DreamWorks Animation + HPE = 想像力の解放

DreamWorks Animation社は、世界で最も高く評価されるファミリーエンターテインメント企業の1つであり、愛すべきキャラクターやアニメーション映画を次々と生み出してきました(『シュレック』、『マダガスカル』、『カンフーパンダ』 『ヒックとドラゴン』など)。2001年以降、同社はHPEと連携し、映画製作のプロセスをサポートするさまざまなテクノロジーを活用してきましたが、今後もアニメーション産業をリードし続けるため、再びHPEとのパートナーシップを通じて、最新のテクノロジーを導入することになりました。

CGアニメーション: 芸術とテクノロジーの融合

CGの長編アニメーション映画を製作するということは、新しい世界を一から作り上げることを意味します。これを処理するには、膨大なコンピューティング能力が必要となります。製作会社は、作品の芸術的水準を常に高めながら、ビジネスとしても効率的に運用しなければ、優れた映画を生み出すことはできません。

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『ヒックとドラゴン2』© 2017 DreamWorks Animation LLC

ドラゴンが、主人公や親友と共に雲の中を駆けていきます。この 『ヒックとドラゴン2』 のシーンは数秒で終わってしまいますが、その裏では、テクノロジーによる膨大な量の芸術的効果が駆使されています。CGの長編アニメーション映画を製作するということは、新しい世界を一から作り上げることを意味します。草の葉、木の皮、登場人物の表情、空中でのアクションなど、形状、色、光、質感、動きの細部に至るまで、デジタルでデザインして作り上げる必要があります。90分の長編アニメーション映画は、毎秒24フレーム、合計13万フレーム (およそ5億のデジタルファイル) で構成されています。これを処理し、上映スケジュールに間に合うよう映画館に配給するには、膨大なコンピューティング能力、ストレージ、さらにシームレスなネットワーキングが必要となります。また、各作品に携わる数百人ものアーティストやエンジニアのコラボレーションを実現することも欠かせません。世界中の映画製作会社との競争に勝ち抜くためには、魅力あるストーリーに意外性、目新しさ、臨場感を加えるなど、作品のレベルを高め続けていく必要があります。

5億

90分の映画1本あたりのデジタルファイル数

13万

映画1本あたりのフレーム数

2,500億

映画1本あたりの画素数

CGによる映画製作は、クリエイティブな活動であるだけではなく、ビジネスでもあります。多種多様なファミリーエンターテインメントのコンテンツと競いながら興行収入を上げるとともに、従業員の能力とテクノロジーへの投資の両方を活用して、コスト効率よく運用していく必要があります。

今、私たちの業界で非常に注目されている課題の1つが、製作者が最もコスト効率の高い方法でビジョンを実現できるようにすることです。
Kate Swanborg氏
DreamWorks Animation社、テクノロジーコミュニケーションおよび戦略的アライアンス担当シニアバイスプレジデント

ファミリーエンターテインメントのトッププランド

DreamWorks Animation社は、世界で最も評価されているファミリーエンターテインメント企業の1つです。2001年以降、同社はHPEと連携して、愛すべきキャラクターやアニメーション映画を次々と生み出してきました (『シュレック』、『マダガスカル』、『カンフーパンダ』、『ヒックとドラゴン』など)。

 

DreamWorks Animation社は、全世界の観客に向けて、アカデミー賞に輝いたCGアニメーション映画、エミー賞を受賞したテレビシリーズや特別番組、ライブエンターテインメントなどを製作しています。米国カリフォルニア州グレンデールを拠点とする同社には、世界トップクラスのアーティスト、ライター、エンジニア、製作スタッフがいます。

ファミリーに愛される、パワフルなエンターテインメントの世界を作り出すことで、世界中の観客の心に響く映画を製作したいと考えています。
Kate Swanborg氏
DreamWorks Animation社、テクノロジーコミュニケーションおよび戦略的アライアンス担当シニアバイスプレジデント

2001年以降、DreamWorks Animation社はHPEのテクノロジーを活用することで、他社を圧倒するCG製作額に加えて、事業運営の効率化を実現してきました。2016年にComcast NBCUniversal社に買収され、現在、Universal Filmed Entertainment Groupの傘下に入っています。同社は今、テクノロジーの最新のイノベーションを導入して、映画製作のプロセスをさらに進化させようとしています。

1994年

設立

35本

長編映画の公開数

135億ドル

世界で獲得した興行収入

解決すべき課題: アイデアをスムーズに実現させる

魅力あるストーリーを提供するという使命を果たすため、DreamWorks Animation社は、ビジネスとして運用の効率化を図りつつ、芸術作品としての品質を継続的に高めていく必要があります。同社は現在、テクノロジーの最新のイノベーションによって、アイデアの創出とその実現に至るまでのギャップの解消に取り組んでいます。

 

DreamWorks Animation社の使命は、魅力あるストーリーを提供することにあります。同社は、常に改善を図りながら、独自のアニメーションの世界をより鮮やかに、そして登場人物の表情をより魅力的に映し出すことで、現実世界に迫るストーリーを生み出し、世界の文化の壁を乗り越えることを最大の課題としています。これを実現するため、世界最高レベルのアーティストを迎え入れた同社は、これまでにない世界を生み出し、それをスクリーンで表現できるよう、さまざまなリソースでサポートしています。

DreamWorks Animation社は、才能豊かなアーティスト、エンジニア、製作スタッフが勤務する物理的環境を改善することから始めました。カリフォルニア州グレンデールにある日当たりのよい11エーカーの敷地には、噴水、木々、鯉、子ガモといった美しい風景が広がっており、屋外でも働きたくなるほどです。

ただ、完璧な環境を築くだけでは十分ではありません。同社の業務には、緊密かつ継続的なコラボレーションが欠かせないため、従業員が場所を問わず、迅速にアイデアを共有できるようにする必要があります。

11エーカー

カリフォルニア州グレンデールのクリエイティブキャンパス

1億ドル超

アニメーション映画の平均的な製作コスト

最高水準のストーリーを生み出すため、DreamWorks Animation社では、自由な創作活動を支援することも欠かせません。従業員が芸術的ビジョンを描くスピードに対応する、適切なツールの用意が必要です。

また、コラボレーションや自由な創作活動をサポートするだけでなく、そのコスト効率も大切です。映画製作のもう1つの側面である、経済性を無視することはできないのです。

動的プロビジョニングによる柔軟なリソースの割り当て

DreamWorks Animation社は、迅速なプロビジョニング、製作資産への容易なアクセス、敷地内での場所を問わない接続を可能にする、柔軟性が高く、アジャイルかつ動的なITインフラストラクチャの実現を目指していました。

 

かつてないレベルのITの速度、パワー、柔軟性、自動化を実現するためには、ますます動的になるワークフローをサポートするテクノロジー環境を設計する必要があります。

同社は、ビジネスや創造の機会を逃さないよう、数日や数週間ではなく、数分でITリソースをプロビジョニングできる性能を求めていました。また、ピーク時の需要に対応するため、コストの高いオーバープロビジョニングを回避する必要もありました。同社のデータセンターの容量は、夜間には、CG画像 (CGI) のレンダリングにのみ使用されています。日中の稼働率を最大限に高めることで、テクノロジーがアイドル状態となるのを防ぐことができます。

アジャイルかつスケーラブルで、カスタマイズ可能なテクノロジーを求めています。独創的なアイデアが生まれたら、リソースを動的にプロビジョニングして、製作者が何の制約もなくビジョンを実現できるようにするためです。
Kate Swanborg氏
DreamWorks Animation社、テクノロジーコミュニケーションおよび戦略的アライアンス担当シニアバイスプレジデント

また、DreamWorks Animation社では、管理オーバーヘッドを増やすことなくデータセンターの密度を向上させる、チームが製作中の映画資産に迅速にアクセスできるストレージを確保する、キャンパス内の場所を問わずセキュアなワイヤレス接続を実現する、なども要望に挙げています。さらに、オンプレミスのインフラストラクチャでクラウド並みの経済性を実現する方法についても関心を寄せています。

さらなる発展を目指して: コンポーザブルインフラストラクチャ

DreamWorks Animation社はHPEと連携し、ワークロードの柔軟性を高めるため、コンポーザブルインフラストラクチャのリファレンスアーキテクチャーの設計および実装に取り組んでいます。

 

同社とHPEには、 長年にわたるコラボレーションと共同イノベーションの実績があります。現在、両社が連携して、HPEコンポーザブルインフラストラクチャ上でワークフローの自動プロビジョニングを実現するためのリファレンスアーキテクチャーを作成しており、HPE Pointnextのサービスや、HPEパートナーエコシステムの革新的なソフトウェアツールが活用されています。これにより、DreamWorks Animation社はボタンを押すだけで、各種ワークロードにサーバー、ストレージ、ネットワーキングの可変的リソースプールを柔軟に割り当てられるようになります。

アプリケーションテストとTVレンダリングに関しては、同社が実行するアプリケーション専用に設計された、新たな組み合わせの大規模並列型ソフトウェア・デファインド・サーバーが導入されました。

世界最高レベルのエンジニアリング部門を有するDreamWorks Animationは長年、自社でアーキテクチャーの構築と戦略の策定を行ってきました。しかし今では、映画製作と同様に動的なテクノロジーを戦略的に実現すべく、長年にわたってハイパフォーマンスなハードウェアコンポーネントを提供してくれているHPEにも支援を求めています。
Kate Swanborg氏
DreamWorks Animation社、テクノロジーコミュニケーションおよび戦略的アライアンス担当シニアバイスプレジデント

ストレージは、DreamWorks Animation社の製作ワークフローに欠かせないものです。『カンフー・パンダ3』 だけで、475TBのデータが使用されています。同社は、 HPEオールフラッシュストレージ を使用して、製作中にOracle Real Application Clusters (RAC) データベースにアクセスできるようにしました。また、中期的な保管と長期的な資産保護のため、補完的なソリューションも使用しています。

同社のキャンパスでは、常時、数千台のデバイスが有線および無線ネットワークに接続されています。それらのデバイスには、会社所有のものだけでなく、BYOD (私物デバイスの業務利用) や、訪問客のモバイルデバイスも含まれます。同社が新たに導入した Arubaネットワーキングソリューション により、有線アクセスと同様にセキュアで信頼性が高く簡単なワイヤレスアクセスを、屋内および屋外で提供できるようになりました。キャンパス全体にわたるワイヤレスカバレッジ、ロールベースのアクセス管理とポリシー管理、すべての接続デバイスの稼働状況とパフォーマンスのプロアクティブな監視も実現されています。

最先端のストーリーテリング

動的なインフラストラクチャにより、アーティストが何の制約もなく、クリエイティブなビジョンを実現できるようになります。

 

HPEのテクノロジーとHPE Pointnextのサービスを利用することで、DreamWorks Animation社は、独創的なストーリーを次々と生み出しています。アーティストは、イメージのレンダリング時間が短縮されるため、同じ時間でより多くのアイデアの反復処理ができるようになります。

こうしたメリットは、インスピレーションが湧く瞬間から発揮されます。HPEのコンポーザブルインフラストラクチャなら、あらゆるプロジェクトのリソースを数分で割り当てることが可能です。これにより、新しいアイデアはどんどん生み出され、それを実現したり、新たなアイデアに繋げたりする時間を短縮できます。

今、当社は活気に満ちています。HPEとのかつてないレベルのコラボレーションを開始し、映画製作者が思い描いたビジョンをこれまで以上に容易にスクリーンに映し出せる環境を作り上げようとしています。面白くなるのはこれからです。
Kate Swanborg氏
DreamWorks Animation社、テクノロジーコミュニケーションおよび戦略的アライアンス担当シニアバイスプレジデント

HPEは、DreamWorks Animation社によるコスト効率向上のニーズにも対応しています。同社は2008年に、製作用プラットフォームおよびツールを再設計するプロジェクトを立ち上げました。目指したのは、HPEのコンピュート容量を最大限に活用することです。同社が2014年に 『ヒックとドラゴン2』 を公開する頃には、アニメーションの製作コストを数千万ドルも削減していました。

数分

製作者がアイデアを実現するために必要とするコンピュートリソースのプロビジョニングに要する時間

1,000万ドル超

コンピュート容量を最大限に活用することにより削減された製作コスト

DreamWorks Animation社がHPEの最新のテクノロジーイノベーションとサービスを導入することで、コスト効率とコンピュートの柔軟性が大きく向上します。コスト削減により、クリエイティブの反復処理にかける時間を増やすことで、世界中の観客を魅了する質の高い作品を生み出すことが可能になります。

DreamWorks AnimationチームとHPE Pointnextが動的なインフラストラクチャを構築

 

HPE Synergyは、DreamWorks Animation社がワークフローの自動プロビジョニングを構築するためのコンポーザブルインフラストラクチャ基盤となっています。HPE 3PARのオールフラッシュストレージが、製作中の映画資産への迅速なオンラインアクセスを可能にします。Arubaは、キャンパス全体でのセキュアなワイヤレスアクセスを実現します。HPE Pointnextでは、新しい動的な映画製作を可能にする、戦略的なサービスとコラボレーションを提供します。