Aruba CX 8360 v2スイッチシリーズでは、モバイル、クラウド、IoT時代のアプリケーション、セキュリティ、スケーラビリティの各要件に対応する、柔軟で革新的なアプローチが用意されています。これらのスイッチでは、キャンパスの次世代コアおよびアグリゲーションレイヤー、さらに仮想およびクラウドデータセンター環境に対するニーズを満たします。このシリーズの最初のスイッチはAruba CX 8360-48Y6C v2スイッチです。
最新情報
- 48ポートの1/10/25G (4ポートはMACsec対応)、 6ポートの40/100G (2ポートはMACsec対応)。
- 信頼できないドメインをまたがるMACsecによるセキュアな接続。
- Aruba Network Analytics Engineによるインテリジェントな監視と可視性。
- 業界をリードするVSXの冗長性による高可用性
機能
モジュラー型クラウドネイティブ アーキテクチャー
Aruba CX 8360 v2スイッチシリーズのAOS-CXでは、IT組織の実際の運用モデルに一致させる自動化オプションでデータセンター ネットワークの管理を簡素化します。
すべてのスイッチに組み込まれた分析エンジンで提供されるアクション可能なインサイトで、プロアクティブに問題を検出し、トラブルシューティングを加速します。耐障害性およびゼロダウンタイムでのアップグレードを想定して設計された常時稼動インフラストラクチャ。
REST APIとPythonスクリプトでは、きめ細やかなマイクロサービスアーキテクチャーを提供し、他のワークフローシステムやサービスとの完全な統合を可能にします。
状態を継続的に同期することにより、優れたフォールトトレランスと高可用性を実現します。耐障害性およびゼロダウンタイムでのアップグレードを想定して設計された常時稼動インフラストラクチャ。
Arubaネットワークアナリティクスエンジン
高度なテレメトリと自動化向けのArubaネットワークアナリティクスエンジン (NAE)。NAEは業界初の監視およびトラブルシューティングシステムで、ネットワーク運用が大幅に改善されています。NAEには、ネットワークの健全性や輻輳問題を監視し、簡単にトラブルシューティングできる独自の機能があります。
お客様は時系列データベース(TSDB)のデータを使用して、構成や運用状態を格納し、問題をトラブルシューティングするためのソフトウェアモジュールを作成できます。このデータは傾向の分析、異常の検出、将来の容量要件の予測にも使用できます。
高可用性と耐障害性
Aruba CX 8360 v2スイッチシリーズのすべてのソフトウェアプロセッサは、 スイッチの状態データベースを通じて通信するマイクロサービスとして動作します。直接マイクロサービス間で通信することはありません。万一ソフトウェアプロセスがクラッシュしても、その障害の影響は限定されます。
デュアルコントロールプレーンにまたがる同期状態を維持するArubaOS-CXの機能により、独自の高可用性ソリューション、Aruba Virtual Switching Extension (VSX:仮想スイッチ拡張)が実現します。
Aruba VSXは堅牢ながらシンプルな高可用性ソリューションです。コントロールプレーンの同期に独自の設計で対応し、ハードウェアとソフトウェアの両方で冗長性を確保するアーキテクチャーを採用しています。これはスイッチ間のリンクを備えた2台のシャーシで展開され、独立したコントロールを維持します。
ソフトウェア デファインドによる自動化
Aruba CX 8360 v2スイッチシリーズは、Aruba Fabric Composerでサポートされます。これはソフトウェアデファインドのオーケストレーション ソリューションであり、ラックスケールのコンピュートおよびストレージインフラストラクチャ全体で、リーフ/スパイン型ネットワークのプロビジョニング、日々の運用を簡素化し短時間で実行できます。
運用とトラブルシューティングを簡素化するために、個別のスイッチセットを単一のネットワークファブリックとしてオーケストレーションします。このインフラストラクチャおよびアプリケーション対応型ソリューションは、多様な構成とライフサイクルイベントも自動化します。