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2021年7月5日

HPE、「ソフトバンク 5G コンソーシアム」に参画

ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)(日本ヒューレット・パッカード合同会社 本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員社長:望月 弘一)は、ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)が設立した  「ソフトバンク 5G コンソーシアム」 に5G関連パートナーとして参画しますので、お知らせします。

「ソフトバンク 5G コンソーシアム」 は、ソフトバンクとさまざまな領域 の事業会社や 5G 関連パー トナー、外部有識者などが連携して、各業界の課題を解決する 5G ソリューションの実証実験と、 商用化に向けた開発取り組み、5G の社会実装の加速を目指すものです。

ニューノーマル環境下で、ますますDXが加速される現在において、HPEは「DXプラットフォームの提供により、お客様のビジネス変革の加速に貢献する」というテーマで活動しています*1)。「5G/IoT、エッジコンピューティング基盤」は、このテーマで推進しているテクノロジー分野の一つで、「ソフトバンク 5G コンソーシアム」への参画は、パートナー・エコシステム活動の重要な取り組みです。HPEは、ワーキンググループメンバー企業と共に5Gを活用したビジネス変革の加速に貢献します。

代表執行役員社長 望月 弘一は次のように述べています。「5Gによりもたらされる高速大容量、高信頼・低遅延、多数同時接続といった最新技術は、既存のビジネスモデルを大きく変える可能性があります。5Gサービスが本格化していく中、その活用に向けた具体的ユースケース開拓の重要性を説くソフトバンク5Gコンソーシアムの考えに全面的に賛同し、参画を決定しました。業界レベルでの5Gの可能性開拓活動に参加企業と共に貢献できることを大変うれしく思います。HPEは、この活動を通して、5Gの最新技術を活⽤し、産業・業界の成⻑や変⾰をソフトバンクと共に促進して参ります。」

HPEは5Gを促進するポートフォリオおよび、30年以上にわたって培ってきた通信業界における実績に基づく知見と技術力を「ソフトバンク5Gコンソーシアム」での取り組みに発揮し、5Gの加速に貢献します。HPE GreenLake for 5G coreにより、オープンかつクラウドネイティブな5Gコアネットワークを、as-a-serviceとして導入することができます。

5Gネットワークの容易な構築、展開のためのHPE 5G Core Stack

HPEはオープンな5Gネットワーク構築と展開を支援する、HPE 5G Core Stackを提供しています。この製品とサービスのポートフォリオは、キャリアグレードのインフラとモジュール構造のソフトウェアコンポーネントが組み合わされた、オープンかつ相互運用性を備えたプラットフォームの上に構築されており、さらなる自動化の推進、俊敏性の改善、一般企業への新しい5Gサービス展開の迅速化を実現します。また、セルラーネットワークとエンタープライズネットワークのシームレスかつセキュアなモビリティを実現する、Aruba Air PassとAir Sliceの連携により、Wi-Fiと5Gの総合的な利用基盤を提供します。

HPE 5G Core Stackは、HPEのDXプラットフォーム推進における「5G/IoT、エッジコンピューティング基盤の導入」ソリューションの中核として機能します。5G導入に伴うさまざまな課題をコア、エッジ、および企業や施設において解決することによって5Gが持つ可能性を解放し、自動車、教育、金融サービス、政府機関、製造業、公益事業など、様々な産業において多様な新しい用途を実現します。

業界初のOpen RAN Solution Stack

HPEは、グローバル5GネットワークにおけるOpen RANの大規模な商用展開を実現するHPE Open RAN Solution Stackを提供しています。オープンでクラウドネイティブな5Gネットワークは、仮想化されたネットワークを実行する業界標準のITハードウェア上に構築されており、技術の進歩により、このディスアグリゲーションの利点を5G RANにも適用できるようになっています。
HPEは、オープンでマルチベンダーの5Gネットワークを展開する際のリスクを軽減するために、活発なパートナーエコシステムの構築に取り組んでいます。HPE 5G Core Stackはすでに多くの業界リーダーからの支持を得ており、HPEは、HPE Open RAN Solution Stackの提供開始に伴い、通信事業者、システムインテグレータ、ネットワーク機器プロバイダー、ソフトウェアベンダーが一堂に会して、オープンでベストオブブリードのソリューションを提供するためのOpen RANテクノロジーのテスト、検証、事前統合を行うことを奨励しています。

HPE Open RAN Solution Stackは、vRANワークロードに高度に最適化された新しいHPE ProLiant DL110 Gen10 Plusサーバーに加え、大容量アクセラレータ機能を提供可能なHPE Edgeline Converged Edge Systemsなどで構成され、5G Open RANシナリオに付随するMulti-access Edge Computing(MEC)など、「5G/IoT、エッジコンピューティング基盤の導入」に不可欠なDXプラットフォームにおける重要な役割を提供します。

参考情報

*1) HPEのDXプラットフォーム推進の取り組み

HPEは、「DXプラットフォームの提供により、お客様のビジネス変革の加速に貢献する」というテーマで活動を推進しています。「5G/IoT、エッジコンピューティング基盤の導入」、「働き方改革ソリューションの提供」、「全社的データ活用基盤の構築」、「既存インフラのハイブリッドクラウド運用への変革」というDXを支える4つのテクノロジー分野のソリューションに着目し、エッジからオンプレミス、クラウドに至る複合的なインフラを密に連携・シンプル化させることにより、お客様のDXに必要不可欠なプラットフォームを最適な環境で提供することに注力しています。HPEの持つコンピュート、ストレージ、インテリジェントエッジ、ソフトウェア、HPC、ミッションクリティカルソリューションに加え、パートナーとのエコシステムを充実させることにより、「Edge-Centric」、「Data-Driven」、「Cloud-Enabled」という3つの領域にまたがるテクノロジーを含め、「2022年までにすべてのポートフォリオをas-a-serviceで提供可能にする」会社への変革に向け、全社一丸となって取り組んでいます。詳細は、https://www.hpe.com/jp/dxでご確認ください。

■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について

Hewlett Packard Enterprise (NYSE: HPE) は、グローバルedge-to-cloudカンパニーとして、あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させる支援をします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEは独自でありながら、オープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションをas-a-serviceで提供しています。コンピュート、ストレージ、ソフトウェア、インテリジェントエッジ、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)、ミッションクリティカルソリューションを、すべてのクラウドとエッジにわたる一貫性のあるエクスペリエンスで提供することで、お客様が新たなビジネスモデルを創出し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はwww.hpe.com でご確認ください。