データセンターで信頼性とコスト効率に優れた高速接続を実現し、パフォーマンスを予測できるようにするにはどうすればよいでしょうか。HPE MシリーズSN2410M Ethernetスイッチは、最新のサーバーやストレージネットワークに最適です。10GbEと25GbE、または100GbEシステムで構成される理想的なトップオブラック (ToR) ソリューションであり、ポートやパケットサイズを問わず、回線速度で予測可能なパフォーマンスとパケットロスなしを実現するワイヤースピードのレイヤー2および3機能を搭載しています。ストレージ向けに機能強化された効率的な設計により、魅力ある優れた経済性と卓越したROIでエンタープライズレベルのパフォーマンスを実現します。HPE SN2410Mをベースとするネットワークは、高速で信頼性と拡張性に優れているうえ、経済的で簡単に管理できます。プライマリおよびセカンダリストレージをサポートし、負荷の高いワークロードや複数のポート速度が混在する環境でも、一貫して偏りのない高速の低レイテンシ接続を実現します。そのため、ストレージ、ハイパーコンバージド、金融サービス、メディアおよびエンターテインメント環境に最適です。
機能
高密度データセンタースイッチ
HPE MシリーズSN2410M Ethernetスイッチは、1U 48ポート25GbE SFP28と8ポート100GbE QSFP28、または1U 48ポート10GbE SFP+と8ポート100GbE QSFP28の2つのフォームファクター構成が用意されたToRデータセンタースイッチです。
それぞれのスイッチにコスト効率の高いオプションが用意されており、24ポートから開始して、必要なときに容量を柔軟に追加できるソフトウェアライセンスで利用状況に応じた料金のお支払いが可能です。
それぞれのスイッチに100GbEポートが搭載されており、4個の25GbEポートに分割できます。また、4個の10GbEポートに分割できる40GbEポートもサポートしています。
それぞれのスイッチのデータレートは1GbE~100GbE (1、10、25、40、100GbE) になっており、接続オプションの将来性が考慮されています。
将来の成長を考慮した優れたパフォーマンス
HPE MシリーズSN2410M Ethernetスイッチは、転送されるパケットのサイズやデータを送信しているポートの組み合わせに関係なく、速度が混在する環境においても、予測可能な安定したスループットを実現します。
最新のデータセンター (特にストレージネットワーク内) では予期しないパケットロスが許されないため、すべてのフレームサイズでパケットロスのないワイヤーレートのパフォーマンスを実現し、フレームロスを伴う恐れがある、アプリケーションへの悪影響を回避します。
要求の厳しいエンタープライズデータセンターおよびストレージ環境向けに機能強化
HPE MシリーズSN2410Mスイッチでは、ポートを柔軟に組み合わせることで柔軟性と効率を大幅に向上させ、スケールアウト環境を簡素化して総所有コスト (TCO) を削減できます。
高度なポート構成により、特定のアプリケーションの要件に適したさまざまな呼損率に対応する100GbEアップリンクポートを使用して、10GbEまたは25GbEの速度でラックとサーバーの高速接続を実現できます。
圧倒的なストレージパフォーマンスとフラッシュのROI向上を実現
HPE MシリーズSN2410Mスイッチは、ポート間で300ns未満という超低レイテンシを実現します。これは、ストレージアクセスからネットワークへとレイテンシのボトルネックを移行させたフラッシュストレージだけでなく、急激にトラフィックが増加する今日のソフトウェア デファインド データセンターやクラウドデータセンターにとっても大きなメリットとなります。
HPE SN2410Mスイッチのバッファリングアーキテクチャーは、卓越したマイクロバースト吸収機能により、アプリケーションでランダムに発生するデータバーストを解消します。