それぞれの専門性を発揮し、連携することで、お客様に最適なソリューションを提供しています。

「時代を変革する新たなビジネスを展開したい」「企業競争力を高める業務効率化を図りたい」「世の中を驚かせる新たなサービスを実現したい」……など。私たちHPEのもとには、様々なお客様から、今まで聞いたこともないような独自の要望や相談が、次々に寄せられています。
その期待に応え、最新のIT技術を駆使した最適なソリューションの提供で、お客様が描かれた夢の実現に貢献することが、私たちのミッション。そして、このミッションを達成する役割を担うのが、結成されたプロジェクトに参加する、セールススペシャリスト、プリセールスエンジニア、システムエンジニア、サービスエンジニアたちです。
HPEには、たくさんの製品とサービスがあり、その組み合わせは膨大な数にのぼります。また、設計の発想やアイデアにより、構築・開発できるシステムは無限にあります。こうしたなかで、それぞれのメンバーがどのように専門性を発揮し、連携しながらミッション達成に取り組むのか。その流れを7つのフェーズに分けて紹介します。


  ニーズ調査 提案 受注 要件定義 構築・開発 納入 保守
セールススペシャリスト



プリセールスエンジニア          
システムエンジニア

   
サービスエンジニア  
     

◎は当該職種がメインとしている業務

○はサポートとして関わる業務

ビジネスフロー

それぞれの専門性を発揮し、連携することで、お客様に最適なソリューションを提供しています。

ニーズ調査

ニーズ調査

お客様が抱えている課題や実現したいと考えていることを正確に把握するのが、ニーズ調査。ビジネスのスタートは、いつもここからです。お客様の中長期的な戦略は何か、お客様の事業に競争優位性を持たらす方法は何か、様々な視点からお客様にインタビュー。ここでボタンのかけ違いがあると、その後の取り組みが全く意味のないものになってしまうので、慎重に、正確に、ニーズの内容を明らかにしていきます。 また、世の中の動きや様々な業界動向を見据え、ニーズが発生しそうなお客様を訪問してお話を伺ったり、HPEの新たな製品やサービスを紹介したり。あるいは、保守・運用を担当するサービスエンジニアからフィードバックされた改善のアイデアをもとに、ニーズの掘り起こしを行うこともあります。

 

ビジネスフローと職種の関わり

■セールススペシャリスト
お客様の関連セクションを奔走し、ニーズをキャッチ。
担当のお客様と随時コンタクトを取り、ニーズのキャッチに取り組みます。経営トップの発言や経営レポートなどからニーズを探り出したり、情報システム部門やシステムを実際に利用されている現場の方など関連セクションをくまなく訪問して、使い勝手や気になる点をヒアリング。さらに、新たなビジネス動向とその取り組みが社会に与えるインパクトなどを伺い、システム化に向けたニーズの把握に努めます。
 

■プリセールスエンジニア
技術のことが気軽に聞ける相談窓口として。
 
セールススペシャリストと一緒にお客様を訪問し、キャッチしたニーズの内容を詳しく伺ったり、参考になる事例の紹介などを行います。プリセールスエンジニアは、HPEの製品、ソリューションに限らず広くITに関する技術的な情報、知識を有していることから、お客様にとっては気軽に相談できる技術窓口という一面もあるため、ビジネスのことだけでなく、様々な相談を受けたりもします。こうした何気ない会話から、新たなニーズをキャッチし、ビジネスに発展することもあります。
 

■システムエンジニア
専門知識を活かしてビジネスチャンスを見つけ出す。
システムエンジニアが一番に活躍するフェーズは、プロジェクト受注後に始まる要件定義フェーズ~納入フェーズ。長期プロジェクトの場合は1年以上にわたり、お客様と一緒に仕事をすることになります。プロジェクトに入っている間はお客様と非常に近い距離で仕事をすることから、思いもよらないビジネスチャンスを見つけることがしばしば。実は、HPEがキャッチした新たなニーズの半分以上が、システムエンジニアがプロジェクト進行中に見つけてきたものです。

提案

提案

把握したニーズに対応するシステムの企画案を、お客様に紹介・プレゼンテーションするのが、このフェーズ。活動の中心を担うのは、セールススペシャリストとプリセールスエンジニアです。 お客様の課題を解決したり、理想を実現するために、システムエンジニア、サービスエンジニアにも協力してもらい、豊富なHPEの製品やサービスの中から最適なものを選んで組み合わせ、時にはお客様の要望に応じて一から作りあげ、 HPEならではの魅力あるシステムを企画します。受注に向け、何度もプレゼンテーションすることもあります。

 

ビジネスフローと職種の関わり

■セールススペシャリスト
HPEの総合力で魅力ある提案に仕上げる。
プリセールスエンジニアと役割を分担し、提案に向けて準備を進めます。このフェーズでセールススペシャリストが担うのは、提案に向けたリソースマネジメント。ベストな提案をするためにHPEが持つグローバルリソースを使い、時には他社パートナーと連携することも。受注のために必要なリソースを社内外、グローバルから結集させることで、セールスが考えるベストな提案チームを結成します。いかにHPEの総合力を活用して差別化を図り、HPEならではの魅力にあふれた提案に仕上げるか。ここに全力を注ぎます。
 

■プリセールスエンジニア
最も大変だからこそ、やりがいがある。
他社との差別化を図り、HPEの特長が明確になった魅力ある提案を実現します。あらゆる点でお客様にメリットのある提案ができるよう、セールススペシャリストとの強力タッグで内容を詰めていきます。全体のシステム構成や内容については、システムエンジニア、サービスエンジニアにも、それぞれの得意分野からアドバイスをもらいます。数多い製品やサービスの中から、お客様に最適なものを選び出すのは大変。だからこそ、大きなやりがいがあり、腕の見せどころです。
 

■システムエンジニア
インフラ構築の立場からアドバイスを提供。
ITプラットフォームに関連する専門的な視野から、セールススペシャリストやプリセールスエンジニアに必要な情報を提供し、より良い提案ができるよう協力します。また、ITプラットフォームの要件定義・設計・構築に携わる立場から、ITプラットフォームの要件定義・設計・構築に必要な人数、スキルセット、期間、方法、コストについての提案を、セールススペシャリストと一緒に行います。
 

■サービスエンジニア
堅牢なシステムを実現するために。
これまでの経験に基づき、障害が起こりにくい仕組み、発生しても復旧しやすい仕組みやツールの導入、ITシステムが利用される業務のサービスレベルの維持・向上のために必要な保守・運用体制などをセールススペシャリストやプリセールスエンジニアに伝え、提案に盛り込んでもらいます。

受注

受注

お客様へのプレゼンテーションや交渉を経て提案が受け入れられ、注文書が発行されると、正式な受注となります。プロジェクトメンバーにとっては、最初に達成感を味わえる瞬間。と同時に、システムの納入に向けた、新たな出発点でもあります。

 

ビジネスフローと職種の関わり

■セールススペシャリスト
最初のうれしい瞬間!でも、まだまだこれから。
プロジェクトをトータルにマネジメントするセールススペシャリストにとって、注文書を手にした時は、最初に仕事の達成感と充実感を味わえる、とてもうれしい瞬間です。でも、ここからが新たなスタート。もう一度気を引き締め、プロジェクトの完遂に向けた取り組みを開始します。

要件定義

要件定義

お客様に提供するソリューションを実際の形にするための第一歩が、このフェーズ。提案をもとに、再度お客様の現状やシステムを分析し、今回取り組むシステム化の要件を確定します。その過程で、あいまいだったり、矛盾した内容が要求されることもありますが、システムエンジニアが中心となり、お客様の業態や業務についての知識とテクニカルな専門知識を結びつけて内容の取りまとめを行い、ソリューションとして実現可能なものにします。 こうしてシステム化要件が決まったら、基本設計で大まかなコンセプトを確定させ、その内容に基づく詳細設計で細部まで正確に詰めたシステム設計書を作成します。

 

ビジネスフローと職種の関わり

■セールススペシャリスト
プロジェクト全体を見据えて状況を把握。
システムエンジニアたちITスペシャリストとお客様の間に立ち、プロジェクトがうまく進んでいるか、進捗を見守ります。システムエンジニアたちとは密にコミュニケーションを図り、状況を把握。お客様から新たな要望が提示された時は、お客様との交渉を担当し、予算折衝などを改めて行います。
 

■システムエンジニア
お客様と直接、ITプラットフォームに関する内容について打ち合わせ。
ITプラットフォームに関するお客様の担当窓口となり、頻繁にミーティングを行って意見を交わし、ズレがないようお互いの認識を確認します。ITプラットフォームにおけるお客様の非機能要件を実現するために必要なシステムをアーキテクトし、設定内容についても要件定義で確定させます。要件内容が確定したら、構築メンバーが内容を正確に理解でき、構築がスムーズに行えるようシステム設計書を作成。メンバーにはビジネスパートナーのエンジニアが参加することもあるので、わかりやすさが必要です。

構築・開発

構築・開発

設計書に基づき、実際の形に作り上げていくのが、このフェーズです。構築・開発は、いくつものチームに分かれて行うため、そのレベルを合わせるのが大変。そこで、開発手法やプログラムの品質管理を担当するPMO(Project Management Office)が策定した標準化ルールに従い、システムエンジニアが構築・開発を進めていきます。 構築・開発期間中には予期せぬ事態が発生することもありますが、チームやプロジェクト全体で協力して問題を乗り越え、一丸となってゴールをめざします。こうしてシステムが完成したら、単体・結合テスト、機能テスト、運用テストなどの各種テストを実施。設計通りにシステムが稼働することを確認します。

 

ビジネスフローと職種の関わり

■セールススペシャリスト
引き続き、プロジェクト全体の状況を把握。
要件定義フェーズと同様、システムエンジニアと密にコミュニケーションを図り、プロジェクトの進行を見守ります。
 

■システムエンジニア
HPE品質のシステム実現・提供に向けて。
ITプラットフォームは提供するサービス・ソリューションの土台となる部分。その重要性を十分に認識し、責任と期待に応えるため、チームで連携しながら構築を進めていきます。設計書にあるシステム全体の構成をみて必要となるサーバの容量、能力、スピードといったハードウェアの調達から構築を行うとともに、ネットワークやセキュリティシステムなどの設計・構築を行い、要求に応えるプラットフォームの実現に取り組みます。構築が進んでくると、品質チェックも忙しくなってきます。システム設計書の内容に合致していることはもちろん、標準化ルールに適合したHPEブランドに見合う品質が確保されていることを確認します。

納入

納入

開発を終えたシステムを、お客様に使ってもらえるようにするフェーズです。お客様はもちろん、プロジェクトに関わったメンバー全員にとって、待ちに待った瞬間。納入時にお客様に確認いただき、問題がなければ、システムを本番稼働させ、お客様へのソリューション提供を始めます。

 

ビジネスフローと職種の関わり

■セールススペシャリスト
スケジュール通り納入できるよう万全を尽くします。
最も緊張するのは、本番用システムを利用したテストを行う時。設計通りのパフォーマンスが確認できた時は、ホッとします。あとはスケジュール通りにシステムが納入できるよう、各部門と調整。納入後のアITシステムの保守・運用の担当が決まっていない場合は、HPEに任せてもらうための提案を行います。
 

■システムエンジニア
この瞬間が、しあわせの絶頂。たまりません。
全ての基本となるITプラットフォームの構築を担っているだけに、問題なくテストが終了し、無事に納入できた時は、安堵の気持ちとともに、大きなやりがいと達成感が味わえます。この瞬間を経験するたび、仕事に取り組む意欲が高まります。
 

■サービスエンジニア
一番大切なのは、本番稼働を迎えるこれから。
ハードウェアの搬入から初期設定、初期動作確認などをリード。事前に作成した作業項目や手順書に従って慎重に作業を進めていきます。全てが完了すると、ITプラットフォームの保守・運用を担当するサービスエンジニアにとっては、いよいよ仕事の本番を迎えます。

保守・運用

保守・運用

納入を終えたあとは、運用・保守という形でシステムとの関わりが続きます。サービスエンジニアは主にITプラットフォームの保守・運用を担当します。安定稼働で設計通りのパフォーマンスが維持できるよう、システムを管理。不具合が発生しないための取り組みも進めます。万一、障害が発生した時は迅速に原因を突き止め、いち早くシステムを復旧。同じ障害が起こらないよう、障害予防にも取り組みます。 また、こうした内容を社内にフィードバックし、ITプラットフォームの改善提案を行ったり、お客様から事業強化のためのさらなる要望をいただいたときは、アプリケーションの追加開発の提案も行い、お客様満足の向上につなげます。

 

ビジネスフローと職種の関わり

■セールススペシャリスト
目標は、要求に100%見合ったシステムの納入。
サービスエンジニアと連絡を取り合い、保守・運用の状況を把握します。安定稼働を続け、お客様から「ありがとう」と感謝され、要求に100%見合ったシステムを納入できたと感じた時、最高の気分が味わえます。また、サービスエンジニアからITプラットフォームの改善点などがフィードバックされたり、追加開発に関する相談をもらったら内容を随時検討し、新たな提案につなげます。
 

■サービスエンジニア
24時間365日、絶対に止めない。
HPEが持つ最先端の技術とグローバルリソースを使って常にITプラットフォームの稼働状況を監視し、安定稼働と障害防止に取り組みます。仕事の充実感を味わえるのは、24時間365日止まらないサービスを実現できた時。万が一障害が発生した時は、迅速に原因究明を行い、素早く復旧。こうした活動や事例に基づき、お客様にITプラットフォームに関する改善提案をしたり、セールススペシャリストへフィードバックしたりします。


セールススペシャリスト

お客様の抱える問題を解決に導き、より高い顧客満足度を得るために、社内のプリセールスエンジニアやシステムエンジニア、さらにはパートナー企業とも連携を取り、お客様のニーズに合わせてHPEのハードウェア、ソフトウェア、サービスなど幅広い製品を統合し、総合的に提案していく営業活動を行います。​
お客様のシステム構築の情報を常にキャッチし、新たなるシステム化のニーズを満たすソリューション提案を行います。
受注後のシステム初期設計や納入に関しても、常にHPEを代表する会社の窓口として、お客様の対応に努めます。


プリセールスエンジニア

プリセールスエンジニアは、世界中のHPEのナレッジベースをもとに、最先端のIT技術を駆使して、お客様のビジネス上の課題を解決します。
HPEの最新の製品やソリューションに関する知識だけでなく、競合他社より優位に立つために、競合に関する情報、お客様の業界のビジネス環境などについても熟知しておく必要があります。
 技術的な専門知識とコミュニケーション能力・プレゼンテーション能力を駆使してお客様と信頼関係を築き、受注するまでのフェーズが主な活躍の舞台です。

 

セールスとの違いは?
技術的な知識・スキルを必要とし、技術的側面からセールス活動を実施します。
お客様の課題解決のためにお客様とコミュニケーションをとってHPEの提案内容の詳細まで検討します。セールスでは対応が困難なお客様からの技術的課題と向き合い最適なソリューションを提案したり、技術検証を含め提案の実現性の可否について確認します。


システムエンジニア

HPEの強みであるハードウェアを中心とした、包括的なITソリューションを提供します。システムの企画から運用までを一次請けベンダとして受注することが多く、お客様の将来を見据えたITデザインに取り組むことができます。特にHPE は通信業界に高い優位性があり、お客様にとって最適なシステムを構築し、経営課題やビジネス成長に貢献しています。ITカンパニーとしての知見を活かしながら、日本のお客様とともに様々な課題解決に取り組むことが我々の使命です。社会インフラを支え、常に変革を続けるHPEのシステムエンジニアとして、最先端の現場で活躍してみませんか。


サービスエンジニア

システムエンジニアが主にシステムの基本設計とその細かな仕様を決め導入に携わるのに対し、サービスエンジニアは主に基本設計以降の構築、試験・導入、運用・保守、改善提案を担当します。システム更改の際はセールス、プリセールスエンジニア、システムエンジニアとの協力も必要になり、引合い、提案・見積りの段階から参画します。
担当顧客との長期的なサポートデリバリを通じて築かれた信頼関係から、顧客、社内関係者へ提言・提案活動を実施していく重要な役割です。

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