プレスルーム
www.hpe.com/jp/newsroom

文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。

お客様からお問い合わせ先
カスタマー・インフォメーションセンター
TEL:0120-268-186
(携帯、PHS:03-5749-8279)

2017年10月17日

ヒロテック、「HPE Edgeline IoT Systems」を活用し、工場のダウンタイム低減と生産性向上を実現

現場でのリアルタイムな予測分析により、グローバルでの高い競争力を維持

 

日本ヒューレット・パッカード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長執行役員:吉田 仁志、以下 日本ヒューレット・パッカード)は本日、自動車部品のグローバルなトップサプライヤーである株式会社ヒロテック(本社:広島県広島市、代表取締役社長:鵜野 徳文、以下ヒロテック)が、「HPE Edgeline IoT Systems」を中心としたファクトリーIoTソリューションを導入したことを発表します。

「HPE Edgeline IoT Systems」を用いた本ソリューションはヒロテックが直面していた効率およびスループットの問題の解決に向け活動を開始しました。生産設備の極めて重要なシステムの故障を予測・防止することで、ヒロテックは生産設備のパフォーマンスについてより深い理解を得、現場におけるリアルタイムデータ分析を通じて、そのパフォーマンスを改善する活動を開始しています。

ヒロテックは、国内外の主要自動車メーカーの部品製造を担う、自動車市場における有力サプライヤーの1社です。85年以上にわたって自動車部品を製造してきた実績を誇り、現在、世界9ヶ国、27ヶ所の設計・製造拠点で、年間約800万枚のドア製品と180万台の排気システムを提供しています。

最終製品である自動車を組み立てるための、大規模なグローバルサプライチェーンの一角を担うヒロテックにとって、工場の部品生産ラインで起こる計画外の製造機械のダウンタイムは、1時間につき130万ドルという高額なコスト負担が発生するだけでなく(*1)、非常に大きな時間のロスを伴い、納期を守ることが困難になります。多くのグローバルな競合企業の中で高い競争力を維持するためには、最小限のコストと時間で、高品質な製品を確実に製造する必要があります。

IoT(Internet of Things)の登場によって製造業を取り巻く環境は大きく変化しており、特にファクトリー IoTによる生産性の向上および情報の活用による競争力強化の重要性が急激に高まっています。ヒロテックでは、計画外の機械のダウンタイムを減らし、生産性をさらに向上させるため、生産システムのモニタリングおよびデータのリアルタイムな収集・分析を実現するファクトリーIoTソリューションの導入を検討しました。その結果、ファクトリーIoT用ハードウェアとして最適化された、「HPE Edgeline IoT Systems」の採用を決定し、PTCのIoTプラットフォーム「ThingWorx®」と組み合わせることで、現場でのデータの集積や分析、および機器やIoT製品の制御に取り組みました。日本でのシステム構築サポートは日本システムウエア株式会社(NSW)が行いました。

排気系の検査工程ではHPE製サーバーを現場に設置することで、収集したIoTデータを遠隔地のデータセンターやクラウドに送信することに比べ、より信頼性の高いリアルタイム分析、遠隔地からの見える化を実現しました。同工程ではロボットデータや、力覚センサー、レーザーセンサー、カメラによる検査結果データを収集しています。

ヒロテックアメリカ 研究開発プロジェクトマネージャーのジャスティン・ヘスター(Justin Hester)氏は次のように述べています。「これまでも製造グループはITとの共同作業で苦労してきました。インダストリー4.0生産モデルを活用し、製造現場から得られるリアルタイムの知見を活かしながら、自動車部品製造ラインの計画外のダウンタイムという長年の問題を解決できないかと考えました。そのような中で、PTCから『1 台のロボットが積荷ドックで落下した際に、そのロボットは相当破損していたが、搭載されていたHPE Edgeline はすぐ電源が入った』ということを聞き、迷わずに HPE Edgeline をヒロテックの工場に導入することを決めました。」

「HPE Edgeline」を活用したファクトリーIoTソリューションの導入により、ヒロテックでは、工場のモニタリングと生産効率の改善、および製品品質の向上を目指します。さらに、自動ロボット監視システム全体でリアルタイム可視化と自動ペーパーレスレポート生成に取り組んで行きます。さらに生産システムを人がチェックする時間を削減し、プロセス内のボトルネックを解消するとともに、技術者の時間を生産性を高める作業に充てられるように改善します。ヒロテックでは今後このソリューションを自動車ドア生産ライン全体に拡張し、AR(拡張現実)アプリケーションを活用し、製造能力と効率をさらに進歩させるソリューションを構築していく予定です。それはまさにスマートファクトリーからスマートエンタープライズへの移行です。

*1 北米の自動車OEM メーカーで計画外ダウンタイムが発生した場合のコストは1秒あたり361 ドルにのぼると試算されています。

 

■ヒロテックについて
ヒロテックグループは、世界有数の自動車製造機器および部品サプライヤーとして年間売上高16 億ドルの日本企業です。量産とエンジニアリングにおいて85 年以上の経験を有し、世界9ヶ国に27ヶ所の施設を擁するヒロテックグループは、年間約800 万枚のドア製品と180 万台の排気システムを設計・構築しており、今日のグローバルな自動車市場において世界有数の製造会社となっています。広島発の先進技術を世界へ広げ、国際的なエンジニアリング企業として大きく発展してゆくことをめざしています。

http://www.hirotec.co.jp/

 

■「HPE Edgeline IoT Systems」に関する情報は、以下のURLを参照してください。
 https://www.hpe.com/jp/ja/servers/edgeline-iot-systems.html