2019年4月9日
インテリジェントエッジ: その本質と役に立つ理由
多くの組織がエッジコンピューティングを活用して、よりスマート化されたビルや都市、ワークスペース、小売エクスペリエンス、生産環境などを構築しています。インテリジェントエッジにより、有益な情報を迅速に創出してビジネスを変革する方法をご紹介していきます。
「インテリジェントエッジ」という用語は色々な使われ方をしますが、おそらく最も分かりやすいのは場所として考えることです。エッジはあらゆる活動が行われる場所です。製造現場、ビル、キャンパス、都市、家屋、農地、風車、発電所、石油プラットフォーム、情報通信基地、スポーツアリーナ、戦場、車内、空、海中など、あらゆるものが存在するあらゆる場所です。そして、IoTにおける「モノ」がある場所です。
現在これらの場所にはスマートかつ接続済みであり、コンピューティングおよび制御可能なテクノロジーが配備されているため、エッジは「インテリジェント」だといえます。インテリジェントエッジでは分析機能を利用できますが、このような機能は以前であればオンプレミスまたはクラウドデータセンターに限定されていたということは重要なポイントです。
インテリジェントエッジの3つの「C」
インテリジェントエッジの便利さは、3つの「C」で説明できます。
- 接続 (Connect): デバイス、人、モノがネットワークを通して接続されるとデータの交換が促進され、新しいデータソースが生まれ、データの量が増加します。
- コンピューティング (Compute): その後、システムはこのデータをコンピューティングし、アプリケーションへのアクセスを可能にして、接続されたモノ、デバイス、周辺環境に関する有益な情報を提供します。
- 制御 (Control): これらのコンピューティングされた情報を使用してアクションを実行し、エッジにおけるデバイスとモノを制御したり、エッジが接続されているビジネスまたは企業に関連する様々な制御アクションを実行したりできます。
インテリジェントエッジの3つの「C」 接続、コンピューティング、制御
図1: インテリジェントエッジの3つの「C」
3つの「C」の実例
小売店では、清涼飲料水と商品棚にデジタル表示された価格がネットワークに接続されています。小売業者は、在庫をその場で追跡し、各飲料が売れるまでの時間を確認できます。この情報は、外気温や他の場所での販売データと組み合わされ、飲料の価格のリアルタイムによる調整および管理に使用できます。このIoTの用途において、飲料と価格表示はネットワークに接続された「モノ」です。これらが接続されていることによって、小売業者は売上を最大化して出荷コストを最小化しながら、新しいカスタマーエクスペリエンスを実現できるのです。
次は、スマートフォンアプリを持った従業員がワイヤレスロケーションサービスのある大規模なオフィスビルまたはキャンパスに入り、場所を尋ねることなく会議室、プリンター、他の従業員を見つける方法を考えてみましょう。従業員の居場所についての情報が接続された他の「モノ」との関連として即座に提供されることで、このスマートビルディングにおけるエクスペリエンスが大きく向上します。これは、多くの大手小売業者が提供する、店舗での買い物体験に非常によく似ています。お客様は携帯電話で詳しい場所の案内にアクセスして商品を見つけ、セール品を確認し、トイレの場所も分かります。
ビデオの解像度の向上、新しいフォーマット、帯域幅の拡大、より優れたセキュリティおよび信頼性への要求によって、メディアおよび通信業界が直面する配信に対する重圧はますます大きくなっています。その結果、通信サービス業者は、高度なコンピューティングおよび制御システムを企業や家庭に設置しつつあります。これらの分散型インテリジェントエッジにより、サービスの競争力を高め、カスタマーエクスペリエンスを向上できます。
このような様々なエッジにおけるインテリジェンスは成長を続けていますが、これを支援する新たな業界標準とソフトウェアスタックは、これまではデータセンターに向けられていたものに似ています。この分散型コンピューティングのトレンドは、消費現場でより優れたサービスを提供する必要性と、リモートのデータセンターまたはクラウドによって発生する制限を回避する必要性によって勢いを増しています。
異なるエッジのタイプ
インテリジェントエッジには、大きく分けて3つのカテゴリがあります。運用テクノロジー (OT) エッジ、IoTエッジ、情報テクノロジー (IT) エッジです。OTエッジにはインテリジェンスと制御機能が搭載されていますが、以前から接続性とコンピューティング能力が限定されているという経緯があります。
OTエッジの例には、発電所や海上石油プラットフォームなどがあります。ITエッジはテレコミュニケーションおよびメディア業界における分散型のデータ転送および処理や、ブランチオフィスおよびキャンパスの分散型コンピューティングで一般的に使用されています。
多くの異なるエッジのタイプがあります
図2: 異なるエッジのタイプ
IoTが大人気となった現在、IoTエッジへの関心は非常に高まっています。多くの場合、IoTはOTとITの組み合わせです。IoTについて考える場合、まずは図3に示す、一般化されたIoTソリューションアーキテクチャの4つのステージについて理解することをお勧めします。「モノ」は有線または無線により、データ取得のためにセンサーに接続されているか、制御のためにアクチュエーターに接続されています。これらのセンサーとアクチュエーターはステージ2のゲートウェイ、スイッチ、データ取得システムに接続されます。ステージ3はエッジのITシステムで構成されており、ステージ4はリモートのデータセンターとクラウドです。すべてのIoTソリューションに4つすべてのステージが含まれているわけではありませんが (センサーからクラウドに接続されるソリューションもあります)、大部分のIoTソリューションをこのアーキテクチャに分類できます。
IoTソリューションアーキテクチャの4ステージ
図3: IoTソリューションアーキテクチャの4ステージ
センサーを発電所内のタービンなどの回転機械に接続する場合、産業IoT (IIoT) は大きなビジネス価値を生み出す可能性があります。温度、湿度、振動など、タービンから抽出される物理的データは、機械の健全性に関する有益な情報となります。予測分析プログラムはこのデータを処理し、すぐにタービンの状態に関する情報を提供します。これによって保守ルーティンの管理が改善され、電圧低下や停電につながる故障を防ぐことができます。
エッジでコンピューティングを実行する7つの理由
3つすべてのC (接続、コンピューティング、制御) がエッジのインテリジェンスに貢献しています。エッジのデータから比較的低コストで情報をすぐに引き出せるため、コンピューティングの改善は特に重要です。エッジコンピューティングは、エンタープライズ規模のコンピューティング、ストレージ、管理をデータセンターからエッジに移行することで改善できます。組織はエッジでのコンピューティングを活用して以下が可能です。
1. レイテンシの最小化。多くのアプリケーションが、瞬時の情報と制御を必要とします。一部のミッションクリティカルな機能ではいかなる遅延も許容できないため、エッジでのコンピューティングが必須となります。製品の品質を維持するために精密な調整とキャリブレーションを必要とする工場プロセスにおける、ロボットアームを想像してみてください。工場が1分間に50個の製品を量産している場合、不具合を最小限にするために、キャリブレーションをリアルタイムで行うことが重要です。
2. 帯域幅の削減。モノとクラウドの間で大きなデータをやり取りする場合、大量の帯域幅を消費します。エッジコンピューティングは、この問題の最も簡単なソリューションです。
3. コストの削減。帯域幅に空きがあっても、コストが高くなる可能性があります。あらゆる企業のIoT戦略において、効率性は重要な要素です。
4. 脅威の軽減。キャンパス、州、国、海を越えてデータを転送する場合、どうしても攻撃や侵害を受けやすくなります。エッジでデータを処理することで、セキュリティの脆弱性を軽減できます。
5. 重複の回避。すべてのデータを収集してクラウドに送信する場合、メモリ、ストレージ、ネットワーキング機器、ソフトウェアなどの設備が重複する可能性が高くなります。この重複が必須でないなら、関連する設備コストや運用コストの増加も不要であるはずです。
6. 信頼性の向上。ハッカーからの悪質な攻撃がなくても、データが自ら崩壊する場合もあります。接続の再試行、中断、失敗によって、エッジとデータセンターの通信に障害が発生します。携帯電話の通話が途切れたり中断されたりすることがあるのは、まだ昔話にはなっていません。
7. コンプライアンスの維持。データのリモート転送は法律や企業ポリシーによって管理されます。例えば、特定の国では、企業が国境を越えて国民の個人データを送信することが禁じられています。
エッジでコンピューティングを実行する7つの理由
図4. エッジでコンピューティングを実行する7つの理由
インテリジェントIoTを始める
エッジでアクションを実行し、情報を取得する価値を理解したら、特定のエッジ展開による投資利益率 (ROI) の定量化に焦点を移すことが重要です。これを達成するには正式な、適切に管理されたIoTの概念実証プロジェクトを開始し、あまり馴染みのない最新テクノロジーに取り組む懸念や、ネットワークとデータの保護に関連するセキュリティ問題の懸念を解消します。ビジネスにとってROIは通常、運用コストの削減、より詳細な顧客情報による売上の向上、生産量の増加による財務パフォーマンスの改善を意味します。サイエンスおよびエンジニアリング企業の場合は、ROIはイノベーションと人材成長の加速に関連している場合もあります。
最初に、プロジェクトによって達成できるビジネス、エンジニアリング、科学的な利点を特定します。成功した場合に企業にどのような影響があるかを評価します。企業アセットまたは製品など、いくつかのモノを接続します。
これらの新しく接続したモノからのデータを分析またはコンピューティング処理し、期待していた情報が得られるかどうかを評価します。モノを制御して運用を改善したり、在庫の移転、人員の追加、製品価格の見直しによってビジネスプロセスを調整したりします。小規模なプロジェクトで成功を見込むことができた場合は、接続するモノや取得するデータを増やして徐々にスケールアップし、その都度価値を再評価します。
また、OTとITの統合と連携も促進する必要があります。エンジニアリングとOTのプロフェッショナルは、ITプロフェッショナルと協力する方法を考え、ITプロフェッショナルはそれに応える必要があります。例えば、OTのエグゼクティブはシニアエンジニアをITからIoT展開チームに追加できます。このような協力体制が不可欠です。優れたエンドツーエンドのIoTソリューションではOTのセンサー、アクチュエーション、データ、制御システムと収集システムをITのコンピューティング、ストレージ、ネットワーキングと統合する必要があるためです。
未来を予測
インテリジェントエッジとIoTのエクスペリエンスの大部分は、モノ、人、環境の接続性が不変であることを土台としています。これによって大量の、幅広いエッジデータが生成されます。ビッグデータが好きな人は、インテリジェントエッジとIoTも気に入るはずです。エッジのデータソースは光、音、電波、位置、時間、圧力、速度など、主に宇宙に起源をもつ自然データであるため、古いデータソースです。また、これらのデータはより速く取得され、他のすべてのタイプのビッグデータを合わせたよりも大きくなります。
インテリジェントエッジにおけるデータの多様性 (主に物理世界のデータ)
図5. インテリジェントエッジにおけるデータの多様性 (主に物理世界のデータ)
大規模で多様なデータセットによって予測と結論の統計精度が改善されるため、より信頼性の高い医療診断、設備の故障が起こる時期の特定、消費者が購入する商品、選挙結果、休暇時の人々の旅行先の正確な予測が可能になります。
将来は、より正確な未来予測が可能になります。データサイエンティストがある人の行動および消費パターンと、ブログ、コメント、投稿、ツイートを観察できれば、その人の次の行動を予測できます。データセットがより大量に、多様になるにつれて、データサイエンティストの仕事はもっと楽になるでしょう。
インテリジェントエッジはすばらしい場所です。IoTプロジェクトに乗り出した組織は、コストの削減、効率の改善、顧客満足度の向上といった形で利益を得ています。まだIoT戦略を立てていない場合は、インテリジェントエッジによって組織が得られる利点について検討してみてください。
この記事/コンテンツは、記載されている個人の著者が執筆したものであり、必ずしもヒューレット・パッカード エンタープライズの見解を反映しているわけではありません。

Tom Bradicich
ヒューレット・パッカード エンタープライズ、サーバーおよびIoTシステム部門バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャ
Tom Bradicich博士はヒューレット・パッカード エンタープライズのバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャであり、高密度のスケーラブルサーバーとIoTシステムのグローバルビジネスユニットを率いています。また、損益、世界中の製品開発、カスタマーエクスペリエンスも担当する一方で、パートナーとお客様のコラボレーションに向けた米国、ヨーロッパ、アジアのHPE Discovery LabsとIoT Innovation Labsを監督しています。 Bradicichとそのチームは、販売ノルマを達成し、世界中のお客様のビジネス成果を大きく向上する革新的で他に類を見ないソリューションを開発することで知られています。彼は2016年と2017年の両方に、CRNのトップエグゼクティブ100人およびトップ変革者25人に選ばれました。また、ノースカロライナ州立大学Alumni Hall of Fameの一員でもあります。Bradicichの製品は近年、InfoWorldテクノロジーオブザイヤー賞、CRNプロダクトオブザイヤー賞、ARM TechConベストオブショー、IoT World Congress最優秀IoTソリューション賞、IT Brand Pulseリーダー賞を受賞し、Gartner社のMagic Quadrantのモジュラーサーバー部門で最高ランクを達成しました。BradicichとそのチームはHPEで初めての企業IoT戦略を取り入れ、明確にインテリジェントエッジとIoTに向けて設計されたHPEの最初のシステムラインであるGLおよびEdgeline製品ラインを立ち上げました。そして、コンバージドエッジシステムと呼ばれる新しい製品クラスを創設しました。 現在の役職に就く前、BradicichはHPのサーバーエンジニアリング部門バイスプレジデントであり、グローバルな研究開発と、HPのワークロードが最適化されたコンバージドサーバー製品ラインの提供を担当していました。Bradicichとそのスタッフは世界中の複数のエンジニアリングチームを監督し、20以上の製品と統合型ソリューションスタックをリリースしてきました。彼らは最初のオンチップグラフィックス搭載Intel Xeonサーバーと、最初の64ビットエンタープライズARMサーバーを開発しました。Bradicichとそのチームは、複数の国の連邦政府、有名大学、銀行、メディア、エンターテイメント、製造、医療のグローバルな業界リーダーなどのお客様に対して密接に取り組んできました。 さらに、Bradicichは買収、IP、ビジネス契約について、企業の法務チームのアドバイザーも務めています。Bradicichは、IBMで最初のキャリアを積みました。彼は同社でコーポレートIBMフェロー、研究開発部門バイスプレジデント、エンジニアリングディレクター、優れたエンジニア、IBMのx86サーバーラインのCTOを務めました。初期の頃、彼はPCの研究開発に従事し、IBMの最初のプロトタイプノートブックコンピューターの設計を率いました。これは、新しい製品のカテゴリを生み出すことになりました。また、メモリエラー修正と外部キャッシュメモリを搭載した初めてのメインストリームx86システムの開発も管理しました。さらに、世界中のVGAグラフィックスとPCTV製品の研究開発、組み込みサーバーの仮想化、IBMのシステム管理ソフトウェアも管理しました。BradicichとそのチームはIBMのX-Architecture IT戦略を考案して率い、IBM BladeCenterとPureFlex/PureSystemシステムを考案しました。企業と産業チームをまたいでプロジェクトを率いてきたBradicichは、ホームネットワーキング、製品のユーザビリティ、データセンターネットワーキング、Powerサーバー、ブレードサーバー、x86の仮想化について、IBMのCEOに向けて企業戦略開発を監督しました。また、テクノロジーをIBMのリサーチラボから市場にすばやく投入するための管理システムであるIBM Personal Systems Instituteを共同設立および監督しました。 Bradicichは同僚によってIBMのAcademy of Technologyに選出され、IBMチェアマン賞を含む複数のIBMのマネジメントおよび技術賞を受賞しました。これは、新しい製品カテゴリを生み出し、数十億ドル規模の業界セグメントとなったBladeCenterコンバージドシステムを称えたものでした。BradicichはIBMとIntelの提携を管理し、IBMのPCビジネスをLenovoに売却する際の法的取り決めにおける主要テクニカルアドバイザーとなり、インドにおける財務部門とIBM研究開発ラボのIBMエグゼクティブスポンサーも務めました。在職期間中、IBMのx86ビジネスは数億ドルから数十億ドル規模に成長しました。 HPに入社する前、BradicichはNational Instruments (NI) で研究開発フェローおよびオフィサーとして勤務し、NIの企業ビッグデータ戦略であるBig Analog Dataソリューションを考案して率いました。IoTと産業インターネットに向けた、内蔵のデータ分析システムとITインフラストラクチャを含むエンドツーエンドソリューションを開発するチームを率いました。またBradicichは、NIのテストと内蔵コンピューターシステムのためのRASM (信頼性、可用性、有用性、管理性) に向けた企業戦略を打ち立てて率いました。 Bradicichは、テクニカルマーケティングイベントの立ち上げと促進などのマーケティング活動と外部へのメッセージ発信に熱心であり、HPE Edgelineシステム、IBM X-Architectureシステム、IBM MXTメモリ、NIのBig Analog Dataソリューションなどの商標を考案してきました。彼は頻繁にマーケティング部門およびセールス部門と相談し、販売コンテンツやトレーニングを開発および提供しています。多くのカスタマーコラボレーションを成功させたBradicichは、x86のLinux、ブレードサーバー/コンバージドシステム、VDI、オープンソースの仮想化、クラウドコンピューティングのプロジェクトを開始し、牽引しました。Bradicichはグローバルな製品開発チームの管理に豊富な経験を持ち、金融業界のテクニカルエグゼクティブスポンサーを務めてきました。 彼は7つの技術業界標準を共同作成し、GreenGrid.org、Blade.org、PCI SIG、VESA、Net2Display、RDMA Consortium、DMTF/SMASH、IPMI、InfiniBand Trade Association、1394、PICMG、HyperTransport Consortium、Ethernet Alliance、Open Virtualization Format、ATCA、OASIS、STAC Benchmark Council、Industrial Internet Consortiumなど、多くの業界団体のディレクター、共同設立者、エグゼクティブスポンサーを務めてきました。 常にメディアから出演を求められているBradicichは、MSNBC、『ウォールストリートジャーナル』誌、『USA Today』紙、『EE Times』誌、『Network World』誌、『CRN』誌、『フォーブス』誌などからインタビューを受けています。また、技術、サステナビリティ、人材管理、テクノロジーのトレンドと方向性に関するブログと記事を書いています。BradicichはITインフラストラクチャに関するビデオでTelly賞を受賞しました。また、Intel Embedded Innovatorの「最も読まれた記事」賞とIEEE TestConのベストペーパー賞を受賞しました。Bradicichは、お客様、投資家、アナリストによるイベント、IT業界団体、Intel、Citrix、IBM、GE、VMware、AppliedMicro、General Dynamics、Schneider Electric、Bosch、NI、HP、Linleyグループ、Bank of America、インド政府、DataStax、Open Server Summit、Carbon Disclosure Project、Smart Cities Summit、Aspen Ideas Festival、Industrial Internet Consortium、Gartnerグループの大規模な産業会議で数多くの基調講演を行っています。 Bradicichは米国でコンピューターアーキテクチャとコンバージドITシステム設計の複数の特許を持ち、電気工学の学士、修士、博士号を取得しています。また、フロリダ大学工学部学部長の諮問委員会の一員です。彼はリーダーシップ、ビジネスイノベーション、テクノロジートレンド分野の人気の高いゲスト講師であり、複数の大学で非常勤講師を務め、電気、コンピューターエンジニアリング、情報システム管理のコースを教えています。 STEM分野の女性や新人従業員のメンターとしても活動的であり、Women Inventors Networkのエグゼクティブスポンサーを務めたこともあります。Bradicichはホームレスや助けを必要とする子供のためのチャリティー組織であるSoC (sockrelief.com) の共同設立者であり、救世軍の西部地区のアドバイザリーボードの一員です。Bradicichは現在、他に類を見ないテクニカルイノベーションとビジネスリーダーシップに関する彼の豊富な経験について書いた書籍『The 1st Mover』を執筆中です。
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