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2017年11月01日

NTTコムウェア、日本ヒューレット・パッカードの協業によるDeep Learning ソリューション「Deeptector®」《産業用エッジAI パッケージ》の提供を開始

日本ヒューレット・パッカード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長執行役員:吉田 仁志、以下 日本ヒューレット・パッカード)とエヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:栗島 聡、以下 NTTコムウェア)は、2017年11月1日、両社のソリューション連携により、「Deeptector®」《産業用エッジAI パッケージ》を発売開始いたします。

エッジでのディープラーニング(深層学習)処理に最適化され、工場内での利用を想定し耐環境性能に優れた「HPE Edgeline」に、NTTコムウェアのディープラーニング技術を活用した画像認識AI「Deeptector®」 をプリインストールした製造業向けのソリューションパッケージとなります。

本ソリューションはNTTコムウェアおよび日本ヒューレット・パッカードの販売代理店を通じて販売されます。


〈背景〉

人工知能(AI)は、あらゆる分野で革新をもたらすものとして大きな注目を浴びています。その中でも特にディープラーニングは、21世紀に入ってGPUの活用と共に飛躍的な進歩を遂げています。製造業での製品検査におけるComputer Vision(画像認識)を活用した生産性向上においても、ディープラーニング活用の期待が急激に高まっています。

「製品検査」はオンプレミスでの利用ニーズが高い一方で、振動や極端な温度変化といった、工場の環境に適応する動作条件が求められています。工場の厳しい動作条件下でも耐えうるオンプレミス型の「Deeptector®」《産業用エッジAI パッケージ》を提供することで、画像を社外に出すことなくAIを活用し、製品外観検査を自動化できるようになります。また、「Deeptector®」《産業用エッジAI パッケージ》はエッジで動作するため、AIによる画像判定の際に中央のサーバーへ画像を送付する必要がありません。高速な画像判定処理が可能なため、製造ラインのスピードにも対応します。また本パッケージは、近年注目が集まるIoTソリューションにおけるエッジコンピューティングのAI機能としても利用可能です。

汎用GPUを用いたHPC(High Performance Computing)分野において世界トップのシェアを有するヒューレット パッカード エンタープライズ(HPE)は、クラウドあるいはデータセンター用の高密度製品から、インテリジェント・エッジと呼ぶIoTのエッジコンピューティングまで、幅広い製品ポートフォリオとサービスを提供しています。また、AI技術の普及拡大を目指す各社とのエコシステムの構築と支援も行っています。そして、この度、日本ヒューレット・パッカードはNTTコムウェアの「Deeptector®」をエッジコンピューティングで実現する基盤として「HPE Edgeline」を提供いたします。同時に、HPE Pointnextでは、NVIDIA社のOEM製品であるGPUと、GPU・OS・Edgelineが一体となった保守サービスも提供します。

また、日本ヒューレット・パッカードはIoT分野へのビジネス拡販活動においてNTTコムウェア社との協調関係をさらに深め、本ソリューションを自社のIoTソリューションである「HPE Universal IoT Platform」と組み合わせたデモンストレーションを作成して大島本社のソリューションセンターにて常設展示する予定です。

 

「Deeptector®」《産業用エッジAIパッケージ》の特長は下記の通りです

 

① AIをすぐに利用開始できる

ソフトウェアのインストールやライブラリ類の組合せなどのわずらわしい作業は不要です。学習用画像を用意すれば、すぐにAI作成を開始できます。

 

② 優れた耐環境性能とパフォーマンスのバランス

工場や配送センタなどの高温環境でも安心して24時間運転可能なハードウェアです。また、工場での運用を想定した仕様を選定しています。

 

③ 「Deeptector®」《クラウド版》との連携利用

高いパフォーマンスを必要とする学習過程は「Deeptector®」《クラウド版》で行い、作成されたAIを複数拠点に設置された「Deeptector®」《産業用エッジAI パッケージ》にマルチキャストして判定機能をアップグレードするような、「Deeptector®」《クラウド版》との連携したご利用も可能です。(「Deeptector®」《クラウド版》の利用料金、ネットワーク費用は別途必要。)

〈販売開始日〉

Deeptector®《産業用エッジAIパッケージ》 2017年11月1日(水)

 

 

■NTTコムウェア 「Deeptector®」について

NTTコムウェアの画像認識AI 「Deeptector®」は、人の「目」による判断工程を持つ各企業に対する Deep Learningソリューションです。人の「目」を代替することで、扱う情報の量の増加・質の高度化に伴う人手不足、有スキル者の高齢化に伴うスキル継承などの課題を解決します。監視・検閲、保全・点検、製品検査などの現場における目視判断基準を学習することで、現場に必要な画像認識の達人へ成長します。

 

■「HPE Edgeline」シリーズについて

「HPE Edgeline」は従来のデータセンターやクラウドの外部で、より「モノ」に近い場所、いわゆる“エッジ”での、データの収集・集約を安全かつリアルタイムに行い、「モノ」を制御します。さらにNVIDIAのTeslaP4の搭載を正式にサポートしており、ディープラーニングを代表とする負荷のかかる処理をエッジ側で実現し、リアルタイムな意思決定を可能にする、業界初のIoT向けのコンバージドシステムです。

 

 

 

〈本日の発表に対するコメント〉

エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社

取締役 ビジネスインキュベーション本部 本部長

桑名 正人様

 

エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社は、日本ヒューレット・パッカード株式会社による「Deeptector®《産業用エッジAIパッケージ》」の提供開始を心より歓迎いたします。

AI/Deep Learningの活用についてはトライアル/PoC向けのサービス・プロダクト提供が多い中、「Deeptector®」を実業務に適用したいというお客様のご要望に応えるにあたり、Edgeline EL1000は高性能かつ対環境性能に優れている上、Deep Learningの処理に適したNVIDIA社のGPUも一体提供できるため、様々な利用環境が想定される産業現場への適用が可能となりました。

弊社の「Deeptector®」を日本ヒューレット・パッカード様に活用いただき、両社のパートナーシップを活かしながら、多くのお客様にAIソリューションをご提供できるものと大きな期待を寄せております。

 

 

エヌビディアコーポレーション

日本代表兼米国本社副社長

大崎 真孝 様

 

この度の「Deeptector®」《産業用エッジAIパッケージ》のご販売、誠におめでとうございます。現代AIの中核テクノロジーであるディープラーニングを工場現場でのエッジコンピューティングで活用することは、日本の産業力強化に大いに貢献するものと期待しています。