新ビジネスを切り拓く新統合環境にHPE GreenLakeを採用

日商エレクトロニクス株式会社 様

所在地:東京都千代田区二番町3-5 麹町三葉ビル
URL:https://www.nissho-ele.co.jp/index.html

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多様な検証ニーズへの、HPE Primeraをはじめとする製品導入の迅速な対応を実現

日商エレクトロニクスでは、最先端の技術とサービスを結集した自社検証施設「NETFrontier Center」を運営している。長年、同社では顧客へITインフラの検証環境を提供してきたが、時代とともに顧客の要件はさらに複雑化・多様化し、より細やかで柔軟な環境提供をしていく必要性、またそれ故に管理に課題を感じていた。そこで、同社では、日本ヒューレット・パッカード(以下、HPE)の「HPE GreenLake 」を新たに採用し、クラス最高水準の性能と拡張性を持つインテル®Xeon® スケーラブル・プロセッサーを搭載するHPE ProLiant Gen10サーバーHPE Primeraストレージといった製品を迅速に導入し、顧客の多様なニーズに応えることができる体験型、ワークショップ型テクノロジー統合環境「Nissho Electronics Lab and eXperiences center (NELX)」を開設。クラウドライクで柔軟な環境を実現すると同時に、顧客の課題やビジネス実現に寄り添う「Future Enterprise Model」の基盤としても活用していく。

業界

情報通信業

 

ビジョン

顧客企業のDXと新規ビジネスの創出を支える先進的なテクノロジー検証環境の実現

 

戦略

新統合環境 「Nissho Electronics Lab and eXperiences center (NELX)」の各種機材を「HPE GreenLake」で調達

 

成果

• 検証用のITリソースを月額払いで利用できる環境を実現

• 大量の検証用機材の管理工数を1/10に削減

• 導入した検証環境を新たなビジネスを創出するインフラとしても活用

• 定期的なリフレッシュサイクルによって最新機器の導入が可能


持ち前の「目利き力」と卓越した技術力で顧客企業のビジネスを支援

 

1969年の会社設立以来、「Innovation-Leading Company」として日本の情報産業を牽引し続けてきた日商エレクトロニクス。現在では、数多くの実績を有するIT/ネットワークインフラ分野に加え、アプリケーション、クラウド、データ利活用など、幅広い領域にわたるソリューションを展開。顧客企業のビジネスを支えるIT基盤を支え続けている。

中でも大きな強みとなっているのが、新たな時代のトレンドを見抜く「目利き力」だ。日商エレクトロニクス 取締役 常務執行役員 坂井 俊朗氏は「当社では1985年にシリコンバレーに進出。優れた独自技術を持つ数多くのベンチャー/スタートアップ企業と代理店契約を結び、日本市場への導入を進めてきました。しかもその多くが、日本における初の代理店契約であり、たとえば現在はHPEのストレージブランドである3PARもその一つです。当時3PARが開発した「シンプロビジョニング」というストレージ仮想化機能は現在では多くのストレージに取り入れられている機能です」と胸を張る。

加えて同社では、こうした多彩な製品群を最大限に活用するための支援も提供。坂井氏は「近年では日本のエンタープライズ企業においても、DXの実現に向けた取り組みが重要な経営課題となっています。しかし、その一方で、貴重なIT人材が既存システムのお守りに追われ、『攻めのIT』になかなかシフトできないという課題もあります。そこで当社では、インフラの運用監視をご支援するマネージドサービス『Nissho Cross Platform』(以下、NCPF)を展開。お客様が自社の変革に注力頂ける環境を、“as a service”でご提供する取り組みを進めています」と続ける。

サービス化戦略を支える重要な切り札として「HPE GreenLake」に着目

 

このようにNCPFを軸とするサービス化戦略を着々と進める同社だが、お客様の多くがクラウドを利用し始めており、従量課金でサービスを利用する中、オンプレミスのシステムをこれまでと変わらず資産として購入いただくというやり方に課題をもっていた。そんな中リリースされたのがHPEが提供する従量課金型ITインフラサービス「HPE GreenLake」(以下、GreenLake)である。このサービスでは、日々のビジネスやDXに欠かせない各種のITリソースをユーザー施設内に設置。その中から利用した分だけを月額料金で支払うことができる。導入設備はある程度のバッファを持たせた構成となっているため、突発的な需要増大にも柔軟に対応することが可能だ。インフラ環境の監視や障害対応などもHPE側で実施するため、運用管理負担も大きく軽減できる。まさに、パブリッククラウドとオンプレミスの「良いとこ取り」を実現したサブスク型サービスなのである。

実は坂井氏、GreenLakeがリリースされる以前にその構想と出会っていたという。「数年前になりますが、現在HPEのCEOを務めるアントニオ・ネリ氏が当社を訪れたことがあります。彼は当社で利用している製品群をホワイトボードに書き出した上で、『HPEとしては、こうしたものをすべてサービスとして提供するビジネスのas a service化を考えている』と述べました。後年、GreenLakeが正式発表された際に、あの時に聞いた話だとすぐピンと来ましたね。as a serviceカンパニーを目指すHPEの姿勢は、我々の方向性ともピッタリ一致しています。当社としても、これを推進しない手は無いと考えました」と振り返る。

「NETFrontier Center」に採用し、活用ノウハウや知見を自ら会得

 

もっとも、顧客企業に対してGreenLakeを提供していく上では、そのメリットや活用方法についてしっかり熟知しておく必要がある。そこで、今回同社では、最先端の技術とサービスを結集した検証センター「NETFrontier Center」(以下、NETFC)でGreenLakeを採用することとした。

日商エレクトロニクス プラットフォーム本部 第二プラットフォーム部 インテグレーション二課 シニアITスペシャリスト 前田 和彦氏は、同センターの特長を「NETFCの検証施設では、HPEを中心とした各ベンダーの最新ハードウェアを用意し、お客様の実環境に近い環境であらゆる検証を行うことができます。高いスキルを備えた200名以上のエンジニアが在籍していますので、多種多様なお客様ニーズにも的確に対応。最近ではマルチクラウド/ハイブリッドクラウド関連のご要望も増えており、こういったニーズを満たす検証に対応できます」と語る。

とはいえ、最先端の検証センターを維持運用していく上では、様々な課題もあった。日商エレクトロニクス株式会社 プラットフォーム本部 第二プラットフォーム部 ビジネス推進課 上條 優子氏は「多様な製品を準備し、お客様の様々な想いにお応えしたいと思う一方で、特に苦労していたのが、NETFCで使用する大量の検証用機材の管理です。それぞれの機器について、購入時期や設置場所などを把握しておく必要がありますし、保守契約も毎年更新しなくてはなりません。しかも従来は、こうした作業をExcelで行っていたため、非常に多くの時間と工数を要していました」と語る。また、前田氏も「調達コストという面でも、機器導入時に多額の初期費用が掛かります。稟議を通すのも大変ですし、月々の償却コストも大きく、それらの運用や管理工数も現場にとっては大きな負荷になっていました」と続ける。GreenLakeは、このような課題を解消するソリューションとしても大きな期待が掛けられたのだ。

機材調達にまつわる課題を解消、管理工数も1/10に削減

 

このような経緯を経て、同社では2021年5月よりGreenLakeによる調達を開始。そのメリットを様々な場面で実感している。「まず何といっても大きいのが、月額払い制による費用面での効果ですね。最初に多額の予算を確保しておく必要がありませんし、先々の計画も非常に立てやすいです。また、保守にしても、通常通り5年一括で購入すると、毎年の更新作業に結構な労力が掛かります。その点、これが月額でならすことができれば、社内的な費用投資もやりやすくなります」と前田氏は語る。

加えて、納期が明確である点も役立っているとのこと。検証環境は本番稼働開始までのスケジュールを考慮して準備する必要があるため、「いつから使えるか」が非常に重要なポイントとなる。もし、定められた期限までに間に合わないようなことがあると、その後の進捗にも支障が生じかねない。「その点、GreenLakeであれば、クラウドと同じように使いたいタイミングで利用を開始できますから、お客様がご希望のタイミングで安心してプロジェクトを進められます」と前田氏は続ける。

また、懸案であった管理作業の負担軽減にも大きく貢献。上條氏は「導入した機材を一括で管理できるようになったことで、以前のように煩雑な作業に煩わされることがなくなりました。たとえば棚卸し作業一つをとっても、これまでは現地確認などで5営業日程度の期間が掛かるのが通例でした。しかし、現在では、管理ポータルである『HPE GreenLake Central』(以下、GreenLake Central)の画面を見るだけです。これにより、作業工数も従来の約1/10に削減。おかげで、お客様がお求めになるコンテンツの企画・作成により力を注ぐことができました」と満足げに語る。

また、前田氏も「GreenLake Centralでもう一つ見逃せないのが、『Microsoft Azure』や『Amazon Web Services』などのパブリッククラウドの利用状況も一括で見られる点です。今後ハイブリッド/マルチクラウド化が進むと、どの企業においてもオンプレミスとクラウドの一元管理が課題となってくるはず。こうした点でも、GreenLakeは大きなアドバンテージとなります」と語る。

サーバー/ストレージをはじめとするHPE製ハードウェアにも高評価

 

GreenLakeの利点を実感した同社では、その後も適用領域を着々と拡大。現在では、100%の可用性を実現する次世代型プライマリストレージ「HPE Primera」、シンプル&高性能ストレージ「HPE Nimble Storage」、バックアップアプライアンス「HPE StoreOnce」、クラス最高水準の性能と拡張性を持つインテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーを搭載する「HPE ProLiant DL360 Gen10」など、数多くの製品をGreenLakeで調達している。

これらのHPE製品群に対する評価も非常に高い。「当社では30年以上にわたりHPE製品を活用しており、その品質や安定性には全幅の信頼を置いています。また、多様なニーズに応えられる製品ポートフォリオの広さも大きな魅力ですね。各製品の特長を活かすことで、お客様の要件にマッチしたシステムを実現することができます。今後はクラウドネイティブなシステムの検証なども増えてくると思われますが、そうした際にも柔軟に対応できるのは大きなメリットと言えます」と坂井氏は語る。NETFC内においても、その時々の目的や用途に応じてHPE PrimeraやHPE Nimble Storageを使い分けているとのこと。また、HPEサーバーには「シリコンレベルの信頼性」を実現する管理チップ「HPE Integrated Lights-Out 5」が搭載されている。これによるセキュリティ/運用管理性の高さも、大きなアドバンテージとなっている。

顧客と共に新たな価値創出を目指す「Future Enterprise Model」戦略を推進

 

さらに、今回の取り組みで注目されるのが、今後の新たなビジネス/サービスの創出に向けても、GreenLakeを活用していこうとしている点だ。前田氏は「今回当社では、『NELX(Nissho Electronics Lab and eXperiences center:ネルクス)』と呼ばれる新統合環境をNETFC内に設置しました。ここでは、GreenLakeによる検証設備に加えて、お客様の経営層/エンジニア層向けに最新のソリューションやテクノロジーを体験していただくための体感型コンテンツ、ブリーフィング環境やトレーニング環境などもご用意しています」と説明する。

現在同社では、「Future Enterprise Model」(以下、FEモデル)と呼ばれる新たな事業戦略を進めている。従来型のシステム構築案件では、顧客が要件を固めた段階から提案や商談に参画するのが一般的であった。しかし、FEモデルでは、企画の構想・計画段階からアプローチし、具体的な検討やPoCも行うことで、顧客が目指す姿を一緒に実現していく。今回設置されたNELXは、このFEモデルを推進する重要な役割を担うことになるのだ。

「お客様のビジネスのスピードやライフサイクルはこれまでに類をみないほど目まぐるしく移り変わっていきます。そういったビジネス環境においてこれまでのように買い切りで提案していくということはお客様のビジネス環境、スピード感にマッチしていない。また、先の見通しが難しくなっている中、将来を見越してシステムを準備するということは理にかなっているとはいえない。その点、GreenLakeであれば、クラウドと同じように必要な時に、必要な分だけのリソースを利用できます。このようにGreenLakeは、NELXやFEモデルの実現、しいてはお客様のビジネスの成功に欠かせないカギとなっているのです」と坂井氏は力強く語る。

同社では、こうした取り組みを推進していく上でも、HPEとの連携をさらに強化していく考えだ。坂井氏は今後に向けた展望を「既にHPEのセールス部隊にも、積極的にNELXを利用してもらっています。両社の力を合わせることで、共に新たな世界を切り拓いていければ。当社では、お客様から真っ先にご相談頂けるパートナーになりたいと考えています。圧倒的な提案力を身に付けるためにも、HPEの支援や情報提供には大いに期待しています」と述べた。

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第3世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー

 

今回のHPEサーバーを支える心臓部にはインテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーを採用。さまざまな種類のワークロードに高い性能を提供し、内蔵のAIアクセラレーションと高度なセキュリティ機能も備え、エッジからクラウドまで最高のパフォーマンスを発揮します。2021年春には第3世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーに進化。最大40コアを提供し、メモリーやI/O帯域幅が強化されています。また、インテル® ディープラーニング・ブースト、インテル® アドバンスト・ベクトル・エクステンション512(AVX512)、インテル® スピード・セレクト・テクノロジーといったワークロード・アクセラレーション機能を内蔵し、パフォーマンスやスループットが前世代製品から大きく向上しています。

※ Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Inside、Intel Inside ロゴ、Celeron、Celeron Inside、Intel Atom、Intel Atom Inside、Intel Core、Core Inside、Intel vPro、vPro Inside、Itanium、Itanium Inside、Pentium、Pentium Inside、Ultrabook、Xeon、XeonInside、Intel Xeon Phi は、アメリカ合衆国および /またはその他の国における Intel Corporation またはその子会社の商標です。

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(写真左より)

日商エレクトロニクス株式会社 プラットフォーム本部 第二プラットフォーム部 ビジネス推進課 上條優子氏 / 日商エレクトロニクス株式会社 プラットフォーム本部 第二プラットフォーム部 インテグレーション二課 シニアITスペシャリスト 前田和彦氏 / 日商エレクトロニクス株式会社 取締役 常務執行役員 サービスプロバイダ事業本部管掌 兼 エンタープライズ事業本部管掌 兼 プラットフォーム本部管掌 坂井俊朗氏


ご導入製品情報

HPE GreenLake

HPE GreenLakeは、エッジ、コロケーション、データセンターでオンプレミスのワークロード向けに、従量制課金モデルでフルマネージドのパブリッククラウドサービスとInfrastructure as a Serviceを提供します。

HPE Primera

卓越した耐障害性とパフォーマンスに加えてクラウドの俊敏性を備えた、ミッションクリティカルなアプリケーションに最適な、世界をリードするインテリジェントストレージです。

HPE ProLiant DL360 Gen10

マルチワークロード環境に対応できるきわめて高い柔軟性と他にはない拡張性を備えた、2P/1Uの高密度コンピュートの標準です。


本件でご紹介の日本ヒューレット・パッカード製品・サービス

本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があります。予めご了承下さい。

導入ハードウェア

HPE Primera
HPE Nimble Storage
HPE StoreOnce
HPE ProLiant DL360 Gen10

導入ソフトウェア

HPE GreenLake Central

導入サービス

HPE GreenLake