お使いのITインフラストラクチャで、コンピュート、ストレージ、およびネットワーキング/ファブリックリソースとインテリジェンスやセキュリティを効率的に組み合わせて、今日および将来のニーズに対応することは可能でしょうか。HPE Synergy 12000フレームは、コンポーザブルインフラストラクチャ (CI) として独自設計されており、HPEインテリジェントソフトウェアアーキテクチャーの強力な「Infrastructure as Code」機能に対応しています。柔軟にアクセスできるコンピュート、ストレージ、およびファブリックリソースを利用したり、再利用したりできます。複数のHPE Synergyフレームを連携させ、管理ネットワーク全体を専用ビューで一元管理することで、インフラストラクチャを効率的に拡張できます。インフラストラクチャ内に複数の構成可能なドメインを作成することにより、利用可能なリソースをビジネスに効率的に提供できます。HPE Synergyフレームは、利用可能なすべてのリソースを検出するインテリジェント自動検出機能によって複雑さを解消し、ワークロードの展開時間を短縮します。これにより、ビジネスの成長とともにITの効率を向上させ、リソース全体でバランスの取れたパフォーマンスを実現して、ソリューションの有効性を高めることができます。
最新情報
- HPE Synergy 480およびHPE 660 Gen10コンピューティングモジュールをサポートしています。
- HPE Synergyのセットアップについては、ガイド付きインストールをご利用いただけます。
- インフラストラクチャのオプションとして、2650W HVDCホットプラグ対応電源を追加できます。
- 製品は貿易協定法 (TAA) に準拠しています。
機能
アプリケーションとサービルレベルを最適化
HPE Synergy 12000フレームはコンポーザブルインフラストラクチャ (CI) として設計されており、インテリジェントなHPE管理ソフトウェアアーキテクチャーに合わせて、コンピュート、ストレージ、およびネットワーク/ファブリックリソースを柔軟な使用に使用することができます。こうした機能は、「Infrastructure as Code」としてユーザーに提供されます。
柔軟なハードウェアと組み込み型インテリジェンスを組み合わせることで、利用可能なすべてのリソースを自動検出し、即座に展開したり使用したりできます。ソフトウェアで定義されたプロファイルによるハードウェア管理では、コンピュート、ストレージ、およびファブリックリソースの迅速な再利用が可能になり、ワークロードニーズに対応できます。
単一フレームを使用した運用を複数のユニットで構成された大規模な環境に拡張できます。インテリジェントフレームリンクテクノロジーでは、HPEフレームリンクモジュールとHPE Synergy Composer (HPE OneView搭載) を使用して、単一のHPE Synergy 12000フレームから複数のフレームへと簡単に拡張できます。
アプリケーションおよびサービスのデリバリ時間を短縮し、対応を迅速化
HPE Synergy 12000フレームの自動検出機能により、迅速な展開が可能になります。また、各種構成におけるさまざまなタイプのコンピュート、ストレージ、およびファブリックコンポーネントに柔軟に対応できる設計となっており、ワークロードのニーズに応えることができます。
ハードウェアの設置は、シンプルで段階的なプロセスとインテリジェントなHPE Synergy 12000フレーム設計によって簡素化されており、設置時のセットアップ、デバッグ、およびインベントリの確認に必要な時間を短縮できます。また、アクセス制限モードでは、サポート技術者が設置ミスを修正できるようサポートします。
インフラストラクチャの高帯域幅 (16Tb/s以上) により、今日のデータ量の多いアプリケーションに加え、次世代のモバイルファーストのクラウドネイティブアプリケーションでも優れたパフォーマンスが得られます。また、完全にパッシブなミッドプレーンを使用して極めて信頼性の高い動作を確保する設計となっており、フォトニクスにも対応しています。
運用の負荷とコストを削減し、運用効率を向上
HPE Synergy 12000フレームは、リソース、インストール情報、システムまたはドメインのヘルスステータスを自動的にレポートすることで運用ステータスを監視します。ステータスは、HPEフレームリンクモジュールを介して、HPE Synergy Composer管理アプライアンス (HPE OneView搭載) によって更新されます。
コンポーネントソフトウェアのテスト済みリリースセットによるアップデートは、冗長パス構成を含む専用のデータネットワーク (管理ネットワークから分離) を使用して安全に実行されます。HPE Synergyのアウトオブバンド管理では、10Gbpsの専用帯域幅を利用してセキュリティと制御を強化できます。
HPE Synergy 12000フレームは、AC電源またはDC電源で運用されるデータセンターに適しています。HPE Synergyフレームの10Uフォームファクターは大多数の標準ラックにも適合しており、業界標準の電源に接続して素早く簡単に設置できます。
生産性の向上と制御の強化による価値の創出
HPE Synergy 12000フレームは、完全なエアギャップ管理 (制御) およびデータ (本番環境) ネットワークにより、データ効率と管理セキュリティを向上させます。データと管理トラフィックを分離することでDoS攻撃を防止し、セキュリティ制御を強化します。
単一の管理ドメインは多数のHPE Synergyフレームを制御することが可能で、引き続き単体で提供されます。これにより、大規模な環境における管理アップリンクの接続数を大幅に削減できます。
すべてのHPE Synergy 12000フレームには、現在使用されているコンポーネントだけでなく、将来使用されるより高温のコンポーネントも冷却できる、自動冷却システムが搭載されています。HPE Synergyの設計では、冷却能力とともに、コンポーネントの動作が制限されないようヘッドルームが確保されており、ワークロードを最大の稼働率で運用し続けることができます。
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