コンポーザブルファブリックをベースとしたHPE Synergy 10Gb インターコネクトリンクモジュール (サテライトモジュール)は、コンポーザブル・インフラストラクチャ向けに設計されています。 分散型ラックスケール設計に基づき、マスター/サテライトアーキテクチャーを使用して、データセンターネットワーク接続を統合し、ハードウェア数を削減し、複数のHPE Synergyフレーム間のネットワーク帯域幅を拡張します。 マスターモジュールには、サテライトモジュールを装備したフレームへの接続を拡大するインテリジェントなネットワーク機能が含まれています。 これにより、ToRスイッチが不要となり、コストが大幅に削減されます。 コンポーネントを削減すると、データセンターの集約層で使用するポートが少なくなると同時に、ファブリック管理が大幅に簡素化されます。
機能
インターコネクトの固定比率の必要性を抑え、コストと複雑性を大幅に削減
HPE SynergyのコンポーザブルファブリックであるHPE Synergy 10Gb インターコネクトリンクモジュールは、サテライトフレームの接続性をマスターフレームにまで拡張します。 マスターフレームへの接続は、ゼロレイテンシケーブルを使用して行われ、インターコネクトの固定比率をリソースのネットワーキングプールの変動比率に置き換えます。
マスターモジュールのすべてのメリットが継承されています。 HPE Synergy 10Gb インターコネクトリンクモジュールを持つマスターモジュールには、追加サテライトフレームを最大で4つまで接続できます。
マスターモジュールでファームウェアをアップグレードしても、HPE Synergy 10Gb インターコネクトリンクモジュールには影響しません。これにより、マスターモジュールでソフトウェアをアップグレードしても、サテライトフレームへの影響は最小限になります。
サテライトフレームを追加しても、同じマスターモジュールに接続されたHPE Synergyコンピュートモジュール間の各端末間トラフィックのホップ数が増えるわけではありません。 マスターフレームは、ホップを1つ持つ最大60のHPE Synergyコンピュートモジュールをサポートできます。
HPE Synergy 10Gb インターコネクトリンクモジュールを搭載したフレームを追加しても、集約スイッチ上のポートは使用されません。
さまざまなエッジネットワークアーキテクチャーにも柔軟に対応
HPE Synergy 10Gb インターコネクトリンクモジュールはエッジインターコネクトのニーズに基づいた異なるアーキテクチャーに適しています。
HPE Synergy向けのHPE バーチャルコネクト SE 40Gb F8モジュールおよびHPE Synergy 40Gb F8スイッチモジュールをサポートしています。
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