HPE Synergy管理

データセンターインフラストラクチャが「Infrastructure as Code」のように管理される方法についてご説明します。HPE Synergy Composerは、コンピュート、ストレージ、およびファブリックリソースを効率的に一致させて、あらゆるワークロードに対応できる、ネイティブのインフラストラクチャ管理機能を備えています。また、「Infrastructure as Code」機能が、一貫したガバナンス、コンプライアンス、および統合により、アプリケーションやサービスのオンデマンドのデリバリとサポートを可能にします。インフラストラクチャの管理にパラダイムシフトがもたらされます。ソフトウェア デファインド アーキテクチャーがHPE Synergyのリソースを自動的に検出して取り込むため、テンプレートベースの運用を即座に利用できるようになり、こうしたインテリジェンスが運用のスピード、効率、および信頼性を向上させます。HPEコンポーザーでは、単一のインターフェイスまたは単一の統合APIを使用してインフラストラクチャが展開、監視、更新されます。HPE Synergy Infrastructureでは、従来型の環境とクラウド環境向けに仮想化されたワークロード、コンテナ化されたワークロードおよびベアメタルのワークロードをサポートします。サービスの中断を最小限に抑えながらリソースをアップデートし、柔軟性を高め、再展開できます。

最新情報

  • HPE Synergy Composer2マネジメントアプライアンスでは、UEFIとHPE iLO5を搭載した更新されたアーキテクチャーを提供します。
  • iLOを使用したリモートシステムへの管理用アクセスにより、HPE Synergy Composer2での完全な自動運用 (iLOのリモートアクセス) を可能にします。
  • IPv6のみ運用向けにHPE Synergy Managementがサポートされています。
  • HPE Synergy Composer2では、大規模な環境でライフサイクル運用を高速化するため、優れたユーザーインターフェイスの応答性を利用してパフォーマンスを強化します。
  • HPE Synergy Composer2でのセキュアブートは、OSブートローダーとOSカーネル (およびカーネルモジュールとドライバー) を検証して改ざんを防止します。
  • Composer2でのセキュアスタートは、攻撃耐性を維持するためにSilicon Root of Trustを使用してiLO5ファームウェアとUEFI BIOSを検証します。その他の保護機能では、iLO5へのアクセスを制限し、UEFI BIOSとOSカーネルをロックダウンします。

機能

あらゆるワークロードに1つのインフラストラクチャ

HPE Synergy Composerは、強力なソフトウェアアーキテクチャーを柔軟なHPE Synergyハードウェアインフラストラクチャと一致させます。HPE OneViewを搭載したソフトウェア デファインド管理は、物理リソースおよび仮想リソースを、ベアメタルのワークロード、仮想化されたワークロード、コンテナ化されたワークロードと迅速に一致させることで、複雑さを解消します。

単一の管理ドメイン内で、利用可能なコンピュートストレージファブリックリソースを自動検出して監視下に置き、使用できるように表示します。HPE Synergy Composerでは、あらゆるタイプのインフラストラクチャリソースを使用できるように迅速に整理します。これこそが「Infrastructure as Code」の本質です。

HPE Synergy Composerを使用してハイブリッドクラウド環境全体の生産性と制御性を向上させて現在および次世代のアプリケーションをサポートするとともに、多様なインフラストラクチャ要件とサービスレベル目標に対応します。

クラウド並みのスピードと規模で展開

また、運用の変更を自動的に行い、自社の専門家によるベストプラクティスをテンプレートにキャプチャーすることで、手動操作と人為的エラーを削減します。これにより、インフラストラクチャの管理方法が根本から変革されます。

論理インフラストラクチャの構築など、強力なテンプレートがベストプラクティスをキャプチャーし、リソースを効率的に使用することで、ほぼ瞬時のプロビジョニングとアプリケーション要件への適合が可能になります。HPE Synergy Composerのテンプレートは、コンピュートリソース、ストレージリソース、ファブリックリソース、そしてシステムイメージまでも管理できます。

拡張は、シンプルで自動化されています。追加の容量が、大規模で柔軟なプールに自動的に取り込まれることで、ハードウェアの拡張に伴う運用の複雑さが解消されます。この機能により、環境の拡大に合わせて時間とコストを節減する、同様の物理リソースと論理リソースのグループを迅速に追加できます。

正確かつほぼ瞬時に論理インフラストラクチャを構成および再構成することにより、アプリケーションとサービスのデリバリ時間を迅速化できます。わずか1行のコードを使用して数分でサービスを立ち上げ、パブリッククラウドプロバイダーと同様の環境をお客様のデータセンター内にオンプレミスで構築できます。

日常的な運用を自動化

HPE Synergy Composerのソフトウェア デファインド インテリジェンスを使用して、IT運用を簡素化し、容量の浪費を解消し、環境を効率的に管理することができます。複数のツールに単一のインターフェイスを使用することで、管理者や管理者チームはライフサイクルにおける運用上の変更を迅速に実装することができます。

すべてのコンポーネントのアップデートを一元化しつつ複数のフレームを新しいベースラインへアップデート可能な、中断のないファームウェアおよびドライバーのアップデートでダウンタイムを排除します。ファームウェアおよびOSドライバーのアップデートはサーバープロファイルによって制御され、メンテナンス中にアクティブ化操作のためのサーバーで実行することができ、これにより運用停止を削減できます。

コンポーネントソフトウェアのテスト済みリリースによるアップデートは、冗長パス構成を含む専用のデータネットワーク (管理/制御ネットワークから分離) を使用して安全に実行されます。HPE Synergyのアウトオブバンド管理では、10Gbpsの専用帯域幅を利用してセキュリティと制御を強化できます。

サーバープロファイルテンプレートは、「Infrastructure as Code」制御用のコンピュートリソース、ストレージリソース、ネットワークリソースを含む強力なソフトウェア構成です。テンプレートを使用して、個々のサーバープロファイルで、コンプライアンスに違反する要素について「監視、フラグ付け、および修正」を行い、継承プロパティによる自動化を支援できます。

単なるペリメターセキュリティを超えたSynergyシステムの運用を保護し、脅威の回避と検出および脅威からの復旧を行います。HPEコンポーザーは、使用中のファームウェアを検証して改ざんを防止するHPEのSilicon Root of Trust (シリコンレベルの信頼性) によりセキュリティを確保します。継続的な運用のセキュリティは不可欠です。

アプリケーションを迅速かつ効率的に開発

広範なパートナーエコシステムを通じて運用とアプリケーションの自動化を可能にする、開発者にとって使いやすいインフラストラクチャを利用してビジネスを加速できます。HPE Synergy Composerは完全にプログラム可能なため、アプリケーションの継続的な構築、テスト、展開を実現できます。

HPE Synergy Composerでは、統合APIを使用して自動化を実現します。このAPIはRESTfulであり、HPE Synergy Infrastructureの検出、検索、インベントリ、構成、プロビジョニング、アップデート、および診断などの、ポリシーベースの操作を高速化するためのシンプルなアクセスを実現します。

これにより、従来の環境で、ニーズを満たすワークフローの設計とプロセスの自動化が可能になり、時間のかかる複数のスクリプティングツールとインターフェイスを排除できます。Microsoft® Systems CenterやVMware vCenter® Serverといった主要なツールは、この完全にプログラミングが可能なAPIを使用してHPE Synergyと統合します。

Ansible、Chef、Puppetなどのアプリケーションでは、HPE Synergyの運用の制御性や自動化を活用して、DevOpsの生産性を強化できます。物理リソースは、仮想/パブリッククラウドリソースと同じ方法で提供されるため、DevOpsツールにより、プログラムによって瞬時にプロビジョニングできます。

開発者およびユーザーは、Unified APIを使用して、プログラムでHPE Synergy Infrastructureを制御でき、ハイパーコネクテッドデータセンターを構築できます。運用とワークロード処理の自動化、DevOps対応インフラストラクチャやクラウドインフラストラクチャの構築、およびコンテナ化されたマイクロサービスアプリケーションの展開を実現します。