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2018年7月11日

最新のEdgeline機能により、企業にデータインサイト(洞察)とアクションを加速

新しいソリューションファミリーにより、エッジからクラウドまでの環境で同一のエンタープライズクラスアプリケーションと管理ソフトウェアを実行し、競争力強化とハイブリッドITの簡素化を実現

本リリースは、ヒューレット パッカード エンタープライズ(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、以下:HPE)が、2018年6月20日(現地時間)にラスベガスで発表した英文リリースに基づいて作成した日本語抄訳です。


HPEは本日、エッジからクラウドまでの(エッジツークラウド)ソリューションファミリーを発表しました。このソリューションは、「HPE Edgeline Converged Edge Systems」を活用して提供され、企業のハイブリッドIT環境の簡素化を支援するものです。エッジ、データセンター、およびクラウド内にわたって同一のエンタープライズアプリケーションが実行できるため、企業は工場、石油リグ、電力グリッドなど、遠隔地や分散した場所で生成される膨大な量のデータをより効率的に活用可能となります。

ガートナーの調査によれば、デジタル分野でのビジネスプロジェクトの結果として、企業が生み出すデータのうち従来の集中化されたデータセンターやクラウド以外で生成および処理されるものの割合は、2018年の10%から2022年までに75%に拡大すると予想されています(*1)。

このデータをフルに活用し、リアルタイムに行動へと結びつけるためには、企業はエンタープライズクラスのアプリケーションをデータが生成される場所、すなわちエッジの近くで運用しなければなりません。HPEの新しいエッジツークラウド・ソリューションは、Citrix、Microsoft、PTC、SAP、SparkCognitionっといったパートナー企業が提供するエンタープライズソフトウェアに変更を加えることなく、エッジのデータからインサイト(洞察)を直ちに取得することのできる頑丈でコンパクトな「HPE Edgeline Converged Edge Systems」上だけでなく、データセンターやクラウドプラットフォーム上でも運用することができます。この機能を通じてお客様にはエッジで生成されたデータが持つ価値を活かし、業務効率改善、新しいカスタマーエクスペリエンス構築、あるいは新しい収入源の確保が可能になります。また、「HPE Edgeline」が提供するエッジツークラウド・ソリューションでは、同一のアプリケーションと管理ソフトウェアがエッジからクラウドにいたるまで使用されるため、ハイブリッドIT環境の管理も簡素化されます。

HPEのIoT & Converged Edge Systems担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるトム・ブラディキッチ博士(Dr. Tom Bradicich)は次のように述べています。「エッジでは、モノや人々が膨大な量のデータを生成すると共にそれについてアクションを起こす、デジタルエンタープライズの中枢としての役割がますます高まってきています。HPEのエッジツークラウド・ソリューションは、エンタープライズクラスのIT機能をデータセンターからエッジまで利用可能にします。これによりソフトウェアとIT管理のコストが削減され、同時に企業とサプライチェーン全体にわたってインサイト(洞察)とコントロールが強化されます。」

HPEはまた、「HPE Edgeline Converged Edge Systems」に最大48テラバイトのソフトウェア定義ストレージを追加する、「HPE Edgeline Extended Storage Adapterオプションキット」を発表しました。この強化によって人工知能(AI)、ビデオ分析、あるいはデータベースなど、ストレージに大きく依存する使用がエッジでも可能となり、Microsoft Storage Spaces、「HPE StoreVirtual VSA」、VMware vSANをはじめとする業界標準のストレージ管理ツールも利用できるようになります。


〈新しいソリューションアーキテクチャにより、効率の改善とイノベーションの促進を実現〉

HPEはソフトウェアパートナーとの密接な協力を通じ、データセンターとクラウドへの展開に加え、「HPE Edgeline EL1000」と「HPE Edgeline EL4000 Converged Edge Systems」において、Microsoft SQL ServerとAzureテクノロジー、SAP HANAソフトウェア、PTC ThingWorx、SparkCognitionのSparkPredict、Citrix XenApp/XenDesktopを含むエンタープライズソフトウェアを導入および運用する、テストと検証済みのソリューションアーキテクチャを提供します。

これらのアプリケーションをエンタープライズクラスのパフォーマンス、管理性、およびセキュリティの下でエッジからクラウドにわたって実行することにより、お客様には以下のメリットがもたらされます。

  • エッジにおいてリアルタイムのプロセスと共にイノベーションを推進 - 「HPE Edgeline Converged Edge Systems」は、エンタープライズクラスのITと運用テクノロジー(コントロールシステム、データ取得、および産業用ネットワーク)をひとつのシステムにまとめた業界初のプラットフォームです。この新しいエッジツークラウド・ソリューションにより、お客様は石油リグ、工場、風力発電所などの遠隔地において先進的な分析、AI、およびIoT機能を活用し、機器のダウンタイムを最小限に抑え、自動化を進め、新しいビジネスモデルを作り出せるようになります。
  • 企業とサプライチェーン全体にわたって行動とコントロールを迅速化 - エッジ、データセンター、およびクラウドで同じアプリケーションを使用することにより、エッジからのクリティカルなデータとインサイト(洞察)を様々な場所で共有することが容易になり、データの関連付け、ディープラーニング、およびプロセスの調整が実現します。たとえば複数の石油リグからの予防的メンテナンス用データを中央に集約して分析することにより、それらのリグすべてを対象とするインテリジェントなメンテナンススケジュール策定が可能となります。
  • ハイブリッドITを簡素化 - HPEのエッジツークラウド・ソリューションでは、データセンターと同じHPEとパートナーの管理ツールとプロセスを使ってエッジプラットフォームを管理できるため、複雑さの軽減と共に管理コスト引き下げることが可能です。HPEのデータセンター向けITシステムと同様、「HPE Edgeline Converged Edge Systems」にはHPEのシステム管理ソリューションが含まれ、アップタイム、パフォーマンス、およびセキュリティを世界中どこからでも最大化することのできる手段を提供します。

CenterPoint Energyの最高技術責任者(CTO)であるスティーブ・プラット博士(Dr. Steve Pratt)は次のように述べています。「CenterPoint Energyのスマート電力グリッドでは、エッジにおいて1時間あたり数テラバイトのデータが生成されますが、現在は中央の分析およびクラウドプラットフォームに接続されたインテリジェント エッジ テクノロジーに頼っています。当社はよりスマートで効率的なエネルギー供給をお客様に提供するため、エッジでの分析能力の大幅な拡張に取り組んでおり、これを支援するHPEのエッジツークラウド・ソリューションの価値を高く評価しています。」


〈価値実現までの時間を短縮し、デジタルトランスフォーメーションを推進〉

HPEのエッジツークラウド・ソリューションに対しては、その導入と価値実現までの時間を短縮するため、HPEとソフトウェアパートナーによる検証が加えられています。HPE Pointnextから提供されるアドバイザリーとトランスフォーメーションサービスが、お客様のビジネスゴールとトランスフォーメーションに関する個々のニーズに注力した計画やロードマップ策定を支援します。また、HPE Pointnextはエッジツークラウド環境でのお客様の日々の運用を支援するサービスも提供し、それに伴う複雑さを解消すると共にビジネス面での要求に迅速に対応することを可能にします。さらにHPEは「HPE GreenLake」において、ビッグデータ、バックアップ、データベースプラットフォーム、SAP HANA、およびエッジコンピューティングを含むワークロードを対象に、オンプレミスの従量課金モデルに基づくインフラとソリューションから構成された独自のスイートも提供しています。


〈提供開始時期と価格〉

「HPE Edgeline Converged Edge Systems」が実現するエッジツークラウド・ソリューションは世界中で提供されます。ソリューションの価格は実装の規模と複雑さによって異なります。「HPE Edgeline Extended Storage Adapterオプションキット」は2018年9月の提供開始を予定しています。


*1 ガートナー『Top 10 Strategic Technology Trends for 2018: Cloud to the Edge』、2018年3月8日発行