「本音で語るHPE」をテーマに、2016年入社の同期5人がリモートで語り合いました。
会社の魅力、人間関係、仕事の大変さ、ユニークな制度…。
さまざまな話題の中から、ぜひHPEのリアルな姿を感じ取ってください。
河村謙太郎 Kentaro Kawamura
Pointnext事業統括Pointnextデリバリー統括本部
東日本サポート本部第一東京サポート部
2016年入社/経済学部卒
福本由莉 Yuri Fukumoto
人事統括本部フィールド人事本部
2016年入社/法学部卒
飯島宏行 Hiroyuki Iijima
Pointnext事業統括Pointnext営業統括本部
第三営業本部
2016年入社/社会科学部卒
中村圭 Kei Nakamura
Pointnext事業統括Pointnextデリバリー統括本部
クロス・インダストリー・ソリューション本部
セキュリティ第一部
2016年入社/理工学部卒
久保圭乃子 Kanoko Kubo
Pointnext事業統括Pointnextデリバリー統括本部
製造・流通サービスデリバリー第一本部第三部
2016年入社/理学部卒
2016年入社の同期5人、リモートワーク環境でも仲のよさは変わらないですね。
久保:それぞれ職場が異なるので仕事で一緒になることはないですが、だからこそ仕事の悩みなども気楽に話せますね。コロナ禍以前は飲みに行くことも多かったですし、今はなかなか会えないものの、こうしてオンラインでしゃべる機会があれば、いつもと同じように盛り上がっています。
河村:去年は同期のみんなで日帰り旅行もしました。私が「静岡においしいハンバーグ屋さんがあるからみんなで食べに行こう」って声をかけたところ、すぐにメンバーが集まりました。オンオフ関係なく仲がいいのは、当社ならではのカルチャーだと思います。私自身、面接でその雰囲気を感じたことが、入社の決め手になりました。
福本:私も同じです。もともと外資系、IT系を志望していたわけではなかったのですが、面接等でお目にかかった先輩社員が気さくな方ばかりで、風通しのよさを強く感じました。ここなら自由にのびのびと働けそうだと感じたことが入社の決め手になったのは、間違いありません。
中村:確かに雰囲気のよさは、面接の段階から感じました。私はIT業界の志望で、かつ人をマネジメントする仕事に興味があったのでエントリーしたのですが、最終的な決め手は福本さんと同じく会社の雰囲気でした。
飯島:外資系と聞くとドライなイメージを受けますが、当社はとにかく人に優しくて、風通しが非常にいいと思います。人を大切にする企業文化は、当社ならではの魅力でしょうね。一方で評価については実績重視で、日系と外資系のいいとこ取りをした、バイリンガル的なところが特徴だと思います。私もこうした点に惹かれて入社しました。
皆さん、風通しのよさ、温かい社風がHPEの魅力だと感じているようですね。
河村:HPには創立時から培ってきた「HP Way」という独自の理念があり、誠実かつフェアであることを大切にしてきました。分社によってHPEには「HP Way」という言葉そのものは残っていないものの、その本質的な精神は間違いなく受け継がれていると思います。
久保:社員同士が信頼し、尊敬し合っていると思います。そのため年次や経験に関係なく、若手も意見を言いやすいですね。オープンでフラットな文化があると思います。
中村:オープンでフラットという点は、個人の裁量が大きいことにも表れています。手を挙げれば、割と何でもやらせてくれるんじゃないでしょうか。
福本:河村さんが「HP Way」に触れていたけれど、HPEに脈々と受け継がれ、進化してきた文化をもっと活性化させていこうという社員グループの取り組みが「Culture Catalyst Network(CCN)」です。私は飯島さんと一緒にメンバーとして参画しています。
中村:それは初めて聞きました。どんな活動か、教えてください。
福本:例えば社長はじめリーダーの方々に当社のカルチャーについてインタビューして発信したり、カルチャーを具体的に理解・体現していくためのワークショップを企画したりといったことですね。
飯島:スタートしたばかりの取り組みなので、これから本格的に盛り上げていきたいと思っています。この活動をきっかけに、HPEならではのカルチャーをもっと多くの人と共有したいですね。あちこちから社員がボランタリーで集まり、主体的に活動を進めていること自体、HPEらしさの表れだと感じています。
福本:私自身も入社前に「HP Way」を知り、とても素敵な考え方だなぁと思いました。リモートワークが続き、会社への帰属意識も薄れがちな状況なので、この活動を通じていいムーブメントを起こしていけたらと思います。
業務の面では、どんなところにHPEらしさを感じていますか。
中村:先ほど、手を挙げれば何でもやらせてくれると話したように、例えば新規製品の導入に際しては、私がまず自分でいいと思った製品を部のメンバーに提案します。そこでみんなの意見をもらい、私が中心になってまとめてから、お客さまに提案します。これまで先輩が担当することが多かったのですが、今では私が任せてもらっており、少し背伸びしながら取り組んでいます。
久保:私はプリセールスからエンジニアへと変わったので、当初は技術的にわからないことが多くて苦労しました。そんなとき、先輩の「遠慮しないで聞いて欲しい。いくらでも質問できるのは、若手の特権だから」という言葉は嬉しかったです。実際わからないことは何でも気軽に聞けるし、「そのことなら××さんが詳しいから聞いてみたら」というアドバイスをいただくことも多いです。「これは前にも聞いたと思いますが…」と同じことを質問しても、先輩は笑って教えてくれます。今は自分が後輩に質問される立場なので、先輩のように、何でも聞いて欲しい、同じ質問を繰り返されても気にしないという姿勢を心がけています。
飯島:新人の頃、いきなり大きな仕事が舞い込んできたことがありました。私の手に余るほどだったので対応に四苦八苦していたところ、先輩は自分自身も非常に忙しかったにもかかわらず「どうしたんだ」と声をかけてくれ、丁寧にアドバイスしてくれました。本当に助かったのを覚えています。
河村:私も同じような経験があります。私はサービスエンジニアとしてお客さま先での修理業務を担当しているのですが、仕事の性格上、復旧を急がなくてはならないにも関わらず、時には想定通りに進まないこともあります。そんなとき先輩に相談すると親身になって話を聞いてくれ、私では考えつかなかった方法やアイデアで助けてくれます。今は私が後輩から助けを求められることもあり、その際は自分のスキルを動員して全力でサポートに回るようにしています。
福本:ちょっと話題とずれますが、入社直後の歓迎会の席で、女性のマネージャーさんに「変化の波は乗るものではなくて、自分で起こしていくものなのよ!」と言われたことが印象に残っています。先輩の姿がとてもまぶしく見えたものでした。実際に入社数年がたって、想像以上に変化の波が激しい会社だと感じています。その中で私は人事として各種手続業務を担当したり、健康推進のためのプログラム企画や人事コミュニケーションに携わったりしています。まだまだ波を起こすことはできていませんが、より素敵な会社にしていくために少しでも貢献したいと考えています。
会社の制度や環境についてはいかがでしょうか。
~キャリア形成の考え方~
久保:私がプリセールスからエンジニアへ変わったのは、社内公募に応募した結果です。プリセールスとして働くうちに、もっと技術力を身につけたいと思ったことがその動機でした。自分のキャリアを主体的に築いていく上で、自分の判断・意思で転部して仕事を変えられる制度は、とても素晴らしいと思います。
福本:私も職種を変更しています。いずれは人事の仕事をやりたいと思っていたので、社内公募を見つけて、ためらわず応募しました。日頃から上司や先輩にキャリアの相談はさせてもらっていましたが、たとえチームを離れることになるチャレンジでも親身にサポートしていただいたのは本当にありがたいことでした。久保さんが言うようにとても素晴らしい制度なので、もっと活性化させたいですね。
河村:FWP(フレックスワークプレイス)制度を、私は気に入っています。これは会社以外の場所でも仕事ができる制度です。以前は週に2回または月に8回程度までとされていたのですが、上限が撤廃されたので、コロナ禍が明けても回数の制限なく利用できます。フレックスタイムと組み合わせることで、仕事の合間に歯医者や整体などプライベートの用件を入れることもあります。
中村:私も以前からFWPを利用しています。時間や場所に縛られずに仕事できるのがいいですね。特に通勤時間を仕事に振り向けられるのが、助かっています。以前からFWPを利用していたので、コロナ禍でリモートワーク中心になっても何も困ることはありませんでした。
飯島:確かに通勤のために電車に乗らないだけで2、3時間は自由な時間が増えますよね。私はその時間をウォーキングに当てて、健康維持に役立てています。もっとも営業としては、当初はFWPの利用には慎重でした。Face to Faceのコミュニケーションが営業の基本だと思っていましたから。しかしコロナ禍になってお客さまがリモートワークに移行したため、私も自然と自宅を拠点にしたワークスタイルに変わりました。FWPによって通信環境等のインフラが整っていたおかげでスムーズに移行でき、今は想像以上に快適にリモートワークしています。
福本:毎月第2金曜日の3時間を、就業扱いで健康づくりに活用できるWellness Fridayというユニークな制度もあります。私自身、気分転換として趣味の時間に当てたり、会社の仲間とフィットネスのワークショップに参加したりと積極的にエンジョイしています。リフレッシュしてメリハリをつけて働くという意味でも、とてもよい制度だと感じています。
久保:私は女性社員が集まる「茶話会」というイベントによく参加しています。普段は男性の多いチームで働いているのですが、これをきっかけに部署を超えた女性社員のネットワークが広がりました。茶話会で知り合った方と一緒にランチに行くこともあります。結婚や出産などのライフイベントとキャリアについて考える上で、先輩社員の話を聞けることはとても有意義です。
では最後に今後の皆さんのキャリアビジョンと、学生の方々へのメッセージをお願いします。
中村:私は今までお客さまへのセキュリティ製品の導入を担当してきました。今後は技術力を高めると同時に、お客さまとの関係構築に力を入れ、お客さまにからっと頼られる存在になりたいと思います。中長期的なビジョンとしてはお客さまのビジネス上の課題を発掘することに挑戦し、いずれはアドバイザリーとしてお客さまのIT施策の構築に携わりたいですね。学生の皆さんについては、自ら手を挙げて取り組める、主体性のある方を求めています。
河村:日々の修理業務に携わってきましたが、今後はアカウントマネジメント業務に集中したいと考えています。そして修理業務のスキルアップにつながるセミナーなど、サービス品質を高めるための取り組みをやってみたいですね。メッセージとしては私も中村さんと同様に、チャレンジ精神をもった方に期待したいと思います。
飯島:私は現在担当しているクライアントの成長に貢献し、社内では「あの会社の担当といえば飯島くんだよね」と認められ、お客さまからは「HPEといえば飯島さんだよね」と評価されることが目標です。そしてリーダーシップを磨き、将来はマネジメント業務にも携わりたいと考えています。私はITの知見などもたないまま入社し、右も左もわからない状態でスタートしました。それでも愚直に頑張ったことで、このように営業としてひとり立ちできています。成長する意欲があればしっかりと背中を押してくれるのがHPEという会社です。学生の皆さんもぜひ扉を叩いてください。
福本:私は長いキャリアを通じて、人事のプロフェッショナルとして自分を磨いていきたいです。先ほども言ったようにHPEは変化の激しい会社ですが、その分たくさんの経験を積むことができるため、いろんなことに挑戦してもっともっと素敵な会社にしていきたいです。会社選びにおいては、社風がマッチするかどうかがとても重要ですので、学生の皆さんはぜひ先輩社員に直接会って感じたことを大切にしてください。
久保:今はプロジェクトリーダーとして少しずつ経験を積んでいるところですので、まずはマネジメント能力をしっかり磨いていきたいと思います。そしていずれは世界中の人とコミュニケーションしながら活躍する、グローバルなエンジニアを目指します。学生の皆さんに対しては、自分の意志をもちつつ、さまざまな意見を吸収して成長できる方をお待ちしています。