのが R4.6で、BCM5702/3が自動認識できる様になったのが R4.8です。R5.0では BCM5701/2/3が自動認識できます。BCM5703は R5.1で動作が 100Mbpsに切り替わる等不安定になっています。
但し、NC7771 PCIカードは BCM5703ですが、このコントローラは他の BCM5703コントローラとは異なり、 自動認識が可能なリリースは R5.2以降となります。
revised 02-APR-04
R9.1で bcm5719の linkが up/downするが?
DL360/380p Gen8に搭載されている bcm5719は Release 9.1で自動認識はされますが、linkステータスが upと downを激しく繰り返す link flappingを引き起こすため実際には利用できません。本問題は、CPUコア数の削減や HTの停止によっても回避できませんでした。
[28-MAR-2013] R8.4 beta1で問題が修正されています。
[26-AUG-2013] R9.2 RC2で稼働可能な事を確認しました。
27-FEB-2013, revised 01-OCT-2013
FDD
USB-FDDは利用できるのか?
R7.0と R7.2では読込みは可能ですが、書込みをしようとすると `g_vfs_done()da1[WRITE(offset=9728, length=512]error = 16`等のメッセージが表示され正常動作できません。また読込みも非常に時間がかかり、1.44MBの転送も 10分程度掛かります。R7.1の場合には読込みも出来ませんでした。R7.0/7.2の書込み時と同様のエラーが発生したので automountデーモンか何かの違いで読込み時にも何らかの書込み動作をしていると思われます。iLO2の Virtual Mediaでリモートの FDDをマウントしようとすると FDDのアクセスランプが点灯した後、`Device not configured`となりアクセスが出来ませんでした。
R8.0では USB-FDDを装着した後、下記のメッセージが記録され一度アサインされたデバイスが削除され全く利用出来ません。
(da1:umass-sim0:0:0:0): got CAM status 0x4
(da1:umass-sim0:0:0:0): fatal error, failed to attach to device
(da1:umass-sim0:0:0:0): lost device
(da1:umass-sim0:0:0:0): removing device entry
01-DEC-09, revised 12-MAR-10
UEFI
BIOS環境向けの USB-keyから起動できるのか?
USB-keyに書き込んだイメージが BIOSと UEFIの両環境に対応していれば起動可能ですが、BIOS環境のみにしか対応していなければ UEFIモードでは起動できません。前者の例としては Red Hat Enterprise Linux 7用 ISOイメージがあります。このイメージは #ddで USB-keyに焼きこむだけで BIOSと UEFIの両環境から起動させる事が可能です。後者の例としては FreeBSD R10.1のインストールイメージがあります。このインストールイメージは BIOSと UEFI向けで別のイメージが提供されています。
25-SEP-2015
起動エントリが追加されない OSを起動したいが?
FreeBSD R10.1を UEFI環境に導入した場合には、UEFIの起動エントリが作成されません。この場合の対処方法としては、RBSUの Boot Optionsで `Embedded RAID : SmartArray P440ar Controller - XX.XX GiB, RAID - Logical Drive(Target:0, Lun:0)`を primaryにする事で起動する方法、別途 #efibootmgrから登録する方法、RBSUからboot entryを追加する方法があります。
05-OCT-2015, revised 11-SEP-2017
UEFIで X.orgが起動しないが?
UEFIモードにした ProLiantで FreeBSD R10.1を稼働させた場合、#pkg install xorgだけでは X.org/twmの起動はできません。これは Legacy(BIOS)モードでは動作していた VESAドライバが利用できないためです。別途 #pkg install xf86-video-mgaでドライバを追加する必要があります。ちなみに、#pkg install xf86-video-fbdevでは X.orgは起動しませんでした。
[25-OCT-2016] FreeBSD R11.0からは UEFIモードでも VESAドライバが利用可能になり、別途 xf86-video-mgaをインストールする必要はなくなりました。この仕様変更は R11.0の変更ではなく、レポジトリ側での変更のため現在は R10.3の UEFIモードであっても同様に VESAドライバの利用が可能です。
[11-SEP-2017] FreeBSD R11.1では UEFIモードでは別途 xf86-video-mgaをインストールする必要があります。この仕様変更は R11.1での変更ではなく、レポジトリ側での変更によるものと思われます。
[09-SEP-2019] ProLiant DL360 Gen10と R12.0の組み合わせでは、UEFIモード時に xf86-video-mgaを導入する事で X.orgが動作可能になっています。但し、X.org自体が動作しない(本サイトに記載していませんが DL325 Gen10の UEFIモードと R11.2, R12.0の組み合わせが該当します)場合もあります。また、その時々で利用するレポジトリの違いによる X.org等のバージョンによって動作が異なる事もあります。なお、ProLiant DL360 Gen9の場合には R11.2と UEFIモードの組み合わせでも xf86-video-mgaを導入する事で X.orgの利用は可能でした。
15-FEB-2016, revised 09-SEP-2019
ProLiant DL320
No disks found!になるが?
R4.1.1までのインストーラは DL320/ATAが利用している CMD CSA-649U Ultra ATAコントローラのリソースを見つける事ができません。これはインストーラが PC/ATに準拠した IRQ=14/15に位置してるとして probeしているためです。インストーラ起動時に Start kernel cofiguration in full-screen visual modeを選択し、Storageの ATA/ATAPI compatible disk controllerに次のリソースを設定してください。
1台目の HDD(ata0) | IRQ number=3 |
Port address=0xb090 | |
Flags=0x0 | |
2台目の HDD(ata1) | IRQ number=3 |
Port address=0xb098 | |
Flags=0x0 |
16-JUL-01 verified R4.1/4.1.1
ProLiant DL360
SMPが利用できないが?
本機を SMP kernelで利用した場合、起動時に停止します。Pentium IIIの FC-PGA版は APICの仕様が一部変更されています。また、本機は故障した CPUを切り離してシステムを再起動する仕様の APICを採用しています。FC-PGA版とこの仕掛け(ASR: automatic server recovery.. 但し、ASR用 driverは FreeBSD用には用意されていません)を有した組み合わせのシステムに対応している FreeBSDは R4.3以降になります。
revised 01-MAY-01 verified R4.1/4.1.1/4.2/4.3
メモリの自動認識は可能か?
generic kernelで 4GBまで自動認識可能です。
16-OCT-00 verified R4.1
ProLiant ML350
SMPが利用できないが?
本機では CPUのクロックが 1GHz以上の場合、Pentium IIIの FC-PGA版を採用しています。この構成で SMP kernelを利用した場合、起動時に停止します。Pentium IIIの FC-PGA版は APICの仕様が一部変更されています。また、本機は故障した CPUを切り離してシステムを再起する仕様の APICを採用しています。FC-PGA版とこの仕掛け(ASR: automatic server recovery... 但し、ASR用 driverは FreeBSD用には用意されていません)を有した組み合わせのシステムに対応している FreeBSDは R4.3以降になります。
revised 01-MAY-01 verified R4.0/4.1/4.1.1/4.2/4.3
メモリの自動認識は可能か?
ML350/1GHz以上モデルの場合、generic kernelで 4GBまで自動認識可能です。
09-MAR-01 verified R4.1
ProLiant ML530
メモリの自動認識は可能か?
generic kernelで 4GBまで自動認識可能です。
08-MAR-01 verified R4.1/4.1.1/4.2
r3.xxで SCSIを認識しないが?
本機の SCSIコントローラは dual-peer形式の PCI 2ndary上にありますので認識できません。r4.1以降をご利用ください。
08-MAR-01
r4.0がインストできないが?
ディスク認識時に module_register_init: module STILL not found!と表示され、システムの再起動が掛かります。r4.1以降をご利用ください。
08-MAR-01
ProLiant 8500
4GB積んだのに全部を認識しないが?
本機の最大メモリ容量は 16GBです。4GBを超えるメモリ領域へのアクセス用に memory hole機能を持っています。このため最大メモリ容量が 4GBの機種に比べて memory holeの 640MB分が利用できなくなります。dmesgでの real memoryの値は、下記になります。
ProLiant 8500R... real memroy = 3489628160 (3407840K bytes)
ProLiant DL360... real memory = 4060069888 (3964912K bytes)
16-APR-01
全般
#options SMP # Symmetric MultiProcessor Kernel
#options APIC_IO # Symmetric (APIC) I/O
R4.8で Hyper-Threadingを利用するには、下記のコメントを外してから kerenelを buildしてください。
#options HTT # HyperThreading Technology
R4.9では、kernel config fileの SMP,APIC_IOを有効にして buildするだけで、Hyper-Threadingも有効になります。逆に、#option HTTを有効にするとエラーになりますので、コメントをはずさないようにしてください。また、RBSUでの HyperThreadingの設定には関係なく、常に HyperThreadingが有効になります。
R5.0で SMPを利用するには kernelの buildが必要です。但し、HTの利用は確認できませんでした。
R5.1以降は、generic kernelのままでも SMP, Hyper-Threadingが利用可能です。R5.1では RBSUで Hyper-Threadingの設定に関わらず常にHyper-Threadingが ONになります。R5.2では、RBSUでの設定に応じて Hyper-Threadingの利用が ON/OFFと追随します。
SMP kernelで起動後、`#dmesg|grep cpu`の実行によって `cpu0`, `cpu1`等と複数の CPUが表示されている筈です。表示されない場合、APICのモードが 'Full Table Mapped'もしくは '自動'になっているか確認してください。
詳細はこちらを参照ください。
revised 23-APR-2004 verified R3.4~R5.2
4GBのメモリを利用したいが?
R4.0, R4.1, R4.1.1と R4.4は問題がありませんが、R4.2のインストーラはメモリを 4GB搭載した状態では正常に起動しませんので、インストール終了後に 4GBにしてください。
R4.3の場合、インストール時点に於いても、インストール後に於いても `panic: swap_pager_swap_init: swap_zone == NULL`の表示がされて、4GB環境で稼動させる事ができませんでした。4GB未満のメモリ環境で運用してください。
revised 26-SEP-2001 verified R4.0~R4.4
PAEを利用し4GB以上のメモリを認識させたいが?
DL380G4と R4.11,R5.3環境で PAE対応カーネルを buildした場合4GB以上のメモリが認識できます。PAEを有効にする場合は以下の手順で対応カーネルを buildしてください。機能確認は対応カーネルで起動後 '#dmesg | grep memory'にて行ってください。
R4.11用 PAE対応 UNIカーネル build方法
#cd /usr/src/sys/i386/conf
#cp GENERIC MYKERNEL
#echo "options PAE" >> MYKERNEL
#config MYKERNEL
#cd ../../compile/MYKERNEL
#make depend && make && make install
#shutdown -r now
R4.11用 PAE対応 SMP/HTTカーネル build方法
#cd /usr/src/sys/i386/conf
#cp GENERIC MYKERNEL
#echo "options PAE" >> MYKERNEL
#echo "options SMP" >> MYKERNEL
#echo "options APIC_IO" >> MYKERNEL
#config MYKERNEL
#cd ../../compile/MYKERNEL
#make depend && make && make install
#shutdown -r now
R5.x、R6.x用 PAE対応 UNIカーネルの build方法
#cd /usr/src/sys/i386/conf
#config PAE
#cd ../compile/PAE
#make depend && make && make install
#shutdown -r now
R5.x、R6.x用 PAE対応 SMP/HTTカーネル build方法
#cd /usr/src/sys/i386/conf
#cp GENERIC GENERIC.org
#echo "options SMP" >> GENERIC
#config PAE
#cd ../compile/PAE
#make depend && make && make install
#shutdown -r now
R7.x、R8.x用 PAE対応 SMP/HTTカーネル build方法
#cd /usr/src/sys/i386/conf
#config PAE
#cd ../compile/PAE
#make depend && make && make install
#shutdown -r now
26-APR-2005, revised 19-MAR-2010
R5.2から R5.3に移行することで新たに発生する問題はあるか?
現在 R5.3にて以下の問題発生が確認されています。
- 内蔵(non USB)フロッピードライブの読み込み時に Input/output errorが発生します。
また、書き込みを行った場合、フロッピーの unmount時にシェル画面がフリーズします。
*DL360G4,DL380G3, DL380G4にて確認
- PAEを有効にすると、USBデバイスが利用できなくなります。
*DL360G4,DL380G3, DL380G4にて確認
- USB フロッピードライブの mount時に以下のエラー表示が発生する場合があります。mount処理は正常に行われます。
kernel: (da1:umass-sim0:0:0:0): Synchronize cache failed, status == 0x6, scsi
status == 0x0
kernel: umass0: Unsupported UFI command 0x35
*DL380G4にて確認(未確認ですが他の機種でも発生すると思われます)
- USBフロッピードライブの読み込み時に以下のエラーが発生する場合があります。読み込み処理は正常に行われます。
kernel: (da1:umass-sim0:0:0:0): CAM Status: SCSI Status Error
kernel: (da1:umass-sim0:0:0:0): SCSI Status: Check Condition
kernel: (da1:umass-sim0:0:0:0): ABORTED COMMAND asc:4e,0
kernel: (da1:umass-sim0:0:0:0): Overlapped commands attempted
kernel: (da1:umass-sim0:0:0:0): Retrying Command (per Sense Data)
*DL380G4にて確認(未確認ですが他の機種でも発生すると思われます)
- USBフロッピードライブの書き込み時に Device busyが発生し書き込み処理が完了しない場合があります。
*DL380G4にて確認(未確認ですが他の機種でも発生すると思われます)
- USBフロッピードライブでは umount時に次のエラーが発生し、umount処理が完了しない場合があります。
kernel: fsync: giving up on dirty: 0xc565c108: tag devfs, type VCHR, usecount 3,
writecount 0, refcount 5, lock type devfs: EXCL (count 1) by thread 0xc55584b0 (pid 585)
CD_VOLUNE = 0
CD_VOLUNE = 1
CD_VOLUNE = 2
CD_VOLUNE = 3
packages/INDEXから `||1`、`||2`、`||3`の文字を削除します。下記の様に sedを使って行います。
#sed -e "s/||1//" INDEX > INDEX.1
DVD用 ISOイメージを次のコマンドで作成します(NNには Release番号、archには CPU architectureを適当なものにしてください)。あとは一般の DVD用ライティングソフトウェアを利用して焼き込んでください。
#mkisofs -V FreeBSDNN-arch -J -R -b boot/cdboot -no-emul-boot -o freebsdNN-arch.iso .
Section "ServerFlags"
Option "AllowEmptyInput" "off"
EndSection
04-AUG-2009, revised 16-FEB-2016, verified with DL160G6 and DL380G6/R7.2
xorg.configが無いが?
R7.2からは装備されていませんので、#X -configureで xorg.cofnig.newを作成します。作成したファイルは xorg.configとして /etc/X11に配置してください。
06-AUG-2009
R8.0で PAE kernelのビルドは必要か?
R8.0の x86版では 4GBメモリを超える環境の場合、dmesgの `real memory`で表示される値が実搭載メモリのものに変更されましたが、実際に利用可能な `avail memory`は PAEサポート無しでは 4GBを超えられませんので、x86版で 4GBを超えたメモリ領域を利用するには、PAE kernelをビルドするか、amd64 kernelを利用する必要があります。
[19-MAR-2010] 当初発行した本項目は availと realを考慮しない間違った内容でした、お詫び致します。
12-MAR-2010, revised 19-MAR-2010
R8.0のインストーラで X/twmのインストールが出来ないが?
R8.0のインストーラの最初の時点で表示される Choose Distributionsステージでは R7.2迄にはあった X-User等のパッケージグループは表示されなくなり、Allを選択しても X.org/twm等はインストールされません。この時点で聞かれる FreeBSD ports collection?への回答の如何に関わらず、基本的なパッケージのコピーが終了した後に再度 FreeBSD ports collection?と聞かれますので、この時点で選択が可能です。ここでは、x11グループ内の xorg-7.4_2を選択する事で最低限の X/twm環境が導入されます。後は、R7.2と同様に xorg.confを作成しキーボードとマウスの設定をする事で利用可能です。詳細はXでキーボードもマウスも動かないが?をご覧ください。
02-APR-2010
USB-DVDからインスト出来ないが?
FreeBSD R8.xでは CD/DVD用 ISOイメージを利用してのインストールは内蔵 CD/DVDドライブからのみ可能です。ここで云う内蔵と云うのは USB接続ではない事を意味します。つまり、USB-DVDドライブや、iLO2/3の仮想メディアは利用できない事を意味します。USB接続のストレージはインストールの最終段階でデバイスが認識できなくなります。内蔵 CD/DVDドライブが用意できない場合には USB-key用にカスタマイズされた memstick.imgが提供されていますので、そちらを利用してください。
[19-JAN-2012] FreeBSD R9.0から再度 USB-DVDからのインストールが可能となりました。
18-MAR-2011, revised 19-JAN-2012
USB-keyからのインスト時に途中で USB-keyが認識しなくなるが?
FreeBSD R8.xでは USB-keyにインストールするための専用イメージとして memstick.imgが配布されています。このイメージを USB-keyに書込み、そこから起動する事で内蔵 CD/DVDドライブが無いハードウェア構成であってもインストールが可能となります。
但し、通常のインストールと異なる点として、`Choose Installation Media`の画面では `9 USB - Install from a USB drive`を選択します。この場合 `No USB device found!`と表示されてしまう場合(殆どの場合には認識できませんが、DL385G7では稀に自動認識する事がありました)には、 `X Options - Go to the Options screen`に移動し、`Re-scan Devices`で一度スペースキーを叩く事で、USB-keyの認識が行われます。ちなみに、R8.2のインストーラからは USB-keyが見つからない場合には、Re-scan Devicesを行う様にとのポップアップ画面での指示(`try Options/Re-scan Devcies`)が行われる様になっています。
22-MAR-2011
dbusでマウスを使いたいが?
R8.x, R9.x上に於いて、xorg.confに AllowEmptyInputを追加する方法ではなく、dbusと haldを利用して X上でマウスを利用するには、/etc/rc.confに hald_enable="YES"と dbus_enable="YES"を追加する事で利用可能となります。rebootせずに即利用したい場合には #/usr/local/etc/rc.dの haldと dbusを startしてください。
04-OCT-2011, revised 23-JAN-2012
X.orgでマウスの設定が異なっているが?
FreeBSD R10.xでは、#pkg install xorg実行時に利用するリポジトリでの xorg-serverのバージョンによってマウスのサポートドライバが異なります。v1.14未満では dbusを利用していましたが、v1.14以降では devdによるサポートに戻っています。このため、v1.14以降で X.org/twm環境を利用する場合には特に設定をする事なくマウスカーソルを動かす事が可能になっています。
#pkg info xorg-server
Ver : 1.12.4_9,1
AIGLX : on
DEVD : off
HAL : on
SUID : on
・・・
#pkg info xorg-server
Ver : 1.17.4,1
DEVD : on
HAL : off
SUID : on
・・・
#pkg search xorg-server
xorg-server-1.17.4,1 X.Org X server and related programs
#vi /etc/pkg/FreeBSD.conf ⇒⇒ 下記の url:を変更...
url: "pkg+http://pkg.FreeBSD.org/${ABI}/latest",
↓↓↓
url: "pkg+http://pkg.FreeBSD.org/${ABI}/release_1",
#pkg search xorg-server
xorg-server-1.12.4_9,1 X.Org X server and related programs
17-FEB-2016
AllowEmptyInputでマウスを利用したいが?
アプリケーションとの絡みで FreeBSD R10.xでも従来からの AllowEmptyInputで X/twmでのマウスを利用したい場合には、古い xorg-serverを利用する必要があります。AllowEmptyInputでマウスカーソルが動作する事を確認できたのは xorg-serve v1.7.7_11,1で、v1.12.4_9,1では動作しなくなっています。このv1.7.7_11,1が同梱されてるレポジトリは release_0になります。下記は 2015年 1月 20日時点でのレポジトリの状況です。レポジトリの変更方法は以前のレポジトリを使って古い Xをインストしたいが?を参照してください。
release_0 - xorg-server-1.7.7_11,1.txz - 2014-Jan-06
release_1 - xorg-server-1.12.4_9,1.txz - 2014-Oct-22
release_2 - xorg-server-1.14.7_5,1.txz - 2015-Jul-30
latest - xorg-server-1.17.4,1.txz - 2016-Jan-09
18-FEB-2016
UEFIで X.orgが起動しないが?
FreeBSDで X.orgが起動しない場合に考えられるのは大きく分けて 2点あります。R11系を UEFIモードを利用している場合には、VESAドライバが利用できる場合とできない場合があります。利用できない場合は別途 xf86-video-mgaの導入を行ってください。VESAドライバが利用可能なレポジトリに戻す事で対応可能な場合もありますが、確実な方法ではありません。R10系ではマウスサポートが AllowEmptyInput, devd, halのいずれかで利用できるかの確認が必要となります。AllowEmptyInputが利用可能な事が確認されている xorg-serve v1.7.7_11,1を利用する。それよりも新しい xorgを利用する場合には、#pkg info xorg-serverで devd, haldのどちらがサポートされているかを確認して適切なマウス設定を行ってください。
11-SEP-2017
#pkg install xorgがタイムアウトするが?
企業内からレポジトリにアクセスする際には必要に応じて proxy設定を行う必要があります。設定例は下記となります。
#echo 'setenv HTTP_PROXY "www.proxy.com:8080"' >> /root/.cshrc
#source /root/.cshrc
#pkg install xorg
26-JUL-2019
その他
本サイトについて
URLの制式化と共に *BSDのサポートも行われるのか? FreeBSD
*BSDの情報サイトが'www.hpe.com/jp/bsd'とHPEの制式形態に変更しましたが、HPEが行うのは、あくまで動作確認だけであり、有償・無償を問わず、一切のサポートは行いません。
HPEは弊社システムで *BSDのインストール、起動が可能なことを確認し、必要な技術情報を当サイト上にて公開いたします。但し、その内容は限られた評価環境における動作結果を報告しているだけであり動作の保証をするものではありません。このためシステムの導入運用はお客様の責任で実施していただきます。
HPEは製品を動作させるのに kernelの変更やデバイスドライバのサポートが必要な場合でも、それらのサポートを提供することは考えておりません。また、製品仕様の変更によって当サイト上に記載されている情報を利用しても動作させられない可能性がある事をご承知おきください。
01-SEP-03
*BSD
2015年11月1日付でHewlett-Packard CompanyをHewlett Packard Enterprise Company とHP Inc.に分社する以前に販売された製品については、現在のモデルと異なる、古い製品名およびモデル番号である場合があります。