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2017年10月19日
日本ヒューレット・パッカード、中堅・中小企業向けの『世界標準の安心サーバー』、「HPE Gen10」サーバーを発表
同時に、多様なワークロードに対応した「HPE Gen10」サーバープラットフォームのポートフォリオを拡充するほか、既存機器の買取プログラムを開始
日本ヒューレット・パッカード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長執行役員:吉田 仁志、以下 日本ヒューレット・パッカード)は本日、中堅・中小企業向けの世界で最も高度なセキュリティを備えた『世界標準の安心サーバー』、「HPE Generation10(以下 Gen10)」サーバー2機種を発売します。
あらゆる規模・業種のITシステムは絶え間ないセキュリティの脅威にさらされており、その脅威はますます増大しています。セキュリティへの対策は、全てのお客様にとって安定した事業継続に欠かせなくなっています。日本ヒューレット・パッカードでは、そのようなセキュリティの脅威に早期に着目し、ファームウェア攻撃に対する究極の保護を「HPE Gen10」サーバープラットフォームに標準で実装しています。ヒューレット パッカード エンタープライズ(HPE)独自に開発・設計した管理チップ、第五世代iLO Management Engine (iLO5) のシリコンに指紋のようなデジタル証明を物理的に埋め込むことで、"Silicon root of trust (シリコンレベルの信頼性)”を提供します。
本日、この『世界標準の安心サーバー』、「HPE Gen10」サーバーのポートフォリオに中堅・中小企業や拠点オフィスに適したタワーサーバー2機種「HPE ProLiant ML110 Gen10」および「HPE ProLiant ML350 Gen10」を追加、発売します。これら2機種は日本ヒューレット・パッカードのオンラインストア「HPE DirectPlus」でも本日より取り扱いを開始します。
また、同時にお客様の保有機種の買取プログラムを発表します。世界で最も安全かつ最新のテクノロジーを採用した「HPE Gen10」サーバーの導入を促進することで、お客様のセキュリティ対策の一翼を担います。
〈『世界標準の安心サーバー』の提供範囲を大幅に拡大〉
さらに、ビジネスクリティカル、HPC、ビッグデータなど、多様なワークロードに対応する「HPE Gen10」サーバーを4機種追加し、より多くのお客様のセキュリティ環境の向上に寄与します。
本日発表の各製品の価格と販売開始日は以下の通りです。
製品名 希望小売価格(税抜) 販売開始日
HPE ProLiant ML110 Gen10 235,000円~ 10月19日
HPE ProLiant ML350 Gen10 351,000円~ 10月19日
HPE ProLiant DL580 Gen10 2,659,000円~ 10月19日
HPE Apollo 2000 Gen10 909,000円~ 10月19日
HPE Apollo 4510 Gen10 1,753,000円~ 10月19日
HPE SimpliVity 380 Gen10 5,317,800円~ 10月19日
(保守、設置費込み)
<各製品の概要>
■「HPE ProLiant ML110 Gen10」 (中堅・中小企業、拠点向けタワーサーバー)
「HPE ProLiant ML110 Gen10」は、高性能かつコストパフォーマンスに優れた1ソケットタワーサーバーで、ラックマウントにも対応しています。HPE独自の管理チップ iLO Management Engine (iLO5) の提供する“Silicon root of trust (シリコンレベルの信頼性)”を基盤に、HPE独自の電子認証によるファームウェアの更新や不正書き換えの早期認識と回復機能を備えています。「ML110 Gen10」は、インテル® Xeon® プロセッサー・スケーラブル・ファミリーを1基搭載し、最大8台の3.5インチドライブまたは最大16台の2.5インチドライブを搭載可能なほか、5つのPCI Express Gen3のPCIスロットなど、ビジネスワークロードに期待される拡張性を備えています。さらに、静音性(24 -25dBA)に優れ、病院、図書館、オフィス環境に最適です。
■「HPE ProLiant ML350 Gen10」 (拠点向け高性能タワーサーバー)
「ML350 Gen10」は、「HPE ProLiant」のタワーサーバーの中で最も高いパフォーマンスを発揮するタワーサーバーで、ラックマウントにも対応しています。HPE独自の管理チップ iLO Management Engine (iLO5) の提供する“Silicon root of trust (シリコンレベルの信頼性)”を基盤に、HPE独自の電子認証によるファームウェアの更新や不正書き換えの早期認識と回復機能を備えたほか、業界最高レベルのセキュリティ基準に対応します。「ML350 Gen10」はインテル® Xeon® プロセッサー・スケーラブル・ファミリーを最大2基搭載し、最大24台の2.5インチドライブ、または最大12台の3.5インチドライブを内蔵可能なほか、8つものPCI Express Gen3スロットなど、拠点用サーバーとして十分な拡張性を備えています。静音性(28 -32dBA)に優れているため、病院、図書館、オフィス環境にも適しています。さらに、ML350 Gen10は最大7年の長期保守に対応し、長期利用のニーズに応えます。
■「HPE ProLiant DL580 Gen10」 (ビジネスクリティカル用途向けサーバー)
「HPE ProLiant DL580 Gen10」は高速データ解析、インメモリデータベースの環境に最適な4Uサイズのラックマウントサーバー です。最大4基のインテル® Xeon® プロセッサー・スケーラブル・ファミリーと、最大48のメモリスロットを4Uの筐体に集約し、最大112コア、6TBメモリーという圧倒的な拡張性を提供します。最大48台の2.5インチドライブ、最大368TB(SSDx48)もの大容量ストレージが搭載可能です。また、可用性にも優れ、ビジネスクリティカルなワークロードにも適しています。さらに、ダブルワイドのGPUも4基搭載可能で、ディープラーニングの用途にも適しています。HPE独自の管理チップ iLO Management Engine (iLO5) の提供する“Silicon root of trust (シリコンレベルの信頼性)”を基盤に、電子認証によるファームウェア更新、不正書き換えの早期認識と優れたセキュリティ機能を実現しています。
■「HPE Apollo 2000 Gen10 System」 (HPC向け高集約システム)
「HPE Apollo 2000 System Gen10」は、電源とファンを共有する効率的な2Uのラック型シャーシに、4台の高密度2Pサーバー「HPE ProLiant XL170r Gen10」もしくは2台のデュアルGPU搭載サーバー「HPE ProLiant XL190r Gen10」を搭載する高集約システムです。いずれもインテル® Xeon® プロセッサー・スケーラブル・ファミリーを採用し、Silicon Root of Trust (シリコンレベルの信頼性) によりファームウェア セキュリティを実現するHPE iLO 5といったGen10ならではの特長を備えるほか、XL190r Gen10ではNVIDIA Tesla V100 16GBをサポートし、最高水準のグラフィック性能を発揮します。
■「HPE Apollo 4500 Gen10 System」 (スケールアウト型ストレージサーバー)
「HPE Apollo 4510 Gen10」はビッグデータ、SDS用途に最適化されたスケールアウト型ストレージサーバーです。4Uのシャーシにホットプラグ対応3.5インチドライブを最大60台、最大600TBもの大容量ストレージを搭載可能ながら、HPE標準ラック(奥行き 1,075mm)に搭載できるようシャーシのコンパクト化を実現しました。インテル® Xeon® プロセッサー・スケーラブル・ファミリーを2基搭載可能な「HPE ProLiant XL450 Gen10」を搭載して使用します。「XL450 Gen10」には、管理チップとして「HPE Gen10」サーバー共通のiLO Management Engine (iLO 5)を標準搭載しています。ビッグデータ、オブジェクトストレージ、データ分析、コンテンツ配信、その他のデータ集約型ワークロードに最適です。
■「HPE SimpliVity 380 Gen10」 (ハイパーコンバージドインフラストラクチャ)
「HPE Simplivity 380 Gen10」は、クラウドの俊敏性とオンプレミスソリューションのパフォーマンスと保護を同時に求めるお客様向けのハイパーコンバージドソリューションです。小規模な仮想化基盤にも対応可能となる「Extra Small」(有効ストレージ容量3~6TB)と呼ぶエントリーモデルの提供を開始します。
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