ストレージネットワーキング

データセンターで信頼性とコスト効率に優れた高速接続を実現し、パフォーマンスを予測して投資を保護するにはどうすればよいでしょうか。HPEストレージスイッチMシリーズSN2100Mは、最新のサーバーやストレージネットワークに最適です。1、10、25、40、50、および100GbEのポート速度をサポートし、ポートやパケットサイズを問わず、回線速度でパケットロスのない予測可能なパフォーマンスを実現します。ストレージ向けに機能強化された効率的な設計により、低コストかつ優れたROIでエンタープライズレベルのパフォーマンスを提供します。HPEストレージスイッチMシリーズSN2100Mをベースとするネットワークは、高速で信頼性と拡張性に優れているうえ、経済的で簡単に管理できます。プライマリおよびセカンダリストレージをサポートし、負荷の高いワークロードや複数のポート速度が混在する環境でも、一貫して偏りのない高速の低レイテンシ接続を実現します。そのため、ストレージ、ハイパーコンバージド インフラストラクチャ、金融サービス、メディアおよびエンターテインメント環境に最適です。

最新情報

  • HPEストレージスイッチMシリーズSN2100MにはNVIDIA® Cumulus Linux®ネットワークオペレーティングシステムが搭載されています (SKU S2T76Aの場合)。

機能

ハーフワイドのフォームファクターで100GbEの低レイテンシのロスレス接続を実現

HPEストレージスイッチMシリーズSN2100Mは、転送するパケットのサイズやデータを送信するポートの組み合わせにかかわらず、速度が混在する環境においてもストレージネットワーク内の状況を予測して安定したスループットを実現します。

最新のデータセンター (特にストレージネットワーク内) では予期しないパケットロスが許されないため、すべてのフレームサイズでパケットロスのないワイヤーレートのパフォーマンスを実現し、フレームロスを伴う恐れがある、アプリケーションへの悪影響を回避します。

レイヤー2とレイヤー3の両ネットワークにおいて、すべてのデータをポート間で同時に、100GbEの速度でパケットロスのないワイヤーレートのパフォーマンスで転送できます。

1/10GbEポートをサポートするように導入でき、将来的な25、50、および100GbEの速度への対応を考慮して設計されています。これにより、ネットワークアーキテクチャーの将来性を考慮するとともに、将来アーキテクチャーの速度を大幅に向上させることが可能です。

ストレージおよびハイパーコンバージド環境をサポートできるように機能を強化

HPEストレージスイッチMシリーズSN2100Mでは、単一のラックユニットで高いポート密度を実現することにより、容量を増やすとともに効率を向上させ、スケールアウト環境を簡素化して総所有コスト (TCO) を削減できます。独自のブレークアウトケーブルによって、個々のスイッチポートを複数のデバイスポートに分割できます。

他に類を見ないフォームファクターとポート数により、これらのEthernetスイッチでは、2台のHPEストレージスイッチMシリーズ SN2100Mを並べて配置できるため、省スペースのトップオブラック (TOR) スイッチとして最適です。

競合スイッチよりも少ない95W未満の電力で運用できるHPEストレージスイッチMシリーズSN2100Mならば、業界最高レベルの省電力設計により、競合製品と比べて放熱も抑えられ、運用コストの削減が可能になります。

圧倒的なフラッシュストレージパフォーマンス

HPEストレージスイッチMシリーズSN2100Mは、ポート間で300ns未満という超低レイテンシを実現します。これは、ストレージアクセスからネットワークへとレイテンシを移行させたフラッシュストレージだけでなく、急激にトラフィックが増加する今日のソフトウェア デファインド データセンターやクラウドデータセンターにとっても大きなメリットとなります。

十分な内部帯域幅を提供するため、十分な容量を確保して100Gbpsの帯域幅で複数のポートを同時に使用できます。これにより、これらのスイッチでは、全体のパフォーマンスやスループットの低下につながるヘッドオブラインブロッキングを回避できます。

動的共有バッファとワイヤースピードのパフォーマンスを備えており、パケットロスがないため予測可能なデータ配信を実現できます。

  • Linuxは、米国およびその他の国におけるLinus Torvaldsの登録商標です。NVIDIAは、米国およびその他の国におけるNVIDIA Corporationの商標および/または登録商標です。すべての第三者の商標は、それぞれの所有者に帰属します。