ダウンタイムが発生すると、その瞬間からビジネスに損失がもたらされることになります。高可用性 (HA) を実現しつつディザスタリカバリ (DR) を行うクラスタリングソリューションであるHPE Serviceguard for Linux® (SGLX) は、離れた場所にある物理または仮想環境のインフラストラクチャやアプリケーションで数多くの障害が発生した場合でも、そうした障害からクリティカルアプリケーションを保護してアップタイムを向上させます。また、データ整合性とパフォーマンスを損なうことなく、計画外のダウンタイムの影響を低減するとともに、メンテナンスのための計画的ダウンタイムをほぼゼロに抑えることが可能です。

最新情報

  • SGLX Premium for SAP HANAは、複数のHANAの階層の冗長性を高めることによりアップタイムを向上させて全面的なサイトの障害からクリティカルアプリケーションを保護できるようにします。
  • 業界初の完全自動高可用性 (HA) およびディザスタリカバリ (DR) ソリューションであり、HANA Multitargetシステムレプリケーションを活用して複数のHANAの階層で自動リカバリを実現します。
  • SGLXクラスターに最大3つのHANAのスタンバイインスタンスを展開して本番インスタンスのHAとDRを実現し、DRサイトからの運用時には完全なHA機能を実現することにより、可用性を向上させます。
  • プライマリサイトのリカバリ時には、必要に応じてHANAのスタンバイインスタンスをクラスターで使用できるようにしてシームレスに運用を元に戻すことが可能です。
  • 新しいOSバージョンのサポート: RHEL 8.3、7.9、Oracle Linux 8.3 (UEK6)、7.9 (UEK5および6)
  • 新しいISVバージョンのサポート: MS SQL Server 2019 with RHEL 8

機能

高速フェイルオーバーとデータ整合性によるアプリケーションアップタイムの向上

HPE Serviceguard for Linuxは、クリティカルなリソースとアプリケーションの可用性を監視します。障害が発生したときに、データ整合性を損なうことなくわずか4秒で高速フェイルオーバーを実行できます1

計画されたメンテナンスウィンドウ中に停止状態になるのを防ぎ、ダウンタイムの発生を排除しながら、アプリケーション、サービス、データベース、およびプラットフォームの可用性を監視します。

クリティカルアプリケーションをより安全なノードに自動的にフェイルオーバーし、データ整合性を損なうことなく通常の運用を再開できる、効率的な障害検出機能を提供します。

高レベルの可用性、データ整合性、信頼性を実現する、実証済みのアルゴリズムと高度なアービトレーションメカニズムを備えています。

仮想マシンの再起動ではなく、アプリケーションのフェイルオーバーによって、仮想環境のアップタイムの向上を実現します。HPE Serviceguard for Linuxは、VMware®、Hyper-V、およびKVMハイパーバイザーをサポートしています。

サイトで機能停止が発生しても可用性を維持することが可能

HPE Serviceguard for LinuxのDRソリューションなら、遠隔地のデータセンターと通信できなくなった場合でも、完全な自動フェイルオーバーからプッシュボタン方式のリカバリまで、さまざまな対応を行うことで、アプリケーションをオンラインの状態に維持することが可能です。

アプリケーションやサービスの堅牢性、耐障害性、および可用性を向上させる、「サイト認識型のディザスタトレラント・アーキテクチャー (SADTA)」により、SAP HANAなどの複雑なスケールアウトワークロードのリカバリを完全に自動で行えます。

距離、データ複製、および目標復旧時点 (RPO) と目標復旧時間 (RTO) に基づいてさまざまなオプションを使用できるディザスタリカバリソリューションスイートを提供し、幅広い要件に対応します。

複数のプライマリワークロードの最適化と統合により、DRインフラストラクチャのプロビジョニングを最小限に抑える、柔軟な展開モデルによってコストを削減できます。

SAP HANAやOracleなどのエンタープライズデータベースおよびアプリケーションに最適な、すぐに運用開始できるソリューション

HPE SGLX Premium for SAP HANAは、HANA Multitargetシステムレプリケーションを活用した初の完全自動HA/DRソリューションです。複数のHANAの階層で自動リカバリを実現することで、アップタイムを向上し、重要なアプリケーションをサイト障害から保護することができます。

HPE Serviceguard for Linuxでは、一般的なエンタープライズデータベース、ビジネスアプリケーション、オープンソースソフトウェアの統合が簡単に行えます。内部アプリケーションの状態を把握したうえで、コンテキストに応じたインテリジェントな監視、リカバリ、およびフェイルバック操作を自動的に実行できます2

複雑なアプリケーションを、標準化された実証済みのフレームワークに統合するプロセスの大幅な簡素化と迅速化ができます。初期設定に必要な時間が数日から数時間にまで短縮され、4倍の速度で展開できるようになります。[3]

HPE SGLXは、SAP HANA、SAP S/4 HANA®、SAP NetWeaver®、Oracle、SQL Server 2017 on Linux、IBM Db2、Sybase、EnterpriseDB Postgress Advanced Severを簡単に統合できるほか、ほぼ継続的にアプリケーションの新バージョンに対応した認証や機能強化も行えます。

また、HPE SGLXでは、ネットワークファイルシステム(NFS)、Apache、MySQL、PostgreSQL、Samba、Tomcat、Sendmailなどのオープンソースソフトウェアの統合機能を追加費用なしで提供しています。HPE SGLXのGUIベースのウィザードを使用すれば、他のカスタムアプリケーションやISVアプリケーションを簡単に統合することができます。

ニアゼロダウンタイムのメンテナンス、シンプルな管理、総所有コスト (TCO) の削減

HPE Serviceguard for LinuxのLive Application Detach (LAD) 機能により、ハートビートネットワークなどのクラスターインフラストラクチャのメンテナンスを、ほとんどダウンタイムを生じさせることなく実行できます4

ローリングアップグレードにより、ダウンタイムを最小限に抑えつつ、インフラストラクチャコンポーネント、オペレーティングシステム、およびアプリケーションをアップグレードできます。

直感的なHPE Serviceguard ManagerのGUIにより、クラスターやそのコンポーネントを視覚的に構成、監視、運用、管理できます。色分けされたアイコンとアラートにより、問題を迅速に特定して解決することが可能です。

また、GUIのワークロードベースのフローを通じて、SAPランドスケープ、Oracle、およびMicrosoft SQL Server 2017 on Linuxの展開の管理をさらに簡素化することも可能です。

HPE Serviceguard for Linuxのライセンスには、1年、3年、無制限の3種類の選択肢があり、エディションや期間を問わず簡単にアップグレードできます。

  • 1.
    ヒューレット・パッカード エンタープライズの社内ラボテストでフェイルオーバーとリカバリを確認しました。使用したシステムは、HPE Serviceguard 12.10.00が稼働する、Red Hat® Enterprise Linux 7.3搭載のHPE ProLiant DL560 Gen10サーバーがベースとなっています。結果は構成によって異なります (クラスターの再構成時間を除く)。
  • 2.
    Hewlett Packard Labsの分析結果に基づくものであり、ハートビートネットワークのメンテナンスを含むクラスターのメンテナンス作業の共通手順であるアプリケーション停止を実施することを前提としています。ただしLAD機能を使用することにより、ハートビートネットワークのメンテナンスを実施してクラスターを停止する場合であっても、アプリケーションのダウンタイムをゼロにできます。
  • 3.
    、Hewlett Packard Labsの分析結果に基づきOracleデータベースをクラスターに手動で統合するエンジニアリング作業の一般的な所要時間を30日間としています。ヒューレット・パッカード エンタープライズのOracleツールキットを使用すれば、2日以内のエンジニアリング作業で統合を完了できます。
  • 4.
    HPE Superdome Flex上のOracleデータベースをHPE Serviceguard for LinuxおよびOracle Data Guardと組み合わせたHPEリファレンスアーキテクチャーを使用する場合のフェイルオーバーリカバリ時間に基づきます。http://h20195.www2.hpe.com/V2/GetDocument.aspx?docname=a50000280enw
  • Linuxは、米国およびその他の国におけるLinus Torvalds氏の登録商標です。Hyper-V、Microsoft、SQL Server、およびWindowsは、米国および/またはその他の国におけるMicrosoft Corporationの登録商標または商標です。Red Hatは、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.の登録商標です。SAP、SAP HANA、SAP NetWeaver、およびSAP S/4HANAは、ドイツおよびその他の国におけるSAP SE (またはSAP関連会社) の商標または登録商標です。VMwareおよびVMware vSphereは、米国およびその他の地域におけるVMware, Inc.とその子会社の登録商標または商標です。Oracleは、Oracleおよび/またはその関連会社の登録商標です。すべての第三者の商標は、それぞれの所有者に帰属します。

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