データセンターのストレージインフラストラクチャに100%のアップタイムを必要としている上、パフォーマンス、拡張性、柔軟性などの点で妥協できない状況にありませんか。HPE XP8ストレージアレイは、インストールベース全体で100%のデータ可用性1 を6年近く実証しているHPE XPストレージファミリに加わった新製品です。100%の上はないとはいえ、業界トップレベルの99.999999%5 のプラットフォーム可用性を実現し、100%の可用性を今後も確実に継続できるよう、XP8は向上を続けています。XP8は妥協することなく、比類なきパフォーマンス、拡張性、柔軟性を提供します。2000万を上回るIOPS2 を実現するXP8のパフォーマンスは、次位の競合製品をはるかに引き離しています。また、XP8は内蔵容量を最大69PB、仮想外部容量を最大255PBまで拡張できます。ハイブリッドまたはフラッシュ、SASまたはNVMe、HDDまたはSSDなど、エントリーレベルからハイパフォーマンスレベルまで、各種構成が可能です。HPE XP8はお客様のあらゆるニーズにお応えします。
機能
証明済みの100%データ可用性1 と、100%可用性保証3
事業の運営には継続的なアップタイムが必要であり、データ損失やダウンタイムのリスクを最小限に抑える必要があります。HPE XP8ストレージは99.999999%5 の可用性を実現し、ダウンタイムのリスクをほぼなくすことができます。すべてのアクティブなコンポーネントは冗長構成およびホットスワップ対応で、オンラインでアップグレードできます。
XP8は、書き込みキャッシュがソリッドステートドライブにバックアップされているときに障害が発生してもデータを保護します。RAID 6 14D+2Pはフォールトトレランスを追加します。HPE C-Trackは予防的なモニタリングを実施し、XP8はコンポーネント障害を回避するために予防的な自己管理を行います。エンドツーエンドチェックサムにより、ホストポートからディスクおよびその逆においてのデータ整合性が確認されます。
マルチアレイ仮想化機能を備えたHPE XP8ストレージは、データセンターで災害が発生した場合でさえも、100%のデータ可用性1 とストレージアップタイムを提供します。災害に強いXP8リモートレプリケーションスイートにより計画外のダウンタイムをなくすと同時に、サーバーやアプリケーションの保守のための計画的ダウンタイムもなくすことができます。
XP8ストレージは、XP8オンラインデータ移行によるアレイ移行の前後および最中においても、持続的なディザスタリカバリ機能を提供します。アプリケーションを中断したりサーバーを再起動したりすることなく、またご使用のXPディザスタリカバリソリューションを一時停止することなく、ワークロードをレガシーなXPディスクアレイからXP8に移動できます。
幅広いワークロードとアプリケーションに対応できる優れた柔軟性
HPE XP8は、DKC 2台にコントローラー2台のシステムから、DKC 6台にコントローラー12台のシステムへと拡張できるモジュラーアーキテクチャーです。内蔵ストレージ容量最大69PB、仮想外部容量最大255PBまで拡張できます。
HPE XP8では、NVMe SSD、SAS SSD、フラッシュモジュールデバイス (FMD)、HDDからメディアを選択できます。各種ワークロードに対して最も価格性能比の高いメディアを導入できます。
オールフラッシュまたはハイブリッドの2コントローラーベースのDKCから始め、ハイパフォーマンスDKCやセカンダリDKCにアップグレードして、必要に応じてパフォーマンスと容量を拡張できます。
HPE XP8ストレージにはユニバーサルポートがあり、レプリケーションのソースやターゲットとして柔軟に構成できます。
HPE XP8は、データストレージへのアクセスを確保することで、サーバーやオペレーティングシステムのメンテナンスのための柔軟性と利便性を提供します。ホストに仮想ストレージレイヤーを提示することで、アプリケーションクラスターの一方でXP8データへのアクセスを継続しつつ、他方をオフラインにすることができます。
極めて厳しいワークロード要件にも対応できる優れたパフォーマンス
HPE XP8ストレージは2000万を上回るIOPS2 を実現し、厳しいワークロード要件を満足できる十分なパフォーマンスを提供します。
XP8フラッシュモジュールは、高パフォーマンスかつ低価格のソリッドステート非揮発性データ容量により、お客様が求める高パフォーマンスおよび低レイテンシに対応します。最も要求の厳しいアプリケーションワークロードに対しても最高レベルの性能と極めて短い応答時間を実現します。
HPE XP8を使用すれば、極めて優れたパフォーマンスにより、必要な重要データをいつでも高速に提供できます。XP8は、可用性やディザスタリカバリ機能を損なうことなく、ユーザーのパフォーマンスやレイテンシに関する目標を達成するために必要な柔軟性を提供します。
HPE XP8フラッシュモジュールデバイスは、2:14 の圧縮率を保証するとともに、影響を受けないワールドクラスのパフォーマンスを提供します。
XP8 Smart TiersおよびThin Provisioningは迅速かつ自動化されたフレキシビリティを提供し、アプリケーションのニーズの変化に対応します。現時点で必要なものを購入し、XP8でのパフォーマンスおよび容量のニーズの自動モニタリングと調整を可能にするだけで、将来的に必要になる容量をすべて構成できるようになりました。
インテリジェント ストレージ管理内蔵
HPE XP8は、ストレージの可用性やパフォーマンスに影響が出る前に問題を解決できるインテリジェントなストレージです。Performance Advisor VMVision、Continuous Trackデータ分析機能、将来的なInfoSightサポートなどの統合AI機能により、これが実現します。
HPE XP8 Intelligent Storage Managerなどの包括的ソフトウェアによりストレージの管理が効率化されて、XPストレージリソースの状態を一目で確認できるほか、XPストレージの展開、管理、保守も容易になります。
HPE XP8 Data Protection Managerは、シンプルな最先端のデータ保護とコピー管理で、データの可用性、コンプライアンス、アジリティを向上します。Data Protection Managerに組み込まれたインテリジェンスが、レプリケーションやコピーデータ管理を自動化できるポリシーやワークフローの作成においてユーザーを支援します。
新しく強化されたPerformance Advisorソフトウェアの新GUIはシンプルで、VMVisionの統合によりレポート機能も向上しています。
HPE XP8ストレージは、使いやすいタスクベースのGUI、共通性/一貫性のあるコマンドラインインターフェイス (CLI)、簡素化された保守性、ワンクリックでボリュームを作成できるシンプルなプロビジョニング、動的/自動プロビジョニング、および最適化機能を備えています。
- 1. HPE品質サポートのトラッキングデータに基づく
- 2. HPE社内パフォーマンステストに基づく
- 3. HPE XP8 100% Data Availability Guaranteeプログラム
- 4. HPE XP7 Compression Guaranteeプログラム
- 5. HPE XP7ストレージの99.999999%の信頼性は、連続時間Markovチェーン (CTMC) 手法を使用してシステム全体の可用性をモデリングして予測する、Symbolic Hierarchical Automated Reliability and Performance Evaluator (SHARPE) によって判定されています。HPE XP8ストレージの可用性予測は、2019年10月にHPE Solution Design Services Teamによって実施されています。詳細については、各地域のHPEの営業担当者にお問い合わせください。
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